良月(りょうげつ)の たび日記

美術館、博物館めぐり。アート、カルチャー、資料館、記念館、寺社仏閣、国宝、特別名勝、特別史跡、日本の世界遺産など。神奈川県湘南地区在住 折口良月の日記録。

 

本法寺 等伯 大涅槃図 公開 拝観1 2018年春 大阪・京都桜のたび20

 本法寺 等伯 大涅槃図 公開 拝観1 2018年春 大阪・京都桜のたび20

 はて、どこに行くのか、計画をたてていなかった。どこか特別公開などはないかなと考えた。「そうだ、この時期は本法寺で長谷川等伯の涅槃図を公開していた筈だ。」と思い、向かうことにする。
  地下鉄を鞍馬口駅で降りた。西の方角、本法寺へと歩く。
 
 北側の小さい門を入る。
 
 ↓本法寺の境内を歩く。立派な木造の大建築である。見上げるような瓦屋根が印象的。
   

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 正面の門からの入場ではないため、境内を拝観入口を探して歩く。
 と看板があった。

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庫裡の入口に
長谷川等伯筆 大涅槃図
「特別寺宝展 入口」と表示があった。

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本法寺の由来が書いてある。

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お堂の庭に出る。
庭園も有名だそうだ。

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 庭ごしに、大涅槃図を展示している建物が見えた。
高い建物だ。まるで、唐の時代の楼閣をお思わせるような・・・。

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鞍馬口駅~本法寺(等伯 大涅槃図 公開)へ徒歩移動 2018年春 大阪・京都桜のたび 19

 鞍馬口駅~本法寺(等伯 大涅槃図 公開)へ 徒歩移動 2018年春 大阪・京都桜のたび 19

 はて、どこに行くのか、計画をたてていなかった。どこか特別公開などはないかなと考えた。「そうだ、この時期は本法寺で長谷川等伯の涅槃図を公開していた筈だ。」と思い、向かうことにする。
  地下鉄を鞍馬口駅で降りた。
  西の方角、本法寺へ歩く。
 
 神戸の御影の駅を出たのが、正午過ぎ。食事はせずに移動した。よって、駅の付近でどこか食事をしたいなと思い、「王将」に。鞍馬口駅に近い「王将」は、裏どおりというか、細い道の店舗用建物の1階にあった。

 店内はカウンター席のみのよだった。ほぼ満席。空いている席はないかと、店内の奥に進む。とタバコをふかしている空席の隣に座っているおっちゃんが「ここやで。」と言ってくる。京都のおっちゃんやん。関東風にいえば、おせっかいかな。おおきにと言ったかどうかは、忘れたが着せくする。席の両隣りは狭く、オッチャン達ががつがつ食事をしている。830円のミックス定食を注文する。ニラの肉いため、かかに玉と選べるメニュー。で、かに玉にする。玉子関連の食事ばっかり食べているかに・・・・、ではなくて、「かな。」。スープとごはんがつく。店内はタバコがすごい。容赦なくタバコを吸っている。

 店舗の付近は、細い通りであるが、かつての都の時代からの由緒ある通りではないか?。

 ↓ 晴れてきたぞ。 画像手前には、町屋があったが、写っていない。マンション、店舗、住宅などの混在している地域である。ここが、かつての洛中であるとは画像からでは、簡単に判断できないであろう。何の変哲もないどこにでもある、現代ニッポンの街並みだ。

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 食事の後、更に歩く。10分くらいで本法寺の北側に到着した。公園があり、付近には休憩中のタクシーが何台も停車している。運転手の威光の場なのであろう。先程、油モノを食べたせいか、なぜか、急に腹が痛くなった・・・・。公園に公衆トイレがあったので駆け込む事態に・・・・。天気がよくなったせいかな?・・・(関係ないか・・・)。

 道路からは、壁の内側に立派な瓦屋根の本法寺の庫裡などが見える。
 小さい門を入る。正面の門は南側であろう。 駐車場のようになっていて、車を停めて拝観をしている人もいます。 参拝者専用の砂利面駐車場であろうか。
 
 ↓本法寺の門。付近はお寺が多い。 

 

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神戸 住吉・御影付近 散策2 2018年春 大阪・京都桜のたび18 (神戸特別編)

 神戸 住吉・御影付近 散策2 2018年春 大阪・京都桜のたび18 (神戸特別編)

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 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 昨年は、大阪の「造幣局桜の通り抜け」の桜がちょうど見ごろであったので、メインだったかな!?。今年もほぼ同じ時期の旅となった。
 
※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。

 阪急電車に乗り、阪急岡本駅に。白鶴美術館を鑑賞、見学にやって来た。一通り見た後、館を出て、御影駅に
徒歩で坂を下ってに向かった。
 阪急御影駅からは、上り坂を15分くらい歩いた。帰りは、下り坂なのでラクチンだ。
 ↓ 途中、水車を発見した。

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  ↓ 白鶴美術館の前からの眺望。
 「どんより」とした、花曇り・・・・。大阪湾上空にも厚い灰色の雨雲が停滞している。

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 大阪湾を望む坂道のソメイヨシノの桜並木は、既に葉桜になっている。
 右の建物が白鶴美術館の別館。

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 ほぼ、往路と同じ道を歩く。途中、別の道も歩いてみようかな、とプラプラする。
 と、神戸市指定文化財「乾家住宅」 があった。ガイドブックにも掲載されている、有名な洋館である。見ると空き家になっているが、隣接して下側の敷地に現代様式の住宅がある。

 門は閉ざされていている。洋館の2階部分はよく見えた。

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 住宅と庭園があるようだ。一般公開はされていない。

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  狭い住宅地の道を歩いて下っていく。高級住宅地の持ち主は、神戸という土地柄、貿易関係などの会社経営、医者などの家だろうか。住宅の表札をみると「孫×」や「陸×」などの苗字などもある。
 
 坂の多い土地。俺は、年をとったら、すめないな・・・。既に膝が痛いので・・・。歩くのが辛い・・・。高級住宅地といっても、昔の洋館ばかりではなく、ほとんどは、現代住宅であるが、空家もちらほらある。
 古くからの住宅地は高齢化も着実に進んでいて、高齢、相続などで居住者不在になるケースは相次いでいるであろう。

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 かつてのお屋敷地らしき土地。分割して、分譲かどうかわからないが、販売している。
 視界が開けて、六甲山の上の方向が見えるかな・・・、と思ったが、中腹から上は厚い雲がかかって、山容を見ることは出来なかった。

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 水車がまわっているところがある。 水路があり、勢いよく、水が下がれている。この付近から下流が酒の産地であると解説がある。有名な「灘の酒」である。酒は灘、「はくつぅーるー・・・」のCMでおなじみの白鶴のお酒の名前を冠した白鶴美術館もここにある訳です。



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 「灘目の水車」と説明にある。
 山田太郎車、次郎車と名付けられている。上流には、もっとたくさんの水車があり、名前がついている。88か所あったという。住吉川の上流から水を引いているそうだ。
 江戸時代から、菜種の油絞り、製粉、酒米の精米などに利用されていたと書いてある。
 上流には、湧水がいくつかある。灘の酒が発達した理由がわかった。六甲山のふもと、花崗岩質の地層から、湧水が湧いているのだ。水はけがよい高層な土地である。御影石の産地で知られることは既に書いた。
 夏目漱石も著書の小説「坊ちゃん」で道後温泉がモデルとなった温泉場で温泉浴槽の石のことを「花崗岩(みかげいし)で磨きあげ・・・・」と書いているし。

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 下りは白鶴美術館から徒歩で10分とすこしで、12:00頃御影駅に着く。再び戻って来た。時刻は、昼になった。御影駅の北口には簡単に食事ができるところがないようだ。御影マンションモールはあるが、テナントで入っているのは本格的な高級レストランのようだ。オレが簡単に入ることができるレストランではない。駐車場には、食事にやって来たと思われる人々が入っていく。高級車やタクシーで乗り付けしている。
 12:02 御影駅発の阪急電車で再び梅田方面に出発した。
 



神戸 住吉・御影付近 散策 2018年春 大阪・京都桜のたび17 (神戸特別編)

 神戸 住吉・御影付近 散策 2018年春 大阪・京都桜のたび17 (神戸特別編)

 4/15
 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 昨年は、大阪の「造幣局桜の通り抜け」の桜がちょうど見ごろであったので、メインだったかな!?。今年もほぼ同じ時期の旅となった。
 
※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。

 
 梅田駅から阪急電車に乗る。9:50発の阪急の特急電車。次の停車駅、十三駅からたくさん乗ってくるな。乗換駅であるし。
 特急は岡本で降りる。ここで乗り換えて、普通電車で御影駅へ。神戸市内に久しぶりにやって来た。神戸には観光で来たことは無い・・・・。通過することはよくあったし、今でもある。昔、出張で地下鉄で新神戸から地下鉄で移動したことはあったが、阪急で神戸市内入りは初めてだったと思う。


 ↓ 神戸市 白鶴美術館の前から大阪湾、神戸港の方向。

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 ↓ 阪急 御影駅前。
 神戸は山がせまっていて、海も近い。電車も山側から、阪急、JR、阪神と三本も走っている。三本の線路は、歩いて行くことができるほどの距離だ。海と山に挟まれた狭小の土地に三本の電車は、多いのか、少ないのか。

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 駅前も山が迫っている。斜面地だ。折からの雨模様の天候で、雲が凄い。「うわー、雲が低いよ。」と思った。グレーの雨雲。海から湿った空気が上昇気流に乗って、六甲山から下って来た冷たい空気にひやされて、雲が発生している。雲が山の斜面にかかっている。
 付近は住宅地なのに、雲が生まれているよ。マンションのすぐ上の空で雲が生まれているよ

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東の梅田方面。撮影はしていないが、ひところ冬のオリンピックで有名になったゆずる羽神社の大きな看板があった。

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御影の 駅の 山側におりるが、全く美術館の案内もない。住宅地図の表示がない。防犯上の理由だろう。
白鶴美術館へ住宅地を歩く。

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段々、坂の傾斜がきつくなる。高級住宅地であるが、歳を取った後は、歩くのは大変ではないかと思った。車の運転も道が狭いし、斜面がきついし、大変かも・・・。
傾斜地に洒落た住宅が並ぶ。

そして、白鶴美術館の前までやってきた。

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持ってきた地図によると目の前は住吉川である。
急斜面の側だ。川というよりは、滝のようだ。住宅地の合間をすごい斜面で下っている川だ。六甲山から一気に下っているような感じ。

下流は灘の酒で有名な酒どころであろう。

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橋の拡大。↓
沖合には、大型船が浮かんでいる。神戸港というよりは、現在見えているのは、大阪港やその背後の、泉州方面の山々であろう。

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大阪 梅田付近2 (阪急電車で移動と十三駅)  2018年春 大阪・京都桜のたび16

大阪 梅田付近2 (阪急電車で移動と十三駅)  2018年春 大阪・京都桜のたび16

 4/15
 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 
※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。

  大阪市内梅田。阪急線の梅田駅に。神戸に向かう。
  大阪の人にとっては、ごく当たり前の風景だが、行き止まり式の大きな駅だ。関東近辺でここまで、大きな行き止まり式の私鉄の駅は無いのではないか。あっ、小田急の新宿駅や東武線の浅草駅があるか。でも梅田よりもホームの数は少ない。西武新宿駅が近い規模かな・・・・??。

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 大阪との東西文化論で違うのが、エスカレータの乗り方。本当はエスカレータは停まって乗るものであり、急いでいても歩くことは禁止というが、大阪では左を開ける。つまり右寄せ。ホントに関東と真逆だ。
 しかし、同じ関西でも京都では主に関東と同じで、左よりの右空けだ。

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 どうやら、大阪都市圏でも京都は東京エスカレータ習慣圏。その他は、神戸も含めて大阪エスカレータ習慣圏?。

 最初は、阪急線で御影駅へ。白鶴美術館に向かった。帰りも阪急線に乗る。御影駅発。途中、下車して辰馬考古館に行こうかと迷う。普通で岡本駅を通過。しかし、特急には乗り換えしない。夙川で降りる。ホームでまつ。別の路線のホームが山側にある。別の路線があるようだ。若い人が多く乗り降りしている。時間の関係で、辰馬考古館やめて、またの機会にすることに・・・・。待つこと二、三分して12:10の特急、梅田行きがくる。
 でも、梅田まで行かない。十三駅で降りる。京都線に乗り換えをするべく、別のホームに移って待つ。先に準急が出る。普通が次。その次に河原町行の特急が来たので、乗車した。

 十三駅で降りて、京都線に乗り換え。
 ↓ ちょうど列車が入って来た。


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 一旦、十三駅で乗り換えとはまさに「要衝」ですね。阪急の。宝塚も神戸も京都もここ十三<じゅうそう>だ。


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と、ラッピンク゛電車が。
と「宝塚歌劇団」をテーマにしたと思われるラッピング車両が反対ホームにやって来た。
「阪急東宝グループ」ですからね。

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 列車は走り出す。別の車両には、美しい花?の絵がかいてあるが、うまく撮影できなかった。

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 阪急電車の特急で京都へ。地下鉄に乗り換えして、鞍馬口駅に向かった。

大阪 梅田付近1 (喫茶店 モーニングで朝食)  2018年春 大阪・京都桜のたび15

大阪 梅田付近1 (喫茶店 モーニングで朝食)  2018年春 大阪・京都桜のたび15

 4/16
 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 昨年は、大阪の「造幣局桜の通り抜け」の桜がちょうど見ごろであったので、メインだったかな!?。今年もほぼ同じ時期の旅となった。 
※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。

  大阪市内中心部、梅田にやってきた。本日は、あいにくの曇り、雨模様。神戸方面に行ってをみることにした。
 この日は日曜日なので、サラリーマンなどスーツ姿の人は少ないな・・・、と思いつつ、梅田駅周辺でどこか食事ができるところは無いかな、と探す。なんやかんやで、前日から今朝方まで爆睡したため、宿を出た時刻は9時近くになってしまった。昨日は朝早く出て飛行機に乗ったので眠いは・・・・・・・・・、昨日は歩き疲れるはで全身が疲労しいるは・・・・・。
 名古屋名物、モーニングがあるなら、大阪もあるやろ、ということでモーニングができる喫茶店を探した。
 大阪の方ならば、知っているという人も多いが、阪急の梅田かJR大阪駅の接続口の地下か場所は忘れたが、モーニングサービスのある喫茶店があった。

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 神奈川のように分煙が徹底されていないので、タバコがすごい。子連れではコレないな。隣の席は、50歳位の女性二人だった。姉妹のようである。一人は物凄く体格がよい。一人も体格がよい。二人ともタバコを次々に数ので、オレの服もかなりタバコ臭がついたな・・・・。

 雨がふっているため、傘がかけてある。

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 500円でコーヒー+トースト+サラダ+玉子付であった。コーヒーのおかわりは出来ない。

 他にも同様な店がないかな、と少し探した。「西日本ならあるやろ。」と勝手に仮説を立てたのだ。しかし、ここは名古屋ではない。大阪だ。モーニング付のサービスを提供する喫茶店は無いようだ。
 大阪には「ナゴヤの喫茶店文化は無い。名古屋を中心とする地域の独自の文化である。」と(勝手に)結論付けた。えっと、「ナゴヤ」はアクセントが「ナ」にはない。平たく、むしろ語尾が下がる感じのアクセントで「ナゴヤ↓」

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 梅田駅周辺は朝から混雑している。阪急線の梅田駅に向かった。

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造幣局桜の通り抜け 夜間見学⑤(最終) 2018年春 大阪・京都桜のたび16

 造幣局桜の通り抜け 夜間見学⑤(最終) 2018年春 大阪・京都桜のたび16

 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 ※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。



 昨年は「造幣局桜の通り抜け」の桜が見ごろの時期の訪問であった。昨年と比較すると、今年2018年の見ごろの時期は早かったので、私が訪問したこの日は、花見のピーク、見ごろは過ぎていたかも・・・・。

 21時の閉門も近づいて来たためか、人出は少なくなってきた。雨の中、警備員が「まもなく、閉門時間となります。」と声をあげている。
 写真の左、柵の外は、造幣局の敷地の外である。歩いて来た方向を振り返り、門の外に出ることにした。
 門の外は、川沿いの遊歩道である。遊歩道では露店の電灯がこうこうときらめいている。
 
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 門を出た後、造幣局の敷地内部を見る。少し、高台ととうか、石垣の上に柵がある。
 普段は、造幣局の敷地には入れないのである。桜の通り抜けの数日間だけ、行き来できるということか。


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 さて、大川沿いに歩いてモドる。露店もそろそろ店しまいのところも。

 雨が会って、地面は舗装されていないところもあり、ぬかるんでいる。遊歩道の路面の舗装も所によっては、水たまりがあって、ぐちゃぐちゃ。ゴミも落ちているし。水たまりの水も汚れている。食べ物の捨てたにおいというのか、かなり臭う。

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 造幣局の敷地内部を見上げる。閉門時刻を過ぎ、人の通りも無いようだ。

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 天満橋に戻った。川沿いの遊歩道の露店の様子と造幣局の敷地内を振り返る。
 電飾に葉桜が浮かびあがっている。
 灯りが水面でゆらゆらと揺れている。

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 拡大。大川の上流、藤田美術館や藤田邸跡の公園、川の合流点の方向。

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 拡大。

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 あいかわらず、雨はふっている。
 再び天満橋を渡って、駅に戻った。


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 天満橋駅から地下鉄に乗り、宿に向った。
 (おしまい)

造幣局桜の通り抜け 夜間見学④ 2018年春 大阪・京都桜のたび15

 造幣局桜の通り抜け 夜間見学④ 2018年春 大阪・京都桜のたび15

 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 ※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。



 昨年は「造幣局桜の通り抜け」の桜が見ごろの時期の訪問であった。昨年と比較すると、今年2018年の見ごろの時期は早かったので、私が訪問したこの日は、花見のピーク、見ごろは過ぎていたかも・・・・。

 コイン販売などのテントが出ている付近。雨が強いのであるが、テント内ではしのぐことができる。閉門時間の21時も近づいて来たためか、人出は少なくなってきた。

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 造幣局の資料館(貨幣博物館)の前を通過し、北に。真っ直ぐ行くと、北門の出口。右に曲がると公園降り口、大川沿いの公園に出る。
 

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↓ ぼんぼりに浮かぶ夜桜。

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 目にとまったのが、奈良の八重桜。
 昨年も見た記憶があるが「いにしえの 奈良の都の八重桜・・・・・」の××集??所収の和歌を思い出した、というよりも説明看板に書いてある・・・。
 花は淡紅色で開花が進むと白色になるという。
 

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 奈良の八重桜と種類は違うが、たわわになった八重桜の並木の下を更に進む。寒い。花冷えというか、早春の冷たい雨に打たれるという感覚。
 

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 ↓ うーん、これは奈良の八重桜??。淡いビンクで他の八重桜よりも花は白色である。


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 旧正門の所までやって来た。
 昨年、昼間に来たときはごった返していた。なぜ、ひとがたくさんいる真ん中で門と守衛所のような建物が真ん中にあるのかと思ったものだ(苦笑)。
 ↓ カメラのレンズにも雨の水滴がつく。

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「明治150年記念」の関連として「国指定史跡」の看板が設置されていた。
造幣局旧正門。「創業当時の正門」と解説に書いてある。

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門を出て、すぐのところが撮影。「造幣局旧正門」と石柱が立っている。守衛所の建物がふたつある。真ん中に開放された門扉。


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出口のところ。北門ではなく、川沿いの遊歩道を歩いて、天満橋駅へ戻ることにした。
来た門からでると、駅まで結構遠い。
と、門の横には、新しい桜の木がある。

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 「松前八重寿」の看板。
 「八重桜」ではなく交配させて創った品種のようだ。木は小さいが、桜の花は大きく、ピンク色で目立った。
説明によると「・・・・花弁の数は13から20枚」とある。花弁の数が多いので、花が大きく立派に見えるのであろう。

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「造幣局桜の通り抜け」の通って来た通路を振り返る。
ぼんぼりに照らされる桜並木とお別れする。
また来る日まで。

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造幣局桜の通り抜け 夜間見学③(及び明治150年記念「長州五傑」の紹介展示) 2018年春 大阪・京都桜のたび14

 造幣局桜の通り抜け 夜間見学③(及び明治150年記念「長州五傑」の紹介展示) 2018年春 大阪・京都桜のたび14

 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 ※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。


 天満橋駅で降車して地上へ。
 昨年は「造幣局桜の通り抜け」の桜が見ごろの時期の訪問であった。昨年と比較すると、今年2018年の見ごろの時期は早かったので、私が訪問したこの日は、花見のピーク、見ごろは過ぎていたかも・・・・。
 
 ↓コイン販売などのテントが出ている付近。
 雨が強いのであるが、テント内ではしのぐことができる。閉門時間も近づいて来たためか、人出は少なくなってきた。

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 テントに近づいてみる。テント内に「明治150年」の記念展示があった。造幣局の設置の経緯、歴史などについての展示であった。
 長州出身の政治家、「長州五傑」長州ファイブの肖像写真の展示がある。伊藤博文とあと・・・、井上馨と・・・、忘れた・・・・。長州の政治家の写真。江戸時代の末期、英国に留学した5人の長州人の紹介である。
 他は井上勝、山尾庸三、遠藤謹助である。
 特に「遠藤謹助」はここ大阪の造幣局長を長く務め、現在まで続いているこの「桜の通り抜け」の発案者ということが紹介されているため、「遠藤謹助」を中心に長州ファイブと明治時代初期の造幣局と関係人物の紹介であった。
 欧州視察を経て、大阪の地に近代国家の硬貨を鋳造すべく造幣所を設置することになったというような、解説は、資料館内でのものであり、ここでは5人の初期留学生に焦点をあたて写真パネル展示のみだったかな?。

 伊藤博文は6代「造幣頭」と書いているので、造幣局の責任者だったことが分かった。のちに初代総理大臣になっているので、貨幣を握る者は、国家権力を握る、ということなのかな?。アッチの方面といい、公私ともに色々と活躍されていますね。いやー、希代の人物だよ。

 
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 井上勝は、「鉄道の父の父と呼ばれた」と紹介されている。小岩井乳業の「井」は井上勝ですよね。三菱財閥、東洋文庫の岩崎家とも密接な関係があったのではないか?。
 山尾庸三は、「日本工学会の父と呼ばれた」と紹介されている。
  

 明治時代の大阪の大川のほとり、かつての津藩藤堂家屋敷跡に開設された造幣局の建物と煙突などの写真。川の対岸から撮影したと思われる写真も。
 創設当時の人々の写真の説明も掲示されている。煙突は当時の発電所という。
 遠藤謹助は、集合写真の前列左から二番目の人物と解説がある。お雇い外国人も含めた造幣局、大阪での創業当時の人々の集合写真であった。


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 テントの端のパネル。
 三人いる人物のうちの金色のレリーフ、右側の人物は五代友厚である。
 例の「朝ドラ」でも大変有名になった人だ。

 上の人物は加納夏雄。んん、写真で見る限りヤサ男だな。1円金貨などをデザインした人物として知られる。解説によると明治2年に「帝室御用」となり、「明治天皇の御太刀の装具を彫刻した。」そうだ。「新貨幣の意匠の作成、鋳造、極印製造に携わった。」とかいてある。

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 写真下の人物はウィリアム・ガウランド。明治5年から16年間にわたり造幣局に勤務したと書いてある。
 いわゆるお雇い外国人ですね。

  造幣局の資料館(貨幣博物館)の前を通過。閉鎖されている。
  更に雨が強くなってきた。


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 貨幣博物館の前から、歩いてきた通路を振り返る。
 遠くに大阪の中之島??付近の高層ビルのネオンが見える。 

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造幣局桜の通り抜け 夜間見学② 2018年春 大阪・京都桜のたび13

 造幣局桜の通り抜け 夜間見学② 2018年春 大阪・京都桜のたび13

 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 ※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。


 天満橋駅で降車して地上へ。
 昨年は「造幣局桜の通り抜け」の桜が見ごろの時期の訪問であった。昨年と比較すると、今年2018年の見ごろの時期は早かったので、私が訪問したこの日は、花見のピーク、見ごろは過ぎていたかも・・・・。
 
 笹部桜 かなり散っている・・・・・。

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 桜の花が美しく咲いていると思われる地点で撮影したが、あとでこうして見るとイマイチのところも。


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 桜並木の合間、植え込みが途切れて、通路になっている場所から。
 花の下に入ることが出来るので、美しく撮影できる。
 閉門時間も近づいて来たためか、人出は少なくなってきた。

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 「今年の花」である「大提灯」

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  「今年の花である大提灯」にちなんで、「大提灯」の花のデザインが刻まれた(ここ造幣局で製作の)記念の硬貨セットとメダルを販売していると説明にある。つまり、「今年の花」は事前に選定して、それにあわせて、デザインを刻んだ記念硬貨とメダルを販売するのが恒例のようだ。
 大提灯の花もかなり、散って葉桜になりつつある。
 植え込みの向こう側、柵の里は造幣局の宿舎(民間企業でいう社宅)のようだ。自分の部屋から、今年の花「大提灯」の大きくたわわになった花を鑑賞できるとはなんとも贅沢だ。

 職員宿舎の脇、途中退出することができる「途中おかえり道」の看板を過ぎて、更に歩く。
「途中おかえり道」は職員宿舎の脇から造幣局の建物の間の広場、駐車場のようなところを抜けて、道路に繋がっている。

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 昨年も撮影したかも知れないが「楊貴妃」と名付けられている木。夜空の下、妖艶に咲いている。
 淡いピンク色である。楊貴妃のように天下壮絶の美しさという意味であろうか。

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