良月(りょうげつ)の たび日記

神奈川県 湘南地区在住。折口良月(おりぐち りょうげつ)の神奈川、東京、静岡、山梨、長野など関東近郊地域への行楽、外出。美術館、博物館めぐり。その他国内旅行などお出かけの記録。

2013年11月

 

ふるさと寄付金制度と「御礼の品」 


IMG_0860














(写真は、「ふるさと寄付金」の「御礼の品」。三重県大紀町の大内山アイスクリーム)

 「ふるさと寄付金」を今年初めて行いました。「ふるさと納税」の言葉の方が知られているかもしれません。この制度、創設されて久しいですが、平成25年度より拡充されたそうです。今まで制度自体は知っていましたが、実際にはよくわからずこの制度を利用したことはありませんでした。
 正確にいうと住民税の納付先を出身地などに変更する「納税」ではなく、地方自治体(都道府県や市町村)に対する「寄付金」です。寄附をした次の年の所得税、住民税が(確定申告をすることによって)一定額少なくなる(控除される)ため、厳密にいうと税金の減免や納税先の変更制度ではありません。寄附をした次の年の確定申告で控除の申告をします。しかも、寄附する先は全く自分にとって、無縁の地方自治体でよい。日本全国どこでもよいのです。私も「ふるさと納税」制度ができた当初はこの点を誤解していました。自分や親や祖父母などの出身地や出生地、居住地などでないといけないと思っていました・・・・。
 年末も近づいた11月、マスコミでもこの制度の特集がいくつか組まれました。会社員、公務員(いわゆるサラリーマン)などにとっては年末調整の季節が近づいたためでしよう。自営業や年金生活者は暦年の1月から12月までの一年間の収入をいったん区切って、翌年2月から3月15日までに確定申告をするでしょうから(マスコミも特集を組んだのでしょう)。
 サラリーマンでも医療費控除の確定申告したとがある人は多いと思いますが、これからはこの「ふるさと寄付金」についても確定申告をして税金の控除を受ける人も増えるのでしょうね。
 控除も無限ではなく、上限があります。寄付金のうち2,000円はとにかく控除の対象にはならない、いわゆる「自己負担額」です。
 寄付をすると寄付金額などに基づいてプレゼントをもらえることがあります。寄付金に応じてもらえることもあるし、一律の場合もあるでしようし、ふるさと寄付金の制度はあってもプレゼントは全く無し、御礼の手紙のみ、広報誌一年分送付、またはこれらの組み合わせなど地方自治体によって全く違います。私の場合は、プレゼントの内容は、地方自治体のウエブサイトを見て調べました。
 寄附に対するプレゼントは地域の特産品であることも多いです。食べ物(農作物)や工芸品が一般的のようです。プレゼントは(寄附に対する)「特典」、「感謝の気持ち」、「感謝のしるし」、「御礼」、「御礼のしるし」など地方自治体によっても呼び方が異なるようです。
 税金の納付ではないため、御礼としてプレゼントをすることが可能なようです。この御礼制度は「寄附額の○%まで」などの規制はないようです。(私が調べたところ。もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんが。)そのため、「御礼の内容」は地方自治体によって千差万別なのでしょう。

 このブロクでは以後、ふるさと寄付金に関する言葉について、書き方を統一します。
(自分でも書いていてわからなくなってくるので・・・。)

「自治体」・・・・市町村や都道府県などの地方自治体のこと。つまり寄附をする相手方。
「ふるさと寄付金」・・・「ふるさと納税」は正確ではないようなので、この制度は「ふるさと寄付金」と書き方統一。
「御礼の品」・・・「ふるさと寄付金」に対するプレゼンとのこと。

 このブログでも「ふるさと寄付金」の「御礼の品」を以後、少しばかり紹介していきます。我が家の「苦しい」台所事情や、控除の上限の関係もあるため、たくさんは寄附できませんが・・・。(少ない収入がわかってしまいますが・・・笑)
 寄附はなるべく過去に「行ったことのある地域」や「通ったことがある地域」に所在する自治体をピックアップし、寄付金額に対する「御礼の品」の中身を検討して行いました。
 自宅のある神奈川県から遠い、遠隔地の自治体への寄付金がほとんどです。そのため、神奈川とその周辺地域の日帰りの行楽や外出などを紹介するこのブログではなく、遠くへの旅行記である「折口良月 たび日記-MY GROUND TOUR-」(読み方は、オリグチリョウゲツタビニッキ マイグランドツアー・・・・長い・・・。)のサイト(一応HTML版)で紹介できればよいのですが、なにぶんサイトが完成していない・・・(記事はある程度書いているが)し、トップページはアップしたがいつのまにか消えていまった・・・(笑)ので、やむを得ず(暫定的に)このブログで紹介していきます。

(ふるさと寄付金の制度は、今後頻繁に変更されることが予想されます。自分でよく調べて、最新の情報や制度、規則などに基づいて各自治体への寄附や確定申告を行って下さい。何らかの事故、損失、不利益等があってもこのブログ、サイトでは一切の責を負いません。) 

 

横浜みなとみらい 横浜美術館「横山大観展 -良き師、良き友」観覧

IMG_0839
みなとみらい地区にある横浜美術館です。
本日最終日の「横山大観展 -良き師、良き友」にやってきました。9月に近くのパシフィコ横浜で開催された「マンモス YUKA」に来た際に、会場にパンフレットが置いてあったので開催を知りました。
開催は10月からこの日までのわずか二か月足らず。
 「マンモス YUKA」も最終日に台風の中来ました。今日は秋晴れのよいお天気です。ヨコハマ 最終日観覧の連続状態です。


IMG_0840正面から見上げると美術館は写真に収まらないくらい大きいです。
半円形で四角い漢字の建物。
裏(つまり根岸線の線路側)から見ると、円筒形です。長方形の低層の建物の中心に円筒形の建屋、電車の車窓からも見えるのですが、まるで「原子炉」、原子力発電所のように見えます。特に、写真の左上にも写っている三菱重工ビルの奥(電車から見ると)にあるため、なおさら原子炉に見えてしまうのは私だけでしょうか・・・。



IMG_0838特に三菱の原子炉は若狭湾など関西管内などにあり、四角い原子炉建屋ではなく、円筒形をしているので、東日本の震災以降原子力発電所が映像でよく登場するため、ことさら注意を引くようになってしまいました・・・・・・・。浜岡、泊、柏崎刈羽などの原子炉建屋は箱型(日立や東芝)、 大飯や美浜などの建屋は三菱だったと思います。もっとも建屋はゼネコンが建築しているのでしょうけど。
写真左が円筒形の建物の内部。エントランスは天井の高いモダンなつくり。



IMG_0848
エントランスホールに置かれたパネル。
大観と友人の画家たちの肖像画。
 チケットを買おうと並びました。5,000円札で支払いをしようと財布から出して手に握っていたところ、うしろから来たご婦人が招待券を私に「これあげます。今日までなので持っていても仕方ないので。」と私に声をかけてきました。「本当にいいのですか?」と驚いた私。「いいですよ。」とご婦人は
招待券を入口提示して入場されていきました。
私は好意に甘えて、使用することにしました。


IMG_0832
パネルを上から見たところ。

IMG_0833
同じく、上の階から入口を見る。








IMG_0834一階から二階にかけての階段にあるオブジェ。ギリシアの神殿を模したような建築です。みなとみらいの広い土地と建物を利用して大きく空間をとっています。
 横浜美術館の開館は1989年だそう。まだ新しい建物なので15年くらいかと思いましたが、はや四半世紀近く。当時はだだっ広い空地だったはずです。ランドマークタワーは完成していましたが。
特に桜木町駅に近いほうは昔からビルがありましたが、 横浜駅側はここ10年くらいで急速に建ったような・・・。記憶違いでしょうか・・・。



IMG_0836
このオブジェはダリ作とありました。

 最終日ということもあり、作品の前には切れることの無い人の列。年配の人が一番多いですが、学生らしき人が今まで私が行った上野などの美術館と比べると多いような。大観ということもあり、画を学んでい学生が見に来ているのかと思ったのは勝手な想像ですね。 近代日本画といえば、大観。まずは「大観を見ずして日本画を学ぶこなかれ」といったことなのでしょう。(勝手な推測ですが・・・。)


IMG_0837
ひときわ目立。牛?のオブジェ。








IMG_0846
見学したあと、向いの商業ビルにあるフードコートに来ました。建物の前は人通りは多くは感じませんが、ここは超人が多い。お店も並んでいる。これだけの人がよこここに集まっているなという感じ。これだけの集客はすごいです。
 クイーンズスクエアにも巨大な商業施設があり、ランドマークプラザもあり、よく客が分散しないなと思います。市だけで人口400万人の威力です。
 写真は博多だるま です。


IMG_0841
フードコートの様子。「博多だるま」の店の前に関東初出店と張り紙がありました。
 今年の8月、博多駅ビルのラーメン街で「だるま」が行列していて、食べることができなかったのでリベンジです。
(もっとも、このとき食べた長浜もよかったですが。)
「だるま」はテレビでも取り上げられたので(私も二回くらいたまたま見た)、知名度が上がっているのでしょう。


IMG_0845明太子ごはんとラーメンのセット950円。ごはん大盛り50円で合計1000円。 替え玉は大観展のチケット半券提示でサービスです。しかも。偶然もらったチケットの半券です。
したがって、だるまのラーメンを食べたのは、2010年の博多駅ラーメン街以来3年ぶりとなりました。
写真左下に半券。右上がサービスの替え玉。半券で玉子でもよかった。
(替え玉か玉子の選択制)
炭水化物ばかりでカロリー高そうです。


IMG_0847
ランドマークの
ホムケモンセンターです。








(参考 2013年8月撮影 博多駅ビル内ラーメン街道)
IMG_0628
エスカレータを登った突き当りが「博多 だるま」のラーメン街道店。
写真では並んでいる人は写っていませんが、実際は並んでいて、新幹線の時間の関係もあったので、同じラーメン街道内の長浜ラーメンにしました。

このときの九州旅行の模様はサイト未掲載です。(2013年11月現在。)



IMG_0630
これが、長浜ラーメン。これで700円程度。替え玉150円?(忘れた。)

めんの硬さはふつうでよかとですよ。
高菜がよかです。高菜が絶品ばい。高菜がうまかばい。
(博多弁ふうに。間違っていたらすみません。)

皇居東御苑 三の丸尚蔵館 開館20周年記念「美を伝えゆく -名品にみる20年の歩み-」観覧

秋晴れの日。正午前の東京 丸の内。昼休み?時間のショートツアー?です。
IMG_0818
スタートは東京駅から。
駅舎の改装工事が完成してから1年はたったでしょうか。完成当時からさかんにデジカメを構えて上を撮影している人がいました。何だろうかと天井を見ると、大正時代の当時の天井が復元されたようです。
 今まで写真を撮ったことがなかったので、東御苑に向かう前に撮影しました。



IMG_0819
北側の出口です。
大正当時の天井の下では、現代の自動改札と電光掲示板です。
今日も多くの人が行きかっています。
あと何十年たっても同じでしょう。





IMG_0821
丸の内のビル街を歩いて昼食(など)に向かう、会社員の姿も多いです。
10分くらいで大手門まで来ました。
ここから皇居東御苑に入ります。仕事の合間の背広姿の人も結構多い。昼休みの間の休憩時間の観覧でしょうか。

写真は尚蔵館前の告知です。



IMG_0822
東御苑には三年前の11月に来ました。まる三年ぶりになります。
尚蔵館は皇室の名宝が所蔵されていることは周知のとおりです。教科書の写真が載るクラスの現物がたくさんあります。無料というのはありがたいです。小規模で、開館時間が短いのが不便な点でしょうか。
有名な所蔵品も公開されるのは数年に一回なのでチャンスは見逃してしまいがちです。



IMG_0824
三年前の訪問時は、上の子と来ました。何の展示会だったかは忘れまいた・・・。当時の写真や過去の宮内庁サイト内の尚蔵館のページを改めて見ると、洋画の展示だったようです。
 今回の展示会はたまたまサイトで見て知りました。展示期間が短いので、前期の展示期間は終わっていました。後期の展示もこの24日の日曜日まで・・・。
 今回の目玉は、春日権現絵巻でしょう。前期、後期ともに場面を変えて展示があります。

IMG_0823
 前期の目玉は伝狩野永徳の屏風図や海北友松の絵、西行の書でしょうか。
後期の目玉は宗達、伊藤若沖の絵、王義之の喪乱帖、定家の文でしょう。
若冲の絵は4年前の「皇室の名宝展」東京国立博物館で見ました。確か。展覧会の告知にも使用されていました。
「皇室の名宝展」も一番の目玉は永徳の「唐獅子図屏風」のばすだったですが、見逃して後期に行きました。「後期の男」です。
 写真は館の前にある菊です。秋といえば菊。日本の花といえば菊。皇室の御紋も菊。尚蔵館にふさわしいですね。





IMG_0825展示室は広くないので20分もあれば見ることができます。
(展示品の)宗達の屏風図には、これまた有名な建仁寺蔵の「風神雷神図」に似た風神?様がえかがれていました。
 「風神雷神図」はこの屏風から着想した?、又はこの屏風図にも描いた?
売店で今回は図録を購入しました。
写真は館の前から、丸の内のビルを撮影。外国人参観者も多いです。




 目玉と思っていた「春日権現絵巻」は以前の「皇室の名宝展」東京国立博物館でも見たような記憶が・・。観覧した箇所が違うのかもしれませんが、覚えていません。(苦笑)

IMG_0827
 退出するときは、プラスチックスの入苑票を返却します。私が入るときは、受け取るだけで10人以上の列ができていました。平日にもかかわらず多いです。
 大手門を振り返って撮影。ロシア人らしい女性二人組が写真を撮っていました。





IMG_0826
大手門から丸の内方面。
尚蔵館この展覧会のあとは、年明けまで休館とのこと。
ここの所蔵品は国宝、重要文化財などの指定は一切無し。しかしほとんどが超国宝級の逸品ばかり。国宝、重要文化財などは文化庁の管轄。ここの所蔵品は文化庁ではなく、宮内庁が管理しているため、あえて指定する必要が無いのでしょう。反面、文化財の重要度がわからないため、どれが国宝相当なのか何らかの指標がほしいところです。
 

IMG_0828
永徳の「唐獅子図屏風」をいまだ直接見たことがないため、次の機会をまちましょう。数年に一回程度、どこかの美術館の展覧会などで貸し出し展示はあるようですが。
あとは、後期の「皇室の名宝展」で見た、教科書に必ず掲載されている「蒙古襲来絵詞」の展示があればまた来たいと思います。

再び大手門から東御苑を出て、現実世界に戻ります。お堀の端を歩いて移動します・・・。抜けるような青空です。さあ現実世界で頑張っていきましょう!!
































上野公園 「ミケランジェロ展」国立西洋美術館、こども図書館 訪問

 続いて上野に移動です。浅草を越えて、谷中の方面からアプローチです。まずは、駐車場を探そうとしましたが、上野公園の地下駐車場や京成の地下Pはすでに車の列。少なくとも30分は待ちそうです。昼食時間帯にも近いので、先に精養軒の駐車場に停めて食事をすることにしました。車をターンさせて、不忍池のほとりの道から精養軒の入り口の坂道を上がります。駐車場は空いていました。初めて車で来て気がついたのですが、ここのPはいつもすいています。満車になったことは(少なくとも私持参は)見たことがないです。(というより、多く来たことがない。笑。)公園の隣接地であり、電車で来たほうが便利なので、かえって車で来ないのでしょうか。
 IMG_0815










 子どもは、いつものハヤシライス。以前はカレーがよいと頼んだこともありましたが、辛いのに懲りたのでしょうか。すんなりハヤシライスで納得。(笑)私は、以前注文したランチ定食の姫鯛のソテー?を避けるべく、季節モノ「カキフライ定食」2,100円にしました。12時過ぎには食べ終わり、外に出ました。と、入口ではすでにランチ待ちの行列です。いつも混みますね。 
 再び車を出発させる。いつまも停めるわけにはいきませんので、コインパークを探す・・・・にも満車だったり、うっかり通過してしまったり、上野桜木や根津の台地と坂をぐるぐる行ったりきたり。おまけに、とある道を右折で曲がろうとして、ウンカーを出して減速するとうつろのタクシーかせクラクションを鳴らしてきたり・・・したのでやめて直進を続けて戻るのに余計時間がかかったり。実は、右折禁止の交差点を右に曲がろうとしていました。うしろの、タクシーもあきれていたでしょうね。子どもは「停められないなら(行くのを)やめれば?」と一言。・・・正論です。・・・・。何も言い返すことができません。(絶句)
 やっと上野桜木のとあるPに停めました。国立博物館の西、上野駅からみると裏手にあたります。上野公園まで歩きます。道を一本入ると周囲はマンションやビルが混在する閑静な住宅地。
 DSC08615
 
 








 東京芸術大学の西側にあるコインパーキング。木造の住居も残っています。戦前期や戦後しばらくはもっと閑静な住宅地だったのでしょう。芸大や国立博物館に一番近いコインパークではないでしょうか。本来はここに駐車したかったのですが、当然ながら満車。
DSC08616
と、上空でウイーン音が・・・。宣伝用の飛行船でした。
実際は写真よりも大きく見えます。


今、ブログの文章を書いていて気がついたのですが、飛行船が飛んでいる下にあるビル、ロボットの顔面と両腕のように見えます。
 気のせいでしょうか!? 「ナニこれ~。」(珍百景!?)










DSC08617 旧音楽学校の建物。西側から公園に来ることはまずなかったので、この建物は今まで注目したことはありませんでしたが、重要文化財指定の立派なレトロ建築です。








 芸術大学の美術館では「興福寺仏頭展」が開催されており、多数の人が出入りしていました。本日が最終日です。 紅葉、落葉が彩る公園と見学者でにぎわう美術館。これぞ「文化の秋!」「芸術の秋!」って感じです。この光景、絵になりますな~。
 過去にも同大学所蔵の重要文化財「鮭」の絵を展示する「高橋由一展」など、数多くの展覧会を毎年開催しています。しかし私はまだ見学したことがありません。

 私たちは、国立博物館の前を通り(この前、夜間延長開館の際に来たばかりだが)、本日は国立西洋美術館へ。「ミケランジェロ展」本日が最終日です。(写真は無し。)
 チケットを買うには少し並びましたが、5分程度。以前来た混雑した展覧会のように、何十メートルも行列はありません。
 ミケランジェロ展は、「ロンダーニのピエタ」の彫刻がお目当てです。
 かつて私は見たことがあります。ミラノのスフォルツアコ城の中に展示してありました。ある展示室の中に雑然と置いてありました。(展示室を)歩いて回り、疲れてふとベンチがあり、よっと腰を下ろして、顔を上げると、目の前に置いてあった大理石製の彫刻が「ロンダーニのピエタ」でした。ガラスケースに入っているわけでもなく、ホントに目の前にありました。シーズンオフの時期だったので、このとき、展示室に観覧者は私のほかに誰もいません。係員もいません。静謐な空気がそこには流れていました。500年前に天才彫刻家が残した作品と、現在生きている私と、まさに「一対一」の対峙でした。
 しかし、このたびこの作品に再会しようにも展示はありませんでした。誤解していたようです。このミケランジェロ最後の作品、本展覧会の図録には掲載がありますが、展示リストにはありません。勘違い!?。(終了!=しゅうりょ~。)
 今回の展示品は、フィレンツェにある「カーサ ボナロッティ」からの出品でした。 

DSC08618
イベント広場では「南会津」の伝統芸能を演じていました。









DSC08619

南会津地域の物産展が開催されていました。
桧枝岐村には行ったことはありませんが、会津田島は行ったことがあります。「塔のへつり」がある町です。





DSC08620
 こども図書館外観。子どもを連れてきたいと思っていましたが、ようやく今回が初めての子連れ訪問。
 レンガ造りの重厚な造り。入口は現代風にガラス張りに改築されています。 現在は国立国会図書館の国際こども図書館で、分館扱いですが、もともとは帝国図書館の本館。明治時代建築の本当の歴史的建築物。
 説明によるとのちの時代に増築されているそうです。



DSC08621
内部も欧州スタイル。壁面のタイル、木製のドア、ドア上部のガラス等、写真に写っていない所では階段やその手すりなど非常にレトロな造りです。(レトロとしか説明でない私・・・・。)

改装されておりまだ新しい感じ。年賦によると2000年開館とあるので10年と少し。どうりで以前は知らなかったはずです。



 こども図書館の図書室は1階の1室のみ。思ったよりも狭い部屋。子ども専用の図書室が多数あるのかと思っていましたが・・・。部屋の内部には、児童用の図書が円形(に配置された)の書棚に置いてあります。「子どもが利用しやすい」をコンセプトに、専門家があえて「円形の図書室」としてデザインしたのでしょう。「部屋は四角、本棚は丸。」この部屋の隣は国際コーナーで、世界各国や地域の歴史、地理、文化などの書籍の開架書棚があります。旅行関連の書籍も置いてあり、あの「地球の歩き方」も。ほぼ世界各地の全シリーズがそろっているのではないでしょうか。
 1階の他の部屋や上の階は研究用や会議室、資料室のようで一般利用できません。カウンターに司書は配置されていますが、貸し出しはしていません。書棚の本を開館時間に閲覧するのみです。読み聞かせ会などの企画も開催されていて、子ども達も楽しむことができます。
 「子ども用」の図書館ととらえた場合でも、街の公立図書館の児童コーナーの方がスペースは広いし、書籍数も多いのではないしょうか。都心の上野公園という立地を考えた場合、地元在住の子ども達が気軽に本を読みに来る、という図書館ではないです。「研究用や教職員の研修用施設」といった意味合いが強いです。
DSC08624
駐車したコインパーキング付近の道。上野台地の下、根津方向を撮影。道路沿いはビルが並んでいますが、一本路地を入れば古い昔ながら木造住宅こそほとんどありませんが、閑静な住宅地が。一葉や鴎外など明治の作家の作品の舞台になった地も近いです。





IMG_0816









帰りは、谷中から鶯谷のほうに坂を下り、首都高一号線から乗り、そのまま横浜方面へ抜けて帰路につきました。(写真は、とある交差点から見えたスカイツリー。)


(参考)
フイルムカメラで撮影。ミラノのスフォルツァコ城とドゥオモ前広場。数百年変わらない風景なので、いつ撮影したか不明!?。
2012年01月03日21時51分06秒








2012年01月03日21時51分44秒










(参考)2009年8月撮影。南会津の道の駅からの風景と塔のへつり付近の写真。
DSC06124









DSC06128










 ↓ 南会津地域から北上すると会津若松市です。会津鉄道の芦ノ牧駅にいる「ばす駅長」に会いました。
DSC06212
「選挙広報」ののぼりがあります。「期日前投票」を宣伝していました。
「ばす駅長 選挙広報に貢献(寝てるけど)!?」(笑)
このときの選挙の結果は・・・・、「政権交代」でしたね。





















東京スカイツリー① 下から回廊に登るまで

 スカイツリーが開業したのは、昨年の「金環日食」の次の日でした。それから一年半、今さらながらの「初訪問」です。事前予約はしていません。今日は晴れているので、「景色もよいだろう」と思い、この日に行くことにしました。よくよく考えると、ずいぶん前に予約しておいて、当日、雨、雪、霧などで眺望がきかない場合は、どうすればよいのでしょうか・・・・。
DSC08523









 自宅から車で出発。首都高湾岸線を通り、羽田空港、お台場を通過。一旦、戻るような形で、箱崎から両国方面へウネウネ、首都高を走ります。駒形ランプで首都高を降ります。首都高走行中からスカイツリーが見えているので、方向を迷うことはありません。(もちろん、よそ見は禁物です。)
 到着は午前8時過ぎ。スカイツリータウンの地下駐車場にもぐるように入庫していきます。意外なことにすいていました。しかも、私達の車は本日の入庫、五番目~十番目くらい。ほとんど最初に入庫した車のうちの一台でした。
 地下からエレベータで上に行きます。入口のフロアで降り、チケット売り場をめざします。入場券を買うための行列です。整理券はまだ配布ではありません。
DSC08524









余裕があるように見えますが、実際は行列です。

チケットを買うまでの写真は省略。
エレベータで上がります。速い。
DSC08525











回廊に着きました。エレベータを降りてすぐに江戸の屏風絵の複製があります。すでに多くの人が登っています。
皆「わ~すごーい!!!」と歓声です。

DSC08526










DSC08527










早速、窓で写真をとっています。
DSC08528










上の天空?回廊のチケット売り場へ走ります。(走ってないですけど。つまり急ぐってこと。)



















特別展「京都-洛中洛外図屏風と障壁画の美」観覧と特別ライトアップ 東京国立博物館

 11月に入った最初の金曜日、千代田区内の訪問先を出たのは夕方5時前のことでした。上野駅の公園口を降りたのは5時過ぎ。平日の上野公園は久しぶりです。日没時間もだいぶ早くなりました。あたりは暗くなっていますが、上野公園は人通りも多いです。背広を着た仕事帰りらしき人や学生らしき人、コンサートや展覧会帰りとおぼしき主婦のグループや初老の夫婦など・・もちろん子連れの家族も動物園のほうから続々でてきます。行き交う人の様(さま)は本当にいろいろです。平日夜の上野は昔のお花見の飲み会以来? 東京国立博物館に歩きます。
IMG_0717

IMG_0719


 と、池のほうから音楽が聞こえてきます。金曜日の夜、何かイベントをしているようです。テントもたくさんでています。明るい光が輝いています。歩みを池のほうに向けました。
やはり何かのイベントのようです。ランタン(燈籠)の展示を行っていました。

IMG_0721
前に購入したパスポートの特別展のスタンプが一杯になったのでもう一度
4,000円で購入。(すぐ名前を書くように言われました。記名式です。)
門を入ると、博物館でもライトアップしているようです。本館の壁に絵が投影されています。
 博物館に入場しない人も門の柵の前でさかんに写真を撮っています。

左の写真は、入場して「とーはく君 ゆりのきちゃん」の近くから撮ったライトアップです。

IMG_0723
美術品が次々に投影されていきます。入場者も建物の中に入らず写真撮影をしている人も多い。投影されている美術品は東京国立博物館の収蔵品のようです。
ライトアップを開催しているとは思いませんでした。敷地内でも入館者が撮影をしています。私も適度な(と思われる)場所から撮影を開始しました。





IMG_0724

IMG_0725











 巨大なお面が暮れていく空に浮かび上がったり、優雅な着物の写真が浮かび上がったり、幻想的なイリュージョンです。

IMG_0722
写真を撮った位置から、本館左方向へ視線を転じると表慶館もライトアップされています。優美な洋風建築がいっそう引き立ちます。








IMG_0728
般若の面。能面も浮かび上がりましたが、撮影を忘れました。
私は怒った顔が(家族から)「はんにゃ」と形容されるため、自分を戒める意味で撮影しました・・・・。本当はこんな顔が自分の顔といわれるようであっては困りものですが・・・・(反省)。

そして、風神雷神図の拡大された、風神と雷神が投影されます。
両方の神様は特に投影時間が短く、すうーと映り、すぐに消えてしまいました。まさに風と雷の神。


IMG_0730

IMG_0729












 収蔵品の投影ですから、重要文化財指定の尾形光琳作の風神雷神図屏風なのでしょう。まず、常設展から見学。その模様はまたの機会に。

IMG_0759









 本館の常設展示を見た後、通路を通って平成館へ。
特別展は平日のもかかわらず、金曜日の延長開館ということもありにぎわってしました。展示会にもよりますが、(観覧者数は)土日の昼間と変わらないのではないかと思いました。家族連れはほとんどいませんが、子連れの家族もわずかにいます。
 意外と多いのが、平日の昼間に来ることが可能なリタイア世代の女性グループや夫婦?、男性など。その他の観覧者は、さまざまで、背広姿の男性と女性のカップル?、私服の学生?カップル、50歳以上の仕事帰りのサラリーマン 私服の男子などなど。総じて年齢層は比較的高い。若い女性はあまりいない。高校生など制服の生徒は皆無。つまり、一番多い観覧者層は、(上でも書いたが)土日祝日平日午前昼間午後夜間延長開館時間を問わずいつでも訪問可能な方々です。(私の独断。)
 今回の目玉は、国宝 狩野永徳の洛中洛外図屏風。米沢の上杉博物館に所蔵されているが、ここでも展示は一年のうち限られた期間のみ。この展覧会でも展示は11月4日まで。
 声高に話をしていた観覧者(40歳台と思われる背広姿の男性と、女性の二人連れ)の会話では「外(つまり館外)に出るのは10年ぶり。」だそうです。この人のように、結構展示作品の前で会話がうるさい人もいて、そうした人にかぎって解説にひたってずっと立ち止まっていたり、ひじをつきだして腰に当てて見入るので、他の人の観覧の邪魔になったり、女性の場合、ハンドバッグが人にあたっても全く気にしなかったり・・・・。
 展覧会順路の最初のほうにある、解説映像を見た後、最初に目に飛び込んでくるのは、重要文化財の屏風図。ここが一番人が多い。上記の国宝は、まだ先にあるかと思ったら、その反対側の壁にありました。たしかに人垣ができている、最前列はなかなか進まない。うしろから見る。
 他の屏風図もそうだったが、えかがれている京都の寺社や御所の位置関係が気になり、人の表情にまで目がいかなかった。とくに永徳の屏風図は画面に占める金色の雲の割合が多いので、名所に目がいってしまい、2700人ともいわれる人の表情まで観察できなかったのは失敗だったと反省。
 (以前展示された)清明上河図は横に長い巻物で、横一列で流れるように見たのでまだ人物の様子まで観覧できたが、屏風図は画面構成が大きいので視点が定まらず・・・・。
 次の間は、竜安寺の海外流出した障壁画や二条城の障壁画。二条城でも普段は公開されていないようです。二条城に訪れたとき、部屋はぐるっと巡回したことがありましたが。
IMG_0756
 IMG_0755



















IMG_0760

特別展は一時間くらいで観覧できました。その後本館への廊下を戻り、一階の期間展示などを見て、外に出ました。壁を見上げると、風神雷神図の投影が。間近で見ることができました。


そのご、東洋館で上海博物館の展示を見る。




IMG_0762
時刻は夜8時前。館内に置いてあったパンフによるとライトアップと公園のイベントは10/31-11/4までの期間限定とのこと。夜間延長開館にあわせたライトアップは今日限りということになります。偶然とはいえ幸運でした。
ライトアップも閉館も午後8時まで。公園の池の前のステージでは太鼓のイベントがあったようで、響いてきていましたが、こちらも終わったようです。
博物館を出てもう一度振り返りました。
今年は暑かったとはいえ、11月ともなると夜は冷えます。
フライデーナイトの光のショー。秋の夜長のイリュージョン(幻影)でした。



プロフィール

りょうげつ

カテゴリー
  • ライブドアブログ