
写真は、「ぐんまちゃん家」に置いてあったパンフレット。中之条町。
平成26年、つまり今年の1月、年が明けて「ふるさと寄附金」について総務省(この制度の管轄官庁。いわば総元締め。)が通達を出したようです。
「お礼の品」については加熱気味のたころがあるので、適正に運用すること・・・という主旨です。ただし、上限の規制はしないそうです。有名な阿南町のお礼の品 1万円につき米20kgは、米の代金や発送費用、事務費を入れるとほとんど残らないそうです。つまり自治体にとっての「利益」はほぼゼロ。「地元の農業振興」と「知名度向上」が目的ですね。
写真のパンフによると中之条町では「ふるさとの納税」制度と呼んでいますね。お礼の品は「特典」と書いてあります。この町は、以前某首相クラスの有力政治家の親族が町長を務めていたこともあったと記憶しています。また「ダム建設」で揺れたのもこの町ではなかったでしょうか。(ともに記憶違いかもしれませんが。ともかく、ぐんまは私のルーツのひとつでもありますので関心はあります。)
最近ではこの町に「ふるさと納税」100万円をすると「一日町長」に就任できるとマスコミで紹介されました。実際に就任するかは別として、すでに対象者はいるそうです。
一般的には「感謝券」がもらえます。「寄附額」の50%相当の「中之条町ふるさと寄付感謝券」と地元産の米、野菜、果実等が「お礼・特典」となっています。
パンフにおいて制度は「ふるさと納税」、支払うお金は「寄付額」、そして「寄付金控除」の説明文。たしかに少しややこしいです。(苦笑)