北野天満宮へ。「北野天神」「北野神社」ともいいますね。
上の子が行きたいと行ったので、向かうことにしました。学問の神様だからなのでしょう。
円山公園の地下駐車場を出て、祇園さん前の信号で待ちます。北に曲がります。そして、途中(百万偏?)で西に曲り、御所の北、同志社大学の前の道を北野天神方向へ向かいます。この前年のこと。同志社女子大学の校舎で英検を上の子は受験しましたが、見事に不合格でした。だったら、家の近くで受験すればよかったのに、わざわざ観光先で受験してこのザマで、観光時間が削られただけでした(笑)。
学問成就を祈願しに行く途中に「因縁の場所」を通るには縁起が悪いでしょうか!?。
駐車場に車を停めます。参拝者専用で無料です。時間制限はあったと思います。
↓ 百人一首の額がありました。 百人一首に最近関心があるので、今度は下の子が「クイツキ」ました。
(マンガの影響なのですけどね(笑)。)

百人一首の額。

↓ 境内案内図。 秀吉の時代「北野神社の境内で大茶会・・・・」と「北野神社」と言われていたと思いますが、正式には案内図にあるように「北野天満宮」です。時代を経て呼び方も変わっていると思います。

本殿。説明には「社殿」とあります。国宝指定です。慶長時代の建築のようです。
鈴を鳴らす人が行列しています。

昇殿祈願をしている人も。小学生くらいの子が親と来ているケースも多い。男の子も女の子も。中学受験でしょう。10月下旬ともなれば、受験もそろそろ近づいていますね。年明けの寒い時期に祈願に来てもカゼをひいてしまいます。特に京都は私学も多いので中学受験も盛んでしょう。
七五三はあまり見かけずでした。10月ではまだ早いのでしょうか。

本殿の欄間の彫刻が見事です。まるで聚楽第の遺構にような豪壮な建築をほうふつとさせます。秀吉時代の桃山様式を今に伝える極彩色の彫刻とも言うべきでしょうか。

本殿前の門(三光門) 重要文化財。西本願寺の唐門のような金箔貼り??の豪華な造りです。

先ほどの 百人一首の額のある建物の下で休憩です。
「絵馬所」とあります。てっきり休憩所と思っていました(笑)。 現に長イスがありますので。
慶長時代に建築された歴史ある建物です。京都では最大、最古の規模とあります。多くの人が願いを込めて絵馬をここに奉納したのでしょう。
上の子は御朱印を別の場所でもらっています。その間、ここで休憩しました。(笑) 宝物館は公開していません。11月には公開があるようです。告知では国宝「北野天神縁起」も公開されるようす。以前、東京国立博物館で見たような記憶が、「大神社展」だったでしょうか。それとも別の神社の縁起絵巻だったでしょうか・・・忘れました・・・・。
