良月(りょうげつ)の たび日記

神奈川県 湘南地区在住。折口良月(おりぐち りょうげつ)の神奈川、東京、静岡、山梨、長野など関東近郊地域への行楽、外出。美術館、博物館めぐり。その他国内旅行などお出かけの記録。

2017年08月

 

迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観 と藤田嗣治天井画特別展示3

 2017年8月 迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観 と藤田嗣治天井画特別展示3。

 本館の西玄関から中央玄関に向かって、曲線の通路(廊下)を歩いた。気分は、迎賓館のゲストとまではいかないが、VIPの随行員の気分(笑)。

  柱がたくさんあるスペースに出た。音声ガイドのテープを流す。「ここは中央玄関です・・・・・。」 
 と、一階に登っていく階段がある。前回は2階から見下ろした。今回は中央階段を見上げる。

 ↓ あとで前庭から撮影した中央玄関の拡大。
  窓の際まで行ってのガラスごしの内部撮影はしなかった。

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 床面はトランプダイヤのような模様の石がモザイクに敷き詰められている。音声ガイドによると白い床面の大理石は創建当時のもの。黒い四角い大理石は、宮崎県産?の石とのこと。「碁石海岸」との同じものかなと思った。 元々は違う床面だったが迎賓館として整備する昭和の改修の際にモザイク模様に変えたそうだ。大理石の柱はイオニア式(ではないと思うが)イタリア産?と説明があった。

 下の写真は内閣府ウェブサイトより。 玄関から2階を見る。
  ↓ 「内閣府ホーム」  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮公式Twitter
     (参観最終日の平成29年8月29日現在)

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 中央玄関を見て、二階に階段を昇る。前回来た中庭に面した廊下に出た。 
 東の建物に。「花鳥の間」であった。壁面の「花鳥」の七宝は、いろいろな種類の花と鳥が表現されてある。一番有名なのは、めんどりの七宝かもしれないが、それ以外にも 種類は多い。鳥では「かわせみ」や、名前は分からないが「青い鳥」など様々だ。 
 花鳥の間には2点の藤田の絵が展示されていた。うち1点はぶどうをかかえる女の絵だった。展示リストによると「葡萄畑の女性」。ブドウ畑の絵なので、フランスにおけるワインの産地「ブルゴーニュ地方の風景か・・・」と解説文にある。
 もう1点の藤田の絵は「ポプラ並木が背景にある女性の絵」だった。ブルゴーニュよりも更に北にある、ベルギーに近い地域の風景が背景なのかな?。
 花鳥の間の部屋の内部には、20-から30人の参観者がいる。団体が一組来ていたので多い。カップルで来ている人も二組くらいいる。手をつないで歩いている(暑いのに・・・・。もっとも館内は冷房が効いている。)。

 (二階の)晩さん会の会場、花鳥の間をあとにして、廊下を歩く。近くの中庭沿いの部屋。「彩鸞の間」(さいらんのま)に入る。前回は、最初に入った部屋だ。だから、よく覚えている。音声ガイドがあるので、前回のように「カセットテープ」を流しての案内は無い。説明の係員もいるので、音声ガイド以外の解説も聞くことが可能だ。 
 外国要人の接遇などの写真の展示がある。前回来たときと違う写真の展示があった。その後来日した外国政府要人の写真ですね。

 「彩鸞の間」を(前回とは逆の通路で)東から入り、西から出ると玄関上の2階ホールに出た。
 階段上の二階部分の手すりや支柱の柱は大理石。「フランス・ロッソ」だったか、大理石の説明を音声ガイドで聞く。壁面にも大理石の壁がある。壁面の大理石が「フランス・ロッソ」だったかな?。柱の大理石はイタリア製の 大理石だったかな?。1階の玄関ホールも大理石なので、産地の解説はあったのだが、忘れた・・・・。
 階段上の壁面にも画がある。降りるときは「夕日のあたる風景」の画を見る。1階から入って来るときは、階段を昇るので、2階の玄関正面の上部壁面には「朝日のあたる風景」が描いてある。来るときは「いらっしゃい」 帰りは「よくお越しくださいました。」と言う意味だそう。いや~、すごい配慮だ。日本流の「おもてなし」だなあ。
 朝日の間は 展示上画などが修理中で入れない。テレビを置いて 映像での紹介。

 ↓ 前回見学時に入手した「迎賓館」パンフレットの写真(2009年 池田彰久氏撮影)から。
   二階大ホールから見下ろした中央階段。
  今回2017年8月の公開時の見学コースでは、写真の奥から手前に歩いて階段の手すりの大理石や豪華な照明を見ながら歩いた。
 注目すべきは、階段上の壁面上部の画。「夕日のあたる風景」が描かれている。音声ガイドの説明にあった「お見送りするとき」の絵だ。

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 ↓ 中央玄関と二階大ホールの写真。内閣府ウェブサイトより。 
 「内閣府ホーム  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮  >  迎賓館赤坂離宮写真集」
  のページに掲載。(前回、試験公開で見学した当日の平成28年2月18日現在) 

 実際見た光景に近い照度。パンフレットの写真は写真機の露出の関係で白熱電灯のオレンジ色が強調されて写っている。回廊の柱の緑色が、どこかイタリア・ルネサンス時代のイタリアの教会建築を思わる。
 「フランス・ロッソ」の石の柱は、写真の更に奥 階段の上の部分に使用されている柱の石だった。 

 
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 今回は、2階玄関ホール付近は、ロープで規制されておらず、比較的自由に見学できた。
 「朝日の間」の前の扉は閉まっていた。現在は工事中で見学が出来ない。小磯良平の作品2点はそのままだった。絵の題名は「音楽」と「絵画」である。音声ガイドでは「・・・・・20号のカンバスの大きな絵で・・・・・小磯良平画伯の作。・・・・・・・・・・・・・・迎賓館に改装する際に依頼を受けて画伯が1年をかけて制作した。「絵画」は左から光が差し込んでいる。「音楽」は演奏している人、聞いている人、何も楽器をもたずすわっているのみの人など色々な人物が描かれている・・・・・・・。」と説明があった。
 迎賓館の内部よある藤田画伯の絵は、寄贈されたもの。小磯画伯の絵は、迎賓館として改修する際に新たに制作したもの。共に知り合いであった二人の画伯の作品の迎賓館への所蔵経緯は対照的だ。

  朝日の間については、天井画などが修理中だそうだ。テレビを置いて映像での紹介があった。

 ↓ 中央玄関ホールから朝日の間への出入り口の写真。内閣府ウェブサイトより。 
 「内閣府ホーム  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮  >  迎賓館赤坂離宮写真集」
  のページに掲載。(前回、見学した平成28年2月18日現在) 

 一階の中央より入り、玄関の階段を昇ると、この入口にまっすぐに着くことになる。
 更に進むと「朝日の間」です。今回は扉が閉まっていた。

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 朝日の間の脇の廊下を進む。2か所ある中庭のうち、西の中庭を見ながら、次の部屋へ。「羽衣の間」だ。すっかり覚えたぞ。迎賓館2階の部屋の配置を(笑)。
 
 

迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観 と藤田嗣治天井画特別展示 2

 2017年8月 迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観 と藤田嗣治天井画特別展示 2

 迎賓館本館の内部に入る。前回と入口は同じ。

↓ 本館に入る。西側の入口より中へ。
  音声ガイドの案内。順路が書いてある。

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 今回は、順路が異なり、「西玄関」に廊下を歩く。途中階段があるが、二階の「羽衣の間」(オーケストラボックスが附属している部屋)から降りて来る階段だったと思う。
 館内の廊下という廊下には、係員が至るところに配置されている。むやみに館内の装飾、廊下の窓のカーテンや手すりなどに触ったりしないように配置されているのであろう。
 最初の フジタの絵が1点ある。女性二人を描いた絵だ。展示リストには書いてある。6点すべて1935年、昭和10年の制作である。
 絵の背景にはオリーブなど緑豊かな木々と大地が描いてあるので、暖かい地域かなと思った。フランスの景色なので、地中海沿岸地域かなと思ったが、やはり「南フランス・プロヴァンス地方の・・・村」と説明文にあった。
音声ガイト゛には藤田作品の解説は無いので絵の傍らには係員が立っているが、監視係であり、絵の解説をする訳ではない。

 ↓ 下の写真は内閣府ウェブサイトより。
    「内閣府ホーム」  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮公式Twitter
     (参観最終日の平成29年8月29日現在)

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 内閣府の写真では、だれも写っていなくて、無人であるが、実際の公開時は、絵の前は見学者が10人くらいいた。 絵の展示がある場所は、西玄関の「入口の間」のところなので、玄関の窓から外の庭が見えた。奥が曲線の通路(廊下)になっている。
 西玄関から前庭に面した通路(廊下)を通る。曲線の通路だ。通路に面してドアは全くない。つまり、通路のみで面した部屋は無いのだ。私はてっきり、部屋があるのかと思っていたが、前回の公開で来たときに「通路のみ」の事実を発見し、今回実際に歩いてみて、本当に通路のみだと「視認」した(笑)。つまり、迎賓館の特徴といえる扇のような曲線の内側は、西と東の端の玄関から入り、中央玄関へ行くため「だけ」の通行路だったのだ。

    下の写真は内閣府ウェブサイトより。
  ↓ 「内閣府ホーム」  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮公式Twitter
     (参観最終日の平成29年8月29日現在)
 西玄関からの通路。緩やかな曲線の廊下だ。 

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 通路は赤じゅうたんが敷いてある。壁の白い色はしっくいとのこと。
 じゅうんたからはみ出ることは禁止。壁などを触ることは禁止。窓にはレースのカーテンがかかっているが、カーテンを開けて外の優美な前庭を見ることも禁止。赤いじゅうたんの上を歩くのみ。じゅうたんから手を出すことは許されないのだ。
 
 ↓ あとで前庭から撮影した西玄関の正面。左に向かって、曲線の通路を歩いた。 

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 内部撮影は禁止。よって、私が撮影した写真はありません。内部の写真は内閣府サイトからの転載です。
 見学した主な部屋は、中央玄関の1階と2階の内側スペースと前回見学した部屋3つでした。



迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観 と藤田嗣治天井画特別展示 1

 2017年8月 迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観 と藤田嗣治天井画特別展示 1
 
 国宝に指定されている「迎賓館赤坂離宮」の参観(管理する内閣府によると一般公開ではなく「参観」と呼んでいる。)に再び行きました。前回訪問は無料の試験公開であったが、その後昨年度(平成28年度途中)から有料による参観が開始された。有料公開の参観に来るは初めてだ。

 この夏に再び「藤田嗣治天井画」が特別展示され再び公開されたので、参観に行くことにした。この夏の「藤田嗣治天井画」公開期間は、8月11日祝日から8月29日まで。事前に抽せんがあるというので、内閣府のサイトから申し込みした。昨年のレベンジを果たすべく。
 昨年の12月のクリスマスの時期に藤田嗣治天井画が初公開され、夜間公開とライトアップが実施されたが、整理券をメールで申し込んだものの、外れたらしく返信は来なかった。あのときは、申し込み受付のウェブサイトから送信するメール自体が発信されていなかったので、「外れた」のではなく、そもそも申込み自体が出来ていなかったのだ、きっと(笑)。
 今回「夏の公開」はメールの返信が来て、整理券(参観証)を入手できた。入城料は特別料金で大人一人1,500円。通常は1,000円だが、藤田嗣治天井画特別展示期間は500円高くなっている。

 しかし、内閣府の迎賓館参観案内ツイッターによると、今回の藤田嗣治天井画特別展示は、実際に公開が始まると混雑している訳ではなく、抽せんの結果当選した参観証が無くても参観できるようだ。予定よりも申込みが少なかったので、抽せんは「なし崩し」になったのだ。何だ、せっかく当選の確率をあげるために平日を指定して申込みしたのに・・・・。 「真夏の暑い時期だし、お盆期間にかかるので申し込みが少なかったのかな?。」と感じた。
 よって、参観証の指定日時とは全く別の日に訪問することにした。

 ↓ 迎賓館の前庭(北庭)を囲む柵を見ながら、迎賓館の西門へ。歩道を壁沿いに歩く。同じく参観に向かっている人がちらほらいる。警備や案内の人が壁沿いの歩道にもいるので西門付近の写真は撮っていない。
 この日の天気は私の自宅周辺では曇天で夏としては比較的涼しかった。都心まで来ると晴れていたが、真夏のカンカン照りではなかった。気温は29度~30度くらいはあるが「入道雲もくもく」という酷暑では無かった。
   
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 西門から入る。厳重な警備は相変わらず。この日は真夏の日の訪問であったが、前回の一般公開(無料の試験公開)は、真冬の2月ことだった。ちようど1年6か月ぶりの訪問だ。
 西門を入ると自動車の音がゴーっと響いてくる。首都高の×号線だ。前回書いたが、トンネルの上が迎賓館の庭園や敷地とは、まさか思いよね~。ちょうど排気口の役割を果たしているようだ。

↓ 首都高の橋の上付近から、セキュリティゲート付近の様子。


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 ↓ 橋の先に、警備場があった。前回と同じくテントの下。セキュリティチェックを実施している。
   前回はテントの下まで列を作って順番に検査を受けたが、既に通年で有料公開されているためか混雑していないです。

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 テント内の列は無い・・・。並ぶ人はいない。猛暑ではなすが、テント内は暑いな~。前回は真冬だったので、警備員と係員は紺の制服の上にコート着用だった。今回は真夏なので、係員は白いシャツ、ブラウスの軽装。
 セキュリティゲートが二台あった。

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  前回も書いたし、京都迎賓館の記事でも書いた記憶があるが迎賓館の警備は、皇宮警察の管轄かな?、と誤解しがちだが、皇居や御所とは異なり宮内庁の施設ではない。内閣府の管轄なので警備するとしたら一般の警察になる。

 セキュリティゲートの係員は、警備会社の制服を着ていた。この夏に羽田空港を利用したのだが保安検査場で 「Pー!!」と鳴ったので、その反省を生かしスマホはきちんと外して(笑)、別のカゴに入れる。ゲートをくぐるが、警報はならなかった。エックス線装置で手荷物は透視だ。

 セキュリティゲートを通過すると無料ロッカーがある。自動券売機があった。1000円札しか使用できない。今回は1500円である。5000 10000紙幣は、高額紙幣用の窓口が一個あるとので、そちらで直接買うことになる。
 販売機も「1500円」に値段のボタンが変わっている。今までは1000円だったが、8/11から8/29の火曜日までは
特別料金だ。「フジタの絵」6点の鑑賞料かな(笑)。



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↓ 案内マップが設置されていた。

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↓ 検査を終え、入場券を購入し、本館へ向かう。常緑の松、楠が植えられています。巨木です。
 係員は全員白いシャツかブラウス、黒いスーツのズボンまたはスカート着用で統一されている。


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本館に向かう途中の木々。

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 西の入口から本館に入ります。前回も入ったところ。現在は有料公開なので入口の前で券を確認される。内部は撮影禁止。カメラはしまうように指導される。私は、スマホを首かけでさげてポケットに入れていたが、カバンの中にしまうようように言われた。音声ガイドを借りることにした。しかし通常の本館参観の音声ガイドであり今回の「藤田嗣治 画伯 天井画6点 特別展示」のガイドは無いそうだ。
 迎賓館参観のパンフレットと「藤田嗣治天井画特別展示期間限定 絵ハガキ」1枚、藤田作品の展示リストを渡された。絵ハガキは今回期間中だけの特別配布だ。
 


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