2018年12月 刀剣博物館 企画展「諸国漫遊-多彩なるお国拵と日本刀5ヶ伝を巡る旅」 鑑賞1
2018年、平成30年は12月に入った。恐らく、今年最後のお出かけかな。
刀剣博物館に向かった。刀剣「美術館」ではない。初めての訪問である。以前は、代々木にあったが、東京は墨田川の東の両国に移転した。代々木時代は、明治神宮にも程近い、参宮橋が最寄駅であったようだ。「ポニー公園」などに子供を連れて来たこともあったが、実は刀剣博物館とも近かったらしい・・・・。
今年(2018年)は、京都国立博物館での特別展「京のかたな」にも行った。もっと早くに刀剣に興味を持てばよかった・・・。遅すぎたよ「刀剣男子」としてのデビューが・・・。
電車にて両国駅へ。駅を降りる。国技館の前を通過して、博物館の方向へ。首都高の高架に沿って歩く。と目の前に旧安田庭園の入り口がある。無料であったので、園内を通って博物館に向こうことにした。
旧安田庭園に来るのは、久しぶりだ。
この日の14:25頃、公園内を通過した後に博物館に入る。
刀剣博物館の建物は、庭園のすぐ横にあった。かつて、同じ場所にあった旧両国公会堂のオレンジ色の外壁ではないが、丸い尾根の目立つ、コンクリート壁の建物。
ただし、庭園から博物館には直接には入れない。一旦外に出る。しかし、庭園と博物館の敷地を結ぶ、新しい通路、通用門までできている。
丸い屋根が特徴的な旧両国公会堂の建物を改修して建築したのかと思っていた・・。しかし、目の前の刀剣博物館の建物はコンクリート打ちっ放なしの真新しい建物・・・・。
大改装は誤解であり、一旦解体して、新築したのだと理解した。
内部に入る。1階はロビーだけのようだ。真新しい建物。受付のハイテーブルと小さい売店、休憩コーナーがある。刀剣に関する紹介コーナーがある。
受付で入館料金の1000円を支払う。千円札1枚なので、ちょうど支払いやすい。若い女の子が受付にいる。まさに刀剣女子を採用したのかと思う係員。もう一人の女性係員は30歳以上かな。いずれにせよ、刀剣女子世代だ。「展示室は3階です。」と言われる。
売店は書籍の販売が中心だったような。 昔の図録 「〇〇集大成」というタイトルだったか忘れたが、値段は55000円くらいの書籍もあった。
展示室は、1Fにはないようだ。係員に指示された通りにエレベータで3Fにいく。
展示の室内に入る。ここで入館券を見せて、半券は回収される。ここには初老の男性係員がいて、半券をちぎって回収している。昔からの刀剣博物館の職員といった感じ。
入室する。と、人が多い・・・・・・・。「えっ、こんなにいるの??」というかんじ。室内を見ると全部の展示品のガラスの前に人がいるくらいの入館者数・・・・。
展示室は、3Fの1室のみであった。長方形をしている。
展示室の中ほどの平展示ケースには、拵(こしらえ)や鍔などが展示されている。
刀身のみは、撮影可能だった。しかし、刀身以外の刀装具などは撮影禁止。
鍔は「金工」のジャンル。鍔の技術は、薩摩などでも発達したそうだ。庄内でも栄ええたそうだ。説明では「酒井氏が(庄内に)入部したから」刀装具などの金工技術が発達したということが書いてある。
壁側のガラスケースを展示室の入口に近い方から、順番に見て行く。最初は「拵」こしらえの展示である。最初のガラスケースの展示コーナーの半分弱くらいのスペースを拵が占めている。これらの「こしらえ」などは撮影禁止だ。
この夏に訪問した庄内の致道博物館所蔵の 拵 (こしらえ)が二点展示してあった。
↓ 刀剣博物館入口とロビーの様子。