羽田に引き続いて上野に移動しました。
 本来の私の目的はこちら。しかし、下の子にとっては興味なし。ブータレていました。
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 真夏の上野は熱気で蒸しかえしています。いや、暑い。これだけ暑くても上野の動物園は17時で閉園。この日は動物園に行く時間までは無く、博物館で時間切れとなりました。行ったとしてもこの暑い中、動物園はキツイ。夜間開園もあるのでしょうか? あったらいいのに。(汗だく。)

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平成館での特別展。この暑いさなかに書の展示を行って劣化しないかは私の心配することではありませんが、冷房は節電の影響できいていないかと思いますが、結構効いていて涼しくて助かりました。冷房の設定温度をあまり温度を上げると「暑い、暑い!」と苦情もあるのでしょうか。





 なぜ8月4日の見学にしたかというと、一番国宝の展示が多い(と自分で分析した)期間だからです。7/30(火)に始まり、この週8月4日(日)までの6日間です。個人のブログなどを拝見すると、今回は特に展示替えが多いため、目的の展示見るため二回以上訪問した人も少なくないようです。
 注目は、藤原道長の「御堂関白記」。暦のウラに書かれていると高校の日本史で習ったことを思い出しました。ただし、公開は一部のみ。国立博物館のサイトで過去の展覧会の情報を見ると、5、6年前の「陽明文庫展」でも展示されていますし、京都国立博物館では14巻展示という大々的に公開もあったようです。今回は本来期間限定だったが、世界記憶遺産に登録されたため、巻を変えて全期間公開となったようです。
 平家納経は、前回大神社展でも見たことがあります。源氏物語絵巻は、名古屋の徳川美術館で見ました。同じ部分だったかは忘れました。あとは三蹟。三人の国宝指定すべてを見るには二回以上見学が必要ですが、私は一回の訪問でよしとします。
 やはり陽明文庫の所蔵品が多い。つまり藤原氏の嫡流にして五摂家筆頭近衛家伝来のコレクション。さすが古代から続く日本最高の貴族の家柄。お宝もハンパないです。
 夕方5時前に上野の地下パーキングを出発。1時間程度で帰宅。上の子はかえってきたばかりだった。電車利用よりもがぜん早くてびっくり。