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(写真は、「ふるさと寄付金」の「御礼の品」。三重県大紀町の大内山アイスクリーム)

 「ふるさと寄付金」を今年初めて行いました。「ふるさと納税」の言葉の方が知られているかもしれません。この制度、創設されて久しいですが、平成25年度より拡充されたそうです。今まで制度自体は知っていましたが、実際にはよくわからずこの制度を利用したことはありませんでした。
 正確にいうと住民税の納付先を出身地などに変更する「納税」ではなく、地方自治体(都道府県や市町村)に対する「寄付金」です。寄附をした次の年の所得税、住民税が(確定申告をすることによって)一定額少なくなる(控除される)ため、厳密にいうと税金の減免や納税先の変更制度ではありません。寄附をした次の年の確定申告で控除の申告をします。しかも、寄附する先は全く自分にとって、無縁の地方自治体でよい。日本全国どこでもよいのです。私も「ふるさと納税」制度ができた当初はこの点を誤解していました。自分や親や祖父母などの出身地や出生地、居住地などでないといけないと思っていました・・・・。
 年末も近づいた11月、マスコミでもこの制度の特集がいくつか組まれました。会社員、公務員(いわゆるサラリーマン)などにとっては年末調整の季節が近づいたためでしよう。自営業や年金生活者は暦年の1月から12月までの一年間の収入をいったん区切って、翌年2月から3月15日までに確定申告をするでしょうから(マスコミも特集を組んだのでしょう)。
 サラリーマンでも医療費控除の確定申告したとがある人は多いと思いますが、これからはこの「ふるさと寄付金」についても確定申告をして税金の控除を受ける人も増えるのでしょうね。
 控除も無限ではなく、上限があります。寄付金のうち2,000円はとにかく控除の対象にはならない、いわゆる「自己負担額」です。
 寄付をすると寄付金額などに基づいてプレゼントをもらえることがあります。寄付金に応じてもらえることもあるし、一律の場合もあるでしようし、ふるさと寄付金の制度はあってもプレゼントは全く無し、御礼の手紙のみ、広報誌一年分送付、またはこれらの組み合わせなど地方自治体によって全く違います。私の場合は、プレゼントの内容は、地方自治体のウエブサイトを見て調べました。
 寄附に対するプレゼントは地域の特産品であることも多いです。食べ物(農作物)や工芸品が一般的のようです。プレゼントは(寄附に対する)「特典」、「感謝の気持ち」、「感謝のしるし」、「御礼」、「御礼のしるし」など地方自治体によっても呼び方が異なるようです。
 税金の納付ではないため、御礼としてプレゼントをすることが可能なようです。この御礼制度は「寄附額の○%まで」などの規制はないようです。(私が調べたところ。もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんが。)そのため、「御礼の内容」は地方自治体によって千差万別なのでしょう。

 このブロクでは以後、ふるさと寄付金に関する言葉について、書き方を統一します。
(自分でも書いていてわからなくなってくるので・・・。)

「自治体」・・・・市町村や都道府県などの地方自治体のこと。つまり寄附をする相手方。
「ふるさと寄付金」・・・「ふるさと納税」は正確ではないようなので、この制度は「ふるさと寄付金」と書き方統一。
「御礼の品」・・・「ふるさと寄付金」に対するプレゼンとのこと。

 このブログでも「ふるさと寄付金」の「御礼の品」を以後、少しばかり紹介していきます。我が家の「苦しい」台所事情や、控除の上限の関係もあるため、たくさんは寄附できませんが・・・。(少ない収入がわかってしまいますが・・・笑)
 寄附はなるべく過去に「行ったことのある地域」や「通ったことがある地域」に所在する自治体をピックアップし、寄付金額に対する「御礼の品」の中身を検討して行いました。
 自宅のある神奈川県から遠い、遠隔地の自治体への寄付金がほとんどです。そのため、神奈川とその周辺地域の日帰りの行楽や外出などを紹介するこのブログではなく、遠くへの旅行記である「折口良月 たび日記-MY GROUND TOUR-」(読み方は、オリグチリョウゲツタビニッキ マイグランドツアー・・・・長い・・・。)のサイト(一応HTML版)で紹介できればよいのですが、なにぶんサイトが完成していない・・・(記事はある程度書いているが)し、トップページはアップしたがいつのまにか消えていまった・・・(笑)ので、やむを得ず(暫定的に)このブログで紹介していきます。

(ふるさと寄付金の制度は、今後頻繁に変更されることが予想されます。自分でよく調べて、最新の情報や制度、規則などに基づいて各自治体への寄附や確定申告を行って下さい。何らかの事故、損失、不利益等があってもこのブログ、サイトでは一切の責を負いません。)