12月に入り、年の瀬のあわただしい時期ですが、突然出かけることにしました。
着いたところは、江戸東京博物館。下の子は二回目の訪問。前回は上と下の子を連れて三人できました。今回は下の子と妻と三人で行きます。車の場合、自宅からの道順はスカイツリーへの道とほぼ同じ。首都高速の最寄ランプもスカイツリーと同じく「駒形」。ここで下り、両国方面へ南に戻る恰好になります。遅い出発だったのですが、博物館の駐車場も空いていたのですんなり停めることができました。
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駐車場から博物館1階の入り口はすぐ。電車の場合、両国駅から歩いて、国技館の脇の通路を抜けて少し歩くのが大変ですが、車の場合、ほとんど歩かなくてよい。






 チケットを購入し、先に1階で開催している「モースの見た庶民のくらし」の展覧会を見学。会期は本日まで。モースといえば「大森貝塚」。モースは、複数回、来日して滞在していましたので定住したわけではない。それでも通算で4年あまりの日本滞在。二回目は妻子同伴できています。意外と明治初期のお雇い外国人は滞在期間が短いです。長崎のグラバー邸で有名なグラバーは日本人妻を娶っていますが、このような人は少数派なのでしょうか。分かりませんが。当時の欧米人にとって日本は未知の国であり、お雇い外国人の滞在は短期間がよいと考えていたのでしょうか・・・・。
見学後、常設展へはエスカレーターで登ります。(上の写真)
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入口のおなじみ「日本橋」。
本日までの企画展示が開催されています。







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企画展示は「幕末の江戸城と大奥」
あの「篤姫」の着物の展示もありました。
(特に私は、篤姫にこだわっている、といわけではありません。時にこのブログで言及していますが。)














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昼食のピーク時間帯は過ぎたので、そろそろ食事に行くことにしました。
7階にある和食レストランに行きます。
準備ができるまで少し待ちました。待合席にガラス窓があり、常設展のフロアを見下ろすことができます。

写真は日本橋のたもとですね。
橋の向こうに明治の東京の街が・・・。









DSC08699席はカウンターにしました。国技館方面のの眺め。雲は多いが、晴天です。14時に近い時間帯ですが、お客は多い。そして、客層が非常に高い。(年齢層が、です。)家族連れもいますが、少数。明らかに70歳以上の男性が、しかも1人で食事に来ていたりします。別に悪いことではありませんが、おひとりさまのリタイヤ世代が日曜の昼食で他に行くところは無いのでしょうか?。(行きつけの個人営業の店が日曜なので休みなのかも?)




DSC08701ざっとみて、客層の平均年齢は60歳どころではない。少なくとも65歳以上!?。「高齢者」の定義は65歳以上のはずなので、ここでも「少子高齢化」の縮図が見られました。
写真は私が食べた、あなごとごぼうの鍋御膳。量は少ないのですぐに食べてしまいました。

このあとは、下の子は、レストランと同フロアにある図書室で少しばかり読書。(学研の歴史マンガを!!。笑。)



 先の震災後、初めて江戸東京博物館に来ました。常設展示では、関東大震災の展示もあります。意外に展示を広くとっていたのが、幕末の安政地震の被害です。震災前(の訪問時に)はこれを意外に思い、知られていないがこれだけ展示をしていることは、当時としては相当の大地震であったのだな、と感じたものでした。(あとからは何とでも言えますが・・・・。)意外と幕府滅亡の一因でもあったりして・・・とも考えました。(私が仮説をたてても仕方ありませんが・・・・苦笑。)安政地震は、江戸直下の地震で、南海地震と連動して発生したことは、先の震災後よく指摘されるようになりました。防災計画も安政のふたつの大地震にも基づいて見直しされたと思います。それだけにこの地震に関する展示は東日本大震災後、改めて注目しないといけないと思います。

 続いて、上野に移動。公DSC08704園地下のパーキングに駐車できました。

上野公園の大道芸。ハイカラさんでしょうか!?。
















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イチョウ並木の葉はかなり落葉していますが、残っています。まだ秋を感じることができます。これから、クリスマスにかけて急速に「冬」の装いになるのでしょう。













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と、公園の広場でイベントを開催していました。
三重県は「伊賀市」のイベントです。時刻は夕方4時。ほとんど終わっていました。
伊賀といえば、忍者。かわい~。忍者さんです。ニンニン。





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伊賀牛などの出店がありました。
まだ開いている出店もあったので、伊賀牛ドッグを買いました。





DSC08712伊賀牛ドッグ。600円。
今年の1月、伊賀を通過しました。そのときに伊賀牛ではなく「トマトオニオン伊賀店」で食事したのみだったので、いわばプチリベンジです。
今から思えば、伊賀牛の店の前を通過していました。もっとリサーチしていればよかった・・・・。
ドッグは、下の子がすべて食べてしまい、味わうことはできませんでした。(泣)



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伊賀にちなんで、忍者衣装の集団です。
が、このテントのイベントもすでに終わっていました。







 このあとは、忍者ではなく、東京国立博物館を(また)見学。(笑)。妻はアメヨコへ。この日まで展示だった国宝室の「観楓図屏風」のみ見て、早めに切り上げ。あと下の子のために「例のピサ゜」を食べさせてあげました。伊賀牛ドッグを食べたのに、ピザまで食べました。まだ夕食の時間には早いのに・・・。
 その後は、車に戻り駐車場を出発。帰路の途中羽田空港へ。