4月1日、火曜日のエイプリールフール。平日の昼下がり。桜が満開の上野公園にやってきました。満開宣言が出たのは先月30日おとといのこと。ちょうど見ごろです。ただ、今週末まで満開の桜はもたないかもしれませんね。
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 本日は現在開催中の「世紀の日本画」後期日程の最終日。本当は先週来たかったのですが、諸事情により、来ることができませんでした。それで、今日は仕事の合間に訪問です。平日の昼間とはいえ、混んでいます。チケット売り場に行列するほどではありませんが、人は多いです。「日本画」展だけでなく、さまざまな団体の展示会があり、そちらの訪問客も多い。 IMG_1007









 
 ↑満開桜の桜を横目に都美術館をめざしました。傍らの遊具のある広場では子ども達が遊んでいます。春休みなので、歓声がにぎやかです。ただ、お花見客などでトイレは長蛇の列でした・・・。特に女性は大変ですね。

 お目当ては重要文化財指定の近代日本画などです。近代以降の絵画、彫刻部門で指定は約50件しかないので貴重です。なるべくならば、これらをすべて見ていきたいと思います。今後の目標でしょうか。ただ、毎年少しずつ指定作品は増えていくと思います。
 最初の部屋に大観の「無我」の展示。これは、重文指定ではありませんが、美術の教科書だけでなく、歴史の教科書・資料集にも載っているくらい有名な絵です。日本で中学か高校の教育を受けた人ならば、一度は見たことがあるでしょう、というのは言い過ぎでしょうが、間違いなく大観の代表作です。意外にも重文指定がありません。所蔵は東京国立博物館。なぜ、指定されないのでしようか・・・。わかりません・・・・。昨年秋には指定されるかと思っていましたが、別の作家の作品でした。今年でなくても、近年には指定があるかもしれない最右翼作品でしょうか。(独断ですが・・・。)
 解説ではモデルは「男の子」だそうです。女の子にも見えますが。続いて、狩野芳崖「悲母観音像」が入口正面にありました。うすいタッチの画です。 続いて、橋本雅邦「龍虎図屏風」、こちらは意外にも彩色が鮮やかです。くっきりしている。100年以上前の作品とは思えないほどです。続いて、菱田春草の画。今回、春草の重文指定作品はありません。現在、重文指定が4件と近代作家の中では一番多いのです。今年の秋に近代美術館で「春草展」が開催され、パフレットも置いてあります。これは必見です。さらにずっと進んで、紫紅の「熱国の夕」。前期で「朝」を見たので、両方見ました。
 前期、後期完全入れ替え制の展覧会をともに見学したのは、初めてのことです。同様な展覧会としては、2009年の「皇室の名宝展」 東京国立博物館でしょうか。このときは、後期しか見学せず、有名な「唐獅子図屏風」を見のがしました。しかも、今だに見る機会がありません。今さらながら、両方見ておけばよかったです。
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 桜の写真をとろうにも、人が多い多い。人が少ない撮影ポイントで撮影しましたが、ゴミ箱の近くになってしまいました。(苦笑)
 見学時間、徒歩で園内を歩く時間を含めて1時間あまりの滞在で上野をあとにしました。そくさと仕事に戻りました。