文化の日の土曜日、迎賓館の前庭公開に行きました。平日も含めわずか三日間の公開です。ほぼ年に一回公開があります。以前、9月に公開があったこともあるようですが、例年は11月のようです。内部はもちろん見学できず、外観と庭園のみの公開。
 迎賓館内部の一般公開もあるが、これ抽せん。時期は夏だったと思います。夏は、外国の賓客を迎えるなどの外交行事が無いので一般公開ができるのでしょうか。夏は迎賓館でお迎えするような外国首脳は「バカンス」なので、なおさら高温多湿の東アジアの国の大都市に来ることはありませんね。
 内部公開は、事前に申し込むので倍率はかなり高かったと思います。新聞の社会面でも公開があった翌日には「迎賓館内部の公開があった。」と記事を読んだことがあります。それだけ関心は高いのでしょう。ただし、内部の特別公開は〇歳以上、〇学生以上など年齢条件付なので、家族連れでは不可能です。
 この日の前庭公開は、午前10時に開門。30分前には目的地に着くように下の子を連れて家を出ました。上の子は部活です。迎賓館建物は「住宅」として国宝に指定されていることを最近知りました。「住宅の国宝建築物をなるべく多く見よう」という(最近立てた)コンセプト!?、目標!?、ツアー!?、トリップ!?、エクスカーション!?の一環です。(笑)
 近代以降の建築物で国宝指定というのは珍しいこともあり、せっかくの機会だから行ってみようということにしました。先年、訪問した長崎の大浦天主堂も国宝指定されていますが、近代建築としてはこの二つしか現在のところ国宝指定は無いのではないでしょうか。
 最寄の四谷駅で降り徒歩で向かう。同じ目的地に向かうであろうと思われる人も多いです。文化の日は、「晴れの特異日」ともいわれていますが、この日は曇天でやや肌寒い。やがて、迎賓館の外観が見えてきました。人の数は多くなり、自然と早足になります。
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 門の前の「柵」に沿ってすでに行列です。このとき開門20分前。「中にトイレは無いので・・・・」と繰り返し案内しています。肌寒いですし、子連れなのでこれは注意です・・・。
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