5月9日土曜日。

 奈良国立博物館の見学を終え、東大寺境内 散策です。三月堂を過ぎて、二月堂までやってきました。
子供達と合流しました。
 子供達は、大仏殿に行って大仏を拝観したが、(お目当ての)柱は、行列していて「穴」はくぐることができなかったそうです。たしかに、先ほど(大仏殿の前を)通ってきたときに中学か高校生くらいの一団が出てきて(添乗員さんが出迎えて)いたので、その一団と大仏殿の中で遭遇したのでしょうか。

 ↓ 二月堂の下から。奈良市内方向。
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 と、二月堂と三月堂の間、石垣に隠れたような場所に滝がありました。
 

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 「龍王瀧」とあります。お堂の脇に湧く湧水を、龍が天に昇る様にたとえて名づけたのでしょうか。よくよく考えると「サンズイ」に「龍」が「瀧」ですから、もともと瀧は龍になぞらえて創られた文字なのでしょう。 
 高い石垣の壁です。樋から水がしたたり落ちています。御利益のある瀧水ですね。


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 子供達は二月堂の舞台からなかなか下りてきません。そろそろ閉堂時刻では?と思いましたが、二月堂は有料ではなく、無料で自由に出入りできることを思い出しました。有名な国宝建築に無料で自由に出入りできるとはなんとも贅沢ですね。
 以前来たとき、二月堂は重要文化財だったと記憶します。国宝に指定されたのはここ数年のことではなかったでしょうか。


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 二月堂の階段の下から。

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 正面をアップで。

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 イトスギでしょうか。この木があるため、二月堂の正面をすべて撮ることができないと気づきました。
 正面に植えられていることは、何か宗教的な意味があるのだと思います。

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 二月堂をあとにして、参道を下ります。

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 参道付近には塔頭と思われる寺院が並んでてます。個人の表札も出ているので住宅兼塔頭なのでしょう。

 ↓ 二月堂と奥の若草山の遠景

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 赤もみじの木が葉をつけています。決して秋ではありません。今は春です。若芽萌ゆる春です。ゴールデンウィーク(の終わりの方)です(笑)。

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 公園まで戻ってきました。
 大仏殿の裏、正倉院にも近いところです。おっ、鹿が私達を見ています。

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 この付近にも鹿だたくさんいます。人が少ないての鹿とあそぶには穴場と思います。が、鹿せんべいが販売されていませんでした。この時間・・・。そういえば、この付近では鹿せんべい屋はあまり見たことが無いような・・・。
 「若芽萌ゆる春」、芝の間に生えた草の若芽を盛んに食べています。今、鹿せんべいがあっても見向きもされないでしょう(笑)。

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 車の往来する道路に出ました。県庁方向へ歩きます。と、祇園社を見つけました。
 奈良の祇園社です。若草山など東大寺付近の山を京都の東山に見立てて、ここに祀ったのでしょうか。京都の祇園さんと同じく、東の山を背に、西に開けた土地に建っています。(もっとも京都の祇園さんの本殿の正面は南を向いていたような・・・。)


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 道路沿いの旅館の前に大型バスが停まっています。主人とおぼしき男性が出迎えをして制服を来た中学生が次々に降りています。九州は大分県のぼう地域にあると思われる中学校のプレートがバスにかかっていました。


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 ここからほど近い県庁駐車場で再び車に乗り、奈良盆地を今度は南下します。