2015年8月15日
 
 ここは大手町、気象庁の建物内にある気象科学館。
 国立公文書館の平成27年度の第2回企画展「昭和20年-戦後70年の原点-」の見学後に訪れました。竹橋の公文書館から気象庁までは歩いて来れます。真夏の暑い日、午後の一日で一番熱い(敢えて「暑い」ではなく「熱い」)時間帯、直射日光を避けて、街路樹の下やビルの影で太陽光が遮られる歩道をなるべく歩きました(笑)。
 気象庁の庁舎の一階にあります。職員、関係者が入ることのできるゲート内にあるため警備員に告げてゲートを通過します。一階の庁舎ロビーは閉庁日のためか、閑散としています。が、科学館は土日でも開いています。
 開館時間は16時までと短いです。最終入館が15時40分までなのでギリギリに近い入館でした。

 ↓ 科学館の入口。マスコットキャラクター「はれるん」がお出迎えです。

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 入口を入ってすぐ横にある記念スタンプを置いてある机。パンフレットなども置いてあります。南極観測船しらせのバンフも南極観測において気象観測は非常に重要な任務ですので、紹介しているのでしょう。船の運用そのものは自衛隊ですが、観測の主体は気象庁や様々な学術研究機関です。もちろん民間企業も参加しているのですが。 

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 夏休みの最中なので子供達や親子連れが多かったです。熱心に展示品を見たり、検索できるバソコンで調べものをしたり、ノートをとったり。自由研究のテーマに選んで来館している小学生も多かったです。ウチの子といえば・・・。一向に関心を示しません・・・・(苦笑)。
 子供達が熱心に見学して勉強をしているので、館内の様子はあまり撮影していません。

 ↓ 乾湿計の展示。
   入ってすぐの気象観測についての展示の一品。

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 ↓ 展示の最後の方にあった津浪シュミレーター。
  波を起こして津浪について実験をしています。

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 館内には説明員の方もいます。質問すれば解説をしてくれます。自由研究の児童達は熱心なのですが、ウチの子はイマチイチなもので・・・・・(苦笑)。小学生のうちからこれで将来大丈夫でしょうか!?。
 展示としては「地球環境、海洋」「天気予報が届くまで」「防災気象情報を知ろう」「地震のこと」「火山観測」「緊急地震速報」などがあります。
 お天気やテレビなどで毎日随時に流れる天気予報の仕組みだけでなく、全国各地の火山や噴火被害などについても写真、パネルなどの展示がありました。
 映像コーナー(ミニシアター)もあるのですが、閉館時刻も近いので上映はしていませんでした。

 庁舎と入口付近。敷地はある程度の広さがあり、車で来ることができそうな気もしますが、一般来館者向けの駐車場としては一切開放していません。地下鉄東西線で行きましょう(笑)。

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 気象庁の敷地内、駐車場。その奥の土地に以前は百葉箱があって、東京の公式の気温をここで測定していたのでいすが、現在は移転しています。大手町の元祖 百葉箱は・・・・、写真では判別できません・・・・。

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 ↓ 庁舎。 一階に気象科学館があります。窓に案内表示が貼ってある箇所の建物内にあります。

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 気象庁の庁舎内 お天気相談所。開所時間は決まっていますが、土日も開いています。
 いまだかつて私はここにお天気について相談に行ったことがありません・・・・。普通に生活している場合には、ここに相談にいく人は限られると思います。通常は天気予報のみで十分です。職業上使用することがなければ今はネットでの気象予報も充実しているのでまず公的機関に相談はしません。

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 ↓ 庁舎内の廊下と食堂(右)。 この日は土曜日で職員はあまりいないようですが、役所自体は24時間稼働している筈です。

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 ↓ 庁舎内の廊下。一階のゲートを入ってすぐのところに「記者会見室」がありました。
   気象科学館の入館者は勝手に入ることはできないと思いますが、よくテレビで見る
   地震や噴火のときの緊急記者会見はこの部屋で行われるようです。
   マスコミが入りやすいにように、ゲートのすぐ近くにあるのですね。

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