2015年12月6日

 「全巻一挙公開 国宝 源氏物語絵巻」のことを知ったのは、最近ことです。東京国立博物館の廊下かどこかでパンフレットを見ました。以前、ウェブサイトを見て知ったのですが、いつのもにか忘れていました。急ぎ 徳川美術館に向かいました。とはいっても、家からは遠隔地のため、結局公開最終日の訪問となってしまいました・・・。
 公開は11月14日から12月6日までの3週間余りでした。「源氏物語絵巻」は言うまでもなく徳川美術館のメインの所蔵品のひとつです。学校の教科書、資料集で「徳川黎明会蔵」と必ず書いています。
 全巻公開は「10年ぶり」のようです。行ってみて気付いたのですが、東京の五島美術館所蔵の「源氏物語絵巻」も展示されていました。夕方に会場に着いたのですが、最前列で絵巻を見る通路の入場待ち時間は「60分」でした。後列ならば「待ち時間なし。」展示室の廊下に「最前列鑑賞待ち」の行列ができていました。

 すでに全巻を見たことがある人は多いでしょう。全巻見たことがある人はこのたび、名古屋の徳川美術館まで行く必要はありません。しかし、私は全巻を見たこことは無いので「この機会は逃すまい。次回はいつあるか分からないし、あと10年は待てないな。」と思い、名古屋に遠征しました。「明治村」にも行ったことがなかったので、初訪問の機会を得ることができました。
 先に明治村へ、次に夕方着で徳川美術館に。4年ぶり2回目の徳川美術館でした。徳川園に隣接する市営駐車場も満車。近くのコインパーキングも満車。そして、最前列の鑑賞待ちの行列・・・と混み合っていました。注目度の高さがうかがえます。
 美術館は17時閉館ですが、並んでいる人には「五時前の入室になります。特別に開館時間を延長します。」と説明をしていました。図録は前日の土曜日で完売したそうです。

 先程ようやく自宅まで帰ってきました。「ひつまぶし」「みそ煮込みうどん」そして「徳川美術館」の「ナゴヤたび」でした