2016年2月18日。最終日を迎えた「迎賓館赤坂離宮」の一般公開 参観4。

 迎賓館の「本館の内部」に入ります。本館への入口付近をぱっと見た限り、フランスの宮殿のようです。

↓ 先に庭を見てもよいのですが、本館に入る。西側の入口より中へ。

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↓ 内部の見学後に撮影した入口付近の前の様子。
  北から本館を見ると扇を開いたように曲線になっています。扇の西側の裏に当たる部分です。
   角は円筒形になっており、直線と曲線が一体化しています。

 1階の廊下を進むと中庭があることに気付きます。中庭の廊下から2階への階段を登ります。廊下の天井は高いです。階段の天井には、吊るされた灯りが下がっています。シャンデリアのような豪華なものではありませんが、装飾はされています。
 床には絨毯。しかし、床は基本、木です。木の床板の上にじゅうたんを敷いている。階段の手すりは金銅色の真鍮製でしょうか。廊下、階段の壁や天井は白です。しっくいで塗り固めているのでしょうか。廊下には、窓際に長方形の暖房器具が取り付けされています。最新式ではなく、古いです。電気式の暖房機です。

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 一階の廊下の先で人の流れが停滞し、渋滞していました。「あれっ、渋滞か・・・。思ったより時間がかかりそうだな」と思いました。渋滞は階段の続いています。見学コースは二階に昇るようです。やっと階段を昇り、二階の中庭に面した廊下に出ます。見学コース上の部屋に入るために、人の流れが停滞していることが判りました。
   
 まずは「さいらん」の間へ。最初に見学する部屋です。カセットテープで説明の音声が流れます「ここは、さいらんの間です。・・・・「らん」は伝説の鳥で・・・・」と。最初は漢字が分からなかったのですが、親鸞の「鸞」ですね。伝説の鳥から名付けているといいますが、以前見た北正面の屋根の上にもその彫刻が飾ってあった鳥だったかな?、と記憶を辿りました・・・・・。
「彩鸞の間」を見学していきます。と床の上に説明テープを再生するカセットレコーダーが置いてありました。絨毯を敷いてありますが、部屋の床は木製だったと思います。
 部屋の内部に入ると、特に渋滞はしていない。先を急ぐ場合は、順番は無視して追い越して進むことも可能です。必ずしも行列を崩して進んではいけない、という訳ではありませんでした。

 「彩鸞の間」は(二階の)北の正面の部屋と判りました。窓の外には、レースのカーテンごしに前庭とその先に正門が見えます。前庭に見学者がいる様子も見えます。
 豪華な装飾のある暖炉もあります。北向きの部屋なので、冬は寒いでしょう。外国の閣僚、首相との会合、記念撮影などに使用しているようです。
 実際に使用されたときの写真が順路のロープ近くに設置された台に立てかけて(掲示して)ありました。
 外国首脳との調印式、インタビュー、会見の様子の写真でした。

 ↓ 迎賓館のパンフレットの写真(2009年 増田彰久氏撮影) 「彩鸞の間」

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↓ 二階「彩鸞の間」の暖炉の写真。内閣府ウェブサイトより。 
 「内閣府ホーム  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮  >  迎賓館赤坂離宮写真集」
  のページに掲載。(見学した平成28年2月18日現在) 

 解説のテープはこの豪華な暖炉についても触れていました。伝説上の鳥「鸞」の金箔彫刻が縁取りされています。金と白の部屋です。「部屋の広さは140平方メートルで・・・壁には白く漆喰が・・・」とテープが流れていました。部屋の彫刻は金箔がぬられているそうです。北に面した部屋ですが、明るく感じました。上のパンフレット掲載の写真はカメラの露光の関係で本来の明るさではありません。
 実際の目視での色合いは、下の内閣府ウェブサイトに掲載されている写真に近いです。

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 内部撮影は禁止。よって、私が撮影した写真はありません。見学した主な部屋は4つでした。廊下を歩き、移動して順番に見学しました。公開された部屋の内部の様子は、配布されたカラーのパンフレットにも写真の掲載があります。(一部を引用の形式でこのブログの記事にも掲載します。)
 が、廊下や中庭の写真は、パンフレットにはありません。記憶に頼るしかないです・・・・。

 次いで、中庭に面した廊下に出る。中庭は二個ある。西と東にふたつ。「彩鸞の間」は、本館の中央部に位置し、東西の中庭に面した廊下、どちらからも入ることができる。見学コースは、西から入り、東の廊下に抜けます。東の中庭沿いに廊下を歩きます。
 廊下は、天井が高い。四つ電球のついている照明が等間隔に吊りさげられている。と、中庭に面した廊下から別の部屋に入る。部屋に入る際には人の流れが停滞し、渋滞している。部屋は広いので、部屋の中を順路に沿って歩く際には、滞留はしない。

 次の部屋は「花鳥の間」。晩さん会の部屋とのこと。たしかにそのテーブルがある。テレビで見る配置のテーブルとイスだ。
 実際には、テーブルにはクロスを掛けて、花などを飾り、彩るのでしょう。

↓ 迎賓館のパンフレットの写真(2009年 増田彰久氏撮影)
  私が見学したときも、テーブルとイスの配置は写真の通りでした。

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 説明テープでは「・・・・・・テーブルは桜の木でできている・・・・」と流れていたと記憶します。「ケヤキ」ではなかったと思います。テーブルは古い感じで、ロープの内側から遠くに見てもキズがついていたり、かなり使用されているようでした。案外に晩さん会の部屋は狭い。テーブルとイスの配置の手前側(廊下側、つまり見学者のコース側)のスペースに配膳係、警備係、随員、更にマスコミ関係者が入ってしまうと相当狭い。出席者がトイレに行こうとして中座しても、詰めかけた人々の間をぬって、退席するような感じになってしまいます。
 「テレビのニュースなどで見る晩さん会とは様子が違うな。」と思いました。が、よくよく考えると国賓の場合は「宮中晩さん会」が開催されるので、テレビで見る晩さん会の様子は皇居内の宮殿での会の様子なのだと(今さらながら)気づきました。
 実際には、迎賓館で開催される食事会は、首相などが主催者(ホスト)となって開く、晩さん会ほど格式張らない「夕食会」なのかも知れません。
 花鳥の間は、建物の東に位置することに気付きました。(順路から逆算して。)東の部屋ですが、先ほど、北面の「彩鸞の間」よりも暗く感じます。木目で落ち着いた色彩の内装のためでしょうか。カーテンを閉めているかも関係してきますが・・・。

↓ 二階 「花鳥の間」の写真。内閣府ウェブサイトより。 
 「内閣府ホーム  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮  >  迎賓館赤坂離宮写真集」
  のページに掲載。(見学した平成28年2月18日現在) 
  写真ではイスとテーブルは撤去されています。  

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 部屋の内部には、順路としてロープが張られています。天井画やシャンデリアなど上を見上げたり、順に進みます。この部屋が実際に使用されて様子の写真の展示がありました。首相主催の夕食会としてオーストラリアの首相との式典の写真の掲示でした。
 昨年か一昨年かにフィリピン大統領との会談か歓迎会の様子も写真の展示があったと思います。ただし、この花鳥の間での食事会の様子か、それとも次の部屋「朝日の間」での会談の様子だったかは、忘れてしまいました・・・・。今年(2016年)になってから、天皇皇后両陛下がフィリピンを訪問されていましたが、大統領の訪日に対する答礼の意味もあったと思いました。

 説明テープでは「この部屋は広さが300平方メートル・・・・アンリ二世様式で・・・」と流れています。
「アンリ二世様式」とはどのような様式かは分かりませんが(笑)、とにかくフランス風なのですね(笑)。後期ルネサンス時代かバロック時代の前くらいでしょうか(苦笑)。
 天井画は、キジ?、などの鳥が描かれています。各区画には別の鳥の絵があります。壁にも鳥のレリーフがはめ込みされています。「七宝」とのことでした。

↓ 二階 花鳥の間の壁にある七宝の拡大写真。内閣府ウェブサイトより。 
 「内閣府ホーム  >  内閣府の政策  >  迎賓館  >  迎賓館赤坂離宮  >  迎賓館赤坂離宮写真集」
  のページに掲載。(見学した平成28年2月18日現在) 

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 七宝焼きは、写真のように鶏だけではなく、普通に空を飛ぶ鳥などの方(を描いた物)が多いです。ムクドリ、ヒバリなど・・・(多分・・・汗・・・。)

 ↓ 南から見た、本館の東の建物(東翼の建物)。 
   東の窓に面して花鳥の間があります。主庭からは花鳥の間の外観は見えません。

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※ 更に別の部屋に一般公開コースは進みますが、その様子は別の日に記事として掲載します。
今回は、この辺で。