2015年8月

 ここは愛媛県大三島。大山祇神社を参拝、国宝館など収蔵されている刀剣、鎧などの文化財を見学九しました。再び、車に戻り、アイスを食べて、英気を養い(笑)再び出発します。島の南部の道を通り、島を一周します。再び多々羅大橋のたもとの道の駅に戻りました。

 大山祇神社近くの道の駅「御島」を出て、南へ。周囲には、飲食店が何件かあります。が、行列しているのは、「大漁屋」だけ。ただ、お昼時だったので、他の食事店も店の外で待っている人がいました。そのため、お昼は別の所で食べることにして出発しました。
 と、ほど近くに伯方の塩の工場がありました。観光できるようです。見学している人の車も停まっていたように思いますが、通過して進みます。やがて、山道となります。山道を登り切ると、右手に海が見えます。高台から見下ろす瀬戸内の海は美しい。

 ↓ 海峡を挟んで島が。大崎上島です。似た名前の島が多いので、島の名前は覚えにくいです。
   大崎上島は、しまなみ海道のルート上ではありません。橋では本土とつながっていません。
   現在も「島」です。すると開発もあまり進んでおらず、過疎も進んでいるのではないでしょうか。
   橋でつながっている島でも過疎化が著しいのですから。
    海峡の真ん中にぽっこりとして小島があります。いかにも「瀬戸内」の風景です。

IMG_2655


 ↓ やや北西の方向。大崎上島とその先右の奥は、本土の方向だと思います。
   電線が写り込んでしまいました。

IMG_2656


 
 実は、この付近には、美術館、ミュージアムという建物が二か所ありました。海に面している斜面にはりつくように建っているモダンな家です。ともに白いハウスだったと思います。個人の所蔵品、作品を展示するミニミュージアムのようでした。斜面沿いの道路に面して、車を停める駐車場もありますが、車は数台停まっているのみ。人の気配も外からは、分かりませんでした。

 山道を下り、海辺の道に出ます。途中、宗方という海辺の集落を通りました。漁港のような感じです。ここでは、人がいない。高齢化は相当に進んでいると思います。夏の暑さの中、静まりかえっています。セミの鳴き声だけが、ジリジリと響いています。喧噪のなかの静寂というのでしょうか。海辺を見ても、泳いでいる人は誰もいない。道に車を停め、服を脱いで砂浜に出て、またはコンクリート護岸からドボンと海に入ることも可能なのに・・・。沖合に泳いでいけば、さぞ気持ちいいことでしょう。もっとも、潮の流れが速いので、見た目は瀬戸内の静かな海でも、安易に泳ぐのは危険なのでしょうけどね。
 これだけ、貸しきりビーチが広がっているのに誰も泳いでいないのは、勿体ないです(苦笑)。
 再び山道になり、再び下る。途中で、宿泊施設らしき門の前を通りました。敷地の中には、車が停まっています。ビーチも併設しているようです。と、道路の歩道を上がビキニ、下はショートバンツ姿でサングラスをかけた女の子が歩いていました。ここで海水浴をしているのでしょう。モデルのようにスタイルがよく、ビキニのブラで歩いている姿が眩しい(苦笑)。その姿にハッとしてしまいました(苦笑)。もしかして「マーメイド」!?。
 (あとで、ウェブサイトを見ると旧学校を利用した宿泊施設のようでした。)

 道の途中、景色のよいところで車を停めて、海を撮影します。暑いです。ホントに海にドボンと飛び込みして泳ぎたいくらいです。先程の「美女」が気になります(笑)。
 服を来て、「暑い暑い。」とハイカイしているのが、アホらしいです(笑)。


 ↓ ある地点から南の方向。大島の方向。手前には小さい島も浮かんでいて、島影が重なっています。

IMG_2657


 遠くに、来島海峡大橋が見えます。すると、ここは海の難所、来島海峡です。潮の流れが速い場所ですね。
 橋は小さい島をいくつか通り、三本の巨大吊り橋がかかっています。合計での長さは約4000メートル。とてつもない巨大橋です。

IMG_2658


 来島海峡大橋の拡大。以前通ったのは、いつの日のことだったでしょうか?。ある年の夏の「焼き鳥の日」のこですね(笑)。

IMG_2659


 ↓ 伯方島の方向。

IMG_2664


 
 ↓ 上の写真の拡大。 やはり、奥の島は伯方島。島と手前に見える大島を結ぶ橋が見えます。
   島影の合間には、造船所らしき鉄の塔、クレーンが見えます。

IMG_2660

  
 道路は、再び山の斜面の中腹を通ります。集落とまではいかないが、家がかたまっている箇所を通りまます。ここでも人はいない。空家のような屋敷もあります。人が住んでいない家はすぐに分かります。雑草が伸び放題で、雑然とした感じがしますので。橋が本土とつながっても、高齢化は相当に進んでいると思います。
 もちろん、この暑さの中、歩いている住民は皆無でした。
 

 大島との海峡を小型タンカー?、砂利運搬船?が通過しています。大崎上島を通過して、呉方面へ向かっているのでしょうか?。または、このまままっすぐ進むと、松山沖に出るようです。そのまま、門司、関門海峡方面に進のか、または豊予海峡を南下し、外洋に出るのでしょうか。

IMG_2662



 再び、橋のたもとの元、来た道の駅に戻りました。道の駅に近づくと、自転車の人が多い。サイクリストで賑わっています。カラフルなウエァに身を包んでいます。外国人らしき人もちらほら見ます。ツレは、サイクル姿の人を見ると、「ユーかな?」、容貌、外見から外国人と分かると「あっ、ユーだ。」といちいち声に出して言います。
子供達も真似をして言います。既に言うのに慣れています。「あっ、ユーだ。」と。いちいちウルサイです(怒)。
 
↓ 道の駅のレストランの建物の先に、記念碑があります。

IMG_2666
 
↓ 碑には「サイクリストの聖地」とあります。 
  しまなみ海道が開通した当初に、この記念碑は無かったので、近年建立したのでしょうか。

IMG_2667