2015年9月5日 (遅れての記事投稿です。)

 ついに、南伊豆にやってきました。この日は、西伊豆側からアプローチします。実は、東伊豆から混雑する道路経由で来るよりも、時間的には短いのではないでしょうか。
 田子で鰹節(背節です!。)を購入。国道に戻ります。すぐに、堂が島の大温泉ホテル地帯となります。ここを過ぎると「仁科」地区。漁港には、昨年食事をした「仁科沖あがり食堂」があります。アノ、いか丼は絶品でした(笑)。
 仁科を過ぎると「松崎」の街です。さあ、今日の食事はここで「塩かつおうどん」だ。 大変な意気込みです。何立って一年越しですから(笑)。昨年通ったときは、「塩かつおうどん」の幟を見ました。しかし、今回は国道沿いにない・・・・。昨年立ち寄った観光協会に行ってみても「塩かつおうどん」のパンフが無い・・・。田子の鰹節店では、チラシがあったのに・・・。松崎の街を二回、ぐるぐる回ってしまいました。結局国道に戻り、昨年「のぼり」があったと思われる店の前にも行ってみたが、告知が無い・・・。「今はもうやっていないのかな?」と思い、通過することにしました(泣)。
 
 昨年の8月にも立ち寄った雲見の街を通過し、山の道を通ります。次の海沿いの入江に面した街は「妻良」です。「谷川浜」の渡船のある街です(笑)。本日の目的地は、「ヒリゾ浜」であるので、そのまま通過します。
 再びの山間の道となり、トンネルを抜け、平地に出て、南に国道から曲がり、更に山を抜け、目指すは「ヒリゾ浜」です。浜に近づいて来ました。昨年通った道です。
 と、何かおかしい。道の先に、車の列が、まさか。浜に入る道はまだ先だし、駐車場は更に先だ。と、車は止まっている。浜に至る道の手前から大渋滞でした。数百メートルでしたが。石廊崎経由弓ヶ浜までの道は渋滞でふさがれていました。
  

↓ ヒリゾ渋滞の様子。

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 道の脇の空き地などに無理やり車を停めて浜への渡船場(つまり、中木港)へ歩いている人がいます。

 ジリジリ進んで、交差点まで来ました。昨年も来た中木集落への道の入口です。その先に駐車場があります。
集落側には、バリケードを設置して通行を禁止していました。パトカーも停まっています。と、一段落したのでしょうか、パトカーと警察官は去って行きました。
 バリケードの前に、交通整理係のあんちゃんがいます。ティーシャツ、短パン、サングラス姿。短い茶髪のおっさんです。警察官のように交通整理をしています。漁協所属の漁師でしょう。
 一台、一台、車に何か説明をしています。車は、集落内の道路に入れずに、走り去っています。
 ウチの車の順番がやってきました。「(駐車場に)入れないの?。」
 おっちゃん「入れません。ゴメンナサイね。」と胸を張って言われていまいました。そのまま、先に車を走らせます。昨年も通った道で、ヒリゾなどを見下ろせる高台に出る道です。ずっと進むと、石廊崎の入口前を経由して、弓ヶ浜(休暇村南伊豆のある所)に出ます。
 
 結局、「ヒリゾ」浜は断念しました。代わりといっては何ですが、(先に通過してきた)谷川浜(やがわはま)に行ってみることにしました。昼を過ぎていたので、その前に食事をしました。食事の記事は別途アップしますね。

 昼過ぎならば「早朝から来た客が帰るので、駐車できる。」と踏んだのですが、想定を上回る混雑でした。

 ↓ 昨年撮影したヒリゾ浜 付近の様子。(以下、同じです。)
 今回の「ヒリゾ浜」断念では、路駐が目立ちました。下の写真の売店の駐車場も満車。というより、ヒリゾに行く人がここに車を停めて、帰ってこないのです。道路の脇の小さい草地にも無理やり車を突っ込んで停めていたり・・・。傾斜のきつい坂道なので、はみ出たりして停めていると、事故を誘発します。売店駐車場から、なんと歩いて行き来している水着姿の人がいます。子連れの家族も歩いています。おとうちゃんは、車を停め、母と子が歩いて先に浜へ向かっているのでしょう。

 道路にはパトカーで出て、警察官がいます。しかし、駐車禁止の違反は取っていません。駐車場は公有地らしく、駐車するのは自由だからです。ツレに言わせると昨年売店の女性が「ずっと駐車している人もいるが、こちらは文句をいえない」そうです。昨年(の訪問時は)は寒くて、混雑していなかったので、気にしませんでしたが、今回は大混雑に直面して「ああ、こういうことだったのか」と理解しました。
 「百聞は一見にしかず」の典型例(苦笑)。

 ↓ 展望台の駐車場は満車ながら、進入して来る車もあり、大混雑。道路も車があふれてノロノロ運転、歩行者が道路脇を歩き、混乱です。

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 いや~、混雑しているのは、駐車場に車を停めることだけなのです。別の場所に車を停めれば、船に乗ることは可能です。指定の駐車場に停めることが、ヒリゾへの渡船に乗る条件ではないからです。
 よって、先ほどのように、道路脇の空き地に無理やり停めたり、既存の公有地の駐車場へ停め、渡船場まで歩けば、港まで入ることはできます。漁協の人は、警察権の一部を委譲され、車の進入を停めているだけで、人の徒歩での進入までは止めていません。
 歩いて進入している人は、適当に車を停めて、やってきている人のみしかいません。歩いて入る人を見て、交通整理のおっちゃんは、何も感じないのでしょうか?。周辺の駐車をめぐって大混乱していることを・・・。 

 実に不公平です。勝手にどこでも車を停めてもよいので、とにかく徒歩で港へ入れば、渡船に乗れます。中木の集落の中には、「駐車禁止」と看板を出しています。集落を少し離れれば、駐車は野放しです。中木集落の人は「自分のところだけ駐車禁止にして、あとは放ったらかし。」で利益を得ていると言えます。

 こんなアホなことがあってよいのでしょうか!?。「正直者が損をする。」とはこのことです。
 先ほどの「胸を張って車の進入を停めている漁師のあんちゃん」の態度を思い出して、一層不公平感が増しました・・・・・。某「テーマパーク化」でしょうかね。混雑すると混乱して、たちどころに人対人のトラブルが増えます。「不快感」とともに「不満感」が増大します。
 二年ごしくらいでようやくやってきましたが、二度と「ヒリゾ浜」に来ることは無いでしょう。残念です・・・・・・。

↓ 昨年撮影したヒリゾ浜の様子。(遠景)
  この日は涼しかったのですが、浜はさそれなりに混雑していました。
  今年は車を停めることができず、写真撮影ができませんでしたが。その混雑ぶりは察して余るでしょう。

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↓ 昨年撮影したヒリゾ浜 付近の拡大。

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↓ 昨年撮影したヒリゾ浜への渡船の様子。

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↓ 昨年撮影したヒリゾ浜付近の地図。とにかく、この高台の看板付近のわずかな駐車スペースも車で一杯。
 路駐があっても完全に公道上に停めている車でないと警察は取締りできないようです。
 よって高台では警察官は巡回しているだけでした・・・・・・。
 途中で引き返して、再び坂を下って、中木の集落(ヒリゾ浜への駐車場)の入口前を通過して、昼食へ向かいました。 まだ、駐車場への道路は封鎖されていました。

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