2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
  
  
 道の途中で「旭川兵村記念館」の大きな看板が道路沿いに立っているのが、見えた。交差点には「旭川神社」の標識がある。
 信号のある交差点を動物園(つまり、東)に対して右折すると、神社の境内方向へ。神社の手前ら目指す「旭川兵村記念館」の建物がある。
 「動物園通り」を曲がり、道路を進む。道路の隣地は学校だ。道の突き当りに校門がある。信号はあるものの、この道路は学校しかない。校門前を道なりに曲がると正面に鳥居見える。「旭川神社」の看板がある。
 神社の社殿の手前に博物館の建物がある。すぐに分かった。


 ↓ 博物館前の道。写真の左手は中学校。道の突き当りは中学校のグラウンド。
   突き当りを右折すると「動物園通り」に出る。

 学校は校門のところに「旭川市立旭川中学校」と校名がある。門はあるが、学校地の周囲はフェンス、塀で囲っていない。土地が広いし、防犯上も問題無いので、必要ないのだろう。
 「なぜ、旭川中がここにあるのか??」と思った。旭川の街はここから西にある。旭川の中心街からは遠い。なのに、ここは「旭川中」、そして「旭川神社」もここにある。
 開拓の地であるから、集落の中心には、まず神社を祀ったであろう。すると「旭川」の地名は本来ここではなかったか?と感じた。

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 つまり、ここは神社の境内地で、博物館はその一角にあることが分かった。敷地は広いので駐車場もらくらく止めることができる。ほぼ車は自由に停められる感じ。
 ↓ 旭川兵村記念館の建物。

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 現在時刻は8時50分過ぎ。開館時刻には少し早いが、玄関は開いている。入ってみることにした。
 ↓ 旭川兵村記念館の玄関。
   冬は雪が積もるのであろう、床は高い。一階の玄関には階段を数段登り、入るようになっている。
  神社建築を思わせる急傾斜のトタン屋根は、雪下ろしをしなくて済むための工夫だろう。
   開館期間は決まっていて、4月下旬から10月下旬まで。冬期は閉館となる。ただし、剣道場が併設されているし、同じ敷地の先には神社があるので年間を通して訪れる人はいるようだ。
 あと一か月もすれば、この付近には雪が舞うのであろう、そして冬の閉館期間に入るのだ。


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 博物館の先には、神社の鳥居と社殿がある。ここで道路は終点。
 太陽が昇るにつれて雲がはれ、青空が広がってきた。

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 入館するとエントランスに旭川市街地と郊外の模型があったように記憶する。壁には、旭川の実測地図も掲示してある。列車の時刻表も貼ってあったような。時刻表の路線名は、宗谷本線と石北本線。日本の北と北東の最果てに向かう路線であろう。北方、遠くまでやってきたな、という実感がする。
 受付の窓口で入館料を支払う。旭山動物園に入場した半券を展示すれば、ここの入館料が割引になるとのことであるが、これから向かうのであり、半券は無い・・・・。よって、割引対象外。
 朝9時開館と動物園の9時半開園の「時間差」を利用して、動物園に向かう途上でやって来たので、仕方ない(笑)。

 館内は常設展示と特別展の展示室に分かれる。入館して右が常設展示室。展示室の入口には、開拓の様子の絵図があったと思う。入館してすぐに、屯田兵の入居した家屋の再現があった。

 展示の導入部では、館の方が説明をしてくださった。開拓の様子の絵図は、切り株の合間で田の稲をまいている様子だったか、切り株を抜いている様子だった。森林の開墾は、農閑期の冬の積雪時に切り倒しをするようで、翌年の春に雪解けをした際には、背丈以上もある切り株が現れるのだと分かった。
 稲は直播きをしたそうだ。その道具の説明を館の方がしてくださった。 直播きの作業は腰が痛くなるので、開発した道具が「タコ足」と呼ばれる道具とのこと。モミを木箱に入れれば、タコの足の数ではないが、八方にモミが散らばり、いわば「種まき」が楽にできる道具であった。

  順路に沿って奥に進むと、農具、生活用具の展示などがある。 更に進むと、屯田兵の日常、軍事訓練の様子や軍服などの展示があった。

 と、順路のおしまいに近い展示ケースに加藤建夫・少将の展示があった。また、ここ東旭川出身のパイロットに関する資料もあった。ここ出身で海軍のパイロットもいたそうだ。歴史の本で屯田兵の子の出身とは記憶があったが、東旭川の出身とは知らなかった。
 東旭川の地区割りというか、宅地の所有??状況のパネルがおしまい近くにあったと記憶する。長方形にまるでかつての武家屋敷地のように、土地が割り当てられ、住んでいたことがわかる。地代でを支払う賃借なのか、土地が割り当てられて自分のものになったのか、そこまでは分からなかった・・・・。企画展のテーマが「公有地開発」であるので、その辺の区別がつかなかった。

 ↓ 加藤の松については、後日の記事で書きます。

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