2016年3月20日

 ※ この日は、先に千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」に行きました。夕方まで同館を見て、戻りました。「国立歴史民俗博物館」の見学記は後日アップします。

 佐倉市から自宅方向に帰るには、途中、首都高の湾岸線が渋滞していました。羽田方面は混んでいるようだ。お彼岸なので、みんなお出かけしていたのでしょうか!?(笑)。
 そこで、都内に寄って(時間調整をして)から帰ることにしました。夕方5時以降でも入館できる所か買い物をするはどこだ?ということで、まずは「銀座を中心とするアンテナショップ群」が候補に挙がりました(笑)。もっとも、いつでも行くことは出来る??ので、この日は割愛して、夕方5時以降も開館しており、更に行く元々予定にしていた「東洋文庫」に行ってみることにしました。東洋文庫ミュージアムは、毎日午後7時まで開館しているため、夕方5時か5時半で閉館する美術館、博物館を見学してからでも訪問可能なのです。

 更に無料の駐車場まであります。ただし、駐車台数は限られますが、今まで来たときに駐車場の混雑具合は、というと、土日の日中でも満車のことはありませんでした。恐らく、徒歩、自転車圏内から来る人を除いては、電車、バスで来る人が多いのでしょう。よって、夕方5時以降でしたら、確実に駐車できる筈と確信していました。

 首都高をお台場の手前、辰巳から都心部の道へ。箱崎付近は渋滞していた。渋滞は、神田橋手前まで。更に飯田橋の上を進み、池袋方面へ。護国寺ランプで下りる。下の道に降り、駒込法目面へ。結構、一般道も起伏がある。と、お茶の水女子大の門の前を通る。この通り沿いとは、車で通るとまた違って見える。日曜だが学生らしき人がキャンパス周辺を結構歩いている。女子大から更に起伏のある坂道を通り、ここを過ぎるとな道になり、すぐに、例の高層マンションと一貫教育?学校と駒込警察が見えてくる。
 東洋文庫には、右折で駐車場にうまく入れた。高速道路、首都高と経由し、四街道のインターから一時間と少しで来ることができた.

 さて、東京 駒込、東洋文庫ミュージアムに(車で初めて)やって来た。年明けの1月中旬から開催されている「解体新書展」の見学のためです。
 開催中の展覧会は、4月上旬までの約3か月弱の会期です。早いもので、ここ東洋文庫にやって来るのも「ブラウの大地図展」、「幕末展」に続き3回目となりました。初めて来たのが、昨年の6月のこと。何回も書いているが、もっと早くにこのミュージアムの存在を知っているべきであった。

 まずは、1階から観覧した。

↓ 入館して、入口付近を振り返る。  展示のガラスケースに館内の淡い照明が反射して幻想的です(笑)。
 写真で見ると、入館受付のMAの皆さんがいるカウンターの台は照明が付いているようで、全体が光っていることに気付きませんでした。見学中に気付くことは無く、写真を見返して初めて気づいたのです(笑)。

DSC06249


 
 「MA」とは「ミュージアムアテンダント」の略称で、ラオス民族衣装もモデルにしたという赤(というか深紅)を基調とした艶やかな彩(いろどり)と美しい模様の制服を纏った東洋文庫の係員のこと。15時開始のツアーの説明係も務めるようであるが、たいていは入館受付を兼ねるレジにいる。
 当初はレジで『MA』に前回の見学時にもらった「解体新書展」の「20%オフ」の専用割引券を提示。が、購入したあとで、「スタンプラリー」のスタンプを貰っていないことに気付いた。
 と、スタンプを押してくれて、「三菱系博物館」三か所のラリー完成となった(笑)。すると、MAの彼女が、券が200円引きなると言い、隣のMAの子に確認し、レジを打ち直してくれた。
 対応した「見習」と腕章をつけたMAの子がレジを打ち直し。割引率が違うのだそう。スタンプラリーの台紙を見せると「200円引き」となるそう。スタンプを押してもらい、返して貰った台紙を見ると小さい文字で今年の9月までは「200円引き」と書いてある。「20%」か「200円」なのかどちらでもええやんと思うが、そこは優しくてよく気付くMAさまです(笑)。

景品は隣の指導係のメガネの小柄な子が渡してくれる。黒髪。打ち直す子は まだ入ったばかりのようで、
目が一重で メガネをかけている。まだ19歳 大学ならば一年生くらいかな。指導役の子よりも背が高い。聞きながら、レジを操作。おつりをさらに返してくれる。次回 儒教展の割引券は景品をくれた子と同じく指導役の子が渡してくれた。二人とも まじめそうで いかにもミュージアムのバイトにお似合いです。MAは三人いる。その奥に 応対はしない 一番各上そうなMAが。


 17時半頃に到着して入館。まずは、1階から観覧した。1階から展示室内から、ガラス窓越しに芝生のお庭と小岩井のレストランを見る。お彼岸となり、日も随分と長くなりました。

DSC06244




DSC06245


 一階の展示室では、日本の医学書「解体新書」にちなんで医療関係の資料を中心に展示。
 まずは、マンスールの解剖図。梅毒誌もある。新聞では現在でも梅毒が増えているそうだ。デカメロンの本も。
発刊の時代は忘れた。埋葬の様子のようです。北里のペストに関するレポトも香港で流行したときの患者の数の推移について。
 北里柴三郎の展示が。写真や 年賦、論文などの展示。年賦によると北里は、阿蘇の人。明治18年3月にドイツ留学。鴎外と時期がかぶる。
 男爵は鴎外の死後、二年後のことだった。長命であった。


北里研究所に関する展示も。もちろん 中心は大村教授の業績について。昨年の明治村でも見た。

ガラスの展示ケースでは イスラムなどの医療に関する展示がある。

DSC06246



DSC06248




DSC06247




DSC06259


 駐車場の様子。(帰るときに撮影)
 このたびの訪問時は、ほとんど車が停まっていなかった。ただし、駐車場に停める場合は「受付に申しでしてください。」と注意書きがあり。「無断駐車は厳禁で、もし無断駐車したら5万円?かの罰金で、警察に通報??」かどうかは忘れたが、かなり厳しいことが書いてあった。ほとんど脅迫じゃねっ!?てくらいの(笑)。

DSC06278



 
 続いて、見て行きます。