2016年3月20日 お彼岸

 千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」(略して「歴博」)にやってきた。
 第6展示室「現代」の展示を見ていく。
 
 戦時中の展示を見る。8月15日、敗戦の日の新聞の一面もコピーが壁に展示してあった。

 次のコーナーは アメリカの占領時代に関する資料展示だった。


 そして、展示は「戦後」のニッポンに移って行く。戦後のニッポンの世の中は劇的に変わる。
 戦後のダム開発の展示。ダムの模型の展示がある。
 ↓ 福島県の田子倉ダムの模型。只見湖だろう。その下には、ダム湖の下に沈んだかつての集落の模型がある。
   このダムの建設には、当時東北電力会長だった、あの白洲次郎もかかわった筈だ。ダム建設現場での写真を見たことがある。


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 戦後、復興を遂げた日本は、生活様式も激変した。戦後の日常生活の様子の展がある。
 住宅団地の様子やその室内の様子。そのまま、室内に入り、「体感」できるようになっている。


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 私が生まれてから最初に住んだ、当時親の勤務していた会社の社宅の間取りにそっくりである。
 昭和40年代に急激に増えていったのではないか。昭和20年の敗戦から、20年あまりで急速に時代は変わったのだ。いかに時代の流れが早かったか・・・。
 

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 戦後の一般市民の展示は、江戸東京博物館とダブルるような内容だ。

 市営住宅として現在も当時に建てられた団地が残っているが、更に平成になってからも世の中は変わった。住宅団地が「文化住宅」とよばれたのは昔のこと。現在では老人世帯やいろいろな事情のある家庭も多い・・・・。
 (個人の見解です。) 


 テレビスタジオの様子の再現で展示は終わっていた。
 マスメディアも急速に発達した訳だ。

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  スタジオの模型の展示と通路を挟んで反対側にはゴジラの模型が置いてある。ゴジラは「ビキニ環礁の核実験の放射能から逃れてきた。」と解説があったような。冷戦下、核戦争のリスクというものも確実にあったのだ。
 実をいうと、私はゴジラ世代では無い。もう少し上の世代の人かな。


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 同じ「現代」のテーマでも、前半は戦前、戦中期の軍隊中心の展示。軍国主義の重苦しさも感じる。戦争という多大な犠牲を払い、戦後の日本は平和な世の中に一変した。もちろん、世界各地では戦争、戦乱は頻発しているし、戦後の日本社会、世の中のありようのすべてがすべて正しい訳では無い。
 ただ、平和を享受して生活できる今の私達は本当に幸せだ。ありがたいことだ。世の中いろいろとあるけれど、感謝しないといけない。

 昭和10年当時とその40年後の昭和50年では隔世の感がある。昭和20年の敗戦、アメリカ、他国軍隊の占領を経て昭和50年では高度経済成長時代ですら終わっているのだ。それから40年後が、2015年、平成27年。
 パソコン、携帯電話などIT機器の普及をのぞけば、この40年間はさほど変わっていないのではないか。
 そして、私の人生と重なっているのである。しかし、パッと見、「変わっていない」ようであっても、この20年で世の中の仕組・システムは激変したと思う。私は、ちっとも(気持ちも含めて)変わっていないのに・・・・・・・。歳はとったけどね(苦笑)。

 第6展示室を一通り見たところで11時45分になった。昼食に行かないと、満席の恐れが・・・。博物館では昼食場所が限られるので・・・。レストランの席の確保は最重要課題。レストランへ急いだ(笑)。