「京都迎賓館」の一般公開に行きました。
 実は、このブログ、東京の「迎賓館」の記事を掲載後、かなり検索件数が上がっています。
 よって、急きょ「京都迎賓館」一般公開の記事も「緊急掲載」することにしました(笑)。
 目指せ、東西「迎賓館」一般公開制覇!!です(笑)。

 さて、「京都迎賓館」の一般公開 見学記です。
 今回は事前予約、申し込み無しで「本館の内部」を見学できるのが大きなポイント。見学の定員は1時間当たり220人(最終入場時刻の整理券は180人)、1日1500人。ただし、本日も含め、日程の後半、整理券の配布枚数は1時間当たり300人(最終入場時刻の整理券は200人)、1日2000人分だった。
 中学生以上でないと見学ができない(小学生以下は不可)ので、子連れでの見学には注意が必要です。

 この日は、三連休の最終日で祝日、つまり「こどもの日」。今回の一般公開の開始時刻は10時。整理券は当日の朝に事前配布。整理券を入手しないと入場できない。では、整理券は何時から配布するのか?。
 「迎賓館赤坂離宮」のときと異なり、内閣府のウェブサイトで最初から(配布開始時刻を)確認できた。朝9時から、京都迎賓館の西門前で配布する。よって、朝8時半くらいに、京都迎賓館に到着ならば大丈夫かな?、(配布、開始直前の)9時くらいでは遅いかな?、程度に思っていましたが。
  
 しかし結局、出発が遅れてしまいました。よって、到着も遅延・・・・。宿泊したホテルが京都の駅近くだったため、地下鉄の京都駅から乗り、今出川で電車を降ります。地下から階段を駆け上り、地上に出る。御所(京都御苑)の北西の隅。道路を渡り、御所の壁沿いに急ぎ足で歩く。
 御苑の北門(今出川御門)から京都御苑内の敷地に入る。御所の北側の門を眼前に見ながら、砂利の敷地を京都迎賓館方面へひたすら向かう、というか歩く。これが、結構遠いのだ・・・・、地下鉄の駅からは。しかも、砂利道に足をとられる。


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 と、御苑内を歩いて京都迎賓館に向かう(と思われる)人の姿がちらほら。見ところ10人もいないくらい。ということは、空いているな、整理券は朝10時のものを確保できるかな、と希望的観測に基づく確信をしました(笑)。

 ↓ 御所の塀の北側、東方向に歩いている人が2人いる。
   多分、京都迎賓館に向かうのであろう。

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↓ 振り返って、御所の北側の門の前、歩いている人が数人いる。


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 が、更に歩みを進めていくと、松林などの先に行列らしき人の群れが・・・。私は我が目を疑った・・・。「幻であって欲しい、これは幻覚だ、だれも並んでいない筈だ。」と(笑)。何か声のような音声が響いてくる。群衆のざわきというか、拡声器の音声というか・・・・。
 さらに歩くと、はっきりと拡声器の声が聞こえてきた。行列、群衆をさばいているかのような声で「・・・・こちらに並んでください・・・・。」というようなことを言っている。
 「ああ、これは行列だ。」と(やっと)現実を認識した(笑)。京都迎賓館の敷地を囲む、らしき壁が見えたと同時に、壁沿いに並ぶ行列が目に飛び見込んできた。これは大行列だ。しかも、行列の先頭が見えない。更に歩いて先に進むと大大行列、人人人。「うわっ。」と思わず声を上げた。「10時の整理券入手」など夢のまた夢。何時の整理券になることやら・・・。午後2時くらいならばいいかな、と思った。
 人を整理する係員や警備員が立っているのが見える。


↓ 到着し、並ぶ直前の京都迎賓館の試験公開、整理券入手のための行列。

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 朝9時20分に迎賓館の敷地の端の角付近に到着。
↓ 私の並んだレーンの一番後ろ。
  北西角を更に曲がり、最後尾が形成されていた。並んだ直後は、先に一人が並び、あとからやって来たおツレ様が途中どっと割ん込んで来る。本当はいけないのだが、少しくらいなら仕方ないか・・・・。
  

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 行列のうしろでは「最後尾」のプラカードを持った係員がいる。一人がプラカードを持ち、もう一人が説明や整理案内係。 とにかく列に並ぶことが先決。整理券の定員は決まっているから。「並ばせる」ことは、まだ整理券の入手の余地があると「瞬時」に判断(笑)。 
 並んだ時点で午前9時21分頃。プラカードを持っていない女の子の係員聞いてみる。「この付近だと、何時頃の整理券になりますか?。」と。女の子の係員はまだ学生くらいの若い子だ。申し訳なさそうな顔で「この場所だと午後3時から4時くらいになると思います。」と返事。「3時くらいならば上出来。」と安堵。とにかくゲットすることが先決。
 別に係員は申し訳なさそうな顔をすることは必要なく「オマエが来るのが遅いんや。」と言い放てばいいのです。遅く来るのが悪い。そう、整理券を「貰いたいなら、はよ~来い。」(笑)。
 整理券の入手見込みが立ったのでホッとした(笑)。

 「やれやれ」と落ち着いて並んでいる人を観察。休日であっても、比較的年齢層は高く、高齢者が多い。ただし、若い人もいます。

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  列の様子。塀の「角」を曲がる。更に長蛇の列が続く。行列の全体像が掴めてきた。

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↓ 列に並びながら京都御所の方向を撮影。
深い森の中に御所がある。
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 行列は3重にできています。西門付近まで並び、折り返し、最初に並んだ敷地の北西の角に戻り、更に折り返し、西門前の配布場所に到達できるようだ。
 これ程とは・・・・・「やや、うっかりしていたゾ」と過ちに気付きました。が、アトの祭りです(苦笑)。

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 ↓ ゆっくり進み、立派な門が。これが正門だと理解。
  結構日射しが強い。しかし、湿度が低くカラリとした陽気なので大丈夫。日傘をさしている人も多いですね。
  半袖ではやや寒いかな、でも動けば大丈夫かな、の気温。
  紫外線は5月頃が一番強いとも聞く。お肌が・・・・(笑)。お顔のシミが増えそう。

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 じりっ、じりっと進み、テントの近くまで近づいた。整理券を配っている場所のようだ。ここで一旦折り返し。

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 整理券を配っているテント。ここか「コア地点」かとやっと理解。折り返し地点だ。先の壁の隅まで戻るのでまだ行列の「1/3」を通過したに過ぎない・・・・。
 整理券を配布している係員は2人である。並んでから、ここまで20分くらいかかった。すでに10時40分。するとあと40分くらい並ぶことになる。どんどん整理券を配布しているだけなのに、思ったよりも列が進むのには時間がかかる。
 この時点で「10時」「11時」の入場整理券は配布終了の赤い札がかかっているのが見えた。列の傍らの係員も「ただ今、お昼の12時以降の整理券を配布しています。」と声を出している。12時以降ならば、13時、14時でも時間を選んで整理券を入手できるのは、東京での公開時と同じだ。
 2人の係員がどんどん配布するのは「12時」の整理券。13時以降を希望の人はテントの奥に進んで、整理券を受け取る。

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 ↓ 一旦、折り返した後、行列の最後尾。すでに 整理券を入手できる人数に達したと判断した後は、並ぶことを断っていた。なんと、今の私の立ち位置は最後尾から数えた方が圧倒的に近い。整理券が入手できなかった可能性もあった。「アト、少し遅かったら・・・・。」背筋が凍る思いだった(笑)。
  

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 再び折り返し、築地塀の横で並ぶ。塀が日陰になり、涼しい。直射日光を防ぐことができた。
 塀に近づくと「近寄らないで下さい」のような警報音声が流れる。よって、寄りかかることはできない。
 正門を過ぎた頃の様子。 まだテントは見えない。↓
 



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 ↓ 参考画像 2月の「迎賓館赤坂離宮」の入場整理券。
 今回、「京都迎賓館」の入場整理券の「記念撮影」を忘れていた(笑)。
 落とさないように、入手後すぐにお財布に大切にしまっておいたので、入場の際にすぐに財布から取り出しして、渡して「おしまい」でした。 撮影しておけば、よかったです(苦笑)。

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