2016年5月21日

 東京都美術館 「生誕300年記念 若沖展」を鑑賞(見学)した。

 先に、「黄金のアフガニスタン展」を見て、東京国立博物館を出る。正門から退出し、道路を渡りそのまま、都美術館へ歩く。レンガ色の建物沿いにあるが、美術館の敷地外、公園内の通路にまでは、行列していない。
 
 
 16:43に列の最後尾に並ぶ。「90分待ち」の表示。1時間半待ちならば、「余裕」と楽な気持ちで並ぶ(笑)。なんたって、京都迎賓館の試験公開では整理券を入手するのに50分並んでいるし、「どんとこい」です(笑)。

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 ↓ 並んだ直後の様子。列は



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 列の最後尾付近では、水を配布している。業務用のミネラル水ポリタンクに入っている。紙コップについで配っている。が、次第に列は短くなり、水の配布場所から遠くなる。水は、手押しワゴンに乗せてあるため、移動させて配布していたが、やがて撤収した。日が陰って来て涼しくなってきたこともある。水が欲しく無い気温となって来た。

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 列は伸びることは無く、だんだんと最後尾が前に移動していく。
 と、17時前に「60分待ち」に待ち時間の表示が変わった。「6」と「9」が、一気に逆転!!。

 ↓ 17時直前の行列の最後尾。17時の時点では、もっと行列は進んで、都美の門の近くになっていた。


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 都美の門を入った所にある「ミラーボール」の前で並んでいたときに、入館締切の17:00となった。走って、チケットを買いに来る人もいる。時間が来ても無理に締め切りはせず、17:02でも販売してくれる。とっても良心的です(笑)。
 チケット購入が間に合えば、列に並ぶことを許される。実際には17:03でも間にあった。

 ↓ 17時15分くらい。半地下の中庭をぐるりと取り囲むように並ぶ。
   半地下では、図録を購入できる臨時テントが出ている。

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 列は、順に進む。一定人数ずつ館内に入れていくようなので、一度動くと、ダーっと一定距離を進む。本を、読んで過ごす。美術館の、地上の周りを、ぐるっと並ぶ。半地下の広場の様子が見える。前はカップル。小柄な赤のパーカーかトレーナーでジーンズの女子と背の高い若い男。女は結婚指輪をしている。若い夫婦かも、。男は女のジーンズのお尻のポケットに手を入れたり、これ見よがし。女もノリノリか知らないが男のジーンズの後ろのポケットに手を入れたり、スキンシップをしている・・・・・・・・・・。

 前には、別におばさんの2人か3人連れ。ウチの子供、読んでる参考書のタイトルを(首を曲げて)除き込むように見る。よくある「行動」だ・・・・。オイオイ・・・・・。これだから・・・・・・・(敢えて書かず)。このヒト、年齢は60以上、恰好は若く見えるが、もしかしたら70くらいかも。
 列のうしろもカップルで話をしているが、学生のよう。ただし、女の子が男に対して敬語を使っているので、先輩が誘ってきたのか?。「教授が・・・・」などと会話している。

 ↓ 中庭をぐるりと回り込んで来た。列が進むと今度は、エスカレータを下り、一気に館内に誘導される。
   半地下の中庭では、列を並ばせない「誘導方針」だ(笑)。

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 美術館の建物の中に入ると、映像パネルで「例の以前見た映像」が流れている・・・・・・。以前、日本科学未来館で見た、踊るアート展での「若沖」の映像だと気づいた。「花木鳥獣図」をモチーフにして、ゾウやトラなど画中の動物が動く映像だ。
 都美では、科学未来館で見た映像よりは、小さいスクーリーンでの投影だった。「チームラボ」の製作による映像コンテンツ。しかし、列はどんどん進むので、ここは映像をあまり見ないうちに、すぐに通過してしまう。ほとんど見れなかった。  
 この映像スクリーンの前に行列が出来ているため、待合室にいる人はよく見ることができないのだ。せっかく放映しているのに、勿体ない。行列している人は(スクリーンの前に列があるため)見ることができるが、あまりに近くて、並びながらずっと見ていると目がおかしくなってしまいそうだ。わざわざ、行列をかいくぐって(映像の様子)を写しに来る人もいた。(写しに来る人は、たいてい中年以上の女性だった。)
 
 列がロッカーの前に近づいた。ウチの子に言って、列を一旦離れてもらい、手荷物はロッカーに預けてもらう。この混雑の中で開いているロッカーもあった。
 例の中庭の窓に近いロッカーの前は行列。だが、その合間をくぐって ロッカーを出し入れしている人がいた。 毎度のことだが、おひとり様だと、列を抜けにくい。すると、頭髪が短くて、テンパーマだと思うがもじゃもじゃなヘアーの小柄な女が列を一旦抜けて、ロッカーに預けたのだろう、また列に入ってきた。誰にも、列を離れるときも戻るときも誰にも告げていない。この人は、1人で来ているようだ。
 さすがに、トイレやロッカーから戻ったフリをして、さりげなく割り込む人はいなかった(笑)。