2016年5月5日

 好天の下、相国寺にやって来た。今年は「春の禅寺一斉拝観」で公開されている。方丈と法堂が公開されいてる。チケットを買う。大人一人500円と安い。子(小人)は250円。

 チケット売場は、方丈の庭園の脇にある。しかし、売場では「法堂からみるよう」に言われる。靴を下駄箱に入れて、廊下を伝い法堂に入る。
 
  ※法堂の拝観記事は後日書きます。

 ↓ 京都御苑から相国寺の境内を歩く。
   「相国寺 特別拝観」は、方丈、法堂以外にも拝観場所があるが、「春の禅寺一斉拝観」は看板が別になっていて、この期間は「方丈と法堂の公開」であった。

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↓ 相国寺の拝観入口。渡り廊下の所から入る。右は庫裡だが、拝観場所となっていなかった。
  庫裡の更に右から、承天閣美術館に続く通路があった。

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↓ 相国寺の方丈庭園を眺める。白砂の何も無いお庭だ。
  建物内部や障壁画は撮影禁止なので、写真は無い。

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 方丈の縁側では、ガイド役の方の説明がある。ガイドは初老の男性だった。まずは、相国寺の由緒などの説明がある「(面積は)・・・現在、4万㎡あるが、昔はこの36倍あった。・・・」と説明。隣接する同志社大学の敷地も含めて、この付近はすべてお寺の境内だったことになる。
 そして「・・・(境内には)塔頭があり、世界遺産の金閣寺と銀閣寺は 相国寺の塔頭・・・・。」という具合に有名な由緒のお話があった。


続いて「松竹梅」のお話。梅は(法堂の)龍の絵、竹は「襖絵」の絵、松は、境内の松といった説明。「梅」と「竹」の内容は忘れてしまった・・・・・。「松は境内に多く植えられている松」のお話だけ覚えています(笑)。

 方丈前の庭は、上でも書いたが、あまり手入れしてないい感じのお庭。説明によると「無」の世界で何もない。

本堂から法堂の屋根についての説明があった。「残り瓦」があるそうだ。何のことか聞き洩らしたが、法堂の屋根か何かが 未完成になっているそうだ。

 
 方丈の部屋についての説明もある。建物の内部に目を転じる。「三っつの部屋があり、合計で94畳ある。一年のうち、三つの部屋の襖を取り外して大きな部屋になる日が、一日だけある。」そうだ。 
 その日は、というと「6月17日だ。この日は、(法要があって)若沖の絵がずらりと、ここに吊りさげられる。今、東京都美術館で若沖の展覧会が開催されているが、連日かなり混雑して並んでいるようだ。ここから貸し出された釈迦三尊像などの若沖作品が(6月17日には方丈のぶち抜きの部屋に)一堂に並ぶ。」そうだ。
 「釈迦三尊像や動植栽絵は、元々ここ相国寺に(若沖が描いて)寄進されたもので、動植栽絵は現在は宮内庁の所蔵になっている。・・・・6月14日頃には、若沖の絵を方丈に吊り下げて準備をしているそうだ。17日は招待者しか入れないとこのとだった。
 
 ガイドさんは「どれだけ、この中で17日の招待状をもらえる人がいるのか分かからないので、14日頃から来るのがよい。招待券が無くても見ることが出来る・・・・。」と。観客は皆苦笑い(笑)。
 が、そもそも、その時期(6月14日から前日の16日にかけて)にここ相国寺は、公開しているのだろうか?。やや疑問は残った。

 ※ここ相国寺で説明を聞いた限りでは「動植栽絵」は宮内庁から戻って来て毎年陳列されるかのような言い方だった。しかし、実際には違う。ガイドの説明で言っていた「若沖の作品がズラリ」と並ぶのは、昔の献上前のことで、現在は「釈迦三尊像」とその他の若沖作品と推測するが・・・・。
 6月17日の法要は「かんのんせんぽう」というらしい。「観音懺法」。
 (当初は「法懺」と思っていた。難しい・・・・。)

 当初、東京都美術館の「生誕300年記念 若沖展」は混雑しそうだし、鑑賞しない予定であったが、ここ相国寺で説明を聞いて行ってみたくなってきた!。
 やっと「釈迦三尊像と動植栽絵の同時展示」の意味が分かった。

 ↓ 「旦那の間」からの眺め。この部屋からの眺めが一番よいように作庭されているとのこと。 
   お庭には何も置いていない「無」の世界なので、「一番良い眺め」が分からない・・・・。 
   白砂に五月の太陽が反射してキラキラ輝いている。その程度の認識しか、ボクには無い・・・・・(苦笑)。

 

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 ↓ 方丈の入口とその前の庭。

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 ↓ 方丈の前のお庭を見ながら拝観者はガイドさんの説明を聞いた。

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↓ 方丈の真正面から見た法堂。大きい。収まり切らないので写真は上下、二枚に分かれている。
  「残り瓦」については説明を聞き逃した・・・・。

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 この後、裏側の庭園を見て、方丈を出た後は、承天閣美術館に向かった。
 美術館には、若沖の作品は、二点のみが展示されていた。