(久しぶりの旅行記続きです。)

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
  
 
 旭山動物園をあとにした。次は、層雲峡の方向に向かう。石北峠から、北見市方面に一気に走る予定だ。
 西門に近い駐車場を出て、郊外の山沿いの道を通行する。旭川市街の東にある「旭山」の西麓に動物園はあるのだが、その旭山付近の山沿いの起伏のある道を通る。
 起伏の合間の平地はすべて田んぼだ。黄金色の稲穂が風に揺れている。透き通るような蒼い空と黄金色の地面だ。
渋滞を横目に来るときにきた道を戻る。
途中、右折し、園や工業団地方向の道とは反対方向に。いよいよ北海道ドライブの開始です。
道は丘をまがりくねりながら走る。北海道らしき家が点在。周囲は水田。
日本のような家は日本ではなく北米のようなかんじ。


 北海道独特の丸い屋根の家、ななめになっている屋根の家が点々としている。家の様子は、北海道ならではの光景、収穫間際の稲が一面に広がる風景は、本州のどこかの地域を思わせる。ここは日本なのか?、違うのか?、という錯覚に陥ってしまいそうだ。

 ↓ 山裾を通る道路からの車窓。写真の奥、遥か向こうが旭川市街地の方角。

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 北へ向かう。道すがら。方向的には、道の写真の左(方角でいうと西)に向かう。 ↓
 動物園の周辺は、車の渋滞で大混雑であった。少しばかり、市街地とは異なる方向に走ると、広々とした風景が広がり、対向車もあまり無い。

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 神奈川の田んぼでもこの時期は、稲刈りは終わっている所が多い。北国の上川盆地で稲刈りがまだ終わっていないというのは、意外であった。稲刈りをしている風景にも出会わなかった。この連休中ではなく、9月の末に近い時期に稲刈りをするのであろうか?。
 あると、稲刈りから一か月もしないうちに、初雪の季節を迎えることなる。

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 ↓ 畑が広がる。収穫は終わっている模様。

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 山裾の道、丘陵地帯の道を通過し、再び平地にやってきた。
 この先に石北本線の踏切があった。恐らく当麻付近の風景。 ↓
 写真左が旭川市街地、右が当麻市街地の方向。

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 恐らく当麻付近の風景。 ↓
 線路沿いに数駅戻れば、旭川駅だが、広々とした盆地の風景が広がる。

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 しばらく、線路沿いに道を走る。家が増えてきて、やがて当麻の市街地を通行する。線路を再び渡ると、道は坂道を登る。上川盆地の端の山々に近づいて来たようだ。
 道路は直線だが、登り坂となる。黄金色に広がる「上川百万石」ともお別れだ。

山道となり、坂道を
くだると自動車道のインターに出る。
ここから自動車道路を通り 層雲峡方面へ走る。
道路は内地ナンバーも多い。東北ではなく、関東地方のナンバーもある。
とうやってきたのか。
フェリーか。青函航路経由か。
二個めのインターで下りる。上川 層雲峡。
上川はよく聞く地名だが、以外と旭川から離れた山の谷間の街。
国道に出て 進む。


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 が、坂道を過ぎると再び田が広がる。周囲は低い山がも連なり、山と田の間の直線道路を行く。

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 冬は雪に覆われるのであろう、道路標識が「雪国仕様」だ。
 除雪した雪を道路脇に積み上げるので、道幅はもっと広いと思うのだが、旭川市内といい、郊外の道路といい、道幅は思ったより狭い。本州の雪の降らない地域と変わらない。すると、冬は、除雪した道路脇に積み上げされた雪で道幅が狭くなり、運転はかなり困難ではないだろうか。

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 車窓から。 ↓

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 「愛別」ランプから無料の自動車専用道路に入る予定。インターに向かう途中の風景 ↓
 道はひたすら真っ直ぐ、インターが近づくと山が高くなり、道も曲りくねる。更に山を越えて、下るとインターに出た。
 
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 インターから、層雲峡に向けて走行する。無料の高速道路。
 「上川層雲峡インター」でおりる。と、インターのほとりに清流が流れている。石狩川だ。水量が豊富で流れが速い。
 インターを降りた信号の所の道路標識には「上川市街」とある。市街地には、向かわず、国道を層雲峡の方向に進む。
 「上川町」といえば、冬期オリンピックでは話題になる町だったと記憶する。イメージでは、旭川の隣の郊外にある街という印象だったが、実際は、旭川の中心からは離れた、山合いの石狩川のほとりにある小さな静かな町だった。

 ↓ 更に国道を層雲峡に向かう。ゆるやかな登り道が続く。
 

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