2015年9月22日の火曜日、北海道旅行3日目。知床五湖 散策4 (一湖~高架木道)

 フィールドハウスを出て、約40分の散策コース「小ループ」を歩く。二湖を見た後、一湖のほとりに出た。
 林がなくなり、草原や灌木が広がる。見通しのよい野原に「高架木道」があるのが見えた。「あれが高架木道」た、と指さした。

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 一湖のほとりから。半島のつけ根の方向の山々。池の水面に山々の姿が反射している。 羅臼岳は相変わらず雲に覆われている。時間が経過するにつれ、雲の量が増えてきた。
水面には雲に覆われた羅臼岳が見事に映っている。
 ↓ 映る羅臼岳。美しい。神々しい。「逆さ羅臼岳」、「逆さ知床富士」というべきか。

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知床連山も山容が険しくない。どこかなだらかな広いワイドな感じ。
北海道の山に共通しているが、旭岳も同様。山の上はなだらかな峰。準平原というのだろうか。
石北峠の山も稜線が広い、標高は高くないし、険しくない。
氷河地形の名残かもしれない。山頂部が削られてなだらかになっているのかも。

↓ 山の拡大。氷河で山頂を削り取られたかのようだ。
ガクンと、鳥のくちばしのように山頂部が尖っている。

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↓ 雲が増えてきた。

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 説明には、岩尾別の開拓地が、あり、一湖の手前、高架木道付近は樹木がないとのこと。岩尾別開拓地の説明看板があった。
 昭和40年頃までには酪農で入った家族は離農したそう。

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一湖のほとり。ここで最初に一湖に出会い、そして高架木道に歩みを進める。

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 起伏のある森の中の道を通る。
 クマの気配は無い。クマの目撃情報は、人間の立ち入りが禁止されているエリアに近い、奥の区域、つまり、四湖、五湖、三湖付近であった。


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林を吹けると急に視界が開けた。眼前に高架木道が現れた。高床式の木組みの木道の構造がわかる。

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木道の手前の丘から、オホーツクの海が見えた。「湖の近く」ではあるが、ここは海のそばの断崖の上であるのだ。

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オホーツクの海、本日は大変穏やか。空と海の境界線の区別があまり無い。
マリンブルーとスカイブルーが同化している。
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 知床な火山から流れ出た溶岩が固まり。湧き水がたまり、湿地や五湖となったのだろう。
すぐ脇は断崖で海に落ち込む。
 なんとなく、伊豆高原に似ています。「高原」とはいっても標高はあまり高くないのだ。伊豆は・・・。しかし、伊豆は明らかな溶岩でかなり新しい地層。なぜって、黒い溶岩がごつごつしていて、海までせり出しているので。ここ知床は、木がかなり植えているし、伊豆ほどは溶岩がむき出しになってはいないので、同じ溶岩台地とはいえ、更に古い地質ではないか。

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 高架木道まできた。鉄の柵と扉を引いて木道の階段をのぼる。扉を「引く」のは、熊が入らないようにするためだろう。階段の上でも鉄柵の扉。高架木道から遊歩道に降りて、二湖を目指すことはできない。
 「逆戻り」は禁止。つまり、レクチャーを聞かないで、高架木道のみを歩いて来た人は、ここで終点で同じ高架木道を引き返して、駐車場まで戻る必要がある。

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 階段を昇り、木道の上へ。入口は鉄の回転扉になっている。頑丈だ。クマの侵入を防ぐため、堅牢な造りであることが分かる。いざというときは、避難場所となるし。
 高架木道は曲がりくねっていて長い。なんと、木道の下には電線を張り、電流が流れている。クマ対策が何重にも施されている。
 木道は、まだ新しい。しかし、木製であり、木材に塗料を施してはあるが、北の厳しい気候の土地のこと。腐食してしまうだろうし、しかもその速度は早いだろう。維持が大変そうだ。
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