2016年7月10日 
 
  再び、丸の内にある出光美術館にやってきた。「美の祝典」、4月から始まった国宝「伴大納言絵巻」の公開もそろそろ会期終盤に近づいた。
 この期間は、下巻の公開。会期最終日は7月18日の祝日まで。「中巻」の公開期間は、行くことが出来なかった。最後に「下巻」を見て、美の祝典のフィナーレを飾ろう。 
 有楽町駅の国際フォーラム脇の歩道を美術館のあるビルへと歩く。途中、道路を横断するが、まっすぐだ。東京駅より有楽町駅の方が断然近い。
 
 ↓ 退出後、皇居のお堀方面を撮影。右手が美術館の入っているビル。
   前回来たときよりも、街路樹の緑の色が濃い。季節は夏に移り変わった。

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  帝劇の看板の脇、ガラスの壁に仕切られたビルの内側に出光美術館の入口がある。警備員と白シャツ姿の係員がいて。次々にエレベータに誘導している。前回はエレベータに同乗する人が何人かいた。次々にエレベータにやってきていたのだ。が、老女とその娘らしき人の2人が乗ってきたのみ。前回の「上巻」公開時よりは観覧者が少なそうだと予感。
 警備員の人が「展示室はエレベータで9階の上がって下さい。」とアナウンスしてくれるので、前回同様9階で降りる。エレベータを降り、受付窓口で入場券を買って入る。今回は、優待割引券をもらっていたので、半額の500円で入場できた。この優待割引券は、有効期限が来年の3月までなので、「伴大納言絵巻」だけでなく、来年の3月までに開催される展示企画でも使用できる。1回来れば、あと1回は半額で入れることになるのかな?。
  さあ、二回目の出光美術館。展示室に入る。と、室内は暗かった。というより、外の夏の日差しがまぶしくて、室内がより一層暗く見えてる。よって目が、展示室内の「暗さ」に慣れるまで時間がかかった。「ああ~、夏だな~(笑)。」

 展示室に入って、すぐ左手の壁には、祇園祭の屏風がある。「祇園祭礼図屏風」。京都の祇園祭りの様子。7月の蒸し暑い日、展示したのは、もうすぐ祭りの本番だからだろう。祇園祭りは「戦国時代に一時、途絶し、西暦1500年より復活した。」とある。戦国の早い時期から、復活していたことになる。西暦16世紀後半の復活では無かった。
 描かれている場所が現在のどこか、図示による解説がある。左双、三条通りの北(絵の左側)には、「内裏」がある。内裏が起点で、左から右へ左双から、右双へ絵が流れている。祭りの行列は、都の路を練り歩いている。
 
 エレベータは、すいていたが、室内は比較的混雑している。が、前回の訪問「上巻」公開時のほどでは無い。
次いで、歌麿の肉筆画、美人画の展示があった。浮世絵ではなく、肉筆画だった。さすがに「春画」は描いていなかったかな、とは決して思わない(笑)。
 続いて、数段の階段を降りた所の大きなガラスケースの展示場所には、「南蛮屏風」があった。文化財指定は無い。作者、来歴は不明だ。説明にも無い。南蛮屏風は当時、数は忘れたが、多く描かれていたとあったと記憶する。
 「洛中洛外図屏風」もある。こちらも文化財指定は無い。
 次の部屋に移動。「伴大納言絵巻」の人物相関図のバネルがあるのは、前回と同じ。近くのガラスケースには、別の展示物があった。「江戸名所図屏風」。長い屏風で、浅草から、芝、田町の辺りまで描かれている。左双、現在の港区か目黒区当たりだろうか、絵では奥に高い「塔」がある。が、説明には「塔」について触れていない。距離は微妙だが、池上本門寺かなと思った。すると、東から西まで当時の江戸の郊外も含めて描いていることになる。芝か現在の築地当たりか、浴場がある。浴槽の近くでは、男の背中を流しているというか、洗っている女がいる。数名同じような男と女の組が描かれている。女はモチロン着物を着ている(笑)。
 二階建てで、上の階には「浴場女」がいる。

 展示を見ながら、伴大納言絵巻」下巻の展示ゾーンに進んで行った。

 ロビーの窓際には、無料のお茶コーナーがある。その傍らから、カシャっとスマホカメラで撮影した。このとき、何故か写真撮影をしている人がいなかった。人は多いのだが、シンとしている。「窓からの風景」ということで撮影したが、なんとカップルの後姿が写っていた・・・。外の光が眩しくて、被写体の様子が判らず。よく撮れなかった。ゴメンナサイ(苦笑)。
 ↓ 右のパーテーションの内側がお茶コーナー。暑いので皆さんたくさん飲んでいた(笑)。


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