2016年7月17日 日曜日 
 
  三連休の真ん中の日曜日。長野県、諏訪にある「サンリツ服部美術館」にやってきた。7月10日から始まった 服部一郎没後三十年 特別企画展「禅宗と茶の湯の美」。この期間の会期は8月2日までが前期。後期は9月上旬まで。
 前期の目玉は何といっても 「特別公開」と銘打たれた国宝の可翁筆 「寒山図」であろう。
 美術館のウェブサイト内の告知では「初公開」とある。5月の下旬に同サイトで「国宝 寒山図」の公開が公表された。なぜ、この時期に公開されるのだろうか。勿論、服部一郎氏の没後三十年の節目の年の公開ということもあろう。
 今まで公開されなかったのは、何故なのか。所蔵者は誰なのか?。同サイトでは、これらの疑問には答えてはいない。後期の展示作品である「国宝の茶碗」は、服部サンリツ美術館の所蔵であることは公表されている。しかし、ウェブサイトを見る限りは「国宝 寒山図」については特に書いていない・・・・。あたかも「茶碗」と並んで美術館「自己所有」のような書き方。ということは、同館が寄附や購入の方法で所有したことも推測できるが・・・・。又は「寄託」なのか?。謎、というか疑問は尽きないままの訪問となった。

 この3連休に長野行きを企画したのはなこと急だった。手軽に宿泊予約ができる市民山荘が野辺山にあるためだ。上の子は、学校や塾の関係で今年の夏はお盆の期間も含めて旅行は出来ないようだ。空いているのは、夏休み直前、7月の3連休ぐらいなのだそう。ならば、市民山荘を(上の子にとっては)久々に予約し、少しばかりの家族旅行とした次第。料金が格安だし、予約を取りやすいということがあるので、決まりです。
 3年前は、休暇村乗鞍を予約したが、すでにこの時期は満室だった。しかし、乗鞍は遠い。今回は下の子の希望で、乗鞍など松本、安曇野付近までは行かないことになっている・・・・・(笑)。 
 初日は、市民山荘にチェックインをする時間帯の関係上、山梨県北部や長野県では諏訪、野辺山周辺に行き先が限られる。お決まりの「シャトレーゼ」の工場にプラスして、初日の行き場所を山梨、長野の八ケ岳付近で探していたところ、諏訪のサンリツ服部美術館の国宝展示を見つめた次第です(笑)。

 2016年7月の3連休、全体の旅行記は後日書く(いつになるやら・・・(笑))として、サンリツ服部美術館の見学記から書くことにする。

 圏央道から中央道を経て、山梨県入りするのは、今回が初めて。出足が遅くて、圏央道~八王子JCT~小仏トンネルまで、渋滞にはまり、1時間以上はロスをした。更に「シャトレーゼの工場」でも入庫待ちの車の行列。
 シャトレーゼの工場を「見学」した後、北杜市からは、国道20号線を通り、諏訪盆地へ。途中、富士見峠の標高は1000メートルを超えている。峠を過ぎて、少し下った所に、「カゴメ」の工場の入口があった。この工場は夏休みの間、見学を受け付けしているようだが、倍率は高いようだ。よって、行ったことは無いし、多分今後も予約は取れないだろう。諏訪盆地に入り、茅野市を過ぎ、途中で昼食。モチロン、諏訪での昼食はB級のグルメの「みそ天丼」です。(その記事は後日書きます。)
 よって時間が押してしまい、諏訪湖畔にやって来たのは、午後2時半を過ぎていた・・・・(苦笑)。

 ↓ 美術館の入口。左の土手の向こうが諏訪湖。

DSC07488

 (上の写真の「P」は、お隣の「北澤美術館」の駐車場のこと。)

 諏訪湖の湖岸道路は混雑していた。特に湖岸道路の「外回り」は渋滞。テレビでも以前紹介された重文の建物がある片倉館の駐車場は混雑している。ホテルも係員が出て、入ってくる車を待っている。
 湖岸道路を走る。美術館はどこかな、と注意して見ながら運転。と、看板を見つけた。渋滞している道路を右折して敷地に入る。渋滞している車は、サンリツ美術館に入るのではない。警備員が出てきて「美術館の見学ですか?」と聞かれる。「オブ コース」とは言わないが(笑)、「はい」と答えて入る。
 駐車場はすいている。というより、キャパに比べてガラガラだ。もっと混雑しているのかと思ったが・・・。
 中央線の特急に乗って、上諏訪駅で下車すれば徒歩でもここまで来れる。よってもすいているのかな?とも思った。
 美術館の建物はすべて2階。高床式のような造り。建物の下の1階の部分が駐車場になっている。ただし、駐車場は建物の真下だけでは無い。建物の下に停まっている車が10台も無い。ウチの車も入れて、6台くらいかな。
 三連休であるが、思ったよりもすいている。今回の「国宝 初公開」は話題にはなっていないのだろうか?。

DSC07497


 ↓ サンリツ服部美術館の1階にある入口。
   柱にある「寒山図」の写真入り今回の展覧会のポスターとご対面だ。

DSC07489

 美術館の中に入る。受付カウンターがあり、係員が一人いる。入場券を買う。大人は一人1,100円。小中学生は700円。ウチの場合1100が3人に700円が1人で合計で4,000円ちょうど。
 下の子は、入館にゴネるかと思ったが、案外素直についてきた。入館しない場合は、道路を挟んで反対にある諏訪湖畔で遊んでいてもらおうかと思った。近くの湖畔には、「間欠泉センター」があり、多くの人で賑わっていたし、遊ぶところは結構ある。
 で、下の子が一番興味を示したのが1階のロビーに置いてある「金魚の水槽」。小さい水槽である。が、「金魚ちゃ~ん」と興味を持って金魚を眺めている(苦笑)。
 展示室は2階。受付の横には、小さい販売コーナーがあり、その脇に階段がある。階段の更に横、駐車場が見えるガラス戸やガラス窓の近くの壁には故・服部一郎氏の写真が掲示されていて、胡蝶蘭の花が飾られている。今回の企画展のあいさつ文が書いてあるボードも掲示されている。ロビーには、可翁筆「寒山図」の写真の入った、今回の企画展のチラシは置いていない。ポスターも貼っていない。
 階段を昇ると第一展示室がある。西洋画の展示がある。まずは、こちらから見学する。展示室は私達の家族だけ。次いで、子連れの若い女性が入って来た。子供は小学生低学年くらいだ。女性は順番に熱心に絵を見ている。どんどん子連れの方が気軽に来れるとよいですね。
 展示作品は「ラウル・デュフィ」の作品など。音楽の教科書によく掲載されている画家k作品だ。1点だけだが、ダリの作品もあった。
 本美術館の一番有名な作品では「ルノワール」もあるようだが、今回の展覧会では展示が無い。
 次に、湖の見えるテラス(テラスに面した館内にカフェがある)の前の通路を通り、第二展示室へ向かう。