2015年9月22日 世界遺産 知床国立公園  羅臼

  羅臼ビジターセンターを見学、センター裏手の「間欠泉」に歩いてみた。ビジターセンターに戻り、再び車で出発。センターの下には、サケの孵化場のプレハブのような建物がある。横目に見ながら通過。もう一軒ホテルがあり、その隣には、廃墟となっている鉄筋コンクリの建物があった。営業は、していないようだ。
 ビジターセンターから車で、1分もたたず、数十秒で本日宿泊する「ホテル峰の湯」に到着した。この付近が羅臼温泉だ。(知床峠側から見て)羅臼の街の手前にある。羅臼の街には、温泉街は無い。

↓ 「峰の湯」の前の知床横断道路とホテルの敷地。知床峠方向。(翌朝の撮影)
  峠の方向には、雲がすごく出ている。山が、雲をせきとめているかのようだ。

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↓ ホテルに着いた後、客室から。この上流が先程の羅臼間欠泉。

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 鉄骨造りの建物。床が、高い。防寒、防雪の箱型のつくりだ。冬の厳しい気候がうかがわれる。厳冬期、羅臼が大雪で孤立状態とニュースで報道されていたことも記憶に新しい。この2月のことではなかったか。
 この日は、ゆったりスケジュールなので夕方5時にはチェックインできた(笑)。いつも、旅行では「強行スケジュール」で、しかも大抵遅れるので、宿に入るときは「早く早く」とあくせくしている。宿に入ってもゆっくりするヒマが無いといつもツレから不評だった。
 さて、夕食はこのあと夕方6時半からにする。ゆったりスケジュールだ(笑)。部屋は、ロビーから二階の階段を登ってすぐの所。階段横の部屋だった。
 部屋は新しい。改装したようだ。部屋の中に化粧室まであり、しかも鏡がある。女性向きだ。窓の外を見ると部屋から露天風呂が一部見える。
 山裾を川が流れている。川の流れる音が盛んに聞こえる。羅臼川であろうか。急な流れである。

 ↓ 部屋の窓際。
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 夕食前に風呂に入ることにする。一旦、部屋で休憩し、5時半頃に行く。風呂には10人近くが先に入っている。子供の入浴者もいる。いや~、温泉につかってゆったりする。お湯の温度は比較的熱い。外の露天風呂にも出てみる。露天風呂はの湯温は、熱くないので入り易かった。
 屋内の風呂は、浴槽がふたつあった。どちらか違う温度かと思ったが、熱くない。同じくらいの温度だった。
露天風呂からは、自分の泊っている部屋が見える。露天風呂では、硫黄のにおいがかすかにする。川の流れる音が聞こえる。ゆったりとした。この日は、長距離運転していないので、疲れていないが。
 すでに日没後。だんだん周囲の景色が暗くなってきた・・・。浴槽に入っていたのは10分くらいか。夕食もあるので早めに切りあげ、部屋に一旦戻る。
 ツレも露天に入ったが、女性用の露天風呂は、温度が熱くて入れなかったそう・・・。高温と知らずに足を入れてヤケドしたそうだ(苦笑)。

 ↓ 男湯の建物。露店風呂が少し見える。
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 時間が来たので、下の子と先に食事に行く。レストラン峰の湯と表示のある個室で食べている人もいる。ここは満室。食事をしている人には、年配の人もいる、恐らく三世代と思われる家族連れが食事をしている。フロントで食事は、どこかと聞くと、風呂に行く途中にある座敷と言われる。先程、風呂に行く途中で通った部屋がお座敷の宴会場で、食事の用意がされていた。私達は、安い食事プランなので座敷だった。お高いプランは個室のようだ(笑)。
 私達の席には、大人の食事がふたつにお子様食事がふたつ。「あれ、上の子の食事も子ども用だったかな」?と思ったが、下の子には先にお子様セットを食べてもらう。ツレがくると「大人用三人ではなかったか」と言う。係のおばさんに聞くと。大人二人になっているそう。フロントに聞いてもらう。と、隣のお膳ですでに食事を開始しているの老年と熟年の男女がジロジロとこちらを見る。この2人は、子育ての終わった夫婦のような感じだが、違うような・・・、分からないが・・・。
 一応、私も部屋に戻って予約票を確認する。やはり「大人三人、子ども用食事あり一人」と予約していた。フロントで確認すると間違いがわかったそうだ。あとから、ホタテバター焼きや天ぷらの食事も来た。厨房で急いで作ったのだうろう。厨房は、食堂側から見て、フロントやロビーに出る手前のすぐ右手の部屋。先程、風呂に行くときも横を通ったのだが、食事を準備する従業員の声、会話や食器の音が思いっきり聞こえてきていた。

 ともかく、食事の開始に際してビール注文するが何が飲み物メニューかわらない。メニューが何もないので・・・・。すでにお膳は用意されている。メインの肉は羊の肉だった。カニは松葉カニ。福井のカニと同じ。カニのシーズンにはちと早いが・・・・。
 食事の量が多いので、カニまでいらなかったかも。女には、量が多いので、食べきれないくらいある。子供やツレのぶんも私がいくらか食べることになる。ホタテのマヨネーズ焼きもある。刺身はホタテやタコ。新鮮である。メンタイコまであるが、福岡から?。
 カニはカニ棒で食べた。そのため、食べるのに時間がかかった。ビールはジッョキを二杯注文した。

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↓ タコの刺身。

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 例の隣の老年男と熟年女の2人のお膳には、茶碗蒸しもついていた。が、私達には無い。オプションで注文したのだろう。この日の宿泊は、大人一人10000円しない料金。食事付でこの値段。昨日のウトロは食事なしで
ほぼ同じ値段。四人泊って合計で1000円くらいしか変わらない。羅臼のこちらの宿のほうが、夕食一食ぶん安い計算になる。
 食事後、部屋に戻ってごろ寝・・・・・・。お腹が苦しい・・・、かなり食べた。子どもたちは、食事の後はずっとテレビを見て風呂にはいかないそうだ・・・・・。
 私は、しばし酔いをさまして、再び風呂に入る。ボクはビール二杯くらいでは(飲んでも)すぐに酔いは覚めます(笑)。風呂には、夜の10時半頃に行く。二人くらい入っている。露天では「貸切状態」はあるものの、次にすぐ別の人が入ってくる感じ。夕方よりは、人数が少ないのでゆっくり温泉に浸かる。

 風呂から戻ると、子供達はテレビのバラエティー番組を見て、バカ笑いをしている・・・・。しかも布団にもぐり込んで、テレビを見る姿勢がすこぶ悪い・・・。テレビも連休中の特番である。秘境、最果ての地「羅臼」も自宅とテレビ番組は変わらない・・・・。
 一応、勉強の道具も持ってきているのに、全然していない。旅行中も勉強もするのではなかったか・・・?。
やがて子供達も疲れたのであろう、いつのまにか寝た・・・。
 余談ではあるが、歯を磨くとき、洗面台の水が勢いよく出るので濡れてしまった。部屋には、ユニットバスも付いているが、温泉に行ったので使用しなかった。

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一応、私も仕事関連の書類を持ってきているので、少しばかり確認して、夜12時くらいに寝た。
本日は運転も長くなかったので、疲れなかった。が、すぐに爆睡!(笑)。