2015年9月23日 北海道

 標津の「サーモンバーク」内にあるサーモン科学館の内にやって来た。一旦入館したが「チョウサメのエサあげタイム」があり、館外、建物の横の屋外水槽でチョウザメがエサに喰いつく、瞬間の実演があった。本当に一瞬で終わり、あっという間に解散した。少しばかり、水槽に泳ぐチョウザメを眺めてから館内に戻った。
 受付の窓口横から一応、先程購入した入場券を見せて、奥の通路へ。展示室に戻った。

 と、通路を抜ける先程もそうだったのだか、机の上に置いた小さい水槽(よく学校のクラスに置いてあるような水槽)の前で「実習生」と表示をつけた若い男女が「こんにちわ」と声を掛けて、入館者を案内をしている。水槽の中の魚について、子供向けに説明をしてくれるようだ。「実習生」と腕章をつけている。実習中の大学生だろう。学生2人背後の壁の下は、半地下の劇場のような構造になっている。観客席があり、水槽が設置されている。これが「魚道水槽」だ。屋外の魚道(人工河川)の側面にガラスを設置して水槽にしている。まさに「川を泳ぐサケ類がそのまま見える」水槽だ。

 「×月×日、魚道水槽開通しました。」と表示があり、サケの遡上して来る季節に開通する水槽のようだ。日付は9月だったか、8月下旬だったか忘れた・・・・。現在、遡上シーズンの只中なのだ。まだ、ピークシーズンには早いのであるが・・・・。季節的には夏の終わりの8月から、翌年の冬2月頃までマス・サケの遡上があるそうだ。この水族館の説明によると遡上は「11月頃」までのようだ。
 
 水槽の手前には、モニターテレビが設置されていて、水中のサケの様子もライブで見ることが出来る。


DSC04962

 子供、親の入館者は多いのだが、ここのイスに座って、サケの遡上の様子を眺める人はいない・・・。
 魚道水槽に近づいて見てみる。 水はかなり濁っている。この魚道は、標津川の上流である。先ほど、羅臼から標津の街に入る手前で標津川を渡る橋を通ったが、土色に濁っていた。根釧台地は、泥炭の地層である。先ごろも雨が降った日があったため、泥が川の水に溶け込んで、濁っているのだろう。羅臼、知床の小河川が透明な清流だったのことに比べると、随分と違う水の色だ。



DSC04951

 サケは川の流れに逆らって、群れをなして、一様に泳いでいるのではない。先程、ルサ川でのサケ(カラフトマスだと思うが)の群れとは違う。産卵場所を探しているのか、水が滞留しているので、めいめい自由に泳いでいるのかは分からない。

DSC04952
 
 魚道水槽の手前にあるシロザケの説明。メスの方が立派だ。オスが何か、頼りない姿・・・。
 人間の女と男も一緒かな・・・・(笑)。

DSC04953

 ここに泳いでいるのは、シロザケのようだ。カラフトマスのように黒っぽくない。色が薄いし、体にタテのシマが入っている。解説のシロザケのイラストと同じだ。
 季節的には、先に川を遡上するのはカラフトマス。体つきは黒っぽいし、口が大きくとがって、背中が曲がっている。シロサケ(ベニザケ)はそこまで背中が湾曲していない。すると羅臼の川(知床橋のルサ川や相泊川)で見たのは、カラフトマスだったのだ、と思う。相泊川でカラスに食べられていた複数個体の死骸の姿を思いだすと、(あの死骸の中には)シロザケはいなかったと思います。色素が抜けて力尽きていたのでシロザケと誤認したのかも。

DSC04954

 魚道水槽の脇には、トンネルのような通路がある。くぐると別のところにワープする(笑)。

DSC04955



 一階(グラウンドフロア)には、ナマズのいる水槽など他の水槽もあるが、半地下には「大水槽」があり、サケ類を展示している。通路を挟んで反対にある魚道水槽は、閉鎖している時期もあるようだが、大水槽はいつも見ることが出来る、ここサーモン科学館のメイン水槽だ。
 ↓ モニターでは「ベニザケ」の解説をしている。

DSC04961


 ↓ 半地下の通路。

DSC04956



 一階(グラウンドフロア)に、観客席脇の階段を昇って、戻る。小さい水槽を見ていく。
 解説にもあるのだが、シロザケさんは、「川」にいる頃は、まーるいお顔なのだが、海に下ると段々精悍なお顔になっていく。

DSC04968


 ↓ オオカミウオの解説

DSC04969

↓ オオカミウオが水槽の端に潜んでいる。カワハギのような魚はウマズラハギ。
DSC04970

↓ オオカミウオとウマズラハギとシロザケの稚魚。知床、野付水道、根室水道の海岸付近の海中の様子であろうか。

DSC04965


 オオカミウオの解説にもあるが、大変グロテスクな姿。漁獲量は少なく、食用にも供されないとのこと。

DSC04971

 ↓ こちらは、コマイという魚。

DSC04966


 コマイはタラ科の魚であった。

DSC04967

 ベニザケの解説。同じく水槽に泳いでいる。淡水魚のヒメマスが、海に下り、戻ってくると赤いお体のベニザケになるとは信じ固い・・・。本当に不思議だ。
DSC04972

↓ フサギンポの水槽。

DSC04963
DSC04964


一階のスペースには、北の海の生き物の展示と解説がある。

↓(既出)正面にサーモン科学館の建物。外は、快晴の青空が広がっていた。

DSC04945