2015年12月6日。 (明治村 見学2)

  博物館「明治村」。見学時間も無くなってきた。急ぎ足で、正門の方向へ戻る。
  正門の近くにある「旧三重県庁舎」まで戻って来た。正門前から、坂を下ったところにある建物だ。
  先程は見なかったが、道路を挟んで反対に鉄道局新橋工場があり、内部に明治天皇が行幸の際に乗車していた御用鉄道車両「御料車」が展示されている。

  ↓ 正門方向へ戻る園内バス。写真には、写っていないが、右に「旧三重県庁舎」がある。
 


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 鉄道局新橋工場の近くには、二重橋飾電燈がポツンと設置させている。
 御料車の車庫があるので、皇室関連の施設を集めているのだろう。
 かつて、皇居(当時は、「宮城」という言葉だったと思う。)の二重橋にあった電燈であった。



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 鉄道局新橋工場の建物は別の場所で「機関館」として使用されていた。同じ建物だと思う。こちらは、客車が線路の上に保存、展示されている。
 左が「6号御料車」。一番最後に製造された明治天皇のお召列車の客車。

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 車両の周囲をぐるりと歩いて見学する。
 ↓ 6号御料車の説明。細長い造りであるが、まさに移動する「御所」。内部にはトイレも付いている。
 外からはよく見えない、内部の様子の写真も掲示があった。

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 窓は開いていないので、ガラスごしに内部を見る。ソファが見える。

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 ↓ 豪華なカーテンと内部のソファが見える。室内装飾も豪華絢爛だ。
 調度品も豪華である。窓が大きい。警備の関係上、窓は小さいのかなと思ったが、存外に大きい。このソファに座り乗車しながら、明治天皇は、車窓の景色、民の生活の様子をご覧になったのだろうか。

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車両の後部。
車体の僧職も金ふちで豪華な外観。

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