2017年2月
  寒い日冬のある日のこと。渋谷区にある国学院大学博物館を見学した。
(※ 本来は旧字体で表記するのが正しいが、ここでは現在字体の漢字で表記する。) 


 元々は、山種美術館に来る予定であった。前年の11月にも「速水御舟展」の鑑賞にやって来たときに、竹内栖鳳筆の重要文化財「斑猫」が展示されることを知ったので再び鑑賞にやって来ることにしていた。
 しかし、年末年始を挟み、はや会期末となってしまった・・・・。いつものことだけどね(苦笑)。
 そこで、急きょ仕事の合間に見学に行くことにして、同時に近隣で行く所(スポット)はないかな?、と思って(ネットで)調べていたところ、国学院大学博物館の特別展を知った次第だ。
 
 テーマは「火焔型土器の機能とデザイン」。目玉展示として新潟県の十日町市博物館所蔵 国宝の縄文土器(火焔型土器)が展示される。
 現地まで見に行くことは大変であるし、遠隔地の国宝が展示されるせっかくの機会なので、見学してみることにした。
 会期は12月10日から、年末年始を挟んで平成29年2月5日(日)まで。またまた、会期末に近い見学となった(苦笑)。 国学院大学博物館は、入館料無料。大学の付属施設とはいえ、太っ腹だ。

 以前、山種美術館に来たときに、近くに国学院大学博物館があることを(改めてではあるが)知り、同時に渋谷区立の記念館も近くにあることに気付いたのだ。が、山種が閉館間際の訪問だったりして、行くことができなかったので、近くの博物館も同時に行くことができれば、と思っていた。

 周知の通り国学院大学のキャンパスは渋谷駅や渋谷川沿いから見ると、坂道を登った丘の上にある。周囲は、住宅地や商業地、学校などの公共施設用地。道を一本入ると閑静な通りだ。大学のメインの校舎のある敷地とは別、道路を挟んで、渋谷駅側に博物館のあるビルがあった。道路沿い、門やキャンパスを囲む壁のないオープンスペースのような敷地入口なので、すぐに分かった。

 開館時間は10時から。開館時刻ちょうどに博物館にやって来た。ゆるやかな坂道の途中、大学の敷地内のビルの一番下のフロア、半地下になっている所に入口があった。路面から階段を下って入館した。
 閉館時刻は18時と比較的遅い。17時閉館の別の博物館、美術館を見学した後でも訪問可能だ。

 ↓ 博物館の入口。「火焔型土器」の複製品が設置してある。実物大の大きさか?、と錯覚してしまった・・・。


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 ↓ 特別展の告知看板。渦をまいているような、不思議な形の突起のある城門土器が「火焔型土器」だ。


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 エントランスに入るが、特に受付は無い模様。無料の博物館の場合は、記帳台があり、氏名などを書く場合もあるが、特に無いようだ。全くの自由入場で、入館料無料だ。
 展示室への自動ドアを入る。と、係員が座っている。開館直後の不意の入館で少し驚かれたようだった。カチと手に持っていたカウンターで入館者数に私は数えられた。展示室の入口には、博物館チラシ展示品リスト、やこの特別展にちなんで新潟県の「信濃川火焔街道連携協議会」のパンフレットが置いてあったので、入手した。
 信濃川の沿岸市町村が共同して制作したパンフのようだ。沿岸の遺跡から、火焔型土器が出土してているのだ。今まで知らなかった・・・・。
 縄文土器だから、縄の模様が土器の側面や、上のフチ付近にあるのは当たり前だ、程度の認識しかなかったのだ・・・・。

 入って、すぐ右手に「国宝 火焔型土器」が独立した四方から見れるガラスケース内に展示してあった。
 付近の壁には「カメラマーク」があり「OK」と告知がある。なんと、写真撮影OKなのだ。

 ↓ ガラスケース内の「国宝 火焔型土器」。写真の右が展示室出入り口の自動ドア。
   「写真OK」の告知が見える。
 
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  博物館の入口の告知板にもあるが、ミュージアムトークも開催している。特別展のチラシにも日時が掲載されていて、複数回開催されている。この2月の土曜日にも開催がある。大学内のホールで関連イベントも開催されていた。(イベントは昨年の12月に開催済だった。)
 展示室内の告知にもあったが信濃川流域で発掘されたこれらの火焔型土器とこの地域の雪国文化が「日本遺産」にも指定されたそうだ。