2017年10月28日 特別展覧会「国宝」 第Ⅱ期 鑑賞1 京都国立博物館

  特別展覧会「国宝」を見学のため再び京都国立博物館にやって来た。20日ぶりである。前回の訪問から3週間も経過していない(笑)。今回は「第二期」を見学、鑑賞する。 
 元々は、第二期は来れないかな、と思っていたが、皆さんご周知の通り大徳寺龍光院の「曜変天目茶碗」が展示されるというので、やって来た。
 開催の約1か月前、9月上旬時点で特別展覧会「国宝」のウェブサイトに掲載されている展示品リスト(PDFのデータ)には大徳寺龍光院の「曜変天目茶碗」は記載されていなかった。(私が見たところ。)その後、更新された展示作品リストにはなんと「龍光院 曜変天目茶碗」が掲載されていた。私が今年4月の時点、大阪で聞いていた予言は本当だったのだ。
 前回、第Ⅰ期の見学は三連休の最終日だった。見学後、車で京都東インターから名神道で帰ったのだが、博物館近くの駐車場からインターまで30分かかったし、名神道に入るときから渋滞・・・。更に、その先「いつもの如く」お約束(笑)の亀山JCT手前から~四日市付近までの大渋滞。懲りた・・・。
 今回は新幹線での日帰りであった。新横浜から京都までは「のぞみ」で、たったの2時間。速いなあ、新幹線は。この日は土曜日。20時までの夜間開館を利用して見学する。台風が接近しているというので雨が降ったりやんだりの天気だった。台風接近のピークは翌日の日曜日らしいので、一日前の訪問で助かった。もしかしたら、翌日の日曜日の午後か夕方以降は、新幹線が止まることもあるかと思ったし。日曜日の閉館時刻は18時であるし。
 
 ↓ 冷たい雨の降る博物館入口。館外の発券なので、一旦傘をとじて買う。大人一人1500円。自動券売機で購入した。再び傘をさしてゲートに並ぶぼうとするも、折り畳み傘しか持っていなかったので、カバンにしまいこんでしまっていた。「もういいや。」と思い雨にうたれたまま列に並ぶ。


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 半券をちぎってもらって、入場した後は、再び屋外を100メートル??は歩く必要がある・・・・。雨脚が強くなってきた。ノーアンブレラ(笑、つまり傘無しっとこと・・・。)で歩くのは「耐えられない」と思ったときに、入口ゲートと本館との連絡用の傘があった。拝借して本館の入口まで行く。

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 本館に入る。 館内には龍光院の「曜変天目茶碗 展示中」や「曜変天目茶碗 こちら」と看板が出ていた。第Ⅱ期の目玉展示なのですね。
 最前列で鑑賞するための行列が1階に出来ていた。広い吹き抜けになっている長方形の「仏像」展示室の壁沿いに行列はあった。係員が「最後尾」というプラカードを持って案内をしている。曜変天目茶碗は1階、一番奥の展示室に展示されていることが判った。「こりゃ、30分以上待つかな??。」と感じたので、とにかく後列で鑑賞しようと奥の展示室に歩いた。「偵察」も兼ねているが(笑)。
 展示室の真ん中にガラスケースがあり、曜変天目茶碗が展示されている。「小さい。」が感想。側面は黒くて光っていないため余計に地味で小さな茶碗にしか見えない。行列に並んで進んだひとのみがじっくり、鑑賞できるのだ。かがんで最前列で見ている人の様子はうらやましいな~。並んだ者だけが得られる権利?だから。
 後列にも人だかりが出来ている。見学者は年配の男性が多いと思いきや、若い人も含め女性が多い。茶道を嗜むのは現在では女性の方が多いことも理由のひとつかな。
 後列から背伸びをしてなるべく茶碗の底の方を見る。内側の側面、湾曲の部分はキラキラと光っている。見る方向によって、光る具合が違う。反対に外側は、黒くて光る模様はない。地味だ。女性の見学者が多いためか、後からでもお椀の内側が十分に見える。 
 1階の別の展示室を見る。
 
 「3階の展示室は、混雑しているので2階からご覧くださーい」と係員が案内しているので、2階の展示室から見ていく。
 「六道と地獄」の展示室は、新たな展示があった。ガラスケースの前は、並んでいる。後ろから背伸びして見る。
  「餓鬼草子」東京国立博物館蔵。岡山の河本家に伝来した巻物だそう。
 隣に「餓鬼草子」京都国立博物館蔵 岡山の領主 池田家の菩提寺、曹源寺に伝わったものと説明がある。
 隣の展示作品と河本家は
 街で暮らす人々を描いたような巻物。が、道端に怖い餓鬼が出現している様子。
 別のときに見た書籍では、「排便しているところに」餓鬼がやってきて食べている、と説明があったが、展示作品の前ではそこまで詳しい説明は無かった。
 当時の 飢餓や疫病の流行、身近な死など人々の不安を表現しているのでしょう。当時は、科学的な理由は知る由もなかったでしょうし。ただ、神仏に祈ることしかできなかったのでしょうか?。
  「餓鬼草子」が東京と京都の所蔵、二種類ある。元々は蓮華王院宝蔵庫のもので、分割、分断されて所蔵されたのであろう。
 行列の中でお母さんが小学生くらいの息子に「生きている間にワルイことをすると、死んだあとに地獄に落ちるよって、その地獄を描いた昔の絵だよ・・・・。」と解説している。
 中世絵画の部屋へ。
 近世絵画の部屋へ。等伯の絵は入れ替わり、久蔵の作とされる 「桜図」の展示がある。

 ↓ 館外に設置されていた 特別展覧会「国宝」の看板の拡大。長谷川等伯、その子久蔵筆「桜図壁貼付」
 
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↓ 館外に設置されていた 特別展覧会「国宝」の看板の拡大。長谷川等伯、その子久蔵筆「桜図壁貼付」
  桜の幹の部分と花。
 
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