百舌鳥・古市古墳群「古市エリア」へ② 応神天皇陵 訪問 見学 2018年春 大阪・京都桜のたび7

 今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
 ※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。
 2019年5月 百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群が、世界遺産に登録されることが、確実になったというニュースが飛び込んできました!!!!!。 「祝 世界遺産登録 確実」
 「ユネスコの諮問機関のイコモス(国際記念物遺跡会議)が「百舌鳥・古市古墳群」を世界遺産一覧表に記載するよう勧告した・・・・。」
 登録勧告の一年前に訪れていた私は「先見の明」があった!?。

 道路に沿って、普通の街を歩く。「誉田八幡宮」の見学は14時から?のようなので、まだ時間があるため、歩いて応神天皇陵の方面へ。
 応神天皇陵は、観光地ではない。宮内庁管理の天皇陵である。よって、私が現地を歩いたところ、案内看板のような標識は道路沿いにはなかった。
 誉田八幡宮の付近の住宅地を歩いて、天皇陵と思われる方向へ。と、自動車が頻繁に通行する道路に再び出た。羽曳野市役所の庁舎もあった。天皇陵と市役所は近くであった。
 道路の視界が開けて、天皇陵と思われる木に覆われた丘とかつての古墳の濠らしき、空地というか、田というか、窪地のような土地が見える。
 ここで撮影すべきだったのだが、特に撮影はしなかった。あとから、わかったが、古墳を側面から眺めるのには、この市役所沿いの道路の歩道付近が最適だった。
 このときは、別に見るところがあると思っていたので・・・・。観光でやって来ている人は、ボク以外に出れもいない。量販店はあるし、部活帰りの高校生が自転車で通ったり、普段と変わらぬ日常である。
 
 

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  応神天皇陵に向かって歩く。本当に世界遺産候補があるのか、と思ってしまう。
 と、川沿いの住宅地の中の道をあるくとフェンスで囲まれた事務所のような建物があった。
 

↓ 「宮内庁書陵部 古市陵墓監区事務所」の表示が出ている。

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 歩いて来た遊歩道から「宮内庁書陵部 古市陵墓監区事務所」の敷地を見上げる。


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自動車道路から更に曲がり、川沿いの歩道を歩く。古市駅からこの付近まで、15分-20くらいだったかな。遠い。何の変哲もない、日本のどこにでもあるような住宅地。

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 「宮内庁書陵部 古市陵墓監区事務所」に至る前、
川沿いの遊歩道においてある、プランターに「世界文化遺産を大阪に」「百舌鳥・古市古墳群」の表示があった。
「応神天皇陵まで0.3km」と距離も示している。
 やっと「やはり、ここでよかったのだ。」と確信した。これ以外に、古市駅からの道中、世界遺産に関する表示は見なかった。
(あくまで、私が歩いてみた限りの範囲で。羽曳野市役所内に行けば、何らかの世界文化遺産指定に向けた情報は得られたかもしれないが。)

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 プランターの花はポピーですかね。ケシ科の花だったかな。
 4月から6月にかけて咲いたと記憶する。
 宮内庁書陵部 古市陵墓監区事務所の敷地内には、入らなかった。「立入禁止」とは書いていないので、入ることは出来たかもしれない。遥拝所が敷地の中にある筈なのだが、だれも人がいないし、不審者扱いされても嫌なので、入らず。別のところから、陵墓、古墳を見ることができないか、と更に歩いた。

 宮内庁書陵部 古市陵墓監区事務所の近く、道路に面して、「応神天皇陵古墳」と付近の古墳についての解説板が設置してあった。
 誉田八幡宮所蔵の出土品についての解説と写真もあった。

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