奈良国立博物館なら仏像館 鑑賞 2020年7月(新型コロナ感染症流行下)

 7月22日 祝日、4連休初日。
 
 近鉄奈良駅から、蒸し暑い曇天の天候の中、歩道を歩いて、9:34頃、奈良国立博物館の前に到着した。
 常設展示ともいうべき、なら仏像館に入る。9:30の開館直後の入館であった。

 ↓ 奈良国立博物館 なら仏像館
 

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 警備員に促され、入口で消毒用アルコールを手にかける。「検温」と言われる。額で検温をするという。おでこを突き出すのだが、汗をかいていて、歩いて来て体も暑さの中、ほてっているので、高く出るかなと思った。汗をふく暇を与えられることなく、額を突き出す・・・・。が、検温結果は平熱だった。
 チケット売り場とその係員も感染防止の防備している。東京国立の年間パスポート提示なので、チケットは購入せずに入館する。

 展示室内には、通路の先に60歳くらの男性が一人いて、本日、私は2番目の入館者のようだ。
 通路を順番に見ていく。通路には、いつものように(展示替えはあるのだろうが)重文(または文化財指定の無い) 不動明王、地蔵菩薩、阿弥陀如来、奈良吉野のお寺の蔵王権現などの仏像が展示されている。展示仏像の制作時代は、平安時代、鎌倉時代など。

 
 中央部の展示室にやってきた。入口を入って最初にある展示スペースのところ。
 館の奥から仏像館の受付カウンター、入口を見て左側に国宝 薬師如来立像の展示がある。
 平安時代(9世紀) 奈良 元興寺 所蔵。
 同じく、奈良 元興寺所蔵の 重要文化財 十一面観音菩薩立像の展示が、国宝の近くにあった。背の高い立像であった。

 サイトによると、令和元年12月24日~ここに展示されている。
 訪問した本日も展示されている。

 アカマツかわからないが、仏像は赤い木で彫刻されてるのか、やや赤い。着色が残っているのかはわからない。仏がさげた右手の平の上に薬箱をのっけている。左手は手のひらをこちらに向けて、あげている。だから薬師如来なのですね。
 以前は、白っぽい木造の 室生寺所蔵の 国宝 薬師如来像?の展示であった。

  重要文化財 文殊菩薩騎獅像
 
 あと、動物の上に仏が乗った重文指定の仏像の公開がある。パンフがおいてあり写真入りの解説がある。「特別公開」と書いてある。京都 大智寺 所蔵の 重要文化財 文殊菩薩騎獅像。X線CTスキャン調査で像内納入品が確認されたと解説がある。獅子、今でいうライオンに乗った菩薩であった。確かに菩薩が乗っているのは、獅子舞の獅子である。えー、象に乗っているのが普賢菩薩だったかな。
 大智寺は木津川沿いにある京都府内のお寺である。昔は、山城の国で京都というより、奈良に近い地域のお寺であった。昨年の正月に拝観した蟹満寺へ奈良から向かう途中に所在するお寺であった。

 鑑賞している間、入館者は2-3人くらいしかやってこなかった。先に入館した人は、さっさと見て出ていってしまったようだ。
 館の中央部の展示スペースには「ソーシャルディスタンス 距離 を保って会話しない」と札を持った女性係員が2名、スペース両脇の柱の脇に立っている。立つ場所を少し動かしたり、立ち位置を交代しながら立っている。しかし、ヒマそうだ・・・・。黒いパンツスーツを着用してじっとしている。展示スペースには、入館者は私一人しかいないので、私の動きにあわせて、札をみせながら立ち位置を替えて移動したり、スペースの反対側の柱に脇に立ちなおしたりもした。 じっとしているときもある。本当の人なのか分からないくらい、静かに立っていたり、スーっと移動したり・・・・。
 まるで、ボクがいうことを聞かない、つまり「ソーシャルディスタンス 距離 を保たない」勝手な見学者ととらえられているかのようだ・・・・。 札は、複数個所に目立つように、立てておいて一人で巡回すればよいのに・・・・。

 以前、館の中央部の展示スペースの隣の部屋には、天野山 金剛寺所蔵 国宝に近年指定された 木造大日如来坐像(中央に)、木造不動明王坐像(右)、木造降三世明王坐像(左)、の展示があった。
 真ん中の大日如来坐像は、金色に塗色されていて、大きい仏像だったし、両脇の仏像は黒っぽい彩色で目をカッと開いて、剣を持っているし怖かったので、迫力があった。これら国宝3体の仏像は金剛寺に戻ったそうで、現在は展示仏はあるが、なんとなくガランとしていいる感じ。

 一通り見て、退出した。
 今回、特別展が開催される本館には入館しなかった。

 「ぐるっとバス」は運休であるが、路線バスは運行している。
 ↓ 鹿が、歩道に出ていた。エサを求めて、公園の外にも多く群れている様子が見られた。

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道路を渡って、東大寺の方向に歩く。