東大寺ミュージアム「東大寺の歴史と美術」 鑑賞1 2020年7月(新型コロナ感染症流行下)

 7月22日 祝日、4連休初日。
 
 奈良国立博物館から移動、東大寺ミュージアムに到着した。
 南大門のそばにあるのだが、人出はいつもに比べると少ないと感じる。秋の行楽シーズンと比較すると、半分以下、目視で2割~3割くらいどはないだろうか。いや、3割もないかもしれない。
 早速、券を購入して入る。ミュージアムだけの見学なので600円である。
 東大寺ミュージアムがオープンしたのは、平成23年のこと。私は1回だけ見学したことがある。今回で2回目である。

 ↓  東大寺ミュージアム  
 

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  カウンターのところで係員に「けん(をん)は、こちらです。」と 言われ、券を出す。もう一度「けん(をん)をお願いします。」と言われる。買ったばかりの入場券を出してもスルーーー。「けんを・・・ん」ではなく「けんおん」であった。つまり「検温」の意味であった。手を出して、けん(を ん)と言われるので、入館チケットのことかと思ったよ
手を出せという。手の平を上に向けて、ださせられる。手首のあたりに装置を「ぴっ」とあてる。36.5度くらいだったかな。平熱だった。さっきは、額で、今度は手のひらをグーではなく「パー」して上に向けて出す必要がある。いろんな体温計があるなあ


 最初に映像コーナーがある。スクリーンは、平城京や東大寺の由来、歴史、変遷についての映像が流れる。
入館者は多い。映像の前には20人はいる。
 展示室に入る。7月23日から新たな展示がはじまったばかりである。展示リストがおいてあった。
  「特別公開 戒壇堂四天王立像」と書いてある。
 
 館のサイトには「第1室」のような書いてあるが、館内を見ている限り、あまり部屋の区別は感じない。重文 伎楽面などが展示されている。

 国宝 東大寺金堂鎮檀具の展示がある。ガラスケース内には、「大刀」が展示されている。金鈿荘大刀が3つ、銀鈿荘大刀がある。古代の刀なのでまっすぐで、のちの時代の日本刀の反りがない。「太刀」ではなく「大刀」と書いてある。以前、剣は鉄なのでさびているが、装飾は残っている。
 金銀鈿荘大刀は「陽剣」と「陰剣」の2本の展示がある。どちらが、陽なのか、判別はできないが、X写真も展示されていて、陽剣、陰剣と刻まれていて、その解説が書いてあった。
 大仏の下に埋めた剣が、正倉院の宝物から取り出されて埋納されたもので、以前、正倉院展でも見たことがある。当時は、判明したばかりでマスコミでも報道された。
 国家珍宝帳には、「徐物」のふせんが貼ってあり、書いてある寸法などから、その大刀2振がこの刀であると判明したという。

 次いで、第2室 仏像の展示に。
 まず目に入るのは、大きな千手観音像である。以前は、三月堂(法華堂)に安置されていた 国宝 塑造日光・月光菩薩立像が両脇に展示されている。以前、ここを見たときと同じである。
 国宝 誕生釈迦仏立像及び灌仏盤の展示がある。以前東京の国立博物館の「東大寺」特別展でも展示があり、の後も見たことがある。

 「戒壇院戒壇堂は工事のため、令和2年6月末日をもっておよそ3年間一時閉堂いたします。工事期間中、戒壇堂に安置されている塑造四天王立像(国宝)はミュージアムに移動させて特別公開いたします。」と書いてある。戒壇堂には、2回行ったことがあると記憶する。いや、1回だけだったかな?。
 戒壇堂に4体、トランスフォーメシーョン?のように安置されていた、国宝 塑造四天王立像が、ここに展示されている。
 あためてみるとどれが、増長天か、四天王のお名前を憶えていないし、顔も一致しないぞ・・・・。えーっと、広目天は、目が小さい。多聞天も目が小さいというより、意識的に細めてにらんでいるのかな。

 目が細いのが2体、大きくカット開いたのが2体。オレ的には、増長しやすい性格だから増長天かな!?。(イミフ・・・・・・。)増長と持国天は、目がカッと大きい。体の一部を示す仏が目が小さく、国や増、と国家を守るような名前の仏が目を大きくしてにらんで、邪気を退治し、国家を守護せんとしているようだ。(と感じた。)
 解説にあるとおり、採色の多くは剥落して、グレーの塑像状態であるが、手の肘の下などに色はわずかに残っている。 
 
  ↓ 大仏の手の模造。 さかんに記念撮影をしている。


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