良月(りょうげつ)の たび日記

神奈川県 湘南地区在住。折口良月(おりぐち りょうげつ)の神奈川、東京、静岡、山梨、長野など関東近郊地域への行楽、外出。美術館、博物館めぐり。その他国内旅行などお出かけの記録。

京都(洛中)

 

本法寺 等伯 大涅槃図 公開 拝観1 2018年春 大阪・京都桜のたび20

 本法寺 等伯 大涅槃図 公開 拝観1 2018年春 大阪・京都桜のたび20

 はて、どこに行くのか、計画をたてていなかった。どこか特別公開などはないかなと考えた。「そうだ、この時期は本法寺で長谷川等伯の涅槃図を公開していた筈だ。」と思い、向かうことにする。
  地下鉄を鞍馬口駅で降りた。西の方角、本法寺へと歩く。
 
 北側の小さい門を入る。
 
 ↓本法寺の境内を歩く。立派な木造の大建築である。見上げるような瓦屋根が印象的。
   

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 正面の門からの入場ではないため、境内を拝観入口を探して歩く。
 と看板があった。

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庫裡の入口に
長谷川等伯筆 大涅槃図
「特別寺宝展 入口」と表示があった。

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本法寺の由来が書いてある。

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お堂の庭に出る。
庭園も有名だそうだ。

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 庭ごしに、大涅槃図を展示している建物が見えた。
高い建物だ。まるで、唐の時代の楼閣をお思わせるような・・・。

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鞍馬口駅~本法寺(等伯 大涅槃図 公開)へ徒歩移動 2018年春 大阪・京都桜のたび 19

 鞍馬口駅~本法寺(等伯 大涅槃図 公開)へ 徒歩移動 2018年春 大阪・京都桜のたび 19

 はて、どこに行くのか、計画をたてていなかった。どこか特別公開などはないかなと考えた。「そうだ、この時期は本法寺で長谷川等伯の涅槃図を公開していた筈だ。」と思い、向かうことにする。
  地下鉄を鞍馬口駅で降りた。
  西の方角、本法寺へ歩く。
 
 神戸の御影の駅を出たのが、正午過ぎ。食事はせずに移動した。よって、駅の付近でどこか食事をしたいなと思い、「王将」に。鞍馬口駅に近い「王将」は、裏どおりというか、細い道の店舗用建物の1階にあった。

 店内はカウンター席のみのよだった。ほぼ満席。空いている席はないかと、店内の奥に進む。とタバコをふかしている空席の隣に座っているおっちゃんが「ここやで。」と言ってくる。京都のおっちゃんやん。関東風にいえば、おせっかいかな。おおきにと言ったかどうかは、忘れたが着せくする。席の両隣りは狭く、オッチャン達ががつがつ食事をしている。830円のミックス定食を注文する。ニラの肉いため、かかに玉と選べるメニュー。で、かに玉にする。玉子関連の食事ばっかり食べているかに・・・・、ではなくて、「かな。」。スープとごはんがつく。店内はタバコがすごい。容赦なくタバコを吸っている。

 店舗の付近は、細い通りであるが、かつての都の時代からの由緒ある通りではないか?。

 ↓ 晴れてきたぞ。 画像手前には、町屋があったが、写っていない。マンション、店舗、住宅などの混在している地域である。ここが、かつての洛中であるとは画像からでは、簡単に判断できないであろう。何の変哲もないどこにでもある、現代ニッポンの街並みだ。

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 食事の後、更に歩く。10分くらいで本法寺の北側に到着した。公園があり、付近には休憩中のタクシーが何台も停車している。運転手の威光の場なのであろう。先程、油モノを食べたせいか、なぜか、急に腹が痛くなった・・・・。公園に公衆トイレがあったので駆け込む事態に・・・・。天気がよくなったせいかな?・・・(関係ないか・・・)。

 道路からは、壁の内側に立派な瓦屋根の本法寺の庫裡などが見える。
 小さい門を入る。正面の門は南側であろう。 駐車場のようになっていて、車を停めて拝観をしている人もいます。 参拝者専用の砂利面駐車場であろうか。
 
 ↓本法寺の門。付近はお寺が多い。 

 

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龍谷大学 龍谷ミュージアム「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ」 鑑賞1

  2017年4月15日 龍谷大学 龍谷ミュージアム 「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ」 鑑賞1
 副題は「-守り伝える美とおしえ-」

 13:30から宮内庁「仙洞御所 一般公開」に入場した後、移動して西本願寺の目の前、道路を挟んで東側にある龍谷大学 龍谷ミュージアムに到着した。
 この日は、天気が目まぐるしく変わる「荒天」であったが、仙洞御所の見学中は青空が見えていた。
 
 ※「仙洞御所 通年の一般公開」については、後日投稿する。

 
 五条駅の先端南の出口で下り、地上に。東本願寺の築地塀が見える、東本願寺の北端の壁沿いを西に歩く。

警備員が東本願寺の北門に建っている。参拝者はここからは入場できないので正門に回るように看板がある。門徒用か、道路の北側には新しいモダンな建物がある。

 碁盤目状の道を歩き、以前見たレンガ造りの建物( 西本願寺 伝道院)を見てから、交差点を西に曲り、参道の門をくぐり、西本願寺の正面に出る。寺に向かって左、南の方向に 龍谷ミュージアムがあった。
 黒っぽい ガラス張りの現代建築だ。大学の新校舎のようだ。展覧会の看板がかかっている「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ」 」と、展示品の写真がある。

 西本願寺の前の歩道付近から見た 龍谷ミュージアム外観。
 鉄筋コンクリの建物に「すだれ」がかかって「和」を表現している。


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 ミュージアム横の参道の門付近の信号から見た西本願寺。

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 建物の前には警備員が二人いる。入口はどこかな、と私が立ち止まると、警備員がすぐに声をかけてきて、「ミュージアムの入口は地下」だと分かる。入口付近の壁は、ガラス張りのモダン建築なので、どこが入口なのかわかりにくい。が、建物の前でウロウロしていると警備員からマジで不審者扱いされるかも知れないので注意しないといけないかもしれない(笑)。
 階段を下り、半地下の入口フロアに。地下のエントランス広場になっている。入口もガラス張りの入口で、広いロビーだ。地上を見上げることができるようになっている。地上、歩道のそばにいる警備員の後姿も(笑)


 受付カウンターは広くて立派。いや~、お金をかけている。外国人の来館者もいる。料金は大人一名1200円。大学施設の博物館としては、割高かも。特別展なので特別料金を設定しているようだ。
 エレベータで地下から三階に・・・。 二階は 大学のセミナールーム、会議室などかな。人が出入りしているが、何かの会合があるようだ。関係者以外は入ることは出来ないようだ。
 三階は、展示の導入部。西本願寺の歴代門主(展示目録では「宗主」と表示している。)の肖像と事績の紹介である。
 明治時代、近代以降の歴代門主様は写真の掲示がある。
 明治4年没の 門主までは肖像であり、写真の掲示がない。
 門主の系図の展示がある。見ると、江戸時代には他の寺の住職から養子も入っている。他の寺へも、その前の世代で養子に行っていることもある。よって、養子に出して、その子孫が、再び本願寺の門主となっている場合もある??ようで、ずっと、直系で継承なのか、他家から養子が入っているのかは、直系の系図からは分からない。
 
 ※ この記事で「本願寺」と書いている場合は、一般的に「西本願寺」と呼ばれるお寺のことを指します。
 



相国寺 承天閣美術館 「生誕300年記念 伊藤若沖展 後期」 鑑賞2

  2017年4月15日 相国寺 承天閣美術館 「生誕300年記念 伊藤若沖展 後期」 鑑賞2

 昨年訪問したときとはうって変わって、雨がやや降るお天気の下、相国寺の境内にやって来た。
 第二展示室には、別の初公開の絵も数点ある。初公開は「鸚鵡牡丹図」だけではなかった。

 「岩上鷹図」
 「蕪の図 仙厓義梵賛」
 「布袋軍配図」などが初公開と表示されている。いずれも描け軸の水墨画。
 「鸚鵡牡丹図」のように絹本着色ではない。
  「カラス」を描いたような「ハハ鳥図」(漢字表記不能・・・・)などは公開されたことがあるらしい。

 ↓ 展覧会パンフレットの掲載写真。
    「岩上鷹図」 「蕪の図 仙厓義梵賛」 「布袋軍配図」「ハハ鳥図」など。

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  「蕪の図 仙厓義梵賛」は、「野菜涅槃図」を思わせるユニークな構図。見たところ大根なのだが、「蕪」というようだ。
 最近話題の仙厓が賛文を記入しているとは、若沖の交友関係は広いですね。
  「岩上鷹図」 は若沖の水墨画らしい、鷹が画の真ん中にいるオーソドックスな作品。
 「若沖自画像」も展示があった。現在、唯一とされている、あの明治時代に入って描かれた「若沖の肖像画」である。特に注釈はないので、現物と思う。

 第一展示室に話を戻すと、若沖以外にも江戸時代の屏風絵や描け軸画の展示があった。茶室の再現展示でも茶道具 茶碗、茶しゃくなどが展示されていた。
 平ガラスケース内に文書が展示されていた。やや黄色く変色しているが、大きな立派な和紙に「家治」と朱肉で大きな印が押してある。展示目録には「徳川家治公帖」とある。相国寺の住職の任命書とのこと。
 徳川の将軍が任命していた。「徳川家齋公帖」も隣にある。同じく「家齋」と朱肉で大きな印が押してある。
 書いてある内容は、縦書きで「相国寺 住持職事」と大きな文字。「任・・・可・・・」と任ずるべくのように書いてあった。あとは年号と日付が書いてあった。ちょうど、若沖が生きた時代の将軍が住職を任命していた書類。住職は若沖と知り合いであって、その絵の奉納を受けたのであった。永代供養料として奉納されたのだ。が、のちに京の都の大火で大阪に避難したりして、永代供養の約束は、うやむやになってしまった?。
 若沖が没後、実際に葬られた墓は、よく知られるように別のお寺 石峰寺にある。現在、相国寺にも若沖の墓はあるから、永代供養されているということですね。

 思っていた以上に「初公開」の作品が多かった。昨年、「出し惜しみ」したかは分からないが。
  これで「若沖 生誕300周年 記念祭」は、いよいよフィナーレでしょうか!?。

 結局、15分くらいしか見れなかった。受付ロビー付近の映像コーナーでは、ほぼ満席で大勢の入館者が視聴しているが、私は見る時間が無かったので、そのまま靴をはいて退出。
 時に12:53のことであった。とにかく、急いで美術館を出た。
 
 ↓  承天閣美術館の入口遠景。
  ソメイヨシノの桜並木は既に花が散って、葉桜となっていた。


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 ※ 相国寺の境内を真南に、急いで歩く。
  13:30から 宮内庁の「仙洞御所 通年の一般公開」があるためだ。整理券を入手したときに「20分前には集合してください。」と言われていたので急ぎ足。つまり、13:10までには仙洞御所の受付に到着しないといけないのだ。すると、何と雲がなくなり、青空が見えて来た。
 
 ※「仙洞御所 通年の一般公開」については、後日投稿する。


↓ 昨年(2016年5月5日) 撮影の相国寺の拝観入口。渡り廊下の所から入る。
  右は庫裡だが、拝観場所となっていなかった。
  庫裡の更に右から承天閣美術館に続く通路がある。
  昨年は「これ以上ない」くらいの好天だったが、今回は天気が目まぐるしく変わる「荒天」だったかな・・・。

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相国寺 承天閣美術館 「生誕300年記念 伊藤若沖展 後期」 鑑賞1

  2017年4月15日 相国寺 承天閣美術館 「生誕300年記念 伊藤若沖展 後期」 鑑賞1

 昨年、「春の禅寺一斉拝観」で相国寺の公開時に訪問したときとはうって変わって、雨がやや降るお天気の下、相国寺の境内にやって来た。
 昨年は、相国寺の方丈と法堂を拝観した。「浴場」は公開されていなかった。
 
 今回訪れたとき、相国寺が公開期間中であったかは承知していない。時間がないので、とにかくまっすぐ承天閣美術館に向かった(笑)。同志社大学の校舎を横に見ながら歩道を北上し、お寺の西門から入った。西門から方丈や、美術館までは更に距離がある。あー、足が痛い(笑)。
 やっとのことで、承天閣美術館に辿り着いた。靴を脱いで玄関をあがり、受付カウンターでチケットを買う。大人一人800円だ。靴を脱ぐのも惜しいくらい時間が迫っている・・・・。

 西門にあった「生誕300年記念 伊藤若沖展 後期」の告知看板 ↓
 

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 承天閣美術館の展示室を見ていく。昨年、5月に来たときには、この美術館には若沖の作品は、ほとんど展示がなく、二点の水墨画(常設の鹿苑寺大書院の旧障壁画の床貼付、「葡萄小禽図床貼付」と「月夜芭蕉図床貼付」)のみが第二展示室に展示されていた。
 今年の「伊藤若沖展 後期」は、昨年12月から今年5月まで約半年間の会期と比較的長い。しかも、初公開の「鸚鵡牡丹図」がされるのだ。といっても、その絵の存在は元々知りまへーん(笑)。
 第一展示から見る。 昨年来た時は森田女史の特別展で、作品展示があった。今年は若沖などの作品の展示がある。

 
 続いて、第二展示室へ廊下を歩く。 
 第二展示室の奥の左の壁に初公開の「鸚鵡牡丹図」があった。
 どうしてこの絵が今まで非公開だったのかは、分からない。動植綵絵シリーズの作品ではないが、サイズは同じではないか。描き方も似ているし。何等かの理由で動植綵絵シリーズに入らなかったのか。
 白いオウムがじっと、前を凝視している様子。牡丹の花が赤と白のコントラストをなしている。オウムの白が牡丹の白とかぶって、オウムはかえって目立たない。
 「対」になる絵として「紅鸚鵡図」か別バージョンがあるのではないかと思った。

 ↓ 展覧会のチラシ。「鸚鵡牡丹図」の写真が掲載されている。

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 「鸚鵡図」は、昨年見たにように「版画」が有名だが、これは肉筆画。

 第二展示室には、重文指定の 水墨画50面が表裏で展示されている。一応、「1、2、3・・・・」と50枚あるか、数えた。ほぼ50あった。「葡萄小禽図床貼付」と「月夜芭蕉図床貼付」は何枚と数えるのかが、分からない・・・・(苦笑)。
 障壁画は、奥の部屋と手前の部屋の仕切りの部分の壁に、「両面」が見えるように、連続して展示されている。つまり、和室のふすまのレール上に一直線にならぺられて、末尾だけ「L」の字の展示になっている。裏面がない障壁画は片面だけの展示。

 昨年見て、覚えている絵もある。ほとんど忘れてしまったが・・・・(笑)。

 展示の末尾近くには「竹図」もあった。昨年は京都国立博物館の特別展「禅」でで公開され、なぜか都美(東京都美術館の「若沖展」)では公開がなかったが、今回はここ承天閣美術館でまとめて全部の公開であった。
 「竹図」には裏面が無い(両面の障壁画ではない)ようで、展示ケースの末尾に展示してあった。
 
 なんだ、昨年東京都美術館の「若沖展」であの大混雑の中、見ることは無かったではないかと苦笑せずにはいられなかった。もっともあのとき、会場入口近くに展示されていた水墨画は、混雑していなかったのだが・・・。もっとも、あのときは彩色の「細密画」が人気であった・・・・。
 かつての鹿苑寺大書院の、どこの壁にあったか、場面の解説付きだ。昨年の東京都美術館の「若沖展」と同じ解説らしい。
 ↓ 重要文化財 鹿苑寺大書院旧障壁画50面のうち 「松鶴図襖絵」 右側
  (展覧会パンフレットより)


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↓ 重要文化財 鹿苑寺大書院旧障壁画50面のうち 「松鶴図襖絵」 左側
  松の絵の襖 右側の一枚以上が欠落しているようだ。昔はもっとあったのだろう。

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 鹿苑寺大書院旧障壁画は
 「一之間」は「葡萄小禽図」で「葡萄と小鳥の絵」。
 「二之間」は「松鶴図」。一之間の裏側にある襖絵。
 「三之間」は「芭蕉とハハ鳥」(漢字が・・・・)。「月夜芭蕉図床貼付」と似ている。
          (当たり前だが)芭蕉とカラスのような鳥の絵だ。
 「四之間」は「菊鶏図」。水墨でニワトリを描いている絵。ニワトリの正面の顔を描いたところ。トリの面玉(めんたま。あるいは「目玉」か?。)がギロリとしてこちらを見ている。リアルな作品だ。
 この「菊鶏図」を一番覚えている。今回も展示があった。どこか、滑稽な表情のトリさんの絵。
 11か月ぶり、今度は京の都で再会できました(笑)。


 


相国寺 春の禅寺一斉拝観(方丈、毎年6月17日の観音懺法と若沖)

  2016年5月5日

 好天の下、相国寺にやって来た。今年は「春の禅寺一斉拝観」で公開されている。方丈と法堂が公開されいてる。チケットを買う。大人一人500円と安い。子(小人)は250円。

 チケット売場は、方丈の庭園の脇にある。しかし、売場では「法堂からみるよう」に言われる。靴を下駄箱に入れて、廊下を伝い法堂に入る。
 
  ※法堂の拝観記事は後日書きます。

 ↓ 京都御苑から相国寺の境内を歩く。
   「相国寺 特別拝観」は、方丈、法堂以外にも拝観場所があるが、「春の禅寺一斉拝観」は看板が別になっていて、この期間は「方丈と法堂の公開」であった。

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↓ 相国寺の拝観入口。渡り廊下の所から入る。右は庫裡だが、拝観場所となっていなかった。
  庫裡の更に右から、承天閣美術館に続く通路があった。

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↓ 相国寺の方丈庭園を眺める。白砂の何も無いお庭だ。
  建物内部や障壁画は撮影禁止なので、写真は無い。

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 方丈の縁側では、ガイド役の方の説明がある。ガイドは初老の男性だった。まずは、相国寺の由緒などの説明がある「(面積は)・・・現在、4万㎡あるが、昔はこの36倍あった。・・・」と説明。隣接する同志社大学の敷地も含めて、この付近はすべてお寺の境内だったことになる。
 そして「・・・(境内には)塔頭があり、世界遺産の金閣寺と銀閣寺は 相国寺の塔頭・・・・。」という具合に有名な由緒のお話があった。


続いて「松竹梅」のお話。梅は(法堂の)龍の絵、竹は「襖絵」の絵、松は、境内の松といった説明。「梅」と「竹」の内容は忘れてしまった・・・・・。「松は境内に多く植えられている松」のお話だけ覚えています(笑)。

 方丈前の庭は、上でも書いたが、あまり手入れしてないい感じのお庭。説明によると「無」の世界で何もない。

本堂から法堂の屋根についての説明があった。「残り瓦」があるそうだ。何のことか聞き洩らしたが、法堂の屋根か何かが 未完成になっているそうだ。

 
 方丈の部屋についての説明もある。建物の内部に目を転じる。「三っつの部屋があり、合計で94畳ある。一年のうち、三つの部屋の襖を取り外して大きな部屋になる日が、一日だけある。」そうだ。 
 その日は、というと「6月17日だ。この日は、(法要があって)若沖の絵がずらりと、ここに吊りさげられる。今、東京都美術館で若沖の展覧会が開催されているが、連日かなり混雑して並んでいるようだ。ここから貸し出された釈迦三尊像などの若沖作品が(6月17日には方丈のぶち抜きの部屋に)一堂に並ぶ。」そうだ。
 「釈迦三尊像や動植栽絵は、元々ここ相国寺に(若沖が描いて)寄進されたもので、動植栽絵は現在は宮内庁の所蔵になっている。・・・・6月14日頃には、若沖の絵を方丈に吊り下げて準備をしているそうだ。17日は招待者しか入れないとこのとだった。
 
 ガイドさんは「どれだけ、この中で17日の招待状をもらえる人がいるのか分かからないので、14日頃から来るのがよい。招待券が無くても見ることが出来る・・・・。」と。観客は皆苦笑い(笑)。
 が、そもそも、その時期(6月14日から前日の16日にかけて)にここ相国寺は、公開しているのだろうか?。やや疑問は残った。

 ※ここ相国寺で説明を聞いた限りでは「動植栽絵」は宮内庁から戻って来て毎年陳列されるかのような言い方だった。しかし、実際には違う。ガイドの説明で言っていた「若沖の作品がズラリ」と並ぶのは、昔の献上前のことで、現在は「釈迦三尊像」とその他の若沖作品と推測するが・・・・。
 6月17日の法要は「かんのんせんぽう」というらしい。「観音懺法」。
 (当初は「法懺」と思っていた。難しい・・・・。)

 当初、東京都美術館の「生誕300年記念 若沖展」は混雑しそうだし、鑑賞しない予定であったが、ここ相国寺で説明を聞いて行ってみたくなってきた!。
 やっと「釈迦三尊像と動植栽絵の同時展示」の意味が分かった。

 ↓ 「旦那の間」からの眺め。この部屋からの眺めが一番よいように作庭されているとのこと。 
   お庭には何も置いていない「無」の世界なので、「一番良い眺め」が分からない・・・・。 
   白砂に五月の太陽が反射してキラキラ輝いている。その程度の認識しか、ボクには無い・・・・・(苦笑)。

 

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 ↓ 方丈の入口とその前の庭。

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 ↓ 方丈の前のお庭を見ながら拝観者はガイドさんの説明を聞いた。

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↓ 方丈の真正面から見た法堂。大きい。収まり切らないので写真は上下、二枚に分かれている。
  「残り瓦」については説明を聞き逃した・・・・。

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 この後、裏側の庭園を見て、方丈を出た後は、承天閣美術館に向かった。
 美術館には、若沖の作品は、二点のみが展示されていた。

「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学9 (退出編)

 「京都迎賓館」の一般公開(試験公開)の見学です。
 
 正面玄関から館内に入り「聚楽の間」、「夕映(ゆうばえ)の間」で「愛宕夕照」「と比叡月映」の綴織の壁画を鑑賞。次の部屋は、メインで一番大きいの部屋である「桐の間」、次に「厨房」も少しばかり見学し、和室の「桐の間」へ。「廊橋」で池を渡り、舟屋(繋留してある和舟)を見た。そして、正面玄関に戻って「順路」に従い、退出した。
 正面玄関に戻ってから、もう一回、聚楽の間から順路に従い館内を見ることも可能だ。この日の公開終了時刻が来るまで、ずっとここに滞在し、見学をすることは可能。
 今回の試験公開では、主に建物の南側が公開されていたらしい。池の北の部分は、宿泊など公開されない部分のようだ。

 玄関で靴を履いて、正面玄関前の広場で、もう一度、直射日光で目をくらくらさせながら(というのは冗談・・・)地下通路に下る。

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 ↓ 正面玄関に戻る。
   左の障子の人は、池。水面に光が反射して明るく見える。
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 正面玄関を出たところで、新たにやってきた人がここ「京都迎賓館」のパンフレットを求めていた。が、青いジャンパーを着た係員は「ない。」との返答。先程、私が入手する直前に「切れてしまったパンフレット」。在庫はまだ補充されていないようだ。すると、午後3時以降に入館した人は、ほとんど入手できていないことになる。

 では、地下の通路の所でもらおうと、(地下駐車場の)警備ゲートを出た後、「本部」の紙がはってある机があったので、声をかけてみる。「パンフレットが無いのですが。 (保安ゲート近くの)机のところにも無いし、上(地上の正面玄関)でも無いようなので・・・・。」と。女性係員が2人くらいいて、本部の脇にあるダンボールの中などを探すが「ありません。人数分、用意したんですけどね~。」 と。すると、本部の奥というか、例の青いジャンパーのポケットなどを探してから「使ったのならばありますけど。」と折れ曲がったパンフレットを渡される・・・。
 無いよりはマシと仕方なく受け取って歩く(苦笑)。と、すぐに「ありました!!。」と女性係員が新しいパンフレットを持ってきてくれた。私は、自分で言ったので入手できたけど、パンフレットがあることを知らずに見学して帰った人は多かったのではないでしょうか?。
 パンフレットを新しいものに交換して、地下の通路を歩いて、再び地上に戻る。
 地下の映像コーナーでは、パイプイスがおかれ、たくさんの人が、(京都迎賓館の)職人の技などの紹介ビデオを見ていた。映像は30分間あるので、私も少しだけ見てやめた。
 映像コーナーの近くには、リターン式のコインロッカーがある。大きな荷物などは、保安ゲートをくぐる前に、ここに預ける。

 今回の「試験公開」、警備面では、(見える範囲で)警察官はいなかった。モチロン皇宮警察もいない(笑)。林の向こうに見えた京都御所の警備は皇宮警察であるが。ここ京都迎賓館の試験公開では、警備員のみだった。
(ただし、あくまで見える範囲のことであり、裏側はどうなっているか知らないです(笑)。)

 ↓ 南門を出て、塀沿いに北の方向に歩いた。と、日の丸の旗が目に入って来た。行列している時や、整理券をゲットして一旦、御苑を離れるときには、気付いていなかった・・・・。

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 南門を出た時に少し休憩する。時に、15時40分過ぎ。 
 見学には、約30分くらい所要した。かなり、駆け足での見学だった。ゆっくり見て、45分-60分くらいかかるか。映像ビデオを見ると、もっと見学に時間がかかるだろう。
 本当は、もう1か所、この後に拝観の寺院に行きたかったのだが・・・・。「春の京都 禅寺 一斉拝観」のスタンプラリーゲットのためだ(笑)。移動していたら、拝観終了時間であろう。諦めた・・・。
 次は、18時まで開館している京都国立博物館に移動することにした。

 と、門の前で係員と話をしている人がいる。親子のご様子。女性は母親で70歳以上、子ども、男で40歳台半くらいか。「入れないのか。」という交渉のような、確認のような会話。
 青いジャンパーを着た係員の男性話の内容「(本日も)朝9時の時点で約1600人並んだ。整理券を、配り終えたのは9時40分頃」。更に係員ダメ出しで「一番早い人は朝5時から並んでました。」とおっしゃる。親子はさすがに諦めたようだった。ダメ出しが効いたかな・・・・。 明日の朝、再び来るようだ。

 今回の「京都迎賓館」一般公開(試験公開)は、連日物凄い行列だったようだ。「東京」と比べても混雑していたのではないか。「東京」の迎賓館に私が行ったときは、冬の平日の朝だった。冬の公開でも休日はかなり並んでいたようだが・・・・。今回、「京都」の公開は、春のことで、大型連休中の休日。気候が良いので大行列となったこともあるだろう。
 また、「京都」は新しい施設なので混雑は、国宝指定の「東京」程では無い、と自分の経験に即して行動したことも今回の「失態」に繋がった・・・。「愚者は自己の経験(と希望的観測)にのみ学ぶ」とは、まさにこのことだ・・・・・(涙)。「愚者の極み!」ですね(苦笑)。


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 御苑の中を歩いて、出柳町の駅に向かうことにする。
 迎賓館を、南の方向へ離れて河原町方面に行けばよかったかも・・・・。

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 御苑の門。門の近くには、グラウンドがあり、子供達が野球で遊んでいた。子供達の歓声が響く。
 かつてはお公家さん達の屋敷があった跡なのだろう。

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 外から見た門。結局、鴨川の橋を渡り、駅まで20分くらい歩いた。

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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学8 (廊橋~舟屋、庭園と池泉)

 「京都迎賓館」の一般公開(試験公開)の見学です。
 
 正面玄関から館内に入り「聚楽の間」、「夕映(ゆうばえ)の間」、「藤の間」、「桐の間」と見学。途中、桐の間の前で厨房も少しばかり見学した。
 一旦、「藤の間」の前の廊下に出て、池を渡る橋へ進む。
 橋のたもとから、池と対岸の建物を望む。
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 廊橋を渡る。鉄製の橋で、屋根がついている。池には、鯉が泳いでいるのが、真下に見える。今までも鯉が泳いでいる様子は見えたが、ガラス越しだったので、直接鯉は見れなかった。
 子供達は喜ぶだろうが、小学生以下は見学不可なので「鯉だ、お魚だ」と言って喜ぶ人は、ここにはいない。子供の歓声は響かない。静寂、静粛な見学会です。ここは。
 写真の左手先に見える、池の対岸の建物の端には、舟あるのだが、建物のメインの用途は分からなかった。
 恐らく、玄関から、プライベートゾーンに入る途中、接待、休憩をするためのもう一つの部屋ではないか。


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 池から北側を見る。北にも別館のような、離れのような平屋の建物がある。恐らくは、宿泊ができる居室、降雨宮旅館の客室のような所であろう。
 ここ廊橋の真ん中から北側を見る風景が一番の見どころではないかな。


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  廊橋は、じゅうたんが敷かれている。幅は広くはない。人がすれ違うくらい。
 見学者は橋からの風景を眺めながら、盛んに池(と鯉)の写真を撮影する。撮影に執心して、じゅうたんから足がはみ出ると、警備員から「じゅうたんから出ないようにしたください。」と注意をされる。


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 ↓ 廊橋から南側。つまり、先ほど見学した「夕映の間」の方向。
  池のやや右側には先に見えた「円筒形」の石が見える。
  池の手前、右に生えている植物は「イネ」のようだ。が、イネを植えるには、この時期では早い。イネ科の植物かなと思った。限りなくイネだと思うが・・・。「日本の稲作文化」を外国の賓客に説明するために植えているのではないか。
  「夕映の間」の前の廊下でも盛んに、こちら(橋側)を撮影している。互いの撮影会(笑)。

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 ↓ 廊橋の中ほどから、先に見た「桐の間」のある建物。松の木などが植えられている。庭は、芝生だが、状態はよくない。見学可能な場所は、池がメインの庭園で、陸地の庭はあまり無かった。

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↓ 同じく、廊橋の中ほどから。左、宿泊棟のゲストハウス(多分)と右、「桐の間」のある建物。

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↓ 鯉の拡大写真。モチロン、エサをあげることはできません。
  手をたたいて鯉を呼ぶ人はいません。多分、禁止でしょう。池の水深は浅い。

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↓ 廊橋を渡ると「舟屋」がある。

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↓ 廊橋の端、「舟屋」付近から見た庭園と池。池の北東端には、石組と「州浜」が造作されている。


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↓ 拡大。池の北東端の、石組と「州浜」。広い池と水中や岸辺の石は、天龍寺の庭園と池に似ているような。
 新緑の緑が映える。その奥には、松の木が。比較的松の木が多い。

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↓ 廊橋を渡ると「舟屋」がある。ここから乗船する。平安貴族の気分か!?。
  西本願寺の「飛雲閣」にも舟屋があり、池に舟を浮かべて、建物に出入りできた筈。
 その他にも舟遊びができる庭園池が残っているのだろう。桂離宮はどうだろうか、行ったことが無いので分からないが。

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↓ 実は「舟屋」という呼称は私が勝手に考えたもの。説明では「和舟」となっている。
 ブータン国王夫妻が舟に乗っている様子の写真展示があった。「ワンチュク国王」という呼称での説明ではなかった。写真に写っている日本側の接遇員の人物は皆知らない人。テレビ、新聞のニュースで見たことが無い人だ。政治家かお役人か・・・。
  池の水深は浅いので櫓で池の底を突いて進むようだ。


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↓ 廊橋を渡る人々。京都迎賓館で一番の撮影スポットであった。


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 舟屋のすぐ脇には、玄関への廊下があります。これで公開場所はおしまいだった。
 「順路」に従い、玄関へ向かい退出した。

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「京都迎賓館」の一般公開(試験公開) 見学7 (厨房~桐の間)

 「京都迎賓館」の一般公開(試験公開)の見学です。
 
 正面玄関から館内に入り「聚楽の間」、「夕映(ゆうばえ)の間」、ついで「藤の間」と進んだ。「藤の間」から次の順路は、狭い通路が示されいた。
 その通路を進むと、ゲストは通らない管理用の裏側の廊下のようだ。その先に「厨房」があった。先程の狭い通路は、厨房に繋がっていたのだ。
 すると晩さん会のときは、給仕がこの通路を通り、藤の間には、晩さん会のテーブルの端にある出入り口から料理を運んで来ることになる。


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 厨房には、何も置かれていなかった。ごく普通のレストランの厨房といった感じ。廊下で少し離れているとはいえ、料理の際に声を出したり、食器を準備したり、下げたりしていると結構音が響くのではないかなと思った。大きなレストランなどに行くと裏側から「ガチャガチャ」と食器の重なる音が聞こえてくることがある。特にフォーク、スプーンなど金属製の用具を片付けるときは、音が響くものだ。

 (既出) 藤の間から厨房への廊下。
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↓ 次いでやって来たのは、「桐の間」。純和風の部屋。

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 厨房からの距離を考えると、藤の間よりも和風の「桐の間」の方が近いのではないか。厨房の音は聞こえないのかな?と少し心配になってしまった(笑)。
 座椅子は、漆を塗っている。座卓も長くて立派。12メートルあるそう。漆がピカピカに塗られている。背には、日本政府の「桐」の紋が蒔絵となっている。

↓ 桐の間の床の間。
  工芸、調度品の解説板もある。説明テープも流れている。実際にこの部屋での会食の様子の写真もある。

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 床の間には「和美 迎賓 客」と読めばよいのか、掛け軸がかかっている。奥に置かれている壺も現代工芸の大家が作製したものだろう。
 藤の間だったか、ここ桐の間だったか、日本に来たあの「独裁者」もここを利用していた。独裁者閣下はご満悦だったろう。 下座には、日本人が座って接待している様子が写っているが、主に外務省関係者だろう。

 ↓ 窓際の廊下の様子。畳張り。日本間は、廊下が明るいので、どうしても主室が暗くなってしまう。廊下は外から光が入るので明るい。こと「西」に面しているので、この時間帯は明るい。夏は、西日が入るのかな?。
 部屋の電気というか、照明はモチロンシャンデリアでは無く、天井に埋め込んだ蛍光灯で障子のようなガラスで覆っている。
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↓ 廊下から見た庭園と池。芝生の先に橋が見える。見学者が渡っている様子も見える。
芝生があまり手入れされていないような・・・・。すだれで上手く直射日光を調節できるようになっている。
夏でも西日は入りませんね(笑)。

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↓ 次の順路に進む。廊下の様子。ちょうど、桐の間の入口の部分であろう。
料亭のお座敷の入口にあたる部分かな。茶室の入口、玄関のようになっている。
監視カメラが設置されている。天井や部屋、廊下の角などあちこちにカメラは設置されていた。
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↓ 廊下を通り、庭の方向へ。
通常、ゲストは明るい外の方から来るが、今回の見学順路は、裏側からだったので、おもてなしのルートとは逆に歩くことになる。
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↓ 桐の間から、廊下を通ると、元の「藤の間」の前の廊下に戻る。
  順路はここから橋へ向かう。

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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学6 藤の間

 「京都迎賓館」の一般公開(試験公開)の見学です。
 
 正面玄関から館内に入り「聚楽の間」、「夕映(ゆうばえ)の間」だ。一旦、廊下に出て庭園の池を見ながら、次の部屋へ順路を進んだ。

 次は、藤の間だ。晩さん会、夕食会、昼食会用の部屋。
 部屋の入口付近には、実際に使用するテーブルとイスが展示してある。背後には、金屏風もある。写真も掲示しているが、写真中の日本側の関係者は、知らない人ばかり・・・。テレビでは映らない人のようだ。(私が知らないだけかも。)カナダの下院議長のご接待の様子の写真だった。いつ来日したのか知らなかった・・・。
 京都迎賓館での食事会は、皇室関連や大きな国際会議での行事でない限り、あまりニュースにならないような・・・・。
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↓ 晩さん会、夕食会、昼食会用のテーブル、イスと卓上の食器類。
  部屋の端に置かれていた。本来は、部屋の中心、壁画の前に設置するのだろう。

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↓ 食器類。ナプキンには政府の「桐」の紋様が。
お皿は、淡いビンク色と黄色の花がモチーフされている。菊の花のようだ。
ガラス類はどこの製作であろうか。

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↓ 藤の間の天井と照明。格子模様の天井と埋め込み式の電灯になっている。
天井画は無い。

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↓ 藤の間の壁画。東を背にしている。
  晩さん会の場合は、この壁画を背に、テーブルの中央にゲストとホストが座ることになる。
 すると、東京の迎賓館では「花鳥の間」に相当することになる。、東京の「花鳥の間」には壁画は無いが、東向きの窓がある。東京「花鳥の間」には、天井画もあるが、京都「藤の間」には無いようだ。京都では、(天井は)すべて電気関係の装飾のようだ。
 東京の「花鳥の間」の廊下は、西側にあり、中庭に面していた。京都では同じく部屋の西側に廊下があり、池と庭園に面している。

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↓ 藤の間の壁画の拡大。やや右側の円の「ヤマザクラ」のつづれ織り。
「ヤマザクラ」といえば、「吉野」。説明(の文章かテープ音声)では「吉野の桜」を織り込んだものだったと記憶する。
距離的にも吉野には比較的近い。関西での桜の名所といえば、まず吉野であろう。


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↓ 壁画の説明。いろいろな種類の花が織り込みされている。

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↓ 藤の間の前の廊下より。
  池が真正面にある。壁画は東を背にしている。池と窓は西の方角にある。池の対岸の建物は、先ほどの入って来た正面玄関と、その左側は、随員などの控室「聚楽の間」である。

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↓ 藤の間の前の廊下より。
  池の左側(つまり、南の方向)左が、「夕映の間」、その右は随員の控室「聚楽の間」だ。
午後の時間帯、西日が射しこむ。しかし、「スダレ」がかかっているので、直射日光は防ぐことができる。
自動で上下できるようだ。よって、真夏でも、安心、大丈夫でしょう(笑)。

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↓ 説明板。「截金」の説明。時間の関係もあり、さっと流してどんどん見ていく。
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↓ ワイドな「藤の間」の様子。
一番広い部屋。天井も高い。たくさんの人が思い思いに撮影している。そのため、撮影のタイミングが難しい。
壁画はその部屋の名前の通り「藤」の花が印象的。そして向かって右の「ヤマザクラ」も気になる。
「藤」の季節はこれからだろう。

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 天井が高いし、正面の絵がとても大きい。恰好の撮影ポイントとなっている。かくいう、私も絵をバックに記念撮影をした。
 ↓ 部屋の北側には、舞台がある。ここで芸者さんの踊りやお琴が披露されるようだ。
   接待の様子の写真も掲示があった。
   レースのカーテンで覆われている。

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 ↓ 舞台。 高度な工芸が施されているそうだ。「木の扉」には「キリ金」(漢字が不明)が施されている。
昨日の法界寺の秘仏「薬師如来」と同じ「たい金」の技術かは分からない。
扉の材質は桐だろうか。さりげない調度、建具にも高級品、職人の技が施されている。

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↓ 次の部屋への通路は狭い。藤の間の奥に向かって、左スミ(北)に衝立が置いてあり、その奥に進むようになっている。衝立の先は、狭い廊下になっている。

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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学5 夕映の間、庭園

 「京都迎賓館」の試験公開。
 
 正面玄関から館内に入り「聚楽の間」へ。
↓ 次の部屋に進むと「夕映(ゆうばえ)の間」だ。
 
  部屋の東西の両壁にある壁画は、説明によると「愛宕山と夕日」だそう。だから「ゆうばえの間」。京都市内からだと愛宕山というのは、あまり見えないような気がしたが、気付かなかっただけ!?。
 作品名は「愛宕夕照」。愛宕山の南に沈む夕日と、その手前の家々と林と平地は嵯峨野付近であろうか。

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↓ 「夕映(ゆうばえ)の間」の調度品だ。螺鈿の工芸技術が施されている。
  「螺鈿」といえば、正倉院の宝物でも有名だ。扉の黒い板の漆塗りだ。漆板に円形に螺鈿で紋様が施されている。
  奥は、中庭。
 

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 部屋の廊下側には、見事な池がある。正面が順路になっているらしき、橋。見学者が渡っている。
 最初の部屋「聚楽の間」は、掲載の写真 ↓ では、左の方向に位置する。右手は、これから進むであろう部屋だ。
 池を望むと、その先に林が。ビルなどが一切見えない。天気のよい冬などの日は、京都盆地を取り囲む遠くの山々が借景となるのであろうか、などと想像。

 ↓ 池の置石が、直線と円筒の石。「丸」と「角」で対象をなしている。
    柳の木が水面に映る。初夏のような光景だ。

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 ↓ 池の右手。置石は池泉回遊式の庭園にあるような庭石。恐らく自然石。
   池の建物よりには「洲濱」も造作されている。廊下は一面ガラス張り。よって池のほとりに出ることはできない。
   御簾が天井から下がっている。

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 ↓ 「夕映の間」での伝統技能披露の様子。

 

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 ↓ 「愛宕夕照」の遠景と室内、天井は格子になっている。間接照明になっている。
   もしかして、太陽光が昼間は入る?。この壁画は、部屋の西側の壁にある。
   写真中、左側が南の法学で「枯山水」の中庭がある。右が北で廊下。その先に池がある。

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 真南は、枯山水のお庭。中庭か、坪庭ともいうべきか。中庭に上手く太陽光が入るようになっている。
 枯山水の白い砂利の庭園の中に置かれる物は、石ではなく、金属体のようだ。現代の彫金技術が施されているのであろうか。

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 東の壁には比叡山の絵がある。「比叡月映」。比叡山は、山脈のようにピーク(峯)がいくつかある山と思っていたが、ここではほぼ三角形の独立峰の形状。「あれ、比叡山ってこんな形だったっけ?。」と素直な疑問(笑)。


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 「愛宕夕照」と「比叡月映」の製作過程の説明。「大会議室」とあるように「夕映の間」は、大臣会合やお茶会などに使用されるようだ。
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 「綴織」とは、原画を元に、染糸を織りこんでいくそうだ。これだけ大きな画を織り込みの技法で製作するとは、相当に大変だ。織るのに5ヶ月かかかったと説明にあった。
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 「比叡月映」の拡大。「月は東に日は西に」の俳句のように、西に比叡山と月、東に愛宕と夕日と対になっている。
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↓ 「比叡月映」の全体と室内東側の様子。
 この大きな部屋は可動式の壁で三つに区切ることができ東の部屋は「比叡の間」、西の部屋は「愛宕の間」とすることができる、と説明板の解説文にあったかな?。(説明の音声テープが流れていたと記憶する。)
 説明のテープもあまり聞かずに、どんどん順路を進んでいた(苦笑)。

 ↓ 「比叡月映」のある壁と室内の様子。
  一旦、廊下に出て、池を見ながら、次の部屋へ順路を進む。

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 廊下に置かれた庭園の説明。「××」園のように特に名称は付いていないようだ。

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 次は、藤の間だ。ここ「夕映の間」の用途は、会議やお茶会ということで、東京の迎賓館では南向きの「朝日の間」に相当するのではないか。「朝日の間」も、会見や会議、お茶会が用途だったと思う。
 ここ「夕映の間」は南向きに窓がある。(窓の障子が開放されていないので、外の風景は分からないが)
 一番、南の部屋だ。ただし、北方向の池が開放的だが。

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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学4 正面玄関~聚楽の間

 「京都迎賓館」の試験公開です。
 
 整理券の指定時刻の15時過ぎに再び、南門の前に到着。南門の前に着くと、整理券を手渡して入場、地下の通路に進み、保安検査(つまり、セキュリティチェック)を受け、再び車道を歩き、地上へ。そして・・・、
 ↓ 地下からの通路を地上に上がり、京都迎賓館の正門の前付近から見た本館。
   広~い、エントランスだ。 車寄せの長いひさしも。
   車で正門から入り、雨の日でもそのままぬれずに館内に入ることができる。

 
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 振り返って、正門。京都御所の門と塀をイメージしているかのようだ。

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 玄関の拡大。両脇にはロッカー、というか下駄箱つまり靴入れがあり、靴は脱いでスリッパに履き替えて上がるというか入館する。

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 ロッカー(下駄箱、つまり靴入れ)は固定されていて、特に今回の公開に合わせて設置されたものではないらしい。賓客を接待するときも随行員、政府関係者、マスコミなどは、例外なく靴を脱いで、内部に入るためには必ずここを利用するのかな。恐らく、メインゲスト、主要な随員は、靴のまま、赤いじゅうたんを踏んで入って行くのだろうが。それとも、上履きと下足の区別の習慣がある日本人、つまり日本政府関係者、日本のマスコミ専用??。
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 ワタクシも靴箱に預けて、スリッパに。コイン式ではなく、カギ式でカギは自分で保管することになる。
 ニ、ニオイが・・・・・(笑)。
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↓ 玄関から入る。その前に、玄関前広場を撮影。
広場の石は、御影石かは分からないが、眩しい。太陽光線を思いっきり反射してキラキラしている。これでは、夏は、モーレツに照り返して、熱気もすごいだろうし、耐えられないだろう。よって、夏に外国首脳は来ませんね(笑)。
見学を終えた人が帰って行く。同じ通路を戻り、地下に戻り、再び地上へ出て退出するようだ。

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↓ 南門方向。入場して来る人も、見学を終えた人もこの通路を歩く。南門から退出する。

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↓ 玄関から入る。
このあとも予定が押していたので急げと入る。付近をじっくり見る余裕はなかった。
よく写真を見ると車寄席のひさし屋根と扉は木製。鉄筋の建物だが、木を埋め込みしている。
あとで見たパンフレットによると正面玄関の扉の木は「樹齢700年のケヤキの一枚木」とのこと。

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↓最初の部屋に進む「聚楽の間」だ。

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玄関を入った次の扉。正面は、池がある。右が順路で最初の部屋「聚楽の間」。


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↓最初の部屋に進む「聚楽の間」。
玄関の近くの部屋に順路は進む。たくさんの見学者が列をなして、室内へ。

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↓「聚楽の間」。
随行員の控室とのこと。随行員用の部屋で首脳の部屋ではないため、至ってシンプルな造りと家具。
しかし、調度品は高価そうだ。工芸品を乗せている小卓も漆塗りで高級そう。

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壁の展示品。というか、室内装飾。

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作品の説明。

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↓ 次の部屋への廊下。
廊下と外の間には障子がある。純和風の建築様式。廊下の「ぼんぼり あんどん」にも「和の趣」を感じる。


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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学3 入場~地下でのチェック~本館玄関

 「京都迎賓館」の試験公開です。
 
 整理券の配布枚数は1時間当たり300人分だった。(16時指定の整理券は200人分)
 三連休の最終日で祝日、こどもの日。 指定時刻の15時過ぎに再び、南門の前に到着。午後2時50分くらいに着きたかったが、とにかく今出川の駅から徒歩での時間がかかる。結局15時前に到達することはできなかった。
 南門の前に着くと、整理券を手渡してすぐに入場。15時前に到着した場合、(指定より)少し早い時間でも15時の整理券で入場は出来る。遅れた場合は、分からない・・・・。

 ※フラシッュ禁止であるが、撮影は基本的に屋外、室内とも三脚不使用などの条件下で自由だった。

 ↓ 京都迎賓館の南門の前から見た本館。広いエントランスだ。 
 
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 南門からそのまま本館へ歩いて行くのでは無い・・・。眼前に地下への通路が。コースロープが設置されており、玄関には直接行けないようになっている。一旦、地下駐車場に潜り、再び地上に上がるようだ。
 通常、賓客の随行員など関係者の車列は、この中(地下)に入って行くのだろう。外国首脳などメインゲストは直接、玄関の車寄席の屋根の下に乗りつけるのだろう。

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 ↓ 玄関の拡大。西日が当たり、まぶしい。写真では分からないが、玄関前広場のコンクリに光が反射して眩しい。

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 地下に潜っていく。眼前に正門の「横」が見える。

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 地下は駐車場などの広い空間になっている。コンクリで固められた、どこにでもあるビル内の地下駐車場だ。
「順路」の張り紙があった。今回の公開のポスターが貼ってある。正式には「試験公開」というのだ。


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 地下駐車場を先に進む。映像コーナーもあり、テレビの前にはパイプイスが置かれ視聴できるようになっていた。
京都迎賓館で活かされた匠の技の紹介のビデオ。工芸品、調度品など活かされている伝統技能についての紹介。30分以上の長い映像なので、先に進むことにする。

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 映像はあとで見ることにして、セキュリティーゲートに向かう。

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 セキュリティゲートの前に置かれていた紹介文のパネル。上の写真の右に設置されている様子が写っている。
主に外交行事に利用されるようだ。在外邦人は除くと思うが、通常は日本で生活する日本人をここで接待はしないでしょう(笑)。

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 セキュリティゲートに進む直前、突如振り返り、後ろ撮影。私のあとから誰もついてきていない。一体、アノ整理券のための行列は何だったのか?。一見しただけでは「すいている。」。「一時間当たり300人の入場」の場合は、かなりバラけて、混雑することが無いのはよく分かった(笑)。

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 ↓ 同じく「接遇実績」のバネル。近年の実績は撮影しなかった。開設当初以来、毎年10件も無いくらい・・・。
  普段は何をしているのかな?。ここの職員は。それとも、その都度、東京から出張形式?。
  きっと「京都御所」と兼務しているのだろう、と一瞬思うが、前にも書いたように管轄が違う。上で紹介したパネルでも「内閣府の所管施設」と書いてある。御所は、宮内庁の管轄。宮内庁には京都事務所があり、ここが御所の管理や公開を担当している。
 京都御苑は、公園(御苑)のパンフレットにもあるように環境省の管轄。実際は「××公園協会」が管理しているようだが。

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 参観ルートの予習をする。まずはルート①から。


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 参観ルートの予習。ルート②。

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参観ルートの予習。ルート③。

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 参観ルートの予習。ルート②。
 これらのパネルはセキュリティゲートで待つ人のための時間潰し用の要素が強い。ゲートでは行列していないので、ほぼスルーして進む。

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 ゲートを通る。一台しかゲートはないが、行列はしていなかった。警備会社の制服を着た人がチェックしている。手荷物は別にエックス線を通すが、手荷物は一旦開けて、中をチェックされる。
 「迎賓館赤坂離宮」のように紺色の制服、制帽を被った人はいないので、「皇宮警察」と間違える人は皆無だったでしょう(笑)。繰り返すが、ここは「内閣府」の所管なので「皇宮警察」は関係ない。
 警備員は20歳くらい、女子大生の年齢くらいの茶髪の子もいる。どう見ても学生のアルバイトにしか見えないのだが・・・・。 

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 「迎賓館赤坂離宮」ではセキュリティゲートは2台あったように記憶するが、覚えていない。撮影もしていない。あのときは、警備状況まで撮影するのはマズイかなと思い、撮影は自粛した。しかし、後日、「迎賓館赤坂離宮 公開」や「迎賓館 公開」のブログを検索していくつか見ると思いっきり保安検査やゲートのところを撮影しているし、写真が多数アップされている。ならば、ボクもここ京都でと遠慮なくその風景を撮影させて頂いた次第。
 もちろん、あまりに近づいての撮影は保安上の理由でNGだろう。
 ペットボトルについての検査はどうであったか、分からない。この時は、ペットボトルを持っていなかったので。

 ゲートを抜けると、通路横に置かれた机の上に「京都迎賓館」のパンフレットが置いてあり、自由にもらうことができるのだが、なんと机の上には、数部あったものが、私が取る直前で無くなってしまった・・・・。机の上は何も無くなり、「自由にお持ち下さい」の張り紙だけが、むなしく存在していた・・・・。周りには、係員がいないし、パンフが無くなったことに気付いていない模様・・・・。
 時間の関係もあるので、パンフレットはあとで入手することにして、地上に戻ることにする。

 


「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学2 (整理券入手~参観入口より指定時刻に入場)

 「京都迎賓館」の試験公開に行って来た。
 この日の整理券の配布枚数は、1時間当たり300人分だった。(16時指定の整理券は200人分)
 三連休の最終日で祝日、こどもの日。公開開始時刻は10時。すでに整理券を入手した人の入場が始まっている。対して、まだ整理券を入手できずに行列並んでいる私がいたのだ(笑)。

 ↓ 京都迎賓館の正門前。壁沿いに行列しながら、正門前までやってきた。整理券ゲットまであと少し。
 
 
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 ↓ 西門前に迫ってきた。あと少し。整理券を配布する光景を撮影。配布している係員は2人。整理券を配るだけなのだが、列はじりっ、じっりじっり、程度にしか進まない。
 すでに「15時」と「16時」の整理券のみの配布。14時入場までの整理券は、配布完了。「15時」の整理券は水色だった。入手した人が手に持って、カバンなどにしまっている。  

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 ↓ 西門前で整理券を配布する様子。入手して、安堵してから撮影(笑)。
  整理券の色は水色。時間帯により色で区別しているようだ。すぐに財布にしまい、撮影はしなかった。

  入手した時刻は10時8分頃。並んだのが、9時21分頃だったので50分近く並んだ。予想外に時間がかかった。 この後の拝観スケジュールが押してしまった・・・・。もっと早く並べばよかったと反省・・・・・。
 しかも、京都迎賓館から次の拝観場所へ徒歩で時間がかかるし、地下鉄の駅とも離れているし・・・・。

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↓ 整理券を入手後、正門の方向、北へ歩く。
   行列の最後尾に近い人達が並んでいる。この付近は「16時入場」の整理券を入手することになる。16時入場の場合は、16時半までに入場しないといけない。係員が地声で「4時の整理券の最終入場は4時30分となっていますので・・・・。」と声を出している。
  私は、というと「あ~、整理券を入手してホッとした」というか「気が抜けた・・・・。」(苦笑)。やれやれ、時間をくった、次(元々予定していた拝観場所)へ早く行こうと思うも、何故か足がフラフラ。

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 ↓ 整理券を入手後、正門前。ちょうど、行列の最後尾が正門前に位置していた。
   「最後尾」のプラカードを持った係員はずっと行列の最後尾の人と一緒に歩むことになる訳だ。
 「本日の整理券の配布は終了しました」と張り紙をしている。
  やはり、あとからやって来た人が「並べないの?」と係員に聞いている。係員は「整理券の定員が決まっていて人数に達してしまったので。」と断る。「どれくらいに、(配布予定人数に達して並ぶのが)終わったの?」と「9時30分くらいです。」のような会話。行列している最中にも、同じことを聞いている様子を目撃した。
 それでも頼み込むように「並ばせてもらえないの?」と拝むように食い下がる60歳くらいの女性もいた。それでも係員は丁寧にお断りをする。この繰り返しだ(苦笑)。
 係員さんもいちいち説明で大変です。

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 ↓ 先程、最初に並んだ敷地の北西角まで戻ってきた。
    誰もいない・・・。つい先ほどまでの行列の喧噪が嘘のようだ。

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 元来た方向に歩いて行く。京都御苑の北方向に出て、相国寺に行くことにした。午後3時には戻って来ることにする。
 御苑内の砂利道は歩きにくい。よって、松の木などの木陰の芝生や草が生えていない(砂利道でない)場所を歩くことにする。あ~、地面が安定していて歩きやすい(笑)。

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 (時刻は経過し・・・・・・。太陽も西に移動して影の位置が変わってきた。影は西から東に長く伸びている。)

 ↓ 指定時刻の入場を目指して、再びの京都御苑へ。相国寺から大徳寺に移動していた。
   地下鉄今出川駅から地上に戻り、ひたすら苑内を京都迎賓館に向けて歩く。付近にも同じ時間帯の整理券を持っていると思われる人がいた。
 あるご老人男性が早足で同じ方向に向かっているのと並行。歩く速度が同じくらいなので、私と競争のような感じになった。私は負けじと砂利道ではなく、草の生えた木々の下を歩く。
 その人は単独行動で、西門の前に着くと整理券を提示して入場して行った。

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 ↓ 南門の傍らの様子。すでに、入場待ちの列は無い。人通りも少なくなった。
 自転車が停めてある・・・。

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 整理券配布をしていたテント。あの喧噪がウソのようだ。
 午後になってもいい天気だ。快晴!!。

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 ↓ 入場する南門の様子。15時台の整理券は水色。
 「京都迎賓館 参観入口」の看板が出ている。整理券を渡して入る。入るための列は、ない。比較的人は少ない。入場の際は、人はバラけているので、どんどん入場できる。「整理券を貰う」のが困難なのだ。
 整理券を配っていた係員が引き続き、入場受付をしている。 
 整理券を持っていない人がやってきて、説明を聞いて諦めて帰って行っていたり、という光景も引き続き繰り返されている・・・・・・。


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 内側から見た南門の様子。南門は「通用門」のように簡素なつくりだ。 ↓

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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 見学1 西門前~整理券入手の行列

 「京都迎賓館」の一般公開に行きました。
 実は、このブログ、東京の「迎賓館」の記事を掲載後、かなり検索件数が上がっています。
 よって、急きょ「京都迎賓館」一般公開の記事も「緊急掲載」することにしました(笑)。
 目指せ、東西「迎賓館」一般公開制覇!!です(笑)。

 さて、「京都迎賓館」の一般公開 見学記です。
 今回は事前予約、申し込み無しで「本館の内部」を見学できるのが大きなポイント。見学の定員は1時間当たり220人(最終入場時刻の整理券は180人)、1日1500人。ただし、本日も含め、日程の後半、整理券の配布枚数は1時間当たり300人(最終入場時刻の整理券は200人)、1日2000人分だった。
 中学生以上でないと見学ができない(小学生以下は不可)ので、子連れでの見学には注意が必要です。

 この日は、三連休の最終日で祝日、つまり「こどもの日」。今回の一般公開の開始時刻は10時。整理券は当日の朝に事前配布。整理券を入手しないと入場できない。では、整理券は何時から配布するのか?。
 「迎賓館赤坂離宮」のときと異なり、内閣府のウェブサイトで最初から(配布開始時刻を)確認できた。朝9時から、京都迎賓館の西門前で配布する。よって、朝8時半くらいに、京都迎賓館に到着ならば大丈夫かな?、(配布、開始直前の)9時くらいでは遅いかな?、程度に思っていましたが。
  
 しかし結局、出発が遅れてしまいました。よって、到着も遅延・・・・。宿泊したホテルが京都の駅近くだったため、地下鉄の京都駅から乗り、今出川で電車を降ります。地下から階段を駆け上り、地上に出る。御所(京都御苑)の北西の隅。道路を渡り、御所の壁沿いに急ぎ足で歩く。
 御苑の北門(今出川御門)から京都御苑内の敷地に入る。御所の北側の門を眼前に見ながら、砂利の敷地を京都迎賓館方面へひたすら向かう、というか歩く。これが、結構遠いのだ・・・・、地下鉄の駅からは。しかも、砂利道に足をとられる。


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 と、御苑内を歩いて京都迎賓館に向かう(と思われる)人の姿がちらほら。見ところ10人もいないくらい。ということは、空いているな、整理券は朝10時のものを確保できるかな、と希望的観測に基づく確信をしました(笑)。

 ↓ 御所の塀の北側、東方向に歩いている人が2人いる。
   多分、京都迎賓館に向かうのであろう。

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↓ 振り返って、御所の北側の門の前、歩いている人が数人いる。


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 が、更に歩みを進めていくと、松林などの先に行列らしき人の群れが・・・。私は我が目を疑った・・・。「幻であって欲しい、これは幻覚だ、だれも並んでいない筈だ。」と(笑)。何か声のような音声が響いてくる。群衆のざわきというか、拡声器の音声というか・・・・。
 さらに歩くと、はっきりと拡声器の声が聞こえてきた。行列、群衆をさばいているかのような声で「・・・・こちらに並んでください・・・・。」というようなことを言っている。
 「ああ、これは行列だ。」と(やっと)現実を認識した(笑)。京都迎賓館の敷地を囲む、らしき壁が見えたと同時に、壁沿いに並ぶ行列が目に飛び見込んできた。これは大行列だ。しかも、行列の先頭が見えない。更に歩いて先に進むと大大行列、人人人。「うわっ。」と思わず声を上げた。「10時の整理券入手」など夢のまた夢。何時の整理券になることやら・・・。午後2時くらいならばいいかな、と思った。
 人を整理する係員や警備員が立っているのが見える。


↓ 到着し、並ぶ直前の京都迎賓館の試験公開、整理券入手のための行列。

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 朝9時20分に迎賓館の敷地の端の角付近に到着。
↓ 私の並んだレーンの一番後ろ。
  北西角を更に曲がり、最後尾が形成されていた。並んだ直後は、先に一人が並び、あとからやって来たおツレ様が途中どっと割ん込んで来る。本当はいけないのだが、少しくらいなら仕方ないか・・・・。
  

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 行列のうしろでは「最後尾」のプラカードを持った係員がいる。一人がプラカードを持ち、もう一人が説明や整理案内係。 とにかく列に並ぶことが先決。整理券の定員は決まっているから。「並ばせる」ことは、まだ整理券の入手の余地があると「瞬時」に判断(笑)。 
 並んだ時点で午前9時21分頃。プラカードを持っていない女の子の係員聞いてみる。「この付近だと、何時頃の整理券になりますか?。」と。女の子の係員はまだ学生くらいの若い子だ。申し訳なさそうな顔で「この場所だと午後3時から4時くらいになると思います。」と返事。「3時くらいならば上出来。」と安堵。とにかくゲットすることが先決。
 別に係員は申し訳なさそうな顔をすることは必要なく「オマエが来るのが遅いんや。」と言い放てばいいのです。遅く来るのが悪い。そう、整理券を「貰いたいなら、はよ~来い。」(笑)。
 整理券の入手見込みが立ったのでホッとした(笑)。

 「やれやれ」と落ち着いて並んでいる人を観察。休日であっても、比較的年齢層は高く、高齢者が多い。ただし、若い人もいます。

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  列の様子。塀の「角」を曲がる。更に長蛇の列が続く。行列の全体像が掴めてきた。

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↓ 列に並びながら京都御所の方向を撮影。
深い森の中に御所がある。
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 行列は3重にできています。西門付近まで並び、折り返し、最初に並んだ敷地の北西の角に戻り、更に折り返し、西門前の配布場所に到達できるようだ。
 これ程とは・・・・・「やや、うっかりしていたゾ」と過ちに気付きました。が、アトの祭りです(苦笑)。

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 ↓ ゆっくり進み、立派な門が。これが正門だと理解。
  結構日射しが強い。しかし、湿度が低くカラリとした陽気なので大丈夫。日傘をさしている人も多いですね。
  半袖ではやや寒いかな、でも動けば大丈夫かな、の気温。
  紫外線は5月頃が一番強いとも聞く。お肌が・・・・(笑)。お顔のシミが増えそう。

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 じりっ、じりっと進み、テントの近くまで近づいた。整理券を配っている場所のようだ。ここで一旦折り返し。

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 整理券を配っているテント。ここか「コア地点」かとやっと理解。折り返し地点だ。先の壁の隅まで戻るのでまだ行列の「1/3」を通過したに過ぎない・・・・。
 整理券を配布している係員は2人である。並んでから、ここまで20分くらいかかった。すでに10時40分。するとあと40分くらい並ぶことになる。どんどん整理券を配布しているだけなのに、思ったよりも列が進むのには時間がかかる。
 この時点で「10時」「11時」の入場整理券は配布終了の赤い札がかかっているのが見えた。列の傍らの係員も「ただ今、お昼の12時以降の整理券を配布しています。」と声を出している。12時以降ならば、13時、14時でも時間を選んで整理券を入手できるのは、東京での公開時と同じだ。
 2人の係員がどんどん配布するのは「12時」の整理券。13時以降を希望の人はテントの奥に進んで、整理券を受け取る。

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 ↓ 一旦、折り返した後、行列の最後尾。すでに 整理券を入手できる人数に達したと判断した後は、並ぶことを断っていた。なんと、今の私の立ち位置は最後尾から数えた方が圧倒的に近い。整理券が入手できなかった可能性もあった。「アト、少し遅かったら・・・・。」背筋が凍る思いだった(笑)。
  

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 再び折り返し、築地塀の横で並ぶ。塀が日陰になり、涼しい。直射日光を防ぐことができた。
 塀に近づくと「近寄らないで下さい」のような警報音声が流れる。よって、寄りかかることはできない。
 正門を過ぎた頃の様子。 まだテントは見えない。↓
 



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 ↓ 参考画像 2月の「迎賓館赤坂離宮」の入場整理券。
 今回、「京都迎賓館」の入場整理券の「記念撮影」を忘れていた(笑)。
 落とさないように、入手後すぐにお財布に大切にしまっておいたので、入場の際にすぐに財布から取り出しして、渡して「おしまい」でした。 撮影しておけば、よかったです(苦笑)。

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「京都迎賓館」 一般公開(試験公開) 開催(情報)

 5月の大型連休中、京都御所の近く、京都御苑内にある「京都迎賓館」の一般公開に行きました。京都御苑に来るのは、2011年の春に京都御所の一般公開があった時以来だったと思います。

 京都迎賓館の前庭と正面玄関↓

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 内閣府のウェブサイトやインターネットニュース(関東では、関西関連の報道は少ないので、インターネットでの情報収集がメイン。)によると、京都迎賓館は、この7月下旬か8月からは年間で一定日数、一般公開をする予定のようだ。
 東京の「迎賓館赤坂離宮」の一般公開は、年間で150日程度と発表されていた。京都では、もっと日数が多くなるのではないか、というのは、ワタクシ独自の希望的観測です(笑)。
 東京での4月以降の一般公開は「有料」。入場料1,000円。料金を取るとは思ってもいなかったが、当たり前とえば当たり前かな!?。警備費用や「公開担当職員」を雇うにもそれなりの人件費もかかるし。すると、京都での夏以降の一般公開も有料であろう。料金は、やはり1,000円か!?。

 今回、京都迎賓館の春の大型連休(ゴールデンウィーク)中、期間限定の一般公開はあくまで「試験公開」の位置づけ。今後、公開日数が増えれば、いつでも入場できるのだし(迎賓館赤坂離宮の見学記のときも書いたが)、無理に今回の公開に行く必要も無いかな、と思ったが、今度いつ京都に来るか分からないし、「先の事は分からない」ということで、行くことにした。
 何より、「迎賓館 公開」で、このブログの検索件数も上がっているし、ここは京都迎賓館の記事も書いて「東西迎賓館 制覇」を達成して、京都迎賓館の記事も「このブログにアップすべき!!!。」と(固く)決意したのです(笑)。

 4月28日の木曜日から5月9日の月曜日まで、期間中はお休み無し日程で公開が実施された。事前予約無しで、整理券を入手すれば内部を見学できるのがポイント。
 結果としては、東京以上に整理券入手に苦心した・・・・・・。整理券入手の行列は、想定以上のものがあった。東京での「成功体験」があったので、ナメていた(泣)。朝、並んで公開開始の最初の時間帯である10時に入場できる整理券を入手するなど及びもつかないことでした・・・・(苦笑)。

 今後、レポート記事は順次掲載をして行きます。


京都水族館 (2回目の訪問)

2014.11.23 
 
 写真は、 秋の夕焼けに染まる 京都水族館。
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 私が西本願寺(のスタンプラリー)と東寺に行っている間、ツレと子供は京都水族館に行きました。ツレは初めての京都水族館(京水)です。
 子供にとって前回の訪問は、前年の冬(2013年1月)のこと。時間の関係でゆっくり見学できませんでした。今回がリベンジとなったわけです。(笑)
 水族館には、私が連れていくか、ツレがいくか、ツレは京都駅付近まで歩いて買い物に行きたいような雰囲気でしたが、私は前回行ったことがあります。2回目はイイヤと思い、ここぞとばかり「京水」の良い点をツレにアピールました。
 「イルカショーは圧巻だ。東寺の五重塔をバックに多くのイルカちゃん達が一斉にジャンプする。世界遺産の歴史的建造物と最新のイルカのショー。ダブルで堪能できるのは『世界でもここだけ』だ。しかも、イルカがジャンプしている間に新幹線が通ることもある。これは『トリプルシヤッターチャンス』だ。ここに行かないのは勿体ない。次はいつ来れるか分からない!!。」と。(笑)
 この(必死の)説明はあまり効果はなかったと思いますが、ツレが水族館に連れていくことになりました。『いつこれるか分からない』と私は言いましたが。実際には、ツレは帰省で一カ月後には新幹線で京都を再び通る予定なのですけどね。

 結局一時間半くらいで見学を終えて、外にでてきました。「水族館を見終えて、今売店。」と連絡が来たとき、私はまだ「東寺 宝物館」で特別展を見学中でした・・・・。
 京水の前で、再び合流したとき、下の子も「満足」と言っていたので、(前回の)リベンジは果たしたこととしましょう。(笑)
 
 

 

東寺 宝物館 2014年秋期特別公開 「東寺の十二天像-灌頂儀式の世界-」

2014.11.23

 東寺 宝物館 宝物館が開館している時期に来たのも初めてです。
 2014年秋期特別公開のタイトルは「東寺の十二天像」。-灌頂儀式の世界-がサブタイトルです。ただし、私にとっては前日の三井寺の「灌頂」の儀式を見て、「灌頂」とは「一体どのような儀式(リチュアル)なのか??」と疑問に思っていたので、この疑問を解決できたのでよかったです。
 元々漢字のヨミカタすら分かっていないかったですしね。(笑)
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 DSC01046 東の門から入り、駐車場や五重塔の様子を見ながら(どうしても、駐車場の状況に目がいってしまいます。笑。)宝物館の方向へ。



















 ここ東寺の宝物館は、 常時公開されているわけではなく、春と秋のほぼ二か月ずつの公開。開館時期に来るのは初めてではないでしょうか。昨年と一昨年と来たときは1月でしたし、その前もなぜか冬の季節に来ました。その理由は・・・たまたま(寒い時期に)来たからです。(笑)

 入場券を買って入ります。写真には人が写っていないように見えますが、実は絶えることなく見学者が出入りしています。券を買うとき、私の前は母親と娘の親子(子の年齢は20歳前後)2人組。若いカップル(恐らく学生)もいます。体の不自由そうな老齢の母とその娘らしき女性の連れもあり、年齢層は様々でした。

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 後日、入場券を撮影。この翌日訪問した彦根城などの入場券も売写っていますが、気にしないでください。(笑)
 券を見てもわかりますが、月や夜空や星などが描かれています。「宇宙」を連想させますね。密教の秘儀たる「灌頂」は「宇宙」ともつながる儀式なのではないでしょうか。
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 展示室を二階に上がります。
 まずは絵画の展示室から。国宝の「東方記」とメイン展示でもある「十二天」の絵。「十二天」は六体の絵すつ展示替えなので、会期の終盤間近いこの日の展示は、「日天」「月天」「地天」「梵天」「毘沙門天」「風天」の六体。いずれもおなじみの仏様?です。仏といってよいのか分かりませんが誤りにはついては、ご容赦を。
 特に「フーテン」の私にとったは「風天」に親しみを感じます。(笑) 毘沙門天はいくさの神でもありますし、上杉謙信の「毘」でもおなじみです。
 「十二天像」は屏風になっていて、灌頂儀式のときに使用したのだそうです。灌頂儀式の図も展示されていましたが、これらを見ると灌頂とは次のような儀式なのだと、おぼろげながらその全貌が見えてきました。(大げさな書き方だけど・・・。)
・密教の僧が阿闍梨の位を受けるときに行われる儀式。
・東寺の灌頂院で行う。(当たり前ですが。) つまり、昨日の三井寺では灌頂堂で行う。
・お堂の中に曼荼羅を敷く。灌頂を受ける人と師の椅子を置く。灌頂を授ける師の後に「十二天像」屏風を立てる。
・椅子の位置も決まっている。(図面に書いてある)
・灌頂を受ける人は曼荼羅に花びらを投げる。目隠しをして、後ろ向きに投げる?のかは分かりません。
・花が落ちた曼荼羅に描いてある仏様との縁を結ぶ。すなわち「結縁」。そして、「阿闍梨」となる。

 本来「灌頂」は密教(天台宗系、真言宗系)の寺院では最も重要な儀式のひとつで、かつ神聖なものだったでしよう。つまり、一定の修行をおさめた僧職に対する儀式であった。
 天台宗、真言宗それぞれに儀式の内容は違うのでしょう。ここは東寺宝物館では真言宗の灌頂の儀式の展示であり、三井寺など天台宗とは異なる点もあると思います。
 曼荼羅とは信仰の世界における宇宙ですから、宇宙と人とを結ぶ儀式だったといえるのでしょう。昨日三井寺で見た「結縁灌頂」は、おそらく近代なってから一般民衆にも儀式開いて在家の信者にも分かりやすいよう、親しみやすいように簡略化したものだと思います。
 
 その他、灌頂の図、道具、など重要文化財に指定されているものも展示されていました。
 二階の別の部屋では、大きい千手観音像など仏像の展示。いわゆる常設展示的な内容で、開館季節ごとに展示替えがあるようです。
 一階は、二階の展示を見てから見学する順路です。入口の事務室と小さい販売コーナーがあり、展示室が奥にあります。説明のパネルや写真、東寺の瓦や比較的小さい仏像、祭具などが展示されていたと記憶します。
 (記憶違いもかなりありますが・・・。)
 結構じっくり見たので、私のあとから入場した人達も出ていってしまいました。私はカップル達には目もくれず、じっくり見学したのです。(笑)
 
 このあと、境内の外に出て、観智院の前を歩き、京都水族館方向へ戻りました。

 

東寺 2014年秋期特別公開

 2014.11.23 勤労感謝の日の夕刻。 

 西本願寺の境内外、伝道院のレンガ建築を見学しました。そのまま別の場所へ向かうため、(西本願寺の境内には戻らず)水族館の方向、西に歩き、水族館の前に出た後は南下します。(笑)
 東海道線、新幹線の線路の下をくぐります。この付近にも、跨線橋の下を利用したコインパークが何か所かありますが、すべて満車です。水族館などに行く人の車ですね。
 線路をくぐるこの地下道、西本願寺と東寺を結ぶ「極めて重要な」道路です。「京都の街を南北に分断する大線路をいかに攻略(つまり最短距離で通過するってこと)することが、京都観光の成否に直結してきます。(笑)
 いや冗談としても、この地下道はガイドブックには、あまり詳しく掲載されていないので、(よそ者の私にとって)自分の足で歩いて確かめることは重要です。
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 地下道をくぐり、東寺にやって来ました。
 境内には、以前「京都冬の旅」で見学した「小子坊」などが並んでいます。
(注意: 東寺をこのサイトでは『洛中』に分類しています。観光ガイドや観光協会などの分類では『洛南』が一般的ですが、このサイトでは『洛中』の記事が少ないため、東寺は『かつて平安京の内側であった。』という歴史的事実をとらえ、敢えて、強引に!?『洛中』としています。)

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 こちらは、一般拝観の入場口。「秋の特別公開」として、五重塔の初層公開などを開催しています。以前拝観したことがあるため、今回は割愛します。
 
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 看板には
 「2014年秋期特別公開」とあり、続いて大きな文字で
 「秋の特別拝観」とあります。内容は
 ① 宝物館 9/20-11/25の約二か月間。
 ② 国宝 観智院の公開 9/20-11/25の約二か月間。
 ③ 五重塔初層の特別拝観 10/31-11/25までの一か月弱。
 ④ 特別展 灌頂院-mandara(曼荼羅)の世界-10/31-11/9
  です。このうち、④は東寺の灌頂院(重要文化財)の特別公開であり、「秋の非公開文化財特別公開」事業の一環で実施でした。
  この期間中、私達は「妙法院」(京都女子大の古美術研究会『こびけん』のみなさんの説明付き!。)のみに行 き、こちらには行くことができませんでした。限られた期間の公開、遠隔地から行くのですべてを見学は難しいです。

 私は、宝物館に向かいました。その記事は後日に・・・・。 
 宝物館を見た後は、近くの北門?から退出します。
 門を出てすぐ近くには、「観智院」があります。
 写真右が「観智院」。
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 「観智院」はこのとき秋の特別公開中でした。前回訪問時は、外観などの撮影をしていなかったような気がしたので、改めて撮影です。

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 ↓外の通りに面した門。提灯に「観智院」とあります。改めて自分で漢字を書いてみると、「勧智院」と誤解してしまいがちですが、「観智院」が正解です。昔(つまり平安時代)の学校のような施設(学問所?)で「勧学院」があるので、わからなくなってしまいますし、前日見学した三井寺の「勧学院」とも混同してしまいます。
 空海に関連して「種芸種智院」と呼ばれた教育施設があり、更に→「勧学院」と混同し→、東寺の「勧智院」へと脳内で勝手に漢字変換をしてしまう状態です。(笑)


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 観智院の前の道と東寺の北門(と、洛南高校近くの門を仮にこう呼びます)。
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 やや離れたアングルから。右が我が国屈指の名門洛南中学と高校。(運営母体、立地からして東寺学園ともいうべき学校でしょうか。)
 ↓ この道が昔の平安京と同じ幅なのですね。
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重要文化財 本願寺伝道院  (スタンプラリーで内部見学)

 2014.11.23

西本願寺 秋の法要 スタンプラリー。
境内のポイントを回り、スタンプを押します。一か所、境内外にポイントがあります。重要文化財の今年指定されたという「本願寺伝道院」です。
 ↓ 裏から見た様子。写真奥が、堀川通との交差点である参道の終点、その先が本願寺の門。


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 立派なレンガ造りの建物です。設計は伊東忠太。東京の築地本願寺も設計は伊東忠太ですから、何となく似ている建築です。
 元々は、門徒生命保険のための株式会社の社屋だったそうで。その後は診療所としても使用されたことがあると説明にあります。
 医療から生命保険まで、教団が「一大企業体」であることが窺えます。
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 一階のロビー部分にスタンプがありました。近代の本願寺に関係する解説などがありました。内部の部屋には入ることはできず、調度品や室内装飾などを観察しました。いや~すごい財力です。






















































































西本願寺境内 秋の法要 スタンプラリー

 2014.11.23

 西本願寺 秋の法要 スタンプラリー。
 「本願寺 国宝・重要文化財 スタンプ帖」とタイトルが印刷されています。
 境内のポイントを回り、スタンプを押します。特に景品は無いようです。(笑)
 写真右、御影堂と左、阿弥陀堂。
 今年「国宝」に指定されたことを記念してスタンプラリーを開催とのことです。あわせて、重要文化財指定の各所も回るようになっています。また、「スタンプ帖は御朱印帳ではない。」と書いてあります。本願寺にはご朱印がない理由も書いてありました。本願寺(浄土真宗)の教えを知る上で、この説明は重要ですね。
 
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  恐らく阿弥陀堂。巨大すぎて見分けがつきません・・・。
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 スタンプポイントの経蔵。スタンプ台がお堂の左側にありました。

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 太鼓楼。近くにスタンプ台があります。ここもポイントでした。
 中に上る階段がありますが、入る人はないなので、内部立入禁止のようでした。
 スタンプ帖の説明には「・・・新撰組の屯所だった・・・」とあります。

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 太鼓楼。外側から。右の建物の上が楼閣です。
 西本寺の北の門に当たります。
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西本願寺 秋の法要 飛雲閣 特別公開、唐門 拝観解説

 2014.11.23

 秋の法要を開催中の 世界文化遺産指定の西本願寺。「・・・総追悼法要」とあるように一年間で物故した信徒の法要のようです。
 例年、法要の二日間は世界遺産の飛雲閣や書院の特別公開を実施しているようです。西本願寺のウェブサイトに事後小さく記載してあることもありました。記載のないこともありますので、この場合は個人のウェブサイトなどでの情報に基づきます。
 しかし、この日は書院については公開をしていませんでした。飛雲閣は前回私が事前申し込みで見学したときと同じく、外観のみの公開でした。
 
 飛雲閣の無料公開。時間は午後3時まで。このとき、すでに2時半過ぎ。急いで壁の内側に入ります。境内では黄色い服を来た係の人が多数立って入場者を誘導、案内しています。

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 壁の内部は撮影禁止です。今回は予約拝観ではないため、入れ替わり立ち代わり見学者は自由に出入りします。そのためか、案内の人が説明するのではなく、テープに録音したものを電柱に備え付けの音声スピーカーで流しています。
 「撮影禁止」とあるのに、携帯、デジカメを取り出す人があとを絶ちません。黄色いジャンパーを来た係員がその都度注意しています。「書いてあっても」全くの無視。「そんなん知らんわ。」とお決まりのフレーズでしょうか!?。これが、××系のノリでしょうか!?。××は伏字です。ブン殴られて怒られてしまうそうなので・・・。
 黄色いジャンパーを来た係員は結構境内各地に立っているので、かなり監視は行き届いている雰囲気ですが、よくも禁止とされていることを懲りなくしようとしますね・・・。
 
 テープの案内音声は、建物の向かって左にある茶室「いじゃく」についても触れていました。
前回は僧侶の方の解説で見学しましたが、解説についてはすっかり忘れていました。

 壁の外から飛雲閣の遠景。観菊の品評会?を開催していました。秋は菊の季節ですからね。

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 DSC01027写真は旧仏飯所。
この秋の「非公開文化財特別拝観」で公開がありました。一般でも通れる通路の脇にあります。意外にも(閉鎖された区域ではなく)通路の近くにあるのですね。
















 「龍虎殿」。内部は混雑しています。前回は、ここで受け付けをし、書院につながる廊下に進みました。
法要に際して書院の公開は無いのかな?、と思い。中に入ってみましたが、書院につながる廊下は、入って行く人がいませんでした。やはり、公開は無いようです。
 「スタンプラリー」のスタンプを押します。ここでは『御影堂』のイラストの入った『参拝記念』のスタンプと「国宝 唐門」のスタンプと二つを押しました。『ダブルでゲット』です。(笑)

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 国宝 唐門の内側。ここは普段から自由に来ることができます。この日は、無料で解説がありました。
 この日、写真には撮っていませんが、コインパーキングからくるときは、この表側(公道側)の前を通って歩いてきました。唐門はくぐることができないため、また付近の門も通ることはできないため、ぐるっと、堀川通り沿いの門から入って唐門の内側まで境内内の砂利の上を歩いて行く必要があるため、表と裏を同時に見るのは難儀です。(笑)

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西本願寺 2014年秋の法要、スタンプラリー

 2014.11.23

 大徳寺を見終わり、食事を食べていませんが、寺の近くのバン屋さんで購入して車で食べることにしました。
 車を発進させ、狭い通りを抜け、西陣会館などの前を通り、堀川通りを南下します。二条城の前を過ぎ、西本願寺までやってきました。
 近くのコインパーキングに停めようとしましたが、見つけにくいし、大通り沿いのPは満車。京都水族館方向に曲がり、路地に入ります。路地は、京都駅と京都水族館に行き来する親子連れが多く、運転には細心の注意が必要です。と、偶然コインパークから出る車が・・・。一台空いたところにうまく駐車できました。
 秋の行楽シーズン、京都水族館も混雑しているようですし、西本願寺の法要はあるし、この付近のPはのきなみ満車でしょう。
 妻と子供は、京都水族館へ向かいます。前回は駆け足で見ただけだったので、子供にとってはリベンジです。

 残された私は、西本願寺へ歩きます。前年の1月以来の訪問です。
 堀川通りに歩き、門を入ります。来るたびに思うのですが、お堀のようです。「堀川」の地名も本願寺の堀となっている川だから、というのが由来なのではないでしょうか。戦国時代までの本願寺は城のような機能を果たしていたから、この地に造営したときもその名残で堀を周囲にめぐらせたのではないでしょうか。(推測ですが。)

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 秋の法要のためか、大きな旗がいくつも掲げられています。風になびいて大きくはためいています。写真では分かりませんが、かなり大きな旗です。お寺の本堂などにかかっている幟と同じく、あのカラフルな赤、黄、紫などの色のカラフルな旗もあります。
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 門を入ると「スタンプラリー」の帳面を配布していました。入場者にはもれなく配っています。



















北野天満宮 参拝、史跡 御土居 見学

 2014.10.26

  北野天満宮へやって来ました。本殿を参拝したあと、境内の西にある御土居を見ることにしました。
丘といいうか、土手のようになっていした。石段で盛り土の上に登ります。と外側に川が流れています。小川のようですが、昔は洛中と洛外を分ける川だったのでしょう。あなどれませんね(笑)。
 
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 御土居。 土手は本来紅葉の名所で、晩秋のモミジが美しいようですが、現在は夏のように青々としています。
まだ夏を感じさせる陽射しです。すでに10月も下旬であるのに・・・・・。
 ↓ 川辺に下りる小路があります。真夏、8月の撮影といってもおかしくないくらいの画像・・・。
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 御土居の説明。 ちょうど西の端にあたります。つまり、御土居の内側、かつ昔の平安京の内側を現在の区分では「洛中」と呼ぶべきでしよう。東は・・・鴨川なので、鴨川の東岸は「洛東」。ここより西のエリアは洛西。御土居の北のエリアは「洛北」。南は、東寺まで囲っていたのですね。縦に細長いです。これが昔の京の街だったのですね。

 では、大徳寺は・・・というと、説明板では御土居の内側ではありましたが、昔の平安京の区域外。洛中んか洛北と呼ぶべきか・・・・、どちらでもお任せします。(笑)

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 菅公、菅原道真の歌碑。やはり、ここの名所は紅葉なのですね。紅葉時期には通行規制もして相当混雑するようです。
 時期でいうと、この一か月後の11月下旬から12月上旬にかけてですが、この日の暑さからするとあと一か月で紅葉のピークを迎えるとは到底思えません。(笑)

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 (既出) 門とその奥の国宝 社殿。

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りょうげつ

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