2015年8月
ここは岡山県岡山市。旧城下町足守の散策です。岡山市は政令指定都市になる以前から市域がかなり広く、ここ足守も岡山市になっています。バスでは中心部から50分くらいかかると思います。本数がどれだけあるか、分かりませんが。鉄道で無電化の単線路線に乗り、ディゼルカーに揺られてとある駅(確か足守駅)で降りて来る方法もあったと思いますが、ローカル路線の駅前からバスがあるかは分かりません。駅からも数キロの距離があります。
近水園近く、足守小の前の駐車場のすぐ近くには、市役所の足守センターがあります。公民館のような機能もあるので、こちらに来る人もちらほら。人が出入りしています。陣屋跡の前の道や近水園は私達が訪れた時間帯はほとんど人がいませんでした。
足守小の前の観光用駐車場付近から。
この日は閉館した後で、中では係の人が片付けをしていました。
足守ブラザの前。駐車場と土蔵造りの家が残る町並みの様子。先ほどの陣屋の周辺は武家の居住地区で、こちらは商家街だったようです。昔の家や蔵なのどの建物は足守プラザ周辺の方がよく残っています。明治以降も商売で繁栄したからでしょうか。
足守プラザは閉館時刻のあとでしたが、久しぶりに訪れました。
東の方向。この先を行って左に曲がれば、先ほどの小学校や旧陣屋跡、足守センターです。
さ、もう一度街並みの写真を撮影して帰ることにします。現在は遠くに住んでいるので、もはやここにも、そうそう来ることはできませんね。
緒方洪庵の記念碑もあるのですが、立ち寄りしませんでした。街の外れ、足守川を渡った空港側の山の麓にあるのですが、割愛しました。
足守の街並みは、岡山空港を離発着する飛行機の中から見ることも可能です。風向きによって進入路は違うのですが、離陸するとき、西に向かって離陸すると、すぐ眼下に足守の街が見えます。ただ、小さい街なので「あの街は足守だ。」ともともと知っていないと気付きません(笑)。離陸するときは一気に上昇するので、見えるのは一瞬です。あっ、もちろん窓側の座席に座る必要はあります。
着陸するときは、東京路線の場合、空港上空を通過して西に行き、ターンして高度を下げて滑走路に進入するので、比較的よく街並みを見ることができます。
先日の記事でも書きましたが、近水園にいる間、岡山空港に離発着する飛行機が上空低いところでで爆音を轟かせていました。封建時代の遺構と現代の先端技術の見事な対比を間近に見ることができました。