2015年11月1日
東洋文庫ミュージアムを見学した後、千石駅から都営地下鉄に乗り、水道橋駅へ向かう。少し歩いて、15時30分頃に奥野カルタ店へ到着。
ここは、下の子の要望。下の子が欲しいという、本のみ買う。そのまま歩いて、神保町の方向へ。すると、古本市を開催していた。
すでに、夕刻。道路沿いに店のワゴンが出ている。道路沿いの書店が、店の前に臨時仮設の棚やワゴンを出して、販売をしている感じだ。歩道は人でいっぱいだ。
美術展に関する書籍を見つけてみることにする(笑)。大通り(つまり、靖国通り)の歩道に出店している仮設店舗には、過去の展覧会の図録がいくつかある。
例えば、私が観覧に行かなかった東京国立博物館で開催され、かなりの人数(50万人くらい?)を集めた「阿修羅展」や、「空海と密教展」などの図録だ。20年前の展覧会の図録もある・・・・・。
また、書店の内部にも入ってみる。各書店でも、通常の価格よりも「×パーセント引き」とかなりお得な値段で販売している。この前行った鴎外記念館関連としては、子の於兎が著者の「父としての鴎外」、永青文庫に関連しては、以前の理事長で、旧熊本藩主細川家ご当主の故・細川護貞氏著の「細川日記」などがあった。元々の値段はさておき、1000円以上割引している書籍もある。
さて、一本道を入る。「すずらん通り」。交差点にあるサンマルクで少し休憩しようとするも、空席は無い。三省堂への途中にはミニテント、ワゴンでお店が出ている。
出版社ごとのワゴン販売のようだ。
他の店に入って見つけたが、こちらの店でも図録があった。「大神社展」の図録、2800円。値段が下がっていない・・・・。「鳥獣戯画 2015」図録ももある。えっ、今年の春~初夏6月に開催したばかりなのに・・・・。
もう、古本でご出品・・・。昨年の「日本国宝展」の図録は2500円。新品と値段が変わらないじゃないか。
更に見つけた。約10年前に開催の「フジタ展」のものは1300円だった。この展覧会、東京国立近代美術館で開催された「藤田嗣治」の国内では最初の本格的な回顧展であった。私は行かなかった。というより、行かないうちに終了してしまった。
国立新美術館で開催の「横山大観2008年」の図録もあった。こちらも知らないうちに終了していた・・・。
あるお店のコーナーで土門拳の写真集があった。ツレが買いたいと言うてので、三冊買う。かなり重いが・・・・。
この日、このコーナーは全品1割引きだった。
私は、上野に移動した。
ツレ達は、有楽町の「無印」などに行くらしい(笑)。