良月(りょうげつ)の たび日記

美術館、博物館めぐり。アート、カルチャー、資料館、記念館、寺社仏閣、国宝、特別名勝、特別史跡、日本の世界遺産など。神奈川県湘南地区在住 折口良月の日記録。

新宿区、渋谷区

 

中村屋サロン美術館 開館記念特別展「中村屋サロン-ここで生まれた、ここから生まれた-」

 2014年10月にオープンした美術館。開館から早くも三か月余り・・・。みなさんもう周知ですね。開館記念特別展も終盤に近づきました。まだ行ったことがなかったので、会期終了の前日になってようやく行ってみました。行こうとすれば、いくらでも機会はあったのですが、ついつい延び延びになってしまいました・・・。
 その美術館は、新宿駅東口からほど近く。新宿中村屋ビルの一角にありました。タイトルは、
「中村屋サロン-ここで生まれた、ここから生まれた-」
 この日は聖ヴァレンタタインデーの夕方。新宿は賑わっています。
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 きっかけは、2013年夏に訪れた「安曇野」でした。本当は「碌山美術館」に行きたかったのですが、時間の関係で行くことができなかったです。なぜならば、「そば集落」で予想外に時間がかかったから、、、、です。(笑)
 「飯沼飛行士記念館」を見学しましたが、そのあとの宿のチェックインの時間を考えて、安曇野をあとにしたのでした・・・。安曇野の美しい風土にはぐくまれた人々が芸術を作り上げていった・・・。
 安曇野を再度訪問し、「碌山美術館」に今度こそ行きたいな、と思っていましたが、そのとき以来、安曇野に行く機会がありません。昨年(2014)の夏にも行きたかったのですが、結局行けませんでした・・・。テレビでも同美術館と「守衛」の代表作「女」のことを放映した番組を見ました。

 2013年 このとき、事前に調べたところ「新宿中村屋」と近代日本におけるもっとも重要な彫刻家「荻原守衛」の関係を知ることができました。実はこのときまで、私は守衛が「碌山」と号していることを知らなかったのです・・・・。
 「碌山美術館」も安曇野に数あるミニ美術館のひとつ、としか認識していませんでした。
 作品が現在、重要文化財に指定されている作家の集う場所が、東京のとあるお店にかつてあった・・・。いわば、芸術家達の梁山泊。
 そのお店が時代を経て、このたび自社ビルに美術館をオープンしたとは、まさに「すごい!」の感に尽きます。


 碌山は志半ばにて病に倒れ、同郷の後輩、飯沼飛行士は南方に地に散り、ともに若くしてその生涯を閉じました。
 碌山や飯沼飛行士をはじめ、数々の芸術家や偉人達をはぐくんだ安曇野。
 ↓ 安曇野の野と北アルプスの峰々。2013年夏撮影。
  (駐車場の路面ばかり強調された写真になってしまいましたが、実際の風景はもっと雄大で感動的です。)
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 美術館の入口は三階。エレベータで上がります。地下道ともつながっているので、地下鉄の駅も近くです。
 館というより「展示室」といったほうがよいかもしれない施設です。入口にドアはなく、小さい受付の机とレジがあるのみ。同フロアは「近畿日本」の旅行代理店ですが、通常の旅行カウンターではなく、どうやらブライダル旅行サロンのようです。店頭には「ウエディングドレス」が飾ってあります・・・・。私はここのフロアには場違いではないかと萎縮してしまいました。道理でカップルがエレベータに乗り降りしているわけです・・・・。

明治神宮文化館 昭憲皇太后百年祭記念「明治の皇后」 見学と明治神宮

 5月の4連休の3日目、5月5日のこどもの日、明治神宮にやってました。前日までの2日間は絵に描いたような「快晴」。しかし、イザ本日外出してみると「曇天」で、しかも雨が降りそうだとの天気予報。
 まずやって来たのは、渋谷区立ポニー公園。久しぶりです。このとき、午前10時過ぎ。10時半からポニーの乗馬体験があるのですが、下の子は興味を示さず。一言「いい。」
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  「ポニーさんだ~。」と言って無邪気にはしゃいでいたころが、今となっては懐かしいです・・・・・・。「あの頃はよかったな~。」というとろでしょうか。もはやここで「ポニーに乗る」ことは無いのでしょう。(乗馬は無料なのに『乗ることは無い・・・』ナドとアツかましいこというな、ってとこでしょうかね。笑。)
 少しだけポニーさんたちを見て、公園をあとしに、明治神宮の森の中に入っていきます。
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 神宮の森の中を歩きます。今までこちらの門から来たときとは、まっすぐ正殿の方に歩いて行っていたのですが、今回は少し遠回りのルートを歩きます。と、宝物殿の前にやってきました。この建物を見るのは初めてです。重厚な建築物で、重要文化財にも指定されているそうです。付近には武道場もあります。普段、柔道などの講習も開かれているようです。
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 正面の門からは、建物を撮すことができないため、入口の横から撮影します。写真には写っていませんが、正倉院のような高床式です。正倉院の何倍の大きさがある巨大なコンクリート造です。
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 続いて参道を歩きます。宝物殿近くの広場では学生さんらしき若い人が何かのイベントの準備をしていました。神宮公認イベントなのでしょうか。
 更に、森の中を正殿のほうに歩きます。警備の車両が通ったり、警備員が徒歩で巡回しています。「なぜそこまで警備をするのか?」と思いましたが、先日、オバマ大統領が明治神宮に来たとニュースで放映していたことを思い出しました。保安上、原宿方面の正面入口ではなく、こちらの裏からの道の方が目立たず警備しやすいでしょう。この参道の先に、社務所の正面玄関と駐車場があったので、裏門、つまり代々木方面から入り、この道を通ったのか!?と思いました。別に警備や巡回はいつものことで、大統領が来たあとの「アフター警備」というわけでは無いでしょうけどね・・・。(そもそも「アフター警備」という語があるのでしょうか!!??)
 と、雨が降ってきました。予報では夕方からということだったのに・・・。
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 雨の社殿。今日は外国人が多いように感じます。結婚式の列もここを通ることがありますが、本日が式の場合はちょっと大変かも・・・、というより外は歩かないのでしょうか。
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 と社殿の脇に「こどもの日」のイベントの告知が。子供達が並んでいます。しかし、受付をしている様子が無いので、何かの会員限定か予約者限定なのでしょうか。ともかく、今日訪れて参加できるイベントではなかったです。雨が強くなってきました。写真でも雨が強く降っている様子が分かりますね。
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 DSC09260社殿も多くの人でにぎわっています。




















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 社殿をあとにし、原宿駅の方へ歩きます。途中の参道には「昭憲皇太后百年祭」の告知と、説明のボードが掲示されいます。写真はその中のひとつです。
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 大鳥居を抜けて、行きます。
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 新しい建物までやってきました。「文化館」というそうです。数年前に完成したと思います。それ以前はなかったと記憶しています。昭憲皇太后百年祭記念「明治の皇后」の展示の告知があります。先月、天皇皇后両陛下が見学されたというニュースをテレビか新聞で見たことを思い出しました。
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 円形の建物の一角に入口があります。二階に階段を上ります。入場は500円。先ほど通ってきた宝物殿も入場できるとのことですが、戻らなくてはいけないので、本日は無理です。一か月間は券が有効のようなのでまたの機会にします。当時の宮中の衣装の展示や、使用していた調度品、皇后の姿を描いた絵画の展示がありました。展示してある絵は明治~大正にかけての日本画の大家が描いたものも多かったです。
 富岡製糸場を訪問した皇后の絵の展示がありました。女工が繭から絹糸を取り出す作業工程の中を女官と歩く皇后の姿が描かれています。明治時代の当時、群馬まで皇后がわざわざ足を運んで視察されていたとは驚きです。同時に富岡製糸場が世界遺産に指定されることが、先日ほぼ決まったそうで、非常にタイムリーな展示でした。
 ↓写真は入口の様子。外国人も見学に訪れています。
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(追記)この二三日後の平日、秋篠宮さまも訪問したとニュースで見ました。非常に「タイムリー」な見学でした。
 次に、代々木体育館方面へ向かいます。雨もほぼやんできました。

原宿周辺めぐり

ここは渋谷区のポニー公園。
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最寄駅は、小田急線の参宮橋駅。
その名の通り、以前は明治神宮への参拝客の玄関だったのでしょう。

春にもきましたが、今回は下の子と私の二人で来ました。




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一日のうち二回、乗馬体験が無料でできます。
午前はたいていすいていましたが、前回のように団体などでくるときは混んでしまいます。
今回は乗りたくないといつつて、乗りませんでした。何のため
きたのだ?

基本は二周してくれます。前回は一回だけでした。


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隣接して乗馬クラブがあり、ここで本格的な乗馬をしている方を公園からも見学することがでくきます。クラブが馬や公園の管理を委託されています。補助のお姉さんたちも乗馬が趣味のお嬢様達なのでしょう。
(または獣医師を目指している学生?)

クラブの敷地内やその前の道路にとまっている車は高級車ばかり。
生活レベルが全然違います。セレブです。

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公園から明治神宮の森を歩き、本殿の前を通ります。







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林の中に行列が・・・。

今流行の「パワースポット」
清正公の井戸(泉?)のようです。

数時間待ちのこともあるとか・・・。



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数年前はこのようなことはなかったと思います。
明治神宮御苑の案内図。

パワースポット ブームはテレビの影響だったのでしょうか。




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歩いて明治神宮を抜け、原宿に移動。
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たまごっち店の「パッチの口?」
真実の口よりもお子様たちにとっては聖地です!?
 ここに手を入れし者は真実を聞くことができるのであーる。(くちパッチより)(冗談です)

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続いて、新宿に移動。南口の駅近く(サザンテラスというようだ。)にある宮崎県のアンテナショップ。以前は時々きたが、久しぶり。

 ここでは、レストランという規模ではないが、イートインコーナーがあり、地元の食事を提供してくれる。
 おいしくて、定食でも700円台と低価格。食事コーナーが閉まる時間の間際でしたが、間に合いました。


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冷や汁とチキン南蛮定食。
私が頼んだのは、チキン南蛮のほう。子どもが冷や汁。しぶい選択です。







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お店で買った
地鶏を家で料理しました。
コリコリして美味です。



東京都心部 文化(カルチャー)的なたび


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 五連休の真っ最中、三日目。この日はくもりでした。小田急線で新宿に出ます。そこから、区役所の脇を通り、しばらく歩きます。新宿文化センターにつきます。今日は外国の文化の発表会があります。

文化センター外観です。
 新宿から歩いて15分くらいでしょうか。最寄駅は新宿ではなく、地下鉄の駅なのでしょうが、自宅から直接行くには新宿駅から徒歩が一番早いとむ思います。


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 文化センターに向かう途中の街の様子。
都心とはいえ、休日の朝は人どおりも少ないです。
閑散としていて、お散歩には好都合です。
この付近はビル街
というわけではなく、住宅、マンション、商業地が混在している山手線内側のエリアです。



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文化センターの脇でケバブなどエスニックの出店がでていました。








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公演の最初は、日本の舞踊から。写真はフラッシュ禁止モードにしたため、人のをとらえることができず、ブレています。
シャッターを切るスピードが遅く、その間に踊る人が動くので、うまく撮影できません。
 かえって、人の顔まではっきりと写らないので、ブログ掲載には好都合です。



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トルコの民族衣装の女性の楽器演奏。
出演は日本人です。必ずしも、日本に在住している外国人が自分の国の衣装で出演しているわけではなく、日本での音楽、舞踊教室やサークルのに通う日本人の生徒さん達も出演が多いです。





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これは、結婚式
の様子です。







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婚礼では、花嫁はベールを被っています。
介添えの女性がついています。







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婚礼での踊りの様子など。








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ホールの外のロビーでは、各国の観光、文化紹介のパンフや冊子を配布していました。書籍、アクセサリーなどの販売もありました。パンフ、冊子は各国の政府観光局が発行したものが主です。
地域は世界各国で、欧州、中東、東南アジア、中国、韓国などがありました。日本人が一般的に観光に行く、国や地域の情報が手に入ります。
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