2018年9月 学習院大学史料館展示室 平成30年度秋季特別展「学び舎の乃木希典」 見学4(最終)
及び乃木希典関連建物 見学
目白にある学習院大学史料館を見学した。
私は「オリジナル乃木ハガキ」は入手しなくてもいいや、と思ったのでアンケートは書かずに退出した。
学習院大学史料館展示室の平成30年度秋季特別展は「学び舎の乃木希典」のタイトル通り、現役軍人ではあったが、日露戦争の後の時期の「学習院院長としての乃木」に関する展示が中心であった。
明治天皇の大喪という国家の非常時に、学院の最高責任者である院長が突然、自決して死亡し、職務を遂行できなくなってしまったことは、当時の学習院にとっても世間への影響以上に大事件であったろう。
学習院の敷地内には、乃木の起居した建物が保存されていた。
案内看板も設置されていた。
乃木は院長時代、「総寮部」に起居したそう。展示でも説明があった。
現在の乃木神社に隣接している乃木邸が、あくまで当時の自宅であったが、帰ることは月に1-2回、おおくても数回程度??だったようだ。
共に殉死した静子夫人は、普段は学習院ではなく、赤坂(麻布かな)の自宅にて生活していたのであろう。
旧総寮部は乃木館として保存されている。2009年に登録有形文化財に指定。
説明には、乃木が院長になった後、学習院に全寮制を導入した、とあるので、寮(寮部)のすべてを統括するという意味で「総寮部」と名付けたのかな?。「寮本部」というべき場所かな。
生徒にとっては、寮で寝るときも、常にほぼ四六時中、院長が一緒にいたことになる。
実は、最初に展示室を見学に行ったときは、展示室が休みであった・・・・。開館日を勘違いしていた・・・・。
よって 後日出直しした。
閉室していて、悔しいので、乃木関連の建物だけ、先に見学をしたのだった・・・・。
↓ キャンパスの様子。最初に行ったときなので、季節は秋なのに緑が濃い・・・・。