夏休みに萩、津和野方面を旅しました。
今回のたびは、レンタカーを使用します。山陽道をひた走り、広島市郊外から岩国の方向へ。
やってきたのは、宮島SA。ここから安芸の宮島を望むことができます。海峡の向こうの島が厳島です。サービスエリアから見て島の中央付近の入江に厳島神社があると思います。
山陽道は山道が多いです。トンネルも多い。兵庫県から瀬戸内海に近い所を通って、山口県に至る道路ですが、途中標高の高い所も通ります。最高地点の標識がでていましたが標高400メートルくらいあったと思います。東名高速の場合、富士山ろく、高原地帯の御殿場付近が最高所で標高450メートルで゛すからさほど変わりません。ゆえに山陽道は起伏も多く、長い下り坂あり、カーブもきつい所があり、事故も多い。連休などては必ずといつてよいほど事故渋滞があります。死亡事故も多いような・・・・。数年前ですが、山陽道を通ったときのこと。私達が通った二時間後くらいに死亡事故が発生していたこともありました。
広島高速への分岐手前。市内に近づいても山の中の道です。広島周辺は山に囲まれています。平地は限られ、山が開けるとすぐ海です。それ故、景色は綺麗なのですけどね。風光明媚とはこのことをいうと思います。
宮島SAの駐車場の様子。よく晴れた夏の朝です。今日も瀬戸内沿岸は暑くなりそうです。駐車場には朝から多くの乗用車が停まっていて混雑しています。ワンボックスカーが多いので家族連れの行楽、帰省客が多いのだと思います。反対にトラックは少ないです。
宮島SAの見晴ポイント。宮島がうっすら見えます。
宮島SAの敷地内、少し歩いた所に展望エリアがあります。朝とはいえ、真夏の日差しは容赦ない。しかも屋根が無い・・・。宮島を見んが為に歩きました・・・・。展望台に鳥居があるのが分かります。厳島神社の鳥居を模しているのですね。
展望エリアから宮島SAの建物と駐車場方向を見る。青空が広がっています。気温はすでに31度くらいはあるでしょう。
展望台から。宮島は更に西の方角にあります。意外と距離があります。
宮島と反対側の広島市内方向の沿岸部。工業地帯です。沿岸部は埋め立てが進み自然海岸はあまりり残っていないように見えます。夏の朝、霞んでいます。山側はクリアに見えますが、海の方向はご覧のとおりです。
宮島方向を拡大。 人間の目で見た大きさと同じくらいではないでしょうか。ワイドに撮ることができないのが残念です。パノラマ撮影すればよいのかも知れませんが。
更に拡大。写真ではわかりませんが゛、社殿のような建物も見えなくは無い程度の眺望です。連絡船が往来しているのがかすかに見えます。
ん~、やはり霞んでいますね。沿岸の丘陵地帯も開発されて家やマンションが建ち並んでいます。現在よりも風光明媚だった昔の面影はあまり残っていないのでしょうか。が、厳島の山は「ニョキニョキ」という感じで海から屹立しているように見えます。山の形も特徴的です。昔の船乗りは航海の目印としたのでしょう。だから、古来より海の神様として神社が建立され、平家をはじめとして武士、貴族の信仰を集めたのでしょう。近くから神社の社殿のみを見ただけでは分かりませんが、こうして遠くから厳島の地勢を見てみると、信仰を集めた理由が何となく分かります。