良月(りょうげつ)の たび日記

美術館、博物館めぐり。アート、カルチャー、資料館、記念館、寺社仏閣、国宝、特別名勝、特別史跡、日本の世界遺産など。神奈川県湘南地区在住 折口良月の日記録。

道東(知床)

 

知床五湖 散策2 (二湖)

 2015年9月22日の火曜日、北海道旅行3日目。知床五湖 散策2 (二湖)

 朝から大勢の観光客で賑わう知床五湖のフィールドハウスにやってきた。ここで、知床五湖の入域に関するレクチャーを受ける。  
 、レクチャー後は、ハウスの外に出て、いよいよ散策開始である。一方通行制で、後戻りはだきない。反時計まわりに周遊することになる。
 秋のこの時期は、レクチャー後の自由散策ができる。もちろん、散策路を外れることは厳禁だ。
 私達は40分が標準時間の「小ループ」、つまり短いコースを歩く。熊笹の茂みの中を歩く。
 すると、10分も歩くと二湖のほとりにでた。意外と近い。

 ↓ 林の向こう側に、水面が見えて来た。これが、二湖だ。「知床五湖」とご対面だ。
   フィールドハウスからここまで5分と少しではないか。
  

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 水面の拡大。湖というより、沼地だ。もちろん、最初からわかっています(笑)。


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 二湖の周囲は、湿地帯になっている。水草や倒木などが周囲を覆っている。

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林の中の道を歩く。
 

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 溶岩が冷えて固まったようで、点々と溶岩らしき岩がある。道もその合間や丘の上を通るので起伏がある。

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 明らかに溶岩と思われる岩の道を通る。起伏がある。溶岩の石畳の道のような感じだ。


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 丘を下ると、今度は湿地の上を木道で通る。二湖の隅に位置する湿地で、橋になっている。

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 橋からの眺めというか、湿地帯の様子。
 
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  分岐点にある看板。小ループから、二湖へはやや戻るような感じで歩き、二湖のほとりに至る。
 奥の道には、行くことができない。また戻って、一湖に向かうことになる。
 先にクマの目撃情報があるとされていた所は、二湖の先や三湖の方向だった。レクチャーの映像で見たクマがいそうな地点で「ホイ ホイ」と声を出す方法が通用するとはとても思えない。「声や音を出して、クマにこちせの存在を知らせる」ことが重要であることは分かった。しかし、いざ遭遇した場合には、どうしてよいのか、私はまだ理解はしていない。背を向けて逃げるのは厳禁だし、食べ物をおいて逃げる方法も厳禁・・・・。「クマよけスプレー」の貸し出しをしているので、これを利用する方法が、素人観光客には一番の対処法ということか。確率からいうと、クマに遭遇することはかなり低いので、いざという時、私は何もできずに立ちすくむだけなのだろうか?。そんなことを反問していた・・・・。

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 溶岩のような岩が点在している。安山岩のような岩。かつて活動していた知床の火山から流れ出た溶岩が冷えて固まり、溶岩の隙間から、湧き水がしみでて、たまり、湿地や今日見る「五湖」となったのだろう。
 溶岩台地にたまった水たまり、といった感じかな。
 
 ↓ 木道を更に歩く。

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 二湖の端の湿地。水草に覆われている。

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 拡大。林の合間から、知床の山々が見えたため。

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 溶岩の脇の道を進む。と、溶岩の割れ目から、木が上に向かって伸びていた。 ↓


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 やっと「二湖」のほとりについた。
 ↓ 看板。標高が意外にも高い。海岸に近いが、海から一気に断崖になって落ち込む地形なのだ。
  「二湖」は知床五湖の中で一番大きい。規模的には、池なので、以下、「池」と書くこともあります。ご了承ください。

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 二湖のほとりの案内看板。一方通行なので、奥に進むことは出来ない。奥からは「大ループ」に進んだ人達が次々に歩いて来る。五湖、四湖、三湖を見てきたのだろう、二湖は、少しだけ見て足早に過ぎ去る人が多い。
 しかし、私は、しばし二湖のほとりにたたずんだ。

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↓ 池のほとりから撮影。敢えて、木を入れ撮影したが、どうも上手く無い・・・・。
 二湖のほとりで、写真撮影。記念撮影をと、おもうが、逆光でうまくとれない。なぜか、カメラの逆光補正が機能しない。10分くらい手間取ったがうまくいかないので、やめた。余分に時間をくってしまった・・・・。


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 ↓ ビューポイントから半島の先、北東方向。目に入る風景がワイドで広い・・・、半島ではなく、大陸的な風景だ。

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 ↓ もう一度撮影。雄大な風景なので、何度もカメラのシャッターを切る。
   その割に、よい写真が無いが・・・・・(苦笑)。

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 写真でも見て分かるが、山々が池の水面に反射している。太陽は丁度、山の向こう側にあるが、雲で遮られている。絶妙な光のバランスと清澄な水のため、山の姿が写り込んでいるのだ。

知床五湖 散策1 (レクチャー受講~散策路へ)

 2015年9月22日の火曜日、北海道旅行3日目。知床五湖 散策1 (散策路へ)

  
 ウトロから坂道を車で登り、知床峠への道と分かれ、知床五湖方面へ走行。この交差点の所にビジタセンターではないが、案内、情報展示施設(知床自然センター)がある。その先、知床五湖までは一本道。
 知床五湖の駐車場は朝の7時半から開いている。早く駐車場をとらないと満車になってしまうが、無事駐車できた。
   「フィールドハウス」に急ぎ入り、申請書を書く。
「知床五湖」は昔から有名な観光地であるが、入域人数を制限する、クマの対策を施すなど時折、ニュースにもなってきた。今までは、あまり関心が無かったが、今回訪れるに当って、入域方法など、その方法の内容をようやく知ることとなった。
 「高架木道」が出来ていることも知らなかった・・・。

知床五湖の地上遊歩道入口 ↓ 一旦、入ると後戻り出来ません。


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  「フィールドハウス」でレクチャーを受ける必要がある。春から夏のはじめ頃までは、ガイドツアーのみの時期もあるが、夏から秋のこの季節は、レクチャー後、自由散策できる。自由散策の時期となると、そろそろ冬の訪れである。クマの活動期が、春から初夏で、冬が近づくと山に戻って冬眠の準備をするのだろう。

 時間前にレクチャー室に入り、席を確保する。部屋は、満席となる。レクチャーが開始されると、まずは映像を見る。映像だけで、10分間はある。熊がいそうなときは「ガイドの女性が、熊がいそうですね、声を、出しましょう、ホイホイ」と叫ぶ映像が・・・・。「ホイホイ」と叫ぶ声が随分とやさしい。本当に大丈夫かな、と少し心配に・・・・。

 熊に出会わないことが大切と繰り返し案内される。存在を知らせるため、声や、音を、出すことがよいのだとか。「熊も実は臆病です。」と説明。
 テントを壊す、ヒグマの映像が。フードコンテナの説明もある。食べ物のにおいを漏らさないただった。初めて知りました。
 映像が終わると係員の「最新情報」などの直接の話がある。映像スクリーン脇には、ボードが設置され、クマの目撃情報の図の掲示もある、ここ数日でも目撃されているようだ。書き込みがされている。クマの目撃の情報が寄せられると、フィールドハウスの職員が確認に、行くそうだ。
 係員は、まだ20歳台前半くらいの若い女の子。大学生くらいではないだろうか。レンジャー服を着て、腕章をしている。

 ↓ 最新情報のボード。
  クマは、毎日目撃されている訳ではない。直近、半月くらいの目撃情報や、足跡、フン、食痕の情報がある。散策路付近でも目撃情報がある。
 クマも人間が怖いので、あちらさんからどいてもらえば、よいのだろう。
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 フィールドハウスの入口側から撮影。まだ新しい建物。「入域の人数制限」や有料化に伴い、建設したようだ。
 レクチャー室は二個あった。一回15分くらいで、10分おきに実施だから、レクチャーが終わると、入口を開けて、はい次の時間の方、入場してください、となるのだ。
 「人数制限」や「有料化」といっても季節にもよるし、冬期は閉鎖なので、何とも言えない。

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 レクチャー室の部屋を出るとすぐ外だ。元の入口からは、退出できない。出口は進行方向、別にある。外には、木の塀がありそのまま散策路に入る。
 高い木はあまりなく、熊笹が植生している。熊笹の茂みの中で更に分岐がある。ひとつは、「大ループ」と呼ばれる五湖全部を回るコースと、もうとつは、二湖のほとりまでの40分コース。「小ループ」。ほとんどの人は、90分のフルコース「大ループ」にいったようだ。
 私達は、時間の関係で短い40分のコースに歩みを進める。
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 狭い道を進む。


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 熊笹の間の道。眺望は無い。

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 ひたすら歩く。いつのまにか、人もバラけて来た。

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 木が枯れている。高い木が無い。

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 空を見上げると、鳥が・・・・。とんびかな。

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 木道の上も歩く。沼沢地だ。

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 更に歩く。林と熊笹の間の道。

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 と、山が見える。羅臼岳だ。山頂には、笠雲がかかっている。「あの山は、羅臼岳」と説明を見た訳では無い。
遠くから眺めても、連山の中で、一番立派で目立つ山であったので「あれが羅臼岳だ。」と直感で分かった。

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 10分も歩くと二湖のほとりにでる。意外と近い。高架木道も含めて、それほど時間もかからないかもと思った。地図で見るよりも、距離が短い。

 ↓ 二湖の近くの湿地帯。

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世界遺産 知床国立公園 知床五湖 駐車場~入場

 2015年9月22日の火曜日、北海道旅行3日目の朝を迎えた。
 1日目の旭川到着が夜だったので、実質2日目(笑)。
  ホテル知床に宿泊した。短い滞在であった。到着したのが、昨夜の7時半前、そしてチェックアウトは朝の7時半前、12時間に満たない滞在であった。
 
 ホテルを735発。昨晩食事をした「番屋」の前を通り、台地から海への坂を下る。セブンイレブン前の交差点まで下ってきて。ここを国道へ、知床岬の看板に従い走る。私達の車の前には、大型バスが・・・・。道は、上り坂となる。途中、ウトロの街なみを見下ろせるポイントがあるが、そのまま走行、登る。途中で、知床峠への道と分かれ、知床五湖方面へ走行。この交差点の所にビジタセンターではないが、案内、情報展示施設がある。

 バスは、知床峠の道には行かなかった・・・・。このままバスは、知床五湖にいくのだ・・・。バスはとってもノロノロ走る。困った・・・。五湖までは一本道。後ろにも後続の乗用車続いてくる。知床五湖の駐車場は朝の7時半から開いているので、早く駐車場をとらないと、満車の恐れがある。
 本当は7時15分には出たかったが、いつものごとく遅れた。当初、ウトロのホテルから五湖までは15分くらいかな、と思ったが、見当違い。意外にも距離がある。

 ↓ 知床五湖への道中、オホーツクの海と知床半島の断崖。

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 起伏にとんだ断崖の下りの道もある。岩尾別の谷だ。ユースホステルはここにある。看板が出ている。谷をくだり、谷底で川を渡り、再び登り坂となる。ユースホステル以外にも、国民宿舎がある。その名も国民宿舎「地の果て」。
 宿舎までは、まだ距離があるようだ。そちらへの道の分岐もここ岩尾別だ。国民宿舎は更に道の先にあり、建物は見えない。深い森が広がっている。当初、ここの国民宿舎に宿泊も考えたが、満室だった。意外にもウトロの街から遠い。10キロくらいはあるようだ。

 岩尾別の坂を登り、再び高台の一直線の道に。見通しがきく道路となったので、追い越し可能区間でもあるし、バスを抜かす。

 ↓ 車窓から。岩尾別の川と谷。左方向が海。川は海に流れ込んでいる。雄大だ。
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 海辺の断崖の上の高原地帯のようだ。道が林の中を通っている。周囲は、白樺の木が。と、林の中にキツネを見たそうだ。私は運転しているので、見えなかったが。

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 ↓ 白樺の林の中でキツネを目撃したそうだ。

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 ↓ 更に知床五湖への道は続く。前に先行車が。普通車は、この先の駐車場で行き止まり。
   季節によっては、その先の「カムイワッカの滝」まで通行できるようだが、五連休中は知床五湖まで。
  滝までは、バスで行くことになる。が、バスの時刻表を見ると、本数は限られるし、時間もかかるようなので、
今回は断念。五湖から先は、ダートの道?のためか、バスの運行速度は遅いようだ。

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 ウトロから20分くらいで知床五湖の駐車場に着いた。ゲートがあり、ここてで駐車場の料金を先に支払う。バスは予約してあるのだらうすぐ入る。例のノロノロと走っていたバスもあとから、やって来た。
 駐車場は、ほぼ一杯に一般車のスペースはなっている。あと少し遅かったら、入場できなかった。ホントに・・・・。駐車場の出口に近いところに指示されで止める。あと残り、20台もスペースはないのではないか・・・。

 ↓ 駐車場の様子。奥は知床連山。

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 車を停めて、ネイチャーセンターというか、フィールドハウス(以下、敢えてセンター)へはツレを先発させる。センターでレクチャーの申請書を一人一枚ずつ書く必要があるのだ。駐車場に入場しただけで、ホットしてはいけない。レクチャーを受けないと、五湖の散策路に進むことができないのだ。たくさんの人がセンターに出入りしている。先発させたので正解だった。
申請書には、子供も住所と氏名を一枚の紙に書く必要がある。一人一枚なので、かなり手間だ。同時に料金も支払う。

 さて、センター建物の奥の映像ルームでは、朝8時からの説明、つまりレクチャーが始まるところだった。先に申請書を書いて受付を済ませた人達だ。中にどんどん人が、入っていく。レクチャーも定員があるので、うっかりしていると次の時間帯に回されてしまう。私達は次の8時10分からの回になった。

 ↓ 知床五湖フィールドハウスの建物。バス停があり、ウトロのからのバスがここに到着。
  更に奥地の「カムイワッカの滝」までもこのバス停から、乗れるようだ。私は誤解して、センターからは「カムイワッカの滝」方面のバスには乗れないと思っていた。なぜなら、車をここの駐車場に停めたまま「カムイワッカの滝」に行く人がいると、駐車場がなかなか空かないから。

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 センターに続く建物。この中には、入らなかった。

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 ↓ センター前の看板。

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↓ バス停の前から駐車場の様子。大型バスの駐車スペースはあるが一般車は満車になりつつある。


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↓ バス停の前から駐車場の様子。大型バスの駐車スペース

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 レクチャーの前には、トイレは済ませておくように言われたそうだ。遊歩道には、トイレが無いとのこと。
 レクチャー待っている間に知床の山を撮影。
 よく晴れていて、気持ちが良いのだが、山には厚い雲がかかっている。


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 山々を拡大。あの、お椀をかぶせたような山が「羅臼岳」のようだ。たしかに、特徴的な形状の山で目立つ。
知床最高峰だ。山頂付近には、笠雲がかかっている。

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 半島の先端の方向。

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ホテル知床 宿泊(朝食~出発)

 2015年9月22日の火曜日、北海道旅行3日目の朝を迎えた。
 1日目の旭川到着が夜だったので、実質2日目(笑)。
 この日の予定は・・・、
朝、知床五湖に行って、散策。
午前10時発の知床岬往復遊覧船を予約しているため、ウトロ港から乗船する。
午後2時頃、港に戻る。昼食はウトロ漁協食堂で。←ココがポイント。
その後は、フリー。知床峠経由で羅臼に移動。「羅臼湖」散策は、交通の便を考えると無理かな・・・。
 本日は、羅臼温泉に宿泊を予約している。移動が少ないので、この日はゆったりできる予定(笑)。
 
 ↓ ホテル知床の外観。ホテル全体の外観ではなく、私達が宿泊した棟の外観。
   いくつも増築しているようで、1階の部分の廊下でつながっている。
   あとで、写真を見たところ2階もつながっているようだが。
   この棟で、7階×ワンフロア6室で42室のようだ。

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 さて、私は朝5時半に起きて、風呂に行く。入浴したのは、6時前のこと。温泉につかる。露天風呂に出てみる。雲はおおいが、青空が見える。透き通った青空だ。朝の涼しい空気が気持ちよい。前夜と異なり、露天風呂の周囲の景色が見える。やはり、ウトロの斜里側の海が見える。方角でいうと、西だろうか。
 朝から浴場には、たくさんの人がいる。室内の大浴場には、常に10人-20人前後がいる。子供も入りにきている。

 ↓ ホテルの部屋から見た外の景色。
  右奥のホテルの建物が同じ系列の「知床第一ホテル」。昨晩、気付いたようにあちらは、お値段が高い。
  ことれは、リーズナブルな値段のホテル。しかし、大型連休中のこの期間、素泊まりでも十分こちらも私にとっては高いです・・・・・。
  その奥に別のホテルのビルが見える。ウトロの後背地の高台のホテル群だ。

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部屋は北向きだ。関東と比べて、何となく、方向感覚が違う。南と北の感覚が違う・・・。
なぜ、そう感じるのか。分からない・・・・。
↓ ホテル玄関の方向。駐車場にはずらりと宿泊者の車が。山の斜面はスキー場のよう?。
たしかに、スキー場の立地としてはよいかも。

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 私は、朝起きて大浴場に行ったが、ツレと子供達は、まだ寝ている。
 起きた後はテレビを見るりだろうが・・・・。私は、温泉の後、
6時20分に部屋に戻る。ツレ達は、すでに食堂へ向かっていた。朝食は6時半から開始と早い。北海道ならでは、だ。ホテルは200室以上はあると思うので、数百人食べに来る計算。
 部屋のテレビで見たが、苫小牧のほうで、川で一匹釣って逮捕だったとか。厳しい。知らないと「何で獲ってはいけないの?」となってしまう。毎年このニュースはあるのだろう。もっとも「ほっちゃれ」といって川で獲るサケはおいしくないと聞くが・・・・。

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↓ 部屋の様子。しっかり、テレビを見ているし・・・・(苦笑)。

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 風呂からでて、朝食に行く時間の前だったので、少しばかりロビーで新聞を読む。フロントでは、五人くらいの人が立って客の対応している。朝6時半前の時点ではあるが、チェックアウトの人でにぎわっているのだ。昨日の夕方、到着時に部屋まで案内してくれたメガネ姿の若い女性もフロントに出て対応していた。
 フロントには、昨晩も表示されていたが、日の出と日没の時刻が掲示してある。17時20分くらいが日没。
次の日は更に日没が短くなる。
 知床半島沿岸の遊覧船、クルーザーの予約状況の掲示板もあった。基本的に知床岬往復、硫黄山航路も含めて満席だった。

 ↓ 玄関とロビーの様子。2階の食堂に行くときに撮影。


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↓ 玄関とロビーの様子。2階の食堂に行くときに撮影。

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 朝食の食堂は2階のようだ。「ようだ。」というのは、「中2階」のような構造であるから。一度、一階のロビーに出てからでないと行けない構造だったので、最初は食堂への階段を探して迷ってしまった。ツレは、奥の座敷に席を取っていた。食堂には、すでに数十人のお客さんが来ている。食堂は広いので、急いで席を確保しなくてもよいし、食事も急いでとらなくても大丈夫だが、何となく気持ちは急いでしまう(笑)。そくさと、トレイに食事を盛る・・・。
 やがて、朝7時前には食堂は満席に。料理の前には行列が出来る。しかし、デザートは混んでいない。よって、早く食事を取り、混雑する頃はデザートに行くのが「鉄板」ってこと!??。
家族連れも、多い。熟年夫婦か男女もいる。

 ↓ 朝食の会場。帰り際に撮影。混雑している。
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↓ 朝食の会場の奥にある座敷を確保。来たばかりのときは、他に誰もいない。
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 さて、お客さんは、家族連れも多い。熟年夫婦か熟年の男女の組もいる。私達の座敷のとなりの席は三人連れ。夫婦と娘のようだ。娘は20歳前後の年齢で、明らかに高校生ではない。大学生か、就職したばかりの年齢かも。そのコは、食事中、結構肘をつきながら箸を持って食べている。両肘であったり、片肘であったり・・・。外でこれだけの姿勢で食べるということは、普段の食事生活が・・・・・わかりますね・・・・。注意しないと。自分自身も。
 食事は、7時5分過ぎに切り上げ、部屋に戻る。普段だったら、食事開始の時刻だが(笑)。

 ↓ トレイに盛った食事。
   特に朝食のバイキンクでは普段の食生活が分かると思う。
 洋食なのか、和食なのか。フライ物や肉テンコ盛りなのか、などなど・・・。特に子供では、それが如実に出る。
 ツレに言わせると「朝食は家庭生活の鏡」だそう。その割には、ウチでは大した食事はつくっていないが・・・・・・。なんて、うっかりツレの前で口にしたら「大変なコト」になってしまいます(笑)。黙っておこう・・・。 
 私は、最近めっきり小食になり、油モノは受付けなってきた(笑)。少量多種で。
 塩分の多いメニューではある。
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↓ 朝食会場の様子。
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 部屋へ戻り、出る準備をした。そして、荷物をまとめて1階に降り、ホテルをチェックアウト。「北海道旅行券」を前日の旭川でのチェックアウトに続き、使用した。お得です(笑)。

 短い滞在であった。到着したのが、昨夜の7時半前、そしてチェックアウトは朝の7時半前、12時間に満たない滞在であった。 家族旅行で、これだけ巨大なホテルに宿泊したのは今回が初めてだったかも。
 私は、駐車場の奥に停めてある車のところに走る。子供達を乗せるため、ホテル玄関の車寄せに車を停めようとするも、バスが来るので邪魔になりそうだ。よって、すでに空いていた玄関近くの駐車場に停めなおした。
 団体さんは、大型バスに乗り込んで、どんどん出発して行っている。玄関近くには、他にも何台か大型バスが待機しているし。バスガイドもバスの傍らで待機して、お客を待っている。やはり、北海道の朝は早い。

  
 ↓ ホテルの玄関付近と待機している大型バス。
  別棟が左に一棟、奥に一棟ある。上の写真で紹介した私達が宿泊した棟は、写真の右の方向。
  いくつも「棟」がある。

 
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知床 ウトロ 海鮮料理専門店「番屋」 食事3 とホテル知床周辺散策

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目の夜。
 知床 ウトロ 海鮮料理専門店「番屋」 食事3 とホテル知床周辺散策

 知床 ウトロで宿泊したホテル知床の近くにある「番屋」で食事した。ホテル知床のロビーにおいてあったチラシには「海鮮料理専門店」と書いてあった。

 食事をした後、店の外に出た。歩いて宿に戻る。
 
 と、先程も通ったT字路の近くに大きい看板がある。
 ホテルに来たときにも少し見た。しかし、運転しながら、じっくり見ることは出来ないので、ホテルの位置を見落とししてしまった訳だ・・・・。

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↓ T字路も番屋のお店の下の方向。
ん、月が出ている。小清水原生花園で潟ごしに見た月だ。とすると、同じ方向、西の方角になる。

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 ホテル知床に歩いて戻る。途中、別のホテルがあった。新たして立派なホテルだ。
 入口には「知床第一ホテル」とある。「ああ、ホテル知床と同じ系列のホテルだ。」とやっと理解した(笑)。
 ウェブサイトであらかじめ私が見ていたのは、こちらのホテルのこと。道理で違うと思った。こちらが「本館」的にホテルで私達の泊まるのは、「値段のお安い」ホテルであったのだ。コンセプトが違う(笑)。

 ホテルまでの地図も建物外観もこちら「知床第一ホテル」と混同。地図では「ホテル知床」は調べていたのだが何か違うな、と思っていた・・・。すべて解決した(苦笑)。
 「知床第一ホテル」はお値段が高いのだが、部屋の明かりは、ほぼすべてついているのではないか。恐らく満室であろう。

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 ↓ 「知床第一ホテル」から更に歩く。「ホテル知床 この先400メートル」の看板。これでは、夜間、車からは見えない・・・・。
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 ↓ 「番屋」からウトロ香川地区を歩く。上空を見ると、星空はあまりよく見えない。

 街中と同じくらいとは言わないが、星はあまり輝いていない。人里なので、明かりで消されて見えないのだろう。知床には「星空ツアー」もある。ツアーデスクもこの近くにあった筈だ。「これくらいでは、星空ツアー」は成立しないのでは?と思ったが、ツアーでは知床峠など別の場所に移動するのだろう。
 標高の高い場所では、街の光が届かないので「満天の星空」であろう。

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 ↓ 途中、足湯があった。

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↓ 足湯。真っ暗だ。

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↓ ホテルの入口まで戻って来た。(写真は既出)
  写真左に、木の杭に「ホテル知床」とある。看板を照らす電灯は無いので、見落としてしまった・・・。
  写真の奥が、ホテル知床の建物。

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 ホテルに戻った後は、温泉大浴場に入浴した。お店ではあまり飲んでいないので大丈夫。あっ、ボクは、酒は
スグに飛んでしまうので、尚更平気。
 温泉に入浴後、更にホテル内の自動販売機でクラシックの缶ビールを購入。部屋で飲んでから、布団に入り爆睡した(笑)。




知床 ウトロ 海鮮料理専門店「番屋」 食事2(キンキ(メンメ))

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目の夜。
 知床 ウトロ 海鮮料理専門店「番屋」 食事2(キンキ(メンメ))

 知床 ウトロのホテルの近くにある「番屋」に食べに行った。
 宿泊するホテル知床のロビーにおいてあったチラシには「海鮮料理専門店」と書いてあった。テレビでもよく紹介されるお店だ。私もこの旅行の前でテレビで視たことがある。

 知床、オホーク海沿岸で「魚」といえば「キンキ」でしょう。「メンメ」はその外見からの呼称である。お目目(オメメ)が大きいお魚だ。

 私はキンキ、下の子はホッケの定食を頼むと店の人から「焼き物はかなり時間がかかる」と言われた。最初は(ホテルから近いのだが)車でお店まで来たのだが、それならば車を置いてくれば、お酒が飲めると思い、一旦私だけ店を出て、車をホテルに置いて、歩いて店に戻る。歩いて5分-10分くらいだ。ホテルからお店までは下り坂なので歩くのはラクチン。

 お店に戻ったとき、注文して30分くらい経過していたのだが、まだ誰も注文した料理がきていない・・・。料理が来ない時点では、お酒を注文しない。なぜなら、ビールはすぐに来るので、早く注文してしまうと、食べるモノが何もないから(笑)。

 キンキの定食の方が早くやってきた。料理が来てからビールを頼むとクラシックのジョッキが来た。キンキはかなり油(脂)がのっている。パりッとしていて皮まで食べた。 
 キンキの旬は、冬のはず。今の季節は、キンキのシーズンでは無いと思うが・・・。初秋の時点でこれだけ脂がのっているのだから、冬はもっと脂がのるだろう。

 ↓ キンキの定食。ホタテの刺身などが付いている。

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 ↓ キンキを裏返ししたところ。「オメメ」はありません(笑)。

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 下の子は、ホッケの定食を注文したのだが、注文してから一時間くらいしてやっときた・・・・・・・・。
別の席の男女にも、同じホッケの焼き物が来た。彼らが店にやって来たのは、私達の20分後くらいのことだった。それが、同時に持ってきた・・・・。同時に焼いて、あえて揃えて出したようだ・・・。
 下の子の食事がやっと来たのはよいが、上の子は、すでに注文した料理を食べ終わっていた・・・・・。


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 ↓ すっかり食べ終わった。これ以上、キンキを食べれなかった。
   汚い食べ方ですみません・・・・。クラシックのジョッキは・・・・空。
  
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 お会計は合計で1万円以上した。お値段は、観光地価格かも。
 お店の外に出たところ。「番屋」の「うに丼」ののぼりが立っている。T字路になっていて、坂の上、交差点を右折すると宿泊しているホテル知床、左はブリンスホテルなどの別のホテルの所に出る。 

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 ↓ お店の入口付近。

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知床 ウトロ 海鮮料理専門店「番屋」 食事1

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目の夜 知床 ウトロ 海鮮料理専門店「番屋」 食事1

  ここは、知床半島の西岸の街。斜里町のウトロ地区。ホテルに到着し、ホテル近くの「番屋」に食事に行く。この日は、夕食無しの宿泊である。ホテル到着が19時半~20時を見込んでいたので、夕食は元々予約していなかった。
 事前にガイド本やネットで調べたところ、ウトロ地区では、意外にも夜間の時間にずっと開いている飲食店は少ない。私が事前に調べたところ「番屋」が一番遅くまで開店している。もう一軒は、高台の下、海岸沿いにあるようだが20時までのようだ。ホテルに到着した時刻では、すでにラストオーダーの時刻であったろう。
 ホテルからも近いし、遅くまで開いているので「番屋」に行くことにした。 



 ↓ 写真右が「番屋」のある建物。左は、「知床窯」のお店。この時間でも開いていた。

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 ↓ 店の入口の様子。

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 玄関から店の中に入る。空席もあるが、混雑している。席に案内されるまで、レジの近くのイスで待つ。観光客らしき人が多い。ウトロ地区の大ホテル群が近くにあるし。

 座敷の一角に席を確保した。来ている客は、家族連れもいる。しかし、中年、老年以上の人が多い。近くの座敷では 漁師らしき男数名と妙齢の女が二人。皆、さかんにタバコを吸っている。店の人となじみのようで地元の人のようだ。しばらく酒を飲んでご機嫌で帰っていった。酔っぱらっていい気分になったのだろう、妙齢の女はタバコと携帯を忘れていったが・・・・・。

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 壁には、芸能人のサインも。ある有名歌手のサインもあった。この有名歌手さん、二週間前くらいに某旅番組で見た。ちょうど、知床五湖のガイドツアーと「番屋」での食事の様子が写っていた。そのときに来て書いたサインのようだ。ロケ(つまりサインを書いた日付)は、八月の上旬の日付だった。テレビ放映で見たところ、雨でかなり寒そうな感じだったが・・・・。
 知床五湖のガイド付き周遊には、3時間もかかっていた様子が放映されていた。もちろん、編集ではかなり要約されていたので、本当に3時間もガイドツアーで歩いていたかは、分からない・・・。
 下の子は、以前この有名歌手さんを某ショッビングセンターのイベントで見たことがあるそうだ。

 ↓ 一応、名前が読み取りできそうなサインは消しています。
   一番最近のサインは9月13日のこと。10日も経っていない・・・。
   画像中、サインをした芸能人の名前の箇所を消してはある。が、崩し字で名前も書いてあるので、誰のサインなのかは、私には分からなかったが・・・。

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 増築しているようで、サインは窓の壁ぎわに掲示してあるように見えるが、窓の先には、別の部屋がある。
私達が座っている所は、カウンターと座敷。普通の居酒屋のような感じ。カウンターの内部では、板前さんが忙しく働いて、女性の店員さんも忙しく動いている。
 窓の向こうは、大衆食堂のようなイスとテーブル席があるプレハブのような建物。団体席のような感じだ。入口付近でつながっている。イス、テーブル席にもお客さんはいるが、満席では無い。もっとも満席だったら、客の注文にとても対応できないだろう。

 キンキとホッケの定食を頼むと、「焼き物はかなり時間がかかる。」と言われた。
 キンキは、値段が相場などによって異なるようだ。メニューでは3000円~。このときは、キンキの定食で3,800円だった。刺身定食は2,500円。

 丼ものは先に来た。上の子が食べる。上の子は、小さいときから、なぜかイクラ好き。
 北海道に来て、上の子が一番うれしいのでは?。
 反対に「ウニは食べない。」のだそう。沖縄でもウニはあったが。

 
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 ↓ お刺身。内容はボタンエビ、ホタテ、タコ、サンマ、イクラ、ルイベ。
      (あとで知ったが、ルイベとは一旦冷凍したサケのことだそう。)

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知床半島 ウトロ到着~夕食、宿泊

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。

 小清水原生花園を18時頃に出発。本日の宿泊地、知床観光の拠点、ウトロに向かう。
 周囲はすっかり暗い。国道をどんどん斜里町へ進む。進行方向左手は、真っ暗のオホーツクの海だ。

 ↓ 夕闇迫るオホーツク沿岸の原野。(写真はイメージです。) 

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  知床へ国道を進む。ほぼ一本道。やがて、海岸をはなれ、内陸の道になる。暗くて沿道の様子は分からない。沿道は畑と林のようだ。ところどころに家や集落がある。国道沿いに街灯は無いので、車のライトしか灯りが無い。

 やがて斜里町となる。国道は、町のはずれを通るので駅や市街地付近の様子はわからない。ルートインのホテルの高いビルが遠くから暗闇の中に浮かんでいるような見えたのみであるが、ホテルの近くは通っていない。
 途中、斜里の街のはずれに100円ショップがある。日本最東北端かは、分からないが、100円ショップがあった。私は店の中には入らなかったが品揃えは、私達の自宅付近にあるお店と変わらないとのこと。翌日の知床遊覧船の乗船に備え、カッパを購入。ただし、天気予報によると雨はふらないと思うが。大波の中を進むこともあろうし、突然の天気の急変に備えて買っておいた。

 更に国道をまっすぐ進むとそのままウトロへ。ある交差点で右に曲がると標津方面へ向かう。よって、知床への道は、まっすぐ進めばよいので、網走方面からは、迷うことはない。
 斜里(の中心街)を過ぎ、知床方面へ走る。もっとも、ウトロも斜里町であるが・・・・。道の両側は暗い。家が点在している。わずかな、電気の灯りで人家の存在が分かる程度。道の両側は、林というか、森になっている所も多い。または、住宅地の周囲には、防風林があるのかも知れない。その、森の中にあるであろう自宅に入っていくと思われる軽自動車もある。帰宅していくのだろう。
 やがて、道は半島のエリアに入った。平地は無くなり、左はおそらく海だ。右は山裾のガケや林、斜面。暗い中を走る。私達の車の前後にも車が続いていて交通量は多い。皆ウトロで宿泊する観光客だろうか。
 斜里の外れから、30キロあまりでウトロに近づいて来た。途中、瀧の音がした所を通過。たぶん「オシンコシンの滝」であったろう。滝から数キロ走るとウトロの街中に入った。
 意外と斜里の郊外の100円シヨップからは、ウトロまでの距離が近かった。

 ↓ ウトロで宿泊したホテルの近くの道。
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 ウトロのバスターミナル前で信号があった。停止する。ほぼ、「初信号」。斜里にあったかな?(笑)。次にセブンイレブンの前で信号がある。この交差点をウトロの港とは反対の高台の方向へ曲がる。すぐにまた左折し、坂道を車は登る。
 と、「番屋」の看板がある。
 台地を登るとプリンスホテルの方へ間違って曲がってしまった。戻って更に高台へ坂を登る。しかし、宿泊するホテルの看板を見落として一旦通りすぎてしまった。ウェブサイトで(見たところで)はもっと大きな、新しいホテルかと思っていたが、古い建物のホテルだった。
 (その理由は、あとで判明するのだが・・・・。)

 看板もわかりにくかった。実は、あとで見たら看板にライトがないので、ホテルの名前が夜間は読み取れないのだ。街灯も無いし、暗いし、わからないのだ。

 ↓ (あとで撮影) ホテル知床の入口の様子。看板が・・・・。
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 「ホテル知床」に到着。19時30分にはチェックインできた。やっと着いた。私は「はあ~」っとほっとした(笑)。
 ツレに先にチェックインの手続きをしてもらい、その間に車を停める。砂利のPは一杯で、奥にやっと空きを見つけて停める。連休中、混雑している。満室であろう。
 ここは、団体が大挙してやってくるような大ホテルだ。ロビーでは、風呂上りの浴衣を着た人がくつろいでいる。
フロントから、部屋までは女性の係員に案内してもらう。「自分で行きます。」と言ったが、というより「構造が複雑なので案内する」とのこと。増築していて複雑のようだ。廊下を奥まで進んで、別棟に行き、エレベータで上がる。フロントのある棟と宿泊する部屋のある棟とは、一階まで下りないと繋がっていないそう。つまり、あとから建てて、一階部分のみ廊下でつないだってこと(笑)。
 案内してくれたのは、長い黒髪でメガネをかけたまじめそうな若い女の子だった。カートを出してくれ、荷物を載せて運んでくれる。名札に出身地を書いていて、地元ではなく兵庫だったか関西の県の出身だった。リゾート、観光地では沖縄もそうだが、遠くからやってきたニューカマーの若い人達が働いている例ことが多い。彼女もまたそうなのだろう。
 部屋は和室だった。窓の外を見ると、先に私が車を停めたPが暗闇の中に見える。
 この日の走行距離は、旭山動物園からウトロまで約288キロ。「一筆書き」の走行だった。旭川のホテルから自衛隊付近を経て、動物園までが20キロと少しだろう。合計で300キロと少し走ったと思われる。
 
 一息つく間もなく、すぐに「番屋」に食べに行く。お店のチラシがホテルのフロントにも置いてあった。実は、ウトロでは、夜間のこの時間に開いている飲食店は少ない。もう一軒は、高台の下、海岸沿いにあるようだが20時までのよう。すでにラストオーダーの時刻であろう。


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↓ 奥がフロント。マキが置いてあった。

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 ↓ フロントに接続している。大浴場への通路。
   ロビーの装飾は、知床の森が再現されている。木の工房というか、工作体験コーナーもフロント近くにあった。

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 「番屋」から戻って来て、大浴場の温泉に入る。夜10時過ぎだった。が、つねに10人から 20人、風呂に入っている。大きなホテルだけのことはある。露天風呂は「熱い」ので注意と、書いてあったが、それほどではなかった。安心して入れた(笑)。
 運転の疲れをいやすため、30分以上入っていた(笑)。露天風呂からはウトロの南、ウトロの学校の方が見えるようだ。しかし、露店風呂から空を眺めた限りでは、あまり星はよく見えない。
 近眼のせいかな?(笑)。





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