良月(りょうげつ)の たび日記

神奈川県 湘南地区在住。折口良月(おりぐち りょうげつ)の神奈川、東京、静岡、山梨、長野など関東近郊地域への行楽、外出。美術館、博物館めぐり。その他国内旅行などお出かけの記録。

北海道・東北地方の水族館

 

標津 サーモン科学館(サーモンパーク) 見学8(最終)(観覧橋、サケ遡上)

 2015年9月23日 北海道 標津 サーモン科学館(サーモンパーク)見学8(最終)(観覧橋、サケ遡上)

 サーモン科学館を見学した後、公園内の「サーモン亭」で食事をした。「ごはん」がギュウギュウに盛られていたこともあり、おなか一杯になった。
 食事の後、まだ見ていない標津川にかかる橋「観覧橋」へ行ってサケの遡上の様子を見ることにする。

 先ほどは、科学館の展望塔の上から橋を見たのだが、実際に行ってみることに。
 この橋は、サーモン科学館に入場しなくても、無料で入ることが出来る。

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 サーモン亭から観覧橋まで公園内を数百メートル歩く。子供達が公園内で遊んでいる様子が見える。
 公園を吹き抜ける風は、どこまでも涼やかで爽やかだ。
 風は、東の海の方角から吹いてくる。国後島、根室海峡から吹いてくる風なのだ。ここは高緯度の北辺の地、昼下がりの陽射しはどことなく淡く、空は高くどこまでも蒼い・・・・・・。のどかな秋の一日のひとコマだ。

 河原が広い。歩くと苦しい・・・・・満腹なので(笑)。
 橋の上にやって来ると、東からの風がもっと強い。海からの冷たい風が川の水面の上を吹き抜けていく。橋の上では「涼しい」というより冷たさすら感じる風だった。

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 ↓ 科学館を振り返る。 魚道水槽に繋がる水路がある。

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 河原が広い。土手の並木が美しい。白樺の並木だ。本州では、標高1000メートル以上でないと白樺並木は見られないであろう。

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  観覧橋。の手すりには、サケのモニュメントが。標津川を遡上するサケだ。

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 ↓ 下流側の手すり。

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 橋の上に来た。海からの冷たい風が絶えず吹き付ける・・・・・。ビュウと風が音をたてているかのように。

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 魚道の入口。


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 初秋でこの風の冷たさ・・・。が、日差しは強いので長袖シャツ一枚で大丈夫です。冬は猛吹雪をもたらす風となろう。橋の端っこに魚道がついている。水は濁っていてサケの様子は水流に隠れてよく見えない。
 堰の手前の水中にもサケはたくさんいるのはわかるが、見えにくい。水の色とサケの体の色が同じグレー系統ということもある。
 鳥が飛んできて狙うことも。ただし、サケは跳ねることはなく、水中を流れに逆らって滞留している。根釧台地の泥水が川の水に溶け込んでいる。先週の土曜日までは雨だったので、泥炭地層の土が流れ込んでいるのだろう。先程の羅臼の近くの知床半島の清流とはまったく違う水の質だ。標津に来れば、もっと多くのサけの遡上が見えると思ったが、水が濁っていてよく見えなかった。

 橋の対岸。北にも原野が広がり、その先には摩周の山、そのずっと右には知床から続く山地がある。
 対岸には、護岸工事の作業小屋、作業場?がある。
 

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 ↓ 拡大。水が濁っていてよく見えなかった。

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 ↓ 拡大。私の影が水面に映っている。

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 ↓ 拡大。一瞬だけ、魚が跳ねた。あっという間のことだった。シロザケの顔が写っているのかな?。

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 標津川の上流。両岸は森におおわれている。

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 下流の拡大。水量は豊富で流れが速い。

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行き止まりまでやって来た。対岸に渡ることは出来ない。
引き返す。

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魚道の入口。鳥がサケを狙っているのか・・・・。
何匹かサケが跳ねている様子が写っている。

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観覧橋を戻り、科学館の方向へ。

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標津 サーモン科学館(サーモンパーク)見学7 と「サーモン亭」で食事

 2015年9月23日 北海道 標津 サーモン科学館

 展望台からエレベータで降り、館外へ出る。すでに時刻は、お昼正午を過ぎている。昼食へ行くことにする。館の近くに「サーモン亭」がある。実は、事前に(サーモン科学館の)ウェブサイトでチェックしておいた(笑)。
 科学館の建物内に(サーモン亭が)あるのかと思ったら、少し離れていて、駐車場の横にある別の建物だった。
 「サーモン市場」内にあるレストランという位置付け。建物の中にはサーモン市場(魚屋さん)が入っていて、ここでサケを購入できる。地元の人も買いに来ているようだ。
 
 傍らに小規模ながら食事を提供するフードコートもあり、もちろんザンギ、とうもろこしのメニューもある。その他、うどん、ラーメンなど一般的な食事メニューがある。お土産も買える。その奥にレストランの「サーモン亭」。私は、軽食でもよかったが、せっかく来たのでレストランに行くことにする。

↓ 建物の突き当りに「サーモン亭」の表示。知床、標津地方の自然に関するパネル展示もある。
 

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 「サーモン亭」の入口。クマの木彫りがお出迎え。

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 上の子は、もちろんいくら丼。私は、いくら丼はあまり好きではないため、何にしようかと・・・。昨日もいくらとサケの三色丼を食べたし。宿での朝食もたくさんあったので、実は、あまりお腹がすいていない。ラーメン、チャーハンのメニューもあるが、せっかく来たのでサケといくらの親子丼にする。下の子はラーメン。ツレは鮭フライ定食にした。私は、サケのフライはあまり好きではないし、定食まで食べるほどお腹はすいていないので、丼ものにしておきました。
 ↓ ごはんの量が「てんこ盛り」

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 しばらくして、食事がやってくる。見ると、ごはんの量がとても多い。やっとのことで、すべて食べた。ツレが見たところ、厨房では、店の人が、どんぶりにごはんをのせて、ギュウと押してごはんを詰めていたそうです(笑)。
 事前に間食していると食べることはできませんね。ここ標津のサーモン亭で食事をする場合は、お腹をすかせて来て下さい(笑)。
 いつも私は子供が食べのこした食事を食べる「整理係」なのですが、この量では、できません・・・・。羅臼の宿での朝食でもサケの焼き身が出たし、本当に昨日以来、「サケ尽くし」となりました(笑)。これからが、サケの旬なのだからですね(笑)。

 ↓ お箸の袋もサーモン色。しかも何も書いていない。まさに「ザ・サーモン亭」だ。

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 レストランの中は広い。窓に面して座敷もある。テーブルとイス席は混雑している。小さな町のレストランとは思えないくらいの賑わいだ。70歳以上と思われる老夫婦が数組いたり、子連れのママ友同士も多い。地元の人と思われます。地元の人も食べにくる食堂だ。
 私達が食べている途中で、若者の一団が店内にやって来た。ジャージなどを着ている。先程、実習生の腕章をつけていた学生達だった。交代で昼食に来ているのだろう。男女数名でやってきて、注文をしていた。近くに食べる所といえば、ここかフードコートしかないから、しっかり食事を摂りたい場合は「サーモン亭」でとなる。お昼の休憩時間、先程と違って学生さん達はリラックスしているように見えた。

 ↓ 座敷

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 食事の後、本当におなか一杯になった。苦しい・・・・。
  会計の際は、サーモン科学館の「エサのガチャガチャ」でゲットした商品券を使用した。50円券が3枚あるので、150円引きになりました(ニッコリ)。
 次いで、標津川にかかる観覧用の橋へ歩くことにする。


↓ (既出)右の建物がサーモン亭やサーモン市場の建物。
  一番手前の建物がサーモン亭。入口はさらに右のひさしのある、出っ張った所。

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 ↓ (既出)右の建物がサーモン亭やサーモン市場の建物。附属する丸い建物はトイレだ。

  手前は標津の街。心配したのは、お店と科学館の間に、屋根通路が無いことだ。冬は、野付水道から吹き付ける猛烈な風が吹くこともあろう。吹雪となることもあろう。
 冬期に来る場合は、風雪を遮る物が無い・・・・。屋根通路を設置しても、吹き付ける横風には無意味なのかな。
 確か、ここサーモン科学館、冬期は閉館するはずだ。

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標津 サーモン科学館(サーモンパーク) 見学6(展望台からの根釧台地眺望)

 2015年9月23日 北海道 標津 サーモン科学館

 エレベータに乗り、展望台へ。上まで来ると大変眺めがよい。360度の大パノラマだ。

 西を見る。標津川にかかる道路の橋が見える。サーモン科学館は、標津の街の西の端にあることが分かる。その先は、原野がどこまでも広がっている。
 真下には、先程見た科学館の建物とサケのふ化、飼育用の池が見える
 
↓ この後は、見えているあの標津川の橋を渡り、摩周湖を目指す予定だ。

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 道路の橋は「サーモン橋」という。サーモン科学館の附属施設の観覧橋ではない。

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 ↓ いくつもピークが見える。「阿寒」方面の山だろう。説明には、阿寒富士、雄阿寒岳、雌阿寒岳も見えるとある。遠いいな~。摩周湖のあとは、あの山の向こうにあるであろう、阿寒湖まで行く予定だ。


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 ↓ 山の説明。

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 拡大??。山すその稜線の向こうには、阿寒富士の円錐形の山があるのだが、写真では小さくて分からない。

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  サケの捕獲用の堰堤。観覧橋。標津川の対岸は果てしなく広がる原野だ。向こうの山までずっと続いている。まさに「果てしなく広がる台地」だ。

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 北にも原野が広がり、その先には摩周の山、そのずっと右には知床から続く山地がある。
 

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 ↓ 展望室の様子。

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↓ 展望室の様子。コイン式の望遠鏡もある。
  

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  標津の近くには、他の街は無く(というか見えず)道路が原野の中の通っている様子が見えるのみで、視界の先はひたすら緑のじゅうたんだ。

 展望室で景色を見ていると、途中(はぐれたはずの)ツレ達もエレベータで展望室に登ってきた。
 南は、太平洋は見えず。地平線だ。霞んでいるだけかも知れないが・・・・。「あれが地平線だよ。」と、本当かどうか分からないが南を指して子ども達に(適当に)解説する(笑)。

 さて、エレベータを下り、館外へ。
 ↓ サーモン科学館の入口の様子。階段の上から。展示室への入口にサケのモニュメントがある。

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標津 サーモン科学館(サーモンパーク) 見学5(展望室)

 2015年9月23日 北海道 標津 サーモン科学館


 二階のサケの稚魚水槽などを見学。その先に、展望塔(タワー)へのエレベータがある。エレベータに乗り、展望塔へ。上まで来ると大変眺めがよい。絶景だ。天候も快晴となった。360度の展望がきく。タワーの高さはは30メートル。

 ますば、東から見る。展望台の手前は、サーモンパークの駐車場や標津川と捕獲(観覧)用の橋。館の近く池も真下に見える。公園で遊んでいる子供達の姿も見える。北は原野。海の向こうに知床の山。羅臼岳の山容もよく見える。知床までの原野は緑一色である。
 標津の街のむこうに海がある。標津川の河口の橋も。その向うに国後島が見える。野付半島からほどは(距離が)近くないが、高い場所なので(国後島が)よく見える。


↓ サーモン科学館の展望台から。標津川の河口や国後島方向。

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 ↓ サーモン科学館の展望室から池を見下ろす。
   右の細長いカマボコ型の建物は、レストラン(サーモン亭)やお店(サーモン市場)。


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 ↓ 公園内を見下ろす。左の細長いカマボコ型の建物は、レストラン(サーモン亭)やお店(サーモン市場)。その右が駐車場。広々とした敷地だ。
 左は、ポンプ場だろう。ポンプ設備が内部にある筈。その先は標津の街だ。右手は、恐らく野付半島の方向と右手前の森は、自衛隊だろいうか。
 

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 ↓ 上の写真よりやや左に目を転じる。海の向こうには、国後島があるが、写真では判別できない。
  手前は公園の広々した芝生。子供達が遊んでいる。公園に隣接してその先(標津の市街地方向)には、病院があった。

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 根釧台地の原野の更に遠くに、知床連山が見える。
 標津川にかかる橋。と、羅臼岳が見えた。ここ標津から50キロ以上はあるが、はっきりと見える。

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 ↓ 標津川の河口にかかる赤い橋が見える。先程通って来た、国道の橋だ。遠くに羅臼岳が見えた。
 川の向こうには、果てしない原野の森が広がる。

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↓ 赤い橋の拡大。標津川の河口付近。サケはあそこから遡上して来ているのだ。
 塔の上から川の水面を見てもサケの遡上は確認できない。

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 ↓ 国後島の姿。右のピークが「泊山」だろう。標高は550メートルくらいで高い山ではないが、知床の山と比べると、距離が近いので、実際よりも高く見える。
  手前は標津の街。


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 ↓ 国後島の姿。「泊山」の山頂付近には雲がかかっている。

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  標津の街だ。拡大すると奥に、平坦な野付半島の地形が見える。
  手前は、文化センターなど公共施設だ。

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 南の方向。東京まで約1000キロ。
 ん、もう一つ塔が見える。消防署の訓練塔、防災塔かな。

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 西には原野が広がり、その先には阿寒や摩周の山がある。根釧原野を上から初めて見た。南は根室方面と思う。南の写真は全然撮影していない・・・。一面、緑の原野で、逆光だし、撮影しても見栄えがしないと思ってしまうくらいだ(苦笑)。
 こうして、標津の街を上から眺めてみると、人口は5000人くらいかなと思った。現在見えているのは、は中心街のみで町域は更に広いのだが、大体はそれくらいかな、と。廃止された鉄道の駅が、かつてどのあたりにあったのか、ここ展望台からは見ることは出来なかった。線路の跡も分からない・・・。
 かつて、冷戦時代、ここ標津の町は、対ソ連の最前線であったろう。当時と現在と比べて駐屯する自衛隊の規模は縮小しているかは分からない。現在、大部隊が駐屯しているという訳ではなさそうだ。北海道全体で見ると、規模は縮小しはているだろう。
 今回、私が見た限りは国境地帯の緊張感はあまり感じられない。(実際は違うかも知れないが・・・。)さわやかな風が吹き抜ける穏やかな秋の一日だ。
 


標津 サーモン科学館(サーモンパーク) 見学4

 2015年9月23日 北海道 標津 サーモン科学館


 天井、壁がガラス張りの明るい展示室「川の広場」を見た後、傍らに外への通路がついているのに気付いた。
二階付近のチョウザメの水槽の近くに外に出る通路がある。見ると、渡り廊下のように通路が続いている。

 ↓ サーモン科学館の建物(奥)とサケのプール(手前)

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 二階から通路に出る。そのまま、屋根の付いた通路があり、先には遡上のサケをつかまえる水車があるそうだ。大きな、屋外養魚水槽がいくつもある。濁った水がはってあるが、中でサケが泳いでいる水槽もある。孵化産卵や保護施設の水槽のようだ。
 水車も回っていたが、見たときは何のために回っているのか理解できませんでした・・・。時間を決めて、水車の解説ツアーもあるが、参加は一回20人に限られていた。通路が狭いからであろう。

 ↓ サケのプール。水は泥炭が混ざっていて、濁っている。

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 ↓ 右は、館の横を流れる魚道。
 左は、ポンプ場だろう。ポンプ設備が内部にある筈。その先の水路は標津川とつながっている。
 
 根釧台地の原野の更に遠くに、知床連山が見える。

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 標津川にかかる橋。と、羅臼岳が見えた。ここ標津から50キロ以上はあるが、はっきりと見える。

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 ↓ 標津川にかかる橋。羅臼岳が見えた。川の向こうには、果てしない原野の森が広がる。

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 ↓ 養魚場のようになっている。
 冬期は、上に屋根を張り、雪を防ぐのであろう。内部は暖房をするのであろうか。


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↓ 養魚場の水は魚道からも流れ込むようだ。
  魚道の先の池。館内から見たサケが池で泳いでいる。

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 ↓ 養魚場の水は濁っていて、水中まで見えない。サケの群れがいるようだ。
   が、コイがいても、水が濁っていて、判別できないだろう(笑)。

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 ↓ 館内から、通路の様子(右)

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 渡廊下を戻り、館内に戻る。スロープを上り、次の展示室へ二階は稚魚コーナー。小さい水槽に稚魚の展示がある。
 解説にもあるが、「鮭」の仲間、ヤマメが海に下るとサクラマスになる。

  ↓ シロザケの稚魚。たしかに、稚魚は、ヤマメなど川魚の顔だ。

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 ↓ カラフトマスの稚魚。
   やはり、缶詰の材料となるのですね。ふ化すると、すぐに川に下り、二年で成熟する早熟な魚だそう。
   遡上までのスパンが短いそうです。人生、生き急いでいるサケ科の仲間かな・・・。

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 田沢湖などで有名なヒメマスが海に下って帰ってくると「ベニザケ」となります。この話、どこかで聞いたことがあるけど、ここで解説を見るまで忘れていました。本当に不思議です。
 (海に下ってサクラマスとなる)ヤマメといえは、関東の川でも見られるごく普通の川魚。海に下って数年回遊すれば、サケ(サクラマス)となって帰ってくる。想像できません。大いなる生命の営みです。海に下ると、
幼い丸い顔が、海水にもまれ、海の厳しい自然環境に鍛えられるうちに、くちばしがとがって、大きくなって、お顔が精悍になって、たくましくなって帰って来る。そんな印象を受けました。
 よく知られるサケの「回帰性」とともに、その劇的な「変身性」(という用語は本来正しくないであろうが・・・。)は強く私の心を打つ。

 ↓ 海の下るとベニザケ。湖に残るとヒメマスのまま。当りまえだ!、なんだそんなことも知らないの?、と言われればそれまでだが、不思議だ。謎だ。


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 ↓ 自由に水槽を泳ぎまくる稚魚。表情が「あどけない」(笑)。


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 さて、見学しているうちにツレはどこかに行ってしまった。
 稚魚の展示室の近くに広い部屋があり、地球の模型があった。サケの回遊路を示している。
 遥か、ベーリング海、アリューシャン列島まで回遊する。

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 カラフトの北、アムール川の河口近くまで回遊するのですね。
 ↓ 北海道、本州の黄色い点は、ふ化場の位置。遡上する河川を示すものではなかった。
 サケの遡上の多い道東と人口が多く設備投資がしやすいのであろうか、札幌より南の道南に多い。
  南限では多摩川にも遡上するサケがいるとか・・・・。(未確認だが)

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 小さい子が集まっている部屋もあった。子供用の体験室だ。絵をかいたり、模型を触って体験できるコーナーのようだ。が、ウチの子はある程度大きくなったので、ここは割愛しました。


標津 サーモン科学館(サーモンパーク) 見学3

 2015年9月23日 北海道  標津 サーモン科学館


 科学館の室内展示室を見る。次のコーナーは、全面ガラス張りの建物だ。先程は、照明の暗い、北の厳しい海の中を思わせる館内であったが、ガラリと変わる。
 この明るい展示スペースには、サケの稚魚、イトウなどが展示してある。その他、チョウサメや外国の淡水魚の展示スペースだ。パンフレットによると「川の広場」とある。

 水槽の上がオープンになっていて、(フタがしていないので)上からエサあげもできる。
 そして、でました!!。「エサのガチャガチャ」が(笑)。エサは一個100円。さっそく、コインを入れて買う。子供達はエサを喜んであげる。
 ↓ ガチャガチャ。 連休中は、おまけで期間限定で商品券が入っていている。商品券は、敷地内(駐車場のそば)にあるレストラン、軽食コーナーで使用できる仕組みだ。(3個エサのガチャガチャを買って、券はすべてにハ入っていた。くじ引き券には当らなかったが・・・・。)

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 ↓ 水槽内のヤマメ?。

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 ↓ サケ科の魚。外国のサケの仲間。ブラウントラウト。ヨーロッパでは古くからいて、オーストラリアなど植民地にも広まったそう。あのシューベルトの「ます」のモデルになったといわれる種類の魚らしい(解説による)。

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 幻の魚「イトウ」の模型も展示がある。水槽に沿って、ゆるやかなスロープで二階に上がるようになっている。
  ↓ 手前の水槽には、本物のイトウがいる。
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 ↓ 丸天井で明るい。と、動物が魚を狙っている・・・と思いきや、模型だった。

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 ↓ ひかりごけの展示。
  羅臼では(洞窟が崩落の危険があるため)見ることが出来なかった。発光するのではなく、光を反射するのだそう。写真ではあまりよく、写っていない。が、わずかに光っていた、まるで、自分で発光しているかのようだった。

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 水槽の横に掲示してある漁獲量のグラフ。過去63年間の平均だが、
 カラフトマスが一番多い。加工食品は「サケ」といいつつカラフトマスの身なのだろう。すると、ウチの子が飲んで食べるコンビニオニギリの「サケおにぎり」も同様かな?。需要は、かなりあるのだ。
 次いでシロザケ。一般に家庭で食べるサケはシロザケだろう。ベニザケは少ない。値段も高いが。
 ギンザケは食堂の定食などで出るサケかな?。ランタチイムに食堂で「焼きサーモン定食」を頼むと「焼きギンザケ」が出てくる?!。それとも、やはりカラフトマスかな・・・・。

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↓ オープン水槽にニジマスが悠々と泳いでいる。北米原産。
  キッズ向けの解説だが「回転寿司のサーモン」にも使用されていると・・・・。
  「代用魚」ですね(笑)。サケじゃなくて、「サーモン」だから実はニジマスでもよいのかな。英語で言えば「サーモン」か・・・・。「タイ」「エンガワ」など白身魚には「ティラピア」や「ピラルク」の「ような」魚を使用するようだし・・・・。


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 スロープを歩いて上の方へ。広い大きな水槽で、小型のチョウザメが泳いでいる。水槽の横からエサをあげることができる。手をチョウザメにかませて「エサあげができるよ」と係員がレクチャーしている。


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 「手をチョウザメに噛ませてエサあげができるよ。」とレクチャーしている係員は、実習生だった。腕章をつけている。先ほどの館内にいた人とは別で、学生らしき女性が二人~三人くらいいる。名札を下げているが、服装は自分で持参の私服・作業着なので個々に服装が違い一般の観客と間違う。名札名には「岐阜大学」とあった。
道理で、先程展示室内にいた学生も含めて、熱心に挨拶、解説をしている訳だ。
 
 実習生は「(チョウザメに噛むまれても)痛くないですよ。」と繰り返し説明する。実際に体験して見せてくれる。しかし、私は・・・勇気ができません。チョウザメにかまれるのは、イタクナイとわかっていても・・・・。ボクは意気地なしです・・・。逃げました(涙)。女性や子供の方がこういう体験は進んですると思いますが。見学にやって来ている子供達は、結構実践している。噛まれる瞬間は「わぁ」と驚いた声を上げるが痛くないのだ。
 ウチの子は、結局体験しない・・・。コンナモンだ。この親ありて、この子あり。しかも、ウチの子は私には「やれ」と人には、けしかけるものの、結局ウチの子は、何もせずにスルーして先に行ってしまいました。「意気地なし」どころか、かなりタチが悪い、ウチの子は・・・(涙)。

 ↓ 水槽のへり、にエサを求めてチョウザメが顔を出している。
   ボボボクは・・・、ビビッて、逃げました・・・・。

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 ↓ 上から見た水槽。川が流れるようになっている。スロープ通路からは、見えないので、上から見下ろすのみ。

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 ↓ 川の広場を上から見下ろす。窓側のスロープをぐるっと歩いてやって来た。
   イトウの看板が目立ちます。

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 ↓ ガラス窓の外に目を転じると、魚道が館の横に通っている。

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 実習生の名札に「岐阜大学」とあったが、生物系、水産系の学部、学科があるのでしょうか?。海のない岐阜県。淡水魚系の研究を大学で進めている一環なのかもしれません。夏休みを利用して学生は実習に来ているのでしょう。学芸員資格の過程なのか、授業の単位となる実習なのか、企業と同じようなインターンなのかは分かりません。

 後日、科学館のウェブサイトを見ると、博物館学実習、インターン実習で1週間程度の期間で交代で学生が実習に来ているそうだ。すると、今年来ているということは、同大学の受け入れ実績が過去にもある訳で、毎年ここ道東まで実習にやって来ているのだろう。遠い。飛行機を乗り継いで、更に車かバスで標津までやって来ているのだろう。別の大学からも実習にやって来ているようだ。「TG」大学からも来ている。東京のあの教育系の大学なのかは分かりませんが・・・・。

標津 サーモン科学館(サーモンパーク) 見学2

 2015年9月23日 北海道

 標津の「サーモンバーク」内にあるサーモン科学館の内にやって来た。一旦入館したが「チョウサメのエサあげタイム」があり、館外、建物の横の屋外水槽でチョウザメがエサに喰いつく、瞬間の実演があった。本当に一瞬で終わり、あっという間に解散した。少しばかり、水槽に泳ぐチョウザメを眺めてから館内に戻った。
 受付の窓口横から一応、先程購入した入場券を見せて、奥の通路へ。展示室に戻った。

 と、通路を抜ける先程もそうだったのだか、机の上に置いた小さい水槽(よく学校のクラスに置いてあるような水槽)の前で「実習生」と表示をつけた若い男女が「こんにちわ」と声を掛けて、入館者を案内をしている。水槽の中の魚について、子供向けに説明をしてくれるようだ。「実習生」と腕章をつけている。実習中の大学生だろう。学生2人背後の壁の下は、半地下の劇場のような構造になっている。観客席があり、水槽が設置されている。これが「魚道水槽」だ。屋外の魚道(人工河川)の側面にガラスを設置して水槽にしている。まさに「川を泳ぐサケ類がそのまま見える」水槽だ。

 「×月×日、魚道水槽開通しました。」と表示があり、サケの遡上して来る季節に開通する水槽のようだ。日付は9月だったか、8月下旬だったか忘れた・・・・。現在、遡上シーズンの只中なのだ。まだ、ピークシーズンには早いのであるが・・・・。季節的には夏の終わりの8月から、翌年の冬2月頃までマス・サケの遡上があるそうだ。この水族館の説明によると遡上は「11月頃」までのようだ。
 
 水槽の手前には、モニターテレビが設置されていて、水中のサケの様子もライブで見ることが出来る。


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 子供、親の入館者は多いのだが、ここのイスに座って、サケの遡上の様子を眺める人はいない・・・。
 魚道水槽に近づいて見てみる。 水はかなり濁っている。この魚道は、標津川の上流である。先ほど、羅臼から標津の街に入る手前で標津川を渡る橋を通ったが、土色に濁っていた。根釧台地は、泥炭の地層である。先ごろも雨が降った日があったため、泥が川の水に溶け込んで、濁っているのだろう。羅臼、知床の小河川が透明な清流だったのことに比べると、随分と違う水の色だ。



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 サケは川の流れに逆らって、群れをなして、一様に泳いでいるのではない。先程、ルサ川でのサケ(カラフトマスだと思うが)の群れとは違う。産卵場所を探しているのか、水が滞留しているので、めいめい自由に泳いでいるのかは分からない。

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 魚道水槽の手前にあるシロザケの説明。メスの方が立派だ。オスが何か、頼りない姿・・・。
 人間の女と男も一緒かな・・・・(笑)。

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 ここに泳いでいるのは、シロザケのようだ。カラフトマスのように黒っぽくない。色が薄いし、体にタテのシマが入っている。解説のシロザケのイラストと同じだ。
 季節的には、先に川を遡上するのはカラフトマス。体つきは黒っぽいし、口が大きくとがって、背中が曲がっている。シロサケ(ベニザケ)はそこまで背中が湾曲していない。すると羅臼の川(知床橋のルサ川や相泊川)で見たのは、カラフトマスだったのだ、と思う。相泊川でカラスに食べられていた複数個体の死骸の姿を思いだすと、(あの死骸の中には)シロザケはいなかったと思います。色素が抜けて力尽きていたのでシロザケと誤認したのかも。

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 魚道水槽の脇には、トンネルのような通路がある。くぐると別のところにワープする(笑)。

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 一階(グラウンドフロア)には、ナマズのいる水槽など他の水槽もあるが、半地下には「大水槽」があり、サケ類を展示している。通路を挟んで反対にある魚道水槽は、閉鎖している時期もあるようだが、大水槽はいつも見ることが出来る、ここサーモン科学館のメイン水槽だ。
 ↓ モニターでは「ベニザケ」の解説をしている。

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 ↓ 半地下の通路。

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 一階(グラウンドフロア)に、観客席脇の階段を昇って、戻る。小さい水槽を見ていく。
 解説にもあるのだが、シロザケさんは、「川」にいる頃は、まーるいお顔なのだが、海に下ると段々精悍なお顔になっていく。

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 ↓ オオカミウオの解説

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↓ オオカミウオが水槽の端に潜んでいる。カワハギのような魚はウマズラハギ。
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↓ オオカミウオとウマズラハギとシロザケの稚魚。知床、野付水道、根室水道の海岸付近の海中の様子であろうか。

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 オオカミウオの解説にもあるが、大変グロテスクな姿。漁獲量は少なく、食用にも供されないとのこと。

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 ↓ こちらは、コマイという魚。

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 コマイはタラ科の魚であった。

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 ベニザケの解説。同じく水槽に泳いでいる。淡水魚のヒメマスが、海に下り、戻ってくると赤いお体のベニザケになるとは信じ固い・・・。本当に不思議だ。
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↓ フサギンポの水槽。

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一階のスペースには、北の海の生き物の展示と解説がある。

↓(既出)正面にサーモン科学館の建物。外は、快晴の青空が広がっていた。

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標津 サーモンパーク(サーモン科学館) 見学1 (野付半島~標津に移動)

 2015年9月23日 北海道 道東

 野付半島の「ネイチャーセンター」に入る。国後島眺め、一通り見学した後、標津方面に戻ることにする。

 元来た道を戻る。両側が海の砂しの道。

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 ほどなく、行きにも通過した「会」の旧字体の旗がはためく記念碑の前を通る。改めてみると碑も新しい。会津藩がこの地を警固していて、この地で死亡した藩士の慰霊碑のようだ。「会」(旧字体)の旗も新しいので、夏に設置し、管理しているのであろう。説明の看板もあった。
 湿原地と内海の向こうにナラの林が見える。この付近には「ナラワラ」があった。小さい駐車場も沿道にある。ナラワラを見ることが出来るようになっているが、時間の関係で見なかった。

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 野付湾岸を通る。ひたすら、標津方面へ。


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 野付半島の道路を走ると、正面に羅臼岳のポコりとらくだのこぶのような姿が近づいてきた。天候は、時間が昼に近づくにつれ、回復してきた。青空も広がって来た。羅臼岳の上にかかっていた雲もなくなった。半島の道路が終わり、再び元に来た国道に合流、標津の街中に戻る。

 標津付近では、歩道を歩く人がほとんどいない。ましてや子どもはいない。と、小学生らしき子が自転車に乗っている。町の郊外へ向かっているようだ。街中に出かけて、街のはずれ、もしかしたら原野の中の標津郊外の自宅に戻るのであろうか?。
  先ほど通ったセブンイレブンを過ぎ、標津の街の中心地の手前で左折。サーモンパークへ向かう。「サーモンバーク」と街路の電信柱ごとに案内看板がかかっているため、迷うことはない。
 標津は、広々とした街路樹のある町だ。道沿いにも 電柱、街燈かに「サーモンバーク」とビンクかオレンジのような看板がかかっている。標津の一大ポイントであるようだ。
 と、沿道の公園の中にSLの展示があるのが見えた。昔はこの付近が終点の駅だったのだろう。標津線だ。子供の頃、(旅行に行く際に買った)時刻表で見たことがある。壱日の数本しかなかったと記憶する。子供心に大変だなあと思ったことは覚えている。(このときの旅行先は北海道ではないが。)
 あれから「参〇年」くらいたち、やっと「その地」に来ることができた。しかし、すでに鉄道は無い。廃止になって久しいはず・・・・。
 この付近は公共施設もある地区。中学校、図書館など。整然とした街区に住宅もある。標津高校もあるようだ。〇〇センターと文化センターのような施設もあり。、それらのある地区を過ぎると、右手に サーモンパークがあった。
 道路を曲がり、公園内に入る。私達に先行する小型車のレンタカーも入っていった。ノロノロ走っていたので、
ここを探していたようだ。観光だろうか。
 公園の敷地は広い。駐車場も広い。この連休中をふくめてサーモンまつりのおまつりをすると先の羅臼の宿で見たポスターにあったが、特に大きなイベントは行っていないようだ。 
 公園は広々としていて、遊具もある。親子連れが遊んでいる。

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 公園内の人口池。川につながっていてサケが回遊してくるようになっている?。池の付近では子供が遊んでいる。

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 遊園地で遊ぶ子供達の歓声が聞こえる。未就学から幼稚園くらいの子が多い。ウチの子よりもはるかに年下だ。親の年齢も私よりも全然若い。本日は、連休の最終日だ。
 観光客の場合は、遠くから観光に来て、ここ(公園内の遊具で)で遊ぶことはまずないであろうから、地元の子であろうか。母と子のグループできているようだ。母親同士も話をしている。ママトモサークルかな(笑)。
 ここ標津の人口は恐らく、今まで通って来た街の様子などから推定しても、1万人もいない町であるから、人口から逆算すると公園内は子供達で賑わっているといえるのではないか。
 何故か、祝日であるのに、父親の姿があまりない。農業、特に酪農の盛んな地域。父親の場合、仕事で子供と祝日に遊んであげられない人も多いだろう。
 もちろん自衛隊の家族、公務員家族なども多いはず。ここ本土最東端エリアでは自衛隊も駐屯しているだろう。


 ↓ 奥が駐車場。左は、店舗とレストランなどの入る建物。

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 ゴーカート(電気式)の遊具。遊びたい放題だ。

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 公園内の様子。給水塔かな。

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正面にサーモン科学館の建物がある。天候も晴れてきた。上空には青空が広がっている。

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 科学館の内に入る。受付の窓口で入館券を購入する。コンクリの打ちっぱなしのような建物。受付付近では、入館者が出入りしている。入館者は、小さい子連れが多くて、子供の歓声が響く。よって、入口付近はにぎやかだ。一旦入ったが、館内での案内によるとチョウサメのエサあげタイムがあるそう。館外に集合とのことで、退出する。
  ここサーモン科学館は、サーモン専門の水族館で日本でも最北東端にある水族館だろう。「水族館」といえば、最近「イルか漁」の関係で「日本動物園水族館協会」がニュースでも採りあげられ、クローズアップされた。事前に調べたところ、標津のサーモン科学館は「日本動物園水族館協会」に加入していない。一昨日訪れた「山の水族館」も加入していない。都市圏、観光地にある日本の主な水族館はほぼ加入しているが、北海道の二館は加入していないのだ。協会に加入する、しないは自由なので、運営上必要が無ければ加入する必要は無いのであるが。

 ↓ サーモン科学館のチョウザメの水槽

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外に集合し、建物の横の屋外水槽に案内される。50人以上はいるだろうか。集団で水槽の周囲に場所を確保する。

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 エサあげはこの屋外水槽にて行うそうだ。水槽内には、チョウザメがいた。エサをあげるというが、一瞬で終わるため、動画を撮ったほうがわかり易いとのことで、動画撮影した。よって写真が無い。
 係員がチヨウザメの口の中にエサ突っ込みおしまい。エサを見せて、喰いついて食べるといった感じ。チヨウザメは歯が無いため、痛くないそうだ。エサあげは、ホントにすぐに「一瞬で」終了した。あっという間に解散です(笑)。
 エサをあげた男性は名札を下げている。「ドクター、〇〇〇大学水産学博士」とあった。館長さんのようだ

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「博物館網走監獄」 見学 5

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
  
 網走の市街地郊外、「博物館網走監獄」の見学。 ここは、地獄への一丁目。人呼んで、網走の番外地、極寒の監獄。入ったからにゃ、出られない。その名も「網走監獄」房舎よ・・・・・。というのは言い過ぎで、今は平和な「博物館」。
 さて、脱獄王「白鳥」のことを聞いて、中央部の「見張り所」まで戻ってきた。「房」は、放射線上に伸びて五本あるが、どこも同じ造りで(当たり前だず)、分からなくなってしまう。全部の房は見なかった。個々に展示してある物は違うと思うが・・・。

 ↓ 中央の見張所からまっすぐ伸びる房の廊下を見る。
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 ↓ 入って、一番左の房と廊下。その横のスペースでミニ企画展示があった。
  先ほど、説明を聞いた「白鳥よしえ」ともう一人の脱獄囚のお話だった。
  題して「2人の脱獄王」


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 ↓ 白鳥由栄(よしえ)のこと。
  女性のような名前に見えるが、男である。彼の年賦によると生い立ちから壮絶である。
  なぜ犯罪に走るか?、その防止策はというと・・・・子供の頃からの「教育」が一番重要ではないかと思った。次に「家族」の存在、「成育環境」だ。いずれかが、欠けている(しまう)と簡単犯罪に走ってしまうのではないか?。もちろん、同じような境遇の人、全員がそうでは無いが・・・。
 犯罪を防ぐには、厳罰以外にも幼少児からの教育など「川上」の部分も大切なのではないかと考えさせられてしまった・・・・。

 ↓ 脱獄の手順というか、方法の解説。

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 ↓白鳥の写真や年賦がある。
 房舎の前でも説明板があったが、過去にも脱獄している。しかも、網走から昭和19年に脱獄した後には、殺人を犯して、二年間も潜伏している。 
 再び捕まったのは、日本が戦争に敗れた後のこと。戦後の混乱期に脱獄殺人犯が潜伏していたとあっては、当時の治安はどうであったのでしょうか。敗戦後の混乱で、刑事事件の犯人一人さえも捕まえる余裕は無かったのだろうか。
 その後もまたまた脱獄し、再び捕まり・・・。しかし、殺人から別の罪状になり、いわば減刑され、服役。昭和30年代に仮釈放された。何と模範囚として。そして、十数年「シャバ」で暮らし、70歳を過ぎてから死亡・・・。戦後も長く存命していた。  

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 白鳥の脱獄は、昭和19年のこと(以前もあったが)。戦争の激化で、看守などは出征し刑務所は人手不足であったのだろう。監視の目が行き届かなかった。元々脱獄の「ノウハウ」は持っていたうえに、戦時下の非常事態だったからこそ、三度(みたび)?脱獄できたのかも。
 しかし、犯罪を犯した人が内地の刑務所で守られて暮らし、戦後も命をまっとう。「名誉」のもと、ふつうの生活を送る人がある日突然召集されて、激戦地に送り込まれて悲惨な戦いの末、戦死を遂げる、あるいは敗走の末、自決に追い込まれた人も相当にいただろう・・・・。それも数万人だったかも知れない・・・・・。
 凶悪犯罪をして、法の裁きを受けて死刑になる人と、戦争での様々な形での死とどう違うのか・・・。死に対する死に直面するときの意識の問題なのか。死刑は不名誉で、戦死、戦病死(その状況は上でも書いた通りいろいろとあると思うが・・・・。)は国家のための名誉だからなのか。違いは何なのか。死とは何か、人の命の重さとは何なのか、兵役とは何か、犯罪による服役、刑罰、ひいては極刑たる死刑とは何のためなのか?、この戦時下の脱獄事件の経緯を知って、複雑な気持ちになった。

 ↓ 明治の脱獄王、西川のことも説明がある。


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 物理的に柵を壊すというか、超えることができることが、脱獄の第一歩ということか。もちろん、現代では、もはや通用しない方法です(笑)。時折、南米などではニュースで耳にするが・・・。「穴」を掘ったりと・・・。


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 「房舎」を出て、まだ見学をしていない「監獄歴史館」へ歩く。
  ↓ 「房舎」の端まで歩いた。長い。鉄格子がある意外は、普通の学校のような建物。

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 農場がある。ひまわり畑で「種」の収穫をしているのだ。「ひまわりの種」から油を搾り、食用油にもなるし、ランプの灯りとなったのだ。
 というのは、想像で、畑にするのは、人形だった・・・・。


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 ↓ ひまわり畑の横から「房舎」遠景。
   右が、横に伸びる房、ななめに伸びる房がもう一本見える。横から見ると「五本」房舎があるようには、見えない。「L」字に見えるが「V」字である。

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北の大地の水族館「山の水族館」 見学3(最終)

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
 北の大地の水族館「山の水族館」 見学3(最終)
  
 温根湯(おんねゆ)の道の駅、広いの敷地の一角にある「山の水族館」に入館した。

 サケ→イトウ→熱帯魚と順番に水槽を見て、一旦、水槽展示エリアの外に出た。エントランス部分に戻って来る。子供達は、さっさと見てエントランス部分にあるタツチプールなどのコーナーにいた。子供達は15分もかからないで館内を見たのではないだろうか。元々「山の水族館に行きたい。」と言ったのは、子供達の方だったのに・・・・。
 私は、もっとじっくり見たので20分くらいは見ていた。しかし、順路をすべて見て水槽展示エリアの外に出たとき 「えっ、もう終わり?」と一瞬思った・・・・・・。同じように感じた人は多いと思う。思ったよりも小規模の水族館だった
  
 行動展示方式のパイプの水槽。記念撮影コーナーとなっていた。↓
 パネルを見て気付いたが名称は「山の水族館」では無い。「北の大地の水族館」となっている。しかし「山の水族館」の呼称が一般的なようだ。決して山の中の水族館では無いが。付近は山にかこまれた平地なんだな・・・・・・・と理解した(笑)。

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 見学所要時間は短いものの、ここ「山の水族館」には順路はある。順路を通ってそのまま、退館して出口に・・・・、ではない。エントランスに戻って来ると再度、順路に従って見ることは可能。つまり、自由に何回でも見学できる。

  ↓ 水槽展示コーナーの入口にある「滝壺の水槽」は滝壺の様子を再現したそうだ。
    順路を進もうとすると、まずこの水槽がある。水槽の右手に進むと例のサケの水槽がある。

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↓ パイプの水槽。

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↓ パイプの水槽の上部。カラフルな熱帯魚が泳いでいる。

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↓ タッチプールの水槽はいくつかある。
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ドクターフイッシユもある。

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 ↓ タッチプールには、子供達が集まっている。ウチの子も熱心に触っている(笑)。
   エントランス中央には、三角形の水槽が・・・・(写真手前)。

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 三角形の水槽の中には、金魚が泳いでいて、ミラーで反射する万華鏡のようになっていた。

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 水槽にいる魚の解説。
 レッド・ソードテール、ブラティ、クラウン・ローチ、ディスカス、パキスタン・ローチ・・・などとと書いてある。
 「ディスカス」は有名だ。「熱帯魚の王様」と呼ばれることもあるし。

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 ↓ 壁に展示のあった写真コンクールの作品。

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↓ エントランスの様子。左手が滝壺の水槽、その奥にサケの水槽と順路が続く。
  写真奥が、入口とチケット売り場。時計は午後2時20分、見学に20分もかかっていなかった・・・。
  写真右は、出口への廊下がある。

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 廊下を歩くと、続いて、みやげ物店につながっている。店の建物の方が展示スペースよりも大きいのでは?。
 道の駅の売店もかねているような感じ。

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北の大地の水族館「山の水族館」 見学2 (イトウ大水槽など)

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
 北の大地の水族館「山の水族館」 見学2 (イトウ大水槽など)

 北見市留辺蘂町温根湯にある「山の水族館」にやって来た。今、話題の水族館だ。
 サケの泳ぐ様子を見て、続いての水槽に移動する。
 ここ山の水族館の目玉「イトウ大水槽」がある。

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 ほほう、これが幻の魚といわれる「イトウ」なのか・・・。しげしげと見つめる。人間が食べることもあるそうだが、私は食べたことは無い。現在では食用禁止?か食用の流通は限られる?。
 サケに似ている。サケに比べてイトウは大きいし、動きがあまり無いもよう。


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 説明によると幌加内のダム湖にも生息しているそうだ。すると、この付近の河川には生息していないのだろうか。感じでは「魚」に「鬼」。
 清流の上流や水のきれいな沼沢に生息しているのかも知れないと思った。

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 水中のヒョウのような顔つき。サケと比べて斑点が特徴だ。
 お顔の様子はサケと比較すると穏やかだ。海に下って、回遊して戻って来るサケとは異なり、淡水で生息するから、顔立ちは違うのであろう。

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 泳ぐイトウの群れ。動きはゆっくりしている。サケのようにせっかち感がない。沼沢や川でゆったり泳ぐのだろうか。漢字で書く「魚」+「鬼」の文字が示すように、どっしりとした感じ。
 このイトウの水槽の真ん中には、枯れた木が沈めてある。川底を再現しているのであろう。

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 イトウ大水槽の様子。サケの水槽と異なり、屋外と接続している水槽ではない。室内にある半円形の水槽。意外にも水槽は大きくはない。
「大水槽」というと、アクリル面がタテヨコ、ワイドに広がっている某大水族館の水槽を思いだすが、ここでは違う。
 
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↓ ゴリの展示。

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 ↓ 北海道にはサンシヨウウオがいた。「エゾサンショウウオ」
   中国地方など西日本だけではない。
   もっとも、箱根にもサンショウウオがいるのであるが。

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↓ 小さいながらもエゾサンショウウオがいる。

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 ↓ ベニサケの説明。

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 ヒメマス。 海に下りサケになって戻って来るとは到底信じられないが、有名な話。一度は聞いたことがあるお話だ。
 ヤマメはシロザケに。ヤマメは、日本の川には多く生息している魚。川に下れば、サケになって戻って来る。
 本当に不思議だ。

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 ↓ 川をさかのぼる様子の水槽(だったと思う)。

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 ↓ 出ました。アロワナ。

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 ↓ 中国語での漢字説明もある。団体でもここにやって来るのであろう。中国人は淡水魚がなじみ易いことも理由のひとつか。特にアロワナはお金、金運をもたらす幸福の魚として大人気であろう。

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 ↓ 「おんねゆ」ならではの温泉の水を利用して熱帯魚も展示している。
   熱帯魚コーナーは一般的な水族館と変わらないかも。

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 ↓ アフリカのお魚もいる。

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 一旦出口に。
 水槽の水が透明なので、熱帯魚が浮いているかのようだ。
 水槽の先の木目の壁の部屋は、先ほど入館したエントランスホール。


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北の大地の水族館「山の水族館」 見学1(入館とサケの水槽)

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
 北の大地の水族館「山の水族館」 見学1(入館とサケの水槽)

 温根湯(おんねゆ)の道の駅広いの敷地の一角にある山の水族館に入館する。
 例の「北海道旅行券」で入場券を購入した。

↓ 水族館は平屋の建物だった。意外にもこじんまりとしている。

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 水族館の入口付近。入口の手前には、水路が流れ橋がかかっている。イトウのいる水槽に続く水路かと思った。写真ではすいているよう見えるが、入館するときは、少しばかり行列していた。連休中、賑わっている。

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↓ 水族館横の水路の様子。水路に沿って低い位置にガラス窓があるので、その部分が水槽のようだ。
  窓が分厚い。冬の厳しい気候がうかがえる。

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↓ 水族館の入口付近。木目の内装でいかにも「山の中にある水族館」という感じ(笑)。
  写真では誰も写っていないが、本当は混雑していて、人がいなくなった一瞬のスキに撮影した。

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 入って順路に沿って、進行方向右に進んで行くと、サケのいる水槽がある。屋外からも見ることができる水槽だった。水槽自体は外にあって、建物の窓をから水槽の内部を見る感じ。
 この水族館「目玉の水槽」だが、意外と水槽の規模小さい。段差のある展示室になっていて、混雑しても後列から水槽の様子を観察できるようになっている。

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 水槽には、流れがある。小さい魚はヤマメでしょうか。


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 ↓ 魚の説明。ヤマメ、アメマス、ニジマス、ミヤベイワナなどがいる。

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 サケとイワナ?が川の流れに逆らってたたずんでいる。

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 水面の上の様子。先程館外から見た盛り土の上が池になっている。



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 ↓ 命が尽きたサケがそのまま展示してあった。産卵をして力尽きたメスのサケ。
   すべてを出し尽くしたような表情だ・・・・。「すべては終わった」のだ・・・・。鱗の色はかなり変色している。緑というか、血の赤が混じった色というか、茶色というか・・・・、命のはかさなを感じる。

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 ↓ 温度計によるとこのときの気温は23度。夏を思わせる暑さだ。9月下旬の北海道でこの気温は意外だった。
   半袖でちょうどよい気温。実をいうと、半袖は、必要無いと思い、持ってきていないのだ・・・・。

  サケの口元についての解説が掲示してある。
  サケが水槽に入ったのは、最近のことのようだ。9月になって、ようやくサケが海から川に戻ってきたということだろう。すると、夏の時期だとサケは水槽にいないことになる。
 オスのサケの口元は曲がっていることの解説。海にいる間は口元にオスとメスの変化はあまり無いそうだ。川に入る直前で口元が曲がるそうだ。川に戻り、産卵時期に入るので、オスとメスの区別をしやすくする、本能だろうか。 

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 ↓ 後列の段から、水槽の様子と外の様子。

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  ↓ サケの水槽の盛り土。この内側がサケの水槽というか、池になっている。

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 次に室内を進むとイトウの水槽があった。

道の駅おんねゆ、山の水族館(北見市留辺蘂町) 到着

 2015年9月21日の月曜日、北海道旅行2日目。
 道の駅おんねゆ、山の水族館(北見市留辺蘂町) 到着

 北見市留辺蘂町温根湯(るべしべまち おんねゆ)の「道の駅おんねゆ」の敷地内にある山の水族館に到着した。(西日本ではないので「町」は「ちょう」とは読まないはず。)

 道の駅内、水族館の近くのP(駐車場)は、なんと満車。停める所が無いのだ・・・・。少し移動して道の駅の別の広いPに車をとめる。
 Pは広いが意外にも空いていない・・・。水族館には遠い場所に停めて、水族館まで道の駅の広い公園のような敷地を歩く。
 広い道の駅の敷地の一角に水族館があるのだ。独立した敷地の水族館ではなく、道の駅の中にある施設であった。
 水族館の受付では、例の「北海道旅行券」で入場券を購入した。

 ↓ 水族館側から、Pの方向。たくさん車が停まっている。

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↓ 山の水族館の建物。思ったよりも、こじんまりとしている。
  道の駅の敷地があまりに広いため、余計に小さく見えてしまう・・・。
  「北の大地の水族館」の、のぼりがいくつもはためている。

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↓ 水族館の建物から、塔と道の駅の建物。
  「山の水族館」の、のぼりがいくつもはためている。

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