大阪 道修町ミュージアムストリート 散策 2018年春 大阪・京都桜のたび4
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今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
昨年は、大阪の「造幣局桜の通り抜け」の桜がちょうど見ごろであったので、メインだったかな!?。今年もほぼ同じ時期の旅となった。
※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。
堺市駅の駅前広場近くのビル内にある「ミュシャ館」を見学。再び電車に乗り、天王寺駅に。地下鉄に乗り換えて、北浜駅に。大阪市内中心部にやって来た。
徒歩で、道修町に向かった。地下鉄の駅からは、やや遠いので何分か歩いた。武田科学振興財団の「杏雨書屋」の展示室と特別展示室を見学した。
武田薬品の本社ビルがある、この付近は「道修町ミュージアムストリート」と呼ばれている。案内のパンフレットもある。昨年来たときは、見学する時間が無かったので、今回こそは、ということでやって来た。
しかし、地名の文字が読めない。最初は「としゅうちょう」かと思い込んでいた。「道」を「と」とヨミ、濁点にならないのが、ポイント(笑)。
「どしょうまち」とは、よそ者には、まず読めない・・・・。せめて「どしゅうちょう」かと思ったのだが、見事に「ブー」

杏雨書屋の後、お隣の製薬会社の展示室を見ようとする・・・・。
しかし、この日は土曜日なので、休室・・・、と思いきや、外に見える看板には、「ガラスごしの見学」という。ビルの中は、立派な広い天井の高いエントランスであるが、入ることは出来ない。平日でも入館不可であった。
杏雨書屋は、特別展示会の開催中だったので、開室しているのを知って、道修町にやってきたので休室は仕方無いと思ってきたが、元々入れず。
↓道修町ミュージアムストリート の案内看板。
同じ内容のパンフも配布されているので、杏雨書屋で入手した。
大日本住友製薬展示室である。ガラス張りのエントランスと展示室。ガラスごしに、お隣の武田薬品、杏雨書屋の入居している建物が見える。
当時の工場の模型が、ガラス張りの展示スペースの角地に展示されていた。
「海老江製薬所」と書いてある。
「民間初の最大規模・最新鋭の製薬工場を建設」
とパネルに書いてある。明治時代に現在の福島区海老江に工場を建設したので、「海老江製薬所」。
明治17年にドイツから輸入されたという、蒸溜缶の実物。
日本薬学の父、長井長義博士についての解説と、展示スペースの様子。「DSP ギャラリー」と告知してある。
「P」はファーマシーの意味でしょう。(多分)
地下鉄の淀屋橋駅に歩いた。途中、田辺三菱製薬のビルもある。史料館があるのだが、休み・・・・・・・・・・・・・。最近の製薬会社も合併したり、外資が入ったり、買収されたりと、合従連衡が激しい。国際化、グローバル化の波であろうか。それでも、国内製薬会社は海外の製薬メジャーと比較すると規模は圧倒的に小さいという。神奈川県内にも製薬会社の工場、研究施設などがあり、再編、一部移転したり、外資が入って会社名が変更になったり、施設を新築したりしている。子供の同級生で親がその会社に勤務していて、遠方に転勤になった人もいた。事業拠点が変わり、神奈川県内の工場勤務ではなくなったという・・・。
昔ながらの薬商のままでは、現代の情勢に対応できないということなのでしょうか。
道修町は北浜と淀屋橋の駅の中間付近なので、駅まで少々歩いた。
土曜日なので、スーツ姿のサラリーマンは少ない。スーツを着ている人は就職活動中の学生かな。