神戸 住吉・御影付近 散策2 2018年春 大阪・京都桜のたび18 (神戸特別編)
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今年も再び、タイトルの如く京都、大阪(及び神戸も)などを旅する機会を得た。
昨年は、大阪の「造幣局桜の通り抜け」の桜がちょうど見ごろであったので、メインだったかな!?。今年もほぼ同じ時期の旅となった。
※ 記事を書いているのは「2019年」のこと。旅行記は「2018年4月当時」のものである。
阪急電車に乗り、阪急岡本駅に。白鶴美術館を鑑賞、見学にやって来た。一通り見た後、館を出て、御影駅に
徒歩で坂を下ってに向かった。
阪急御影駅からは、上り坂を15分くらい歩いた。帰りは、下り坂なのでラクチンだ。
↓ 途中、水車を発見した。
徒歩で坂を下ってに向かった。
阪急御影駅からは、上り坂を15分くらい歩いた。帰りは、下り坂なのでラクチンだ。
↓ 途中、水車を発見した。
↓ 白鶴美術館の前からの眺望。
「どんより」とした、花曇り・・・・

大阪湾を望む坂道のソメイヨシノの桜並木は、既に葉桜になっている。
右の建物が白鶴美術館の別館。
ほぼ、往路と同じ道を歩く。途中、別の道も歩いてみようかな、とプラプラする。
と、神戸市指定文化財「乾家住宅」 があった。ガイドブックにも掲載されている、有名な洋館である。見ると空き家になっているが、隣接して下側の敷地に現代様式の住宅がある。
門は閉ざされていている。洋館の2階部分はよく見えた。
住宅と庭園があるようだ。一般公開はされていない。
狭い住宅地の道を歩いて下っていく。高級住宅地の持ち主は、神戸という土地柄、貿易関係などの会社経営、医者などの家だろうか。住宅の表札をみると「孫×」や「陸×」などの苗字などもある。
坂の多い土地。俺は、年をとったら、すめないな・・・。既に膝が痛いので・・・。歩くのが辛い・・・。高級住宅地といっても、昔の洋館ばかりではなく、ほとんどは、現代住宅であるが、空家もちらほらある。
古くからの住宅地は高齢化も着実に進んでいて、高齢、相続などで居住者不在になるケースは相次いでいるであろう。
かつてのお屋敷地らしき土地。分割して、分譲かどうかわからないが、販売している。
視界が開けて、六甲山の上の方向が見えるかな・・・、と思ったが、中腹から上は厚い雲がかかって、山容を見ることは出来なかった。
水車がまわっているところがある。 水路があり、勢いよく、水が下がれている。この付近から下流が酒の産地であると解説がある。有名な「灘の酒」である。酒は灘、「はくつぅーるー・・・」のCMでおなじみの白鶴のお酒の名前を冠した白鶴美術館もここにある訳です。
「灘目の水車」と説明にある。
山田太郎車、次郎車と名付けられている。上流には、もっとたくさんの水車があり、名前がついている。88か所あったという。住吉川の上流から水を引いているそうだ。
江戸時代から、菜種の油絞り、製粉、酒米の精米などに利用されていたと書いてある。
上流には、湧水がいくつかある。灘の酒が発達した理由がわかった。六甲山のふもと、花崗岩質の地層から、湧水が湧いているのだ。水はけがよい高層な土地である。御影石の産地で知られることは既に書いた。
夏目漱石も著書の小説「坊ちゃん」で道後温泉がモデルとなった温泉場で温泉浴槽の石のことを「花崗岩(みかげいし)で磨きあげ・・・・」と書いているし。
下りは白鶴美術館から徒歩で10分とすこしで、12:00頃御影駅に着く。再び戻って来た。時刻は、昼になった。御影駅の北口には簡単に食事ができるところがないようだ。御影マンションモールはあるが、テナントで入っているのは本格的な高級レストランのようだ。オレが簡単に入ることができるレストランではない。駐車場には、食事にやって来たと思われる人々が入っていく。高級車やタクシーで乗り付けしている。
12:02 御影駅発の阪急電車で再び梅田方面に出発した。